【30代向け】おすすめ転職エージェントランキング!人気各社を徹底比較!

【30代向け】おすすめ転職エージェントランキング!人気各社を徹底比較!

30代になると今までの経験やスキルを活かして、キャリアアップを狙った職探しをする人や、未経験業界に思い切って飛び込んでみようと考える人など様々です。

女性の場合では結婚や出産で働き方が変わってもキャリアアップしていきたいと思う年代でもありますね。

そこで本記事では30代の転職にまつわる以下の項目を解説していきます。

この記事でわかること
  • 30代向け転職エージェントおすすめランキング
  • 転職サイトと転職エージェントの違いは?
  • エージェント利用のメリット・デメリット
  • 転職エージェントの選び方のポイント

転職を決意した人も、まだ転職を迷っている人でも役立つ内容になっています!ぜひ参考にしてみてくださいね。

30代におすすめの転職エージェント比較表

30代は経験も積んできて、誰もがキャリアアップ・キャリアチェンジを検討し始める時期でしょう。そんな方におすすめしたいのが転職エージェントの利用です。

転職エージェントのメリットは以下のものが挙げられます。

転職エージェント利用のメリット
  • 転職のプロであるアドバイザーがマンツーマンで相談に乗ってくれる
  • アドバイザーは自分の強みを見つけ、内定獲得に向けて選考対策を行ってくれる
  • 年収交渉の代行
  • 好条件の非公開求人を紹介してくれる可能性が高い

まずは当サイトイチオシの転職エージェントの比較表を見てみましょう!

リクルート
エージェント
doda
ワークポート
パソナキャリア
JAC
リクルートメント
リクルートエージェント
doda
ワークポート
パソナ
JACリクルートメント
公開求人数
352,457
187,776
65,654
15,038
15,147
非公開求人数
277,030
-
65,654件
10万件以上
-
対象年代
20代〜50代
20代〜50代
20代〜40代
20代〜50代
30代〜50代
対応エリア
全国
全国
全国
全国
全国
得意分野
総合求人
総合求人
営業職・ゲーム業界・エンジニア職・事務/管理職の転職
総合求人
外資系企業など
グローバル求人
イチオシ機能
年収交渉の代行
年収交渉の代行
年収査定診断
業界ごとに専門のコンシェルジュに相談可能!
キャリアアドバイザーの親身なサポート体制
グローバルネットワークを駆使した
海外転職事業

【徹底比較】30代向けおすすめ転職エージェント

本記事では、男性・女性におすすめ30代向け転職エージェント6社を紹介します。

キャリアアップや年収アップを狙いたい30代の転職におすすめです。

※求人数は2021年5月1日時点のものです。最新のものとは異なる場合があります。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

おすすめポイント
  • 転職支援実績No.1の実績
  • 業界最大級の求人数
  • 充実した転職サポート

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の実績を誇る、転職エージェント大手のひとつです。業界最大級の求人数なので、自分の希望に合った仕事を見つけやすいです。

 書類の添削や面接対策などのサポートが手厚く、初めての転職でもスムーズに活動ができます。

なお、内定後も年収や入社日の交渉を代行してくれたり、円満退職のアドバイスをくれたりと、心強いサポートが期待できます。

自分のアピールポイントが分からなくても、自己分析から自分の可能性を引き出してくれるので初めての転職でも安心ですよ。

※公式サイトより

運営会社 株式会社リクルート
主なサービス
  • エージェントサービス
  • 職務経歴書エディター
  • 面接力向上セミナー
  • 担当者面談
公開求人数 約100,000件
拠点 東京/西東京/宇都宮/さいたま/千葉/横浜/京都/大阪/神戸/名古屋/静岡/北海道/東北/岡山/広島/福岡

出典:公式サイト

doda

doda

おすすめポイント
  • 転職サイトと転職エージェントを兼ね備えたサービス
  • 求人数が多い
  • 転職フェアなどイベントが充実

dodaは業界最大級の求人数を誇る、国内大手の転職エージェントのうちのひとつです。

自分で仕事を検索して応募する転職サイトと、担当者に求人を探してもらう転職エージェントのサービスを兼ね備えているのが特徴です。

 自分で仕事を探しながら、転職エージェントの手厚いサポートも受けられるのでムダがありません。

拠点が全国にあるため、地方への転職も安心して任せられます。また転職フェアなどのイベントも開催しているため、複数の企業の情報を1日で集められます。

オンラインの書類添削サポートや面接対策講座もあるので、活用してみてはいかがでしょうか。
運営会社 パーソルキャリア株式会社
主なサービス
  • エージェントサービス
  • スカウト
  • パートナーエージェントサービス
  • 転職ノウハウ
  • 転職Q&A
公開求人数 約80,000件
拠点 丸の内/北海道/東北/横浜/静岡/中部/関西/京都/神戸/岡山/広島/九州

出典:公式サイト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

おすすめポイント
  • 年収800万円〜2000万円のハイクラス求人を多数掲載
  • ヘッドハンターが求人を提案してくれるから安心度が高い!
  • 転職活動に役立つ特集記事が多数掲載!情報量で差をつけられる

リクルートダイレクトスカウトは、株式会社リクルートが運営している転職エージェントです。大手企業が運営しているので、信頼度も高いでしょう。

リクルートエージェントと比較して、ハイクラス向けの求人に特化しています。

登録するレジュメは匿名です。公開先もヘッドハンターに限られています。大事な情報が企業の採用担当者に見られることなく、安心してサービスを利用できます。

 年収800万円〜2000万円の高年収の求人を多数取り扱っています。年収アップも目指せるでしょう。
運営会社 株式会社リクルート
主なサービス(機能)
  • エージェントサービス
  • スカウト
  • ヘッドハンティングサービス
  • 担当者選択サービス
公開求人数 非公開
拠点

出典:https://careercarver.jp/

ワークポート

ワークポート

おすすめポイント
  • 人材紹介専門で19年の実績
  • 専任のコンシェルジュがマンツーマンでサポート
  • 専用アプリやスクールが充実している

ワークポートは、IT業界の転職に強みを持つサービスです。人材紹介専門のサービスで19年の実績があります。

 専任のコンシェルジュが入職までをマンツーマンでサポートしてくれるため、希望条件などを次の担当者に最初から説明しなければならないという手間が省けます。

転職をサポートしてくれるのは、コンシェルジュだけではありません。専用のアプリを使えば履歴書や職務経歴書が簡単に作成できたり、応募や選考のスケジュールが管理できたりもします。

レジュメ作成ツールのeレジュメは豊富なテンプレート文章が入っており、言い回しに悩んだ場合でもスムーズに職務経歴書等を作成することができます。

※公式サイトより

運営会社 株式会社ワークポート
主なサービス
  • エージェントサービス
  • 求人検索
  • 転職ノウハウ
  • 無料スクール
公開求人数 約34,000件
拠点 東京/札幌/仙台/高崎/埼玉/横浜/千葉/静岡/名古屋/金沢/大阪/京都/神戸/岡山/広島/高松/小倉/福岡/熊本/沖縄

出典:公式サイト

パソナキャリア

パソナキャリア

おすすめポイント
  • 女性が長く働ける仕事を多く取り扱っている
  • オリコン顧客満足度4年連続1位の実績
  • 転職ノウハウのコラムが充実

パソナキャリアは女性におすすめの転職エージェントです。男性でも利用できます。オリコン顧客満足度調査「転職エージェント」ランキングで4年連続1位を獲得の実績を持っています。

 特に女性におすすめの理由は女性スタッフが多いためで、結婚や出産などで働き方が変わりやすい女性に寄り添ったサポートが期待できます。

女性が長く働ける職場も多く取り扱っており、子供がいてもキャリアアップできる職場への転職の可能性が広がります。

転職ノウハウのコラムが充実しているので、転職活動の合間にぜひ読んでみてください。

※公式サイトより

運営会社 株式会社パソナ
主なサービス
  • エージェントサービス
  • スカウト
  • 転職ノウハウ
  • セミナー・相談会
公開求人数 約32,000件
拠点 東京/北海道/愛知/大阪/神奈川/広島/福岡

出典:公式サイト

JAC Recruitment

JACリクルートメント

おすすめポイント
  • 年収600万円以上のハイクラス向け
  • 転職支援実績累計43万人の実績
  • 総勢800名のヘッドハンターによる的確なサポート

JAC Recruitmentは、年収600万円以上のハイクラス向け転職エージェントです。

30代となれば社会人経験が10年程度でスキルや経験を積み重ねた時期なので、転職をしてステップアップを図りたいと考える人も多いでしょう。

 JAC Recruitmentなら、高い能力と豊富な経験が求められる代わりに年収アップやキャリアアップを狙えます。

また、ハイクラスの転職を累計43万人も成功させてきた実績も見逃せません。

総勢800名の業界に精通したヘッドハンターが転職をサポートしてくれるので、安心して任せられます。

※公式サイトより

運営会社 株式会社 ジェイエイシーリクルートメント
主なサービス
  • エージェントサービス
  • 求人検索
  • 転職ノウハウ
公開求人数 約9,600件
拠点 東京/埼玉/神奈川/愛知/静岡/大阪/京都/兵庫/広島

出典:公式サイト

転職サイトと転職エージェントの違いを比較!30代はどちらがおすすめ?

転職サービスは大きく分けて、以下の2つに分かれます。

転職サービスの種類
  1. 転職サイト
  2. 転職エージェント

それぞれの違いを確認していきましょう。

転職サイトの特徴

転職サイトと転職エージェントの違いを比較

転職サイトは自分で求人情報を検索し、応募します。主な特徴は以下の通りです。

転職サイトの特徴
  • 自分で求人を検索する
  • 応募や応募後の手続きも自分で行う
  • 自分のペースで仕事を探せる

応募先の企業との間にエージェントを挟まないので、ご自身のペースで仕事を探せます。一方で、日程調整や年収交渉など、全て自分で行う必要がある点がデメリットです。

「良い仕事があれば転職したいかな」「まずはどんな仕事があるか調べたい」と考える人に向いています。

転職エージェントの特徴

転職サイトと転職エージェントの違いを比較

転職エージェントは、人材募集をしている会社と仕事を探している人仲介してくれるサービスです。主な特徴は以下の通りです。

転職エージェントの特徴
  • 登録者一人ひとりに個別の担当スタッフがついてくれる
  • 担当スタッフがあなたに合う仕事を紹介してくれる
  • スタッフが応募後から内定までサポートをしてくれる

自分で案件を探すだけではなく、良さそうな仕事を紹介してほしい人に向いています。また選考日程の調整や面接練習もしてくれるので、トータルサポートを求めている人にもぴったりです。

その一方で、自分のペースで探せなかったり、希望条件を上手くエージェントに伝えられず、希望の求人をなかなか紹介してもらえなかったりするデメリットがあります。

転職サイトや転職エージェントの多くは、無料で利用できるものばかりです。複数のサービスに登録して、自分に合うものを見つけてみてください。

30代が転職エージェントを活用するメリット

転職エージェントにはさまざまなメリットがあります。ここでは30代が転職エージェントサービスを利用する具体的なメリットを5つ紹介します。

1.自分に合った仕事を紹介してもらえる可能性が高い

30代が転職エージェントを活用するメリット

サービスを利用すれば、自分に合った仕事を紹介してもらいやすいです。

自分に合った仕事の例
  • 希望条件にマッチした仕事
  • これまでのスキルや経験を活かせる仕事
  • 自分では思ってもいなかった業界・職種
  • 未経験だけどやってみたかった仕事

サービスの会員登録を済ませると、担当者による面談が行われます。面談ではこれまでの経歴やあなたの希望条件を聞かれます。

面談内容に基づいて、担当者があなたに合う仕事を紹介してくれますよ。

2.選考時のフィードバックももらえる

30代が転職エージェントを活用するメリット

サービスを利用すれば、企業や採用担当者からのフィードバックも受け取ります。担当スタッフは、あなたと応募先の企業の仲介役です。

 面接を通して、企業から見たあなたの評価や面接の良かった部分や悪かった部分をヒアリングしてくれます。

たとえその企業の選考に落ちてしまったとしても、次回以降の選考に役立つ情報をフィードバックしてもらえます。

自分一人で選考に臨むよりも、PDCAを回しやすくなりますね。

3.非公開求人も紹介してもらえる

30代が転職エージェントを活用するメリット

サービスを利用すれば、非公開求人も紹介してもらえます。非公開求人とは、転職サイトに掲載されていない案件です。

 非公開求人は好条件であることが多く、希望にマッチした仕事が見つかりやすい傾向があります。

非公開求人はサービスに登録した人にだけ紹介される特別なものです。このため転職エージェントを選ぶときには、非公開求人数にも注目しておきましょう。

サービスに登録して、非公開求人を紹介してもらえれば、職探しの選択肢を増やせますよ。

4.内定後の条件交渉も依頼できる

30代が転職エージェントを活用するメリット

企業や採用担当者と直接行いにくい、内定後の条件交渉も担当者に依頼できます。

条件交渉の例
  • 入社日
  • 年収
  • 仕事内容
  • 配属先エリア

「こんなこと伝えて内定を取り消されないかな」などと不安を抱える必要もなく、ストレスフリーに選考に臨めます。なお、面接日程などの日程調整も転職エージェントが代行してくれます。

仕事が忙しくてなかなか企業と連絡がつかず、面接のセッティングができないという心配もありません。

30代が転職エージェントを活用するデメリット

転職エージェントはメリットだけではありません。ここでは、30代がサービスを利用する際のデメリットを3つ、対処法と共に紹介していきます。

1.希望に合わない仕事を紹介される可能性がある

30代が転職エージェントを活用するデメリット

担当スタッフによっては、希望に合わない仕事も紹介される可能性があります。

合わない仕事をすすめられる理由
  • 担当者に希望を伝えきれていない
  • 担当者の経験が浅い
  • 担当者が案件をごり押ししようとしている
  • 担当者の知識不足

同じサービスを利用したとしても、担当するスタッフによって、提案してくれる案件や対応は異なります。

「この担当者は自分に合わない」と感じたら、担当者を変えてもらうか別のサービスを利用するのも良いでしょう。

2.決断をせかされる場合もある

30代が転職エージェントを活用するデメリット

担当するスタッフによっては、内定時や応募時にあなたの決断を急かす場面があります。

転職エージェントは、紹介した人材を企業が採用した時点で報酬が発生する仕組みです。このため、内定数を稼ごうとして、案件のごり押し決断を急かすケースも考えられます。

 転職は人生を大きく左右する決断なので、急かされても応じる必要はありません。

しかし、採用活動は企業との縁によるものも大きいので、決断を先延ばしにしすぎると良い案件を逃してしまう可能性もあります。

3.紹介してもらえる案件が少ない

30代が転職エージェントを活用するデメリット

登録するサービスによっては、紹介してもらえる案件が少ない場合もあります。紹介してもらえる求人が少ない理由は以下の通りです。

紹介してもらえる求人数が少ない理由
  • 登録したサービスに合っていない
  • 担当者との相性が悪い
  • 希望条件が高すぎる
  • スキル・経験不足

希望条件が高すぎて、案件を紹介してもらえない場合には、少し条件をゆるめてみるのも良い手段です。また、各サービスごとに取り扱い求人や強みを持つ業界・職種が異なります。

複数のサービスに登録しておけば、自分に合うサービスを見つけやすくなりますよ。

【30代向け】転職エージェントのおすすめの選び方

転職エージェントサービスはたくさんあり、その中から自分に合ったものを選ぶのは難しいでしょう。

ここでは、30代で利用すべきサービスを選ぶポイントを4つ紹介していきます。

1.総合型か特化型か

30代が転職エージェントを選ぶときのポイント

転職エージェントには大きく分けて以下の2種類があります。

転職エージェントの種類
  1. 総合型
  2. 特化型

総合型はさまざまな業界や職種の仕事を紹介してもらえます。それに対して特化型は特定の年代や業界、職種に強みを持つサービスです。

 まずは様々な選択肢を確かめるためにも、総合型のサービスに登録するのが良いでしょう。

総合型のサービスに登録して、良い案件を紹介してもらえなかったときに特化型のサービス利用もご検討ください。

2.自分の希望する業界・職種の案件を取り扱っているか

30代が転職エージェントを選ぶときのポイント

各サービスで取り扱っている求人は異なります。登録しようとしているサービスで、自分の希望する案件が紹介してもらえそうか、確かめておきましょう。

 自分の希望する業界に強みを持つ担当者やサービスを見つけるのが、効率よく仕事探しをするコツです。

また、女性の場合には、結婚や出産で働き方が変わるケースもあるので、女性に寄り添ったサポートがある会社を選ぶと良いでしょう。

サービスが自分に合っているかの確認方法
  • 各サービスの口コミをチェックする
  • 公式HPを確認する
  • 面談時に希望業界の求人はあるのか聞いてみる

3.担当者との相性は良いか

30代が転職エージェントを選ぶときのポイント

サービスだけでなく、担当者との相性も重要になります。担当者との相性は、実際にサービスに登録し、面談を受けるまでにはわかりません。

 転職サービスは併用するのがおすすめです。複数の転職エージェントを利用すれば、多くの求人に出会えます。

また、転職エージェントによって自分にとっての利用しやすさも違います。A社の担当者よりB社のほうが親しみやすく、話をわかってもらえたというケースも珍しくありません。

「この担当者は合わない」と感じたら、別のサービスも活用してみてください。

4.担当者に任せっきりにしない

30代が転職エージェントを選ぶときのポイント

サービスを利用するときの注意するのは、「担当者に任せっきりにしない」ことです。

転職エージェントに登録したからといって、担当者に仕事探しを全て任せてしまうのは避けたほうが良いでしょう。

担当者にまかせっきりにするリスク
  • 転職の意思が低いと判断される
  • 自分に合わない仕事を紹介される
  • だんだん案件を紹介してもらえなくなる

担当スタッフは、企業と転職希望者をマッチングさせるのが仕事です。仕事を探す意欲の高い利用者を優先して対応してしまう可能性もあります。

気になる案件や選考については、こちらから連絡するなどの対応をしておきましょう。

30代が転職エージェントを利用して転職を成功させるコツ

ここでは、転職エージェントを利用して転職を成功させるコツを4つ紹介します。

転職エージェントを利用して転職を成功させるコツ
  • 転職エージェント担当とこまめに連絡をとる
  • 担当者とキャリアの棚卸しを徹底的に行う
  • 担当者との相性はシビアに判断する
  • 推薦文の中身を必ず確認する

転職エージェントの担当とこまめに連絡をとる

30代 転職エージェント 連絡
30代の転職の場合、転職エージェントから優先的に求人を紹介してもらえるよう、担当者とこまめに連絡をとることが大切です。

 担当者は、担当する求職者の中から「就職意欲の高い人」「転職に前向きな人」を見極め、優先的に求人を紹介します。

連絡を細やかに丁寧に行えるかどうかは、担当者にとって「求職者の意欲・前向きさ」を判断する基準のひとつです。

優先的に求人を紹介してもらうためにも、公式サイトへのログインや担当者への連絡は、特に用がなくてもこまめに行っておきましょう。

転職の軸を担当者へ具体的に伝える

30代 転職エージェント キャリアの棚卸し
転職エージェントの担当者は、求職者の転職の軸となる「転職で一番譲れない条件」を把握して、求人を選定・紹介します。

そのため、転職エージェントを利用する場合、担当者に転職の軸となる情報を具体的に伝えることが重要となります。

 「必ず実現したい第一条件」や「転職に対する想い」といった転職の軸を担当者としっかり共有できれば、ミスマッチを防ぐことができます。

転職で譲れない条件(転職の軸)は、基本的に面談時のキャリアの棚卸しで担当者と共有しますが、転職活動中により明確になったり、条件の優先順位が変わったりするケースもあります。

転職の優先条件が変わったりした場合は、必ずその旨を担当に伝え、適切なサポートが受けられる状態にアップデートしておきましょう。

担当者との相性はシビアに判断する

30代 転職エージェント シビア 判断
転職エージェントの担当との相性は、転職の成否をわける非常に重要なポイントです。それだけに、相性の判断はシビアに行うことが大切になります。

 相性は「フィーリングが合う・合わない」といった点で判断しがちです。しかし、担当者を選ぶ場合は「信頼性」「頼りがい」といった点も、総合的に判断する必要があります。

また、どんなに人柄がよく信頼性が高い担当者でも、自分の希望する業種・職種に関する知識が浅いといった場合は、転職のアドバイザーとしてみた場合、相性が良いとはいえません。

担当者は、基本的にどの転職エージェントでも変更可能です。少しでも不安や違和感がある場合は、躊躇せずに担当者変更を申し出ましょう。

推薦文の中身を必ず確認する

30代 転職エージェント シビア 判断
書類選考では、転職エージェントの担当者が書く「推薦状」が選考結果に大きく影響するケースがあります。

 応募書類の内容が通過基準に満たない場合でも、推薦状の内容や、転職エージェントと企業のパイプなどが良い方向に作用し、選考通過・面接となる場合があります。

30代の転職では、ポテンシャル採用の枠が少なくなるため、転職エージェント担当者の推薦状による一押しが非常に重要になります。

ただ、この推薦状の効果は担当者の力量ややる気に大きく左右されるので、推薦状を書いてもらったら、可能な限り内容を確認させてもらうよう心がけましょう。

担当者の中には、「推薦状のテンプレートを作成し使い回す」「応募書類の経歴を写すだけ」といった人もいるので注意が必要です。

30代の転職事情について解説

一昔前までは「35歳限界説」といった言葉が周知されていましたが、この言葉は現在の転職市場には段々とそぐわなくなってきています。

ここからは「最新の30代の転職事情」について解説します。

最新の30代の転職事情
  • 30代の求人数は年々増加傾向にある
  • 即戦力性やマネジメント経験の有無が成否を分ける

30代の求人数は年々増加傾向にある

30代 転職エージェント 増加傾向
少子化に伴う社会変化を受け、現在の日本における転職市場において、30代の人たちは「これから長く活躍できる有望な人材」と捉えられるようになりつつあります。

 実際、この数年で30代を対象とした求人数は年々増加傾向にあり、転職先の選択肢もチャンスも広がりをみせています。

30代の求人数増加は、民間調査だけでなく公的なデータでも明らかになっており、「35歳限界説」がささやかれていた頃と比較して、30代の転職を取り巻く状況が明るくなりつつあると言えるでしょう。

厚生労働省発表の「一般職業紹介状況」によると、2000年と2020年のデータで30代の求人数を比較すると、3割近く求人数が増加しています。

即戦力性やマネジメント経験の有無が成否を分ける

30代 転職エージェント マネジメント
この数年で30代の求人数は確かに増加していますが、転職難易度が下がったかというと実はそうではありません。なぜなら、企業の30代に対する採用基準は依然として高いためです。

 30代に求められるのは「年齢相応の知識やスキル」「マネジメント経験や即戦力性の高さ」となるため、20代と比較して転職難易度は高くなる傾向にあります。

30代の転職では、企業側も「この人材は即戦力として活躍し、自社に利益をもたらせるか」を重視するため、自分の強みをいかにアピールできるかが転職成功の鍵になると言えるでしょう。

30代の転職では、ポテンシャル採用されることは非常にまれです。自己分析を徹底的に行い、転職の武器となる自分の強み(経験・実績)をしっかり把握することが大切です。

【転職前のチェック】30代の平均年収

お金

doda「平均年収ランキング(年齢・年代別の年収情報)」によると、2021年9月~2022年8月の30代平均年収は435万円。※

男性平均は474万円、女性平均は377万円と、男性の方が女性よりも約100万円多い結果となりました。

doda「平均年収ランキング(年齢・年代別の年収情報)」

30代前半の平均年収

30代の平均年収を前半・後半に分けて見ていくと、30代前半の平均年収は以下の通り。

年齢 全体平均 男性平均 女性平均
30歳 407万円 436万円 368万円
31歳 416万円 449万円 369万円
32歳 427万円 463万円 373万円
33歳 431万円 468万円 376万円
34歳 434万円 472万円 375万円
 30代前半の全体平均は423万円、男性平均は457万円、女性平均は372万円という結果でした。

30代前半では、男性平均の方が女性平均よりも85万円多いことが分かります。

職種別にみると、30代で最も平均年収が高いのはコンサルティングファーム/専門事務所/監査法人などの専門職で、平均年収は640万円でした。

男性では400万円以上、女性では350万円以上を目指せることが分かります。

30代後半の平均年収

お金

次に、30代後半の平均年収は以下の通りでした。

年齢 全体平均 男性平均 女性平均
35歳 442万円 483万円 381万円
36歳 454万円 500万円 382万円
37歳 462万円 511万円 390万円
38歳 472万円 523万円 393万円
39歳 471万円 523万円 393万円
 30代後半の全体平均は460万円、男性平均は508万円、女性平均は387万円という結果でした。

30代後半も前半同様に男性平均の方が女性平均よりも多く、その差は121万円と前半よりも大きな差があることが分かります。

業種別にみると、30代で最も平均年収が高いのは金融業で、平均年収は519万円でした。

30代後半は役職に就く人も出てくることで、平均年収が高い傾向にあります。

30代は年収1000万円以上も見えてくる

30代の年収分布の結果は以下の通りです。

300万円未満 32.4%
300~400万円未満 39.2%
400~500万円未満 18.9%
500~600万円未満 6.5%
600~700万円未満 2.0%
700~800万円未満 0.5%
800~900万円未満 0.2%
900~1,000万円未満 0.1%
1,000万円以上 0.2%
 300~400万円未満が39.2%と最も多い結果でした。

年収1,000万円以上が0.2%を占めており、30代になると年収1,000万円以上も見えてくることが分かります。

高年収を目指したい方は、年収の高い職種や業種での転職を目指すと良いでしょう。

【転職前にチェック】30代の有効求人倍率

グラフ

厚生労働省が公表している「職業安定業務月報 令和元年11月分」によると、令和元年11月の有効求人倍率は約1.5倍という結果でした。

ここからは、30代と各年代の有効求人倍率を比較した結果を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

20代と30代の比較

天秤

同じく「職業安定業務月報 令和元年11月分」によると、20代と30代の有効求人倍率は以下の通りでした。

年代 有効求人倍率
20代 約1.7倍
30代 約1.6倍
 20代の方が少し高いですが、大差はありません。

20代は求職者数が30万9,001名、有効求人数が52万815件という結果でした。

対して30代は、求職者数が33万6,421名、有効求人数が54万5,124件で、有効求人数は30代のほうが多い結果となっています。

長く働き続けてほしいと考える企業が多いことから、若年層の需要が高い傾向にあります。

30代と40代の比較

同じく「職業安定業務月報 令和元年11月分」によると、30代と40代の有効求人倍率は以下の通りでした。

年代 有効求人倍率
30代 約1.6倍
40代 約1.4倍
 40代よりも30代の方が有効求人倍率は高くなっています。

40代は求職者数が36万182名、有効求人数が51万2,807件という結果でした。

30代と比較すると、40代は求職者数が多いにも関わらず、求人数が少ないことが分かります。

即戦力として期待ができる30代は求める企業が多く、転職しやすい年代と言えるでしょう。

30代の有効求人倍率は高い

グラフ

令和元年11月分のデータでは、30代の有効求人倍率は20代と比較すると若干低いですが、40代以降と比べると高いのが特徴です。

年代が若いほど有効求人倍率が高い傾向があるため、転職を希望する方はなるべく早めに動き出すと良いでしょう。

 有効求人倍率は社会情勢の変化にも大きく左右されるため、厚生労働省が発表している最新の有効求人倍率データをこまめに確認してみてください。

また、有効求人倍率は都道府県によっても異なります。

都道府県・地域別有効求人倍率も公表されているので、あわせてチェックしてみるのがおすすめです。

業界別の有効求人倍率を確認すると、人手を必要としている業界が分かるので、転職先を考える際の参考になるでしょう。

よくある質問

30代におすすめの転職エージェントは?
doda、JACリクルートメント、ワークポートです。dodaは取り扱い求人数が多く、幅広い選択肢を提供してもらえます。JACリクルートメントはハイキャリア求人に強みを持ちます。ワークポートはIT・Web業界の案件に強みを持っています。
転職が初めての30代でも使える転職エージェントは?
リクルートエージェントです。求人数が豊富なので、自分に合った仕事を探しやすいです。また、履歴書添削や模擬面接などのサポートも手厚いので、転職が初めてでも安心して利用できます。スムーズに転職したい人におすすめです。
30代女性におすすめの転職エージェントは?
パソナキャリアです。女性スタッフの割合が多く、希望すれば女性の担当者をつけてもらえます。紹介してもらえる案件も女性が長く働きやすい職場のものが多いです。子育てしながらもキャリアアップしたいと考える働くママにもおすすめです。
30代が転職エージェントを使うメリットは?
案件を紹介してもらえるので、職探しの幅を広げられます。また選考時や入社までのトータルサポートもしてもらえるので、仕事を探す手間を抑えられます。好条件の非公開求人に出会えるのも、大きなメリットです。
30代が転職エージェントを使うデメリットは?
自分に合わない仕事を紹介される可能性があります。担当者によっては、案件をごり押ししてくる可能性や応募や内定の決断を急かしてくるケースもあるかもしれません。きっぱりと断るか、別のサービスへの乗り換えもおすすめです。
30代が転職エージェントを選ぶときのポイントは?
まずは幅広い案件を取り扱っている総合型のサービスに登録しましょう。自分の希望業界や職種の案件を多く取り扱っている会社に登録するのが良いかと思います。
30代が転職エージェントを使うときの注意点は?
担当者にまかせっきりにせず、良さそうな案件があればこちらかも担当者に連絡をしましょう。複数のサービスに登録すると、自分に合うサービスや担当者に出会いやすくなりますよ。

まとめ

30代はキャリアやスキルに自信がつく年代です。一方で、このままのキャリアで良いのかと不安になる人も多いです。

そのため、ひとりひとりに合ったサービスを提供してもらえる転職エージェントを利用するのが良いでしょう。

転職エージェントに登録すれば、選考日程の調整や内定後の条件交渉などもしてもらえます。本業が忙しかったり仕事探しの手間を省きたかったりする場合には非常に便利です。

女性は結婚や出産で働き方が変わる場合もあるので、女性に寄り添ったサービスが手厚い転職エージェントを選ぶと良いでしょう。

転職エージェントを上手に活用して、転職を成功させましょう。

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