
アクセンチュアへの転職方法は?難易度や年収、評判、面接も解説!
コンサルタントは前職での経験が活かしやすいため、転職希望者の人気職種となっています。
中でもアクセンチュアは成長を応援するような企業風土が根付いており、チャレンジし続ける人にとっては最適の職場環境といえるでしょう。
そこで今回は、アクセンチュアへの転職について詳しく解説します。
- アクセンチュアの企業情報
- アクセンチュアへの転職難易度
- アクセンチュアへの転職を成功させるコツ
アクセンチュア特有の面接対策やおすすめの転職エージェントも解説しているので、転職を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
転職前に要チェック!アクセンチュアとは?
ここでは、転職を考えるにあたり必要な企業情報と平均年収についてご紹介します。
企業情報
アクセンチュアは、本拠地をアイルランドに置く世界最大のコンサルティングファームです。世界のトップ企業100社のうち約95%がアクセンチュアの顧客といわれています。
また、コロナ禍中にもかかわらず堅調な売上が報告されているため、企業の今後の成長にも期待できるでしょう。
会社名 | アクセンチュア株式会社 |
資本金 | 3億5千万円 |
売上高 | 443億USドル |
従業員数 | 約514,000人(全体)/約1,500名(日本) |
日本国内事業所 | 東京、神奈川、大阪、北海道、福島、福岡、熊本 |
出典:https://www.accenture.com/jp-ja/about/company/japan
年収
アクセンチュアの平均年収は、550万円~750万円だと言われています。ポジションや職種により差はありますが、高収入といえるでしょう。
また、勤続年数が長くなるにつれて、年収がは上がっていくようです。
参考:https://doda.jp/DodaFront/View/CompanyIncome/j_id__00001449462/
未経験でも転職できる?アクセンチュアへの転職難易度
アクセンチュアへの転職は未経験でも可能です。ただし、ある程度の関連実務経験や、業界における専門知識や論理的思考が求められます。
加えて、アクセンチュアの求める人間性についても厳しいチェックが入ることは覚悟しておきましょう。
今後業績回復に比例して採用も活発化することが期待されています。
転職先としてどう?アクセンチュアの評判・口コミ
転職先の企業の良し悪しを判断しようとしたとき、企業サイトだけではなく、実際に働く人の声も重要です。
ここではアクセンチュアで実際働いたことがある人たちからの評判や口コミをご紹介します。
- 外資系企業のため男女対等な扱いを受ける環境が整っている
- ハードワークだが成果さえ出していれば、プライベートと仕事のバランスが取りやすい
- 風通しが良く、明確な実力主義
- とにかく忙しいが、優秀な人材が多く切磋琢磨しながら成長できる職場
- アクセンチュア独自のやり方を身につければ非常に働きやすい環境
ハードワークは否めないようですが、女性にとって働きやすい職場環境であることや、成長できることがメリットとして挙げられているものが多く見られました。
アクセンチュアに転職できる職種例
世界最大のコンサルタントファームであるアクセンチュアでは、コンサルティング領域が非常に幅広いことで有名です。
担当領域はあらゆる分野となり、それぞれの部門に合わせた職種の求人が行われています。ここでは、10部門ある採用のうち、人気である5つの職種についてご紹介します。
- ストラテジー
- コンサルティング
- インタラクティブ
- テクノロジー
- オペレーションズ
ストラテジー
ストラテジー部門では、戦略立案に必要なデータ収集や分析、可視化を行い、顧客の目標達成のためのアクションプランを構築しています。
具体的な業務内容は、CDPを駆使した顧客分析やMMMをベースにしたマーケティング予算配分、マーケティングデータ収集のためのプラットフォーム構築などです。
募集中のストラテジー部門の例 ※2021年9月15日時点 |
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コンサルティング
コンサルティング部門では、デジタル技術を活用した新製品、サービスの提供や、AIやアナリティクスを活用した業務プロセスの設計などをもとに、企業の実行支援を行います。
過去には、コカ・コーラやソフトバンク、伊予銀行などのコンサルタントを行った実績もあります。
募集中のコンサルティング部門の例 ※2021年9月15日時点 |
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インタラクティブ
アクセンチュアのインタラクティブ部門は、データ、デザイン、クリエイティブ、テクノロジー、マーケティングの専門家が終結しており、ビジネスの戦略立案から実行、運営までを行います。
顧客や従業員、社会環境など多方面を考慮したコンサルタントを行う部署です。
募集中のインタラクティブ部門の例 ※2021年9月15日時点 |
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テクノロジー
アクセンチュアのテクノロジー部門では、クライアントが自らテクノロジーを駆使し、自社の多様な課題に対応できるようサポートを行います。
クラウドへの移行やビッグデータの有効活用、セキュリティ対策が主なプロジェクトです。
アクセンチュアでは各拠点を繋ぐクラウドの開発環境や各種コミュニケーションツールが整っているため、エンジニアの拠点に関わらずスキルに応じたプロジェクトへの参加が可能です。
募集中のテクノロジー部門の例 ※2021年9月15日時点 |
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オペレーションズ
アクセンチュアのオペレーションズ部門では、デジタル技術を組み合わせて活用することによる顧客企業の業務オペレーションの省略化を担います。
業務プロセスのアウトソーシングなどに強みがあるのが特徴です。
募集中のオペレーションズ部門の例 ※2021年9月15日時点 |
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アクセンチュアの転職面接でよく聞かれること・面接対策
アクセンチュアの転職面接では、即戦力としてのスキルや経験だけでなく、いっしょに働く仲間として人間性も厳しくチェックされます。
事前にしっかり面接対策をして面接通過を目指しましょう。
アクセンチュアでは複数回の面接がある
アクセンチュアの一般的な中途採用者選考フローは、以下のようになっています。
エキスパートコンサルタント | ビジネスコンサルタント | 戦略コンサルタント |
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まず、書類選考に1週間~10日かかり、その後、面接を経て内定となります。
応募するポジションや応募者の人数、双方のスケジュール調整の状況にもよりますが、内定までは1か月~2か月程度かかるのが一般的です。
マネージャー以上の選考ではチームマネジメント経験も求められるため、具体的なチーム人数なども記載が必要です。
エンジニアなど専門職の場合は、言語や開発経験などスキル詳細を具体的に記載して、これまでのポートフォリオを添付するのもおすすめです。
面接対策
- アクセンチュアの行動指針「コアバリュー」を理解して、自己PRに落とし込む
- アクセンチュアの社風である「Think Straight、Talk Straight」を意識して、自分で考え、自分の言葉で話す練習をする
- 競合とされる他社研究をしてアクセンチュアへの志望動機を明確にする
- 応募ポジションの面接の傾向を見定めて準備をする
コアバリューは、アクセンチュアの企業理念であり、行動指針です。
自己PRではコアバリューにマッチした人材であることを、具体的エピソードをまじえて伝える準備をしておきましょう。
また、競合とされる有名コンサルタント会社を調べてアクセンチュアとの差別化をしておくと良いでしょう。
面接の内容は応募ポジションによって異なります。戦略コンサルの場合はケース面接重視、テクノロジー、インタラクティブ採用の場合は通常面接重視です。
面接でよく聞かれること
ここでは、アクセンチュアの面接で実際に聞かれた質問の中から、よく聞かれるものをいくつかご紹介します。
- なぜアクセンチュアでコンサルタントを志望したのですか?
- あなたの趣味を商品としてプレゼンしてみてください。
- 日本の〇〇市場の売上拡大のためにするべきこと。
- 桶狭間の戦いでの戦略について
志望動機のほかにコンサルに関連するケーススタディが多く質問されているようです。ケーススタディでは実践的なテーマだけでなく、抽象的なテーマも予想されます。
アクセンチュアへの転職が向いている人
転職では企業と求職者のマッチングが重要です。ここでは、アクセンチュアへの転職が向いている人の特徴をご紹介します。
自分に適性があるかどうか、項目をチェックしてみて下さい。
1.成長意欲の高い人
コンサルタントとして必要な素養プラス、成長意欲や志が高い人はアクセンチュアの転職に向いています。
アクセンチュアは、自分の可能性を信じて努力するメンバーへの投資を惜しまないという企業風土があります。
謙虚さのある人
実力主義のアクセンチュアにおいて、自分の年齢より若い上司の下に配属される可能性は少なくありません。
自分に足りないと感じる部分は、例え若いスタッフからでもゼロから学ぼうという謙虚さがなければアクセンチュアで働くことは難しいでしょう。
年収アップを目指すなら年収査定を受けてみよう

- 今の年収から何円アップするか
- あなたの適正年収の求人
- 転職によって年収がどう推移するか


自分の市場価値を知ることは年収アップの近道になるでしょう。ぜひ年収査定を利用して、年収アップを達成しましょう。
アクセンチュアを目指す人におすすめの転職エージェント5選
リクルートエージェント
- 業界でもトップクラスの非公開求人数!
- 全国どの地域に住んでいても利用可能!
- 模擬面接など、選考対策も手厚い!
- 完全無料
リクルートエージェントは16万件以上※1の非公開求人を持つ転職エージェントです。
自分のアピールポイントや、どのような仕事がわからない、といった場合でもキャリアアドバイザーとの面談を通して、自分にぴったりの求人を見つけることができます。
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
主なサービス(機能) |
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公開求人数 | 114,943件※2021年6月10日時点 |
拠点 | 全国対応可
東京/西東京/宇都宮/さいたま/千葉/横浜/京都/大阪/神戸/名古屋/静岡/北海道/東北/岡山/広島/福岡 |
ビズリーチ
- 年収1,000万円以上の求人が3分の1を占める!
- 優秀なヘッドハンターからアドバイスをもらえる!
- ハイクラス求人多数!登録後は企業・ヘッドハンターからのスカウトを待つだけ
- 優良企業と直接コンタクトを取ることも可能!
ビズリーチは年収1,000万円以上の求人が3分の1※2以上を占める転職エージェントです。
ビズリーチでは「プラチナスカウト」というものがあり、一流のヘッドハンターがユーザーの情報を見てスカウトを送ります。スカウトが届くと、確実に面接へ進める仕組みです。
厳選された優秀なヘッドハンターが約4,600人在籍※2しているので、優良企業とのマッチングを待ちながら転職活動を行えるでしょう。
※1 転職サービスに関する調査/調査会社:シード・プランニング/調査期間:2019年1月〜2月/調査対象:年収600万円以上で、転職意欲がある人
※2参照 公式サイト
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
主なサービス(機能) |
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公開求人数 | 72,762件※2022年4月1日時点 |
拠点 | 東京/首都圏拠点(渋谷)/関西/名古屋/福岡 |
出典:公式サイト
アクシスコンサルティング
- 約20,000名の転職志望者をサポートしてきた実績あり!
- 業界との強いパイプを生かした情報収集が得意
- 求人の77%が非公開求人
アクシスコンサルティングは、コンサル業界に精通した転職エージェントです。創業から17年間、約5,000名の現役コンサルタント、約20,000名の転職志望者を支援※してきました。
※公式サイト参照:https://www.axc.ne.jp
求人の約77%は非公開求人であり、平均サポート期間は3年と長めである点も特徴でしょう。以下のような希望のキャリアパスに応じて支援が受けられます。
- コンサルタンティングファーム
- ポストコンサル
- フリーコンサル
運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
主なサービス(機能) |
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コンサルタント公開求人数 | 非公開※2021年6月23日時点 |
拠点 | 東京/大阪 |
doda
- 完全無料で利用できる
- コンサルタントの求人件数が多い
- 非公開求人の取り扱い件数が多い
- 職種に特化したパートナーエージェント
dodaは求人件数が豊富で、コンサルタント求人の取り扱いも多いのが特徴です。
また、パートナーエージェントサービスに登録することで、dodaの運営会社であるパーソルグループの人材紹介会社以外のエージェントからもスカウトが届きます。
公開求人数※2021年9月13日時点 | 133,815件 |
アクセンチュアの求人取り扱い実績 | あり |
主なサービス・機能 |
|
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
出典:https://doda.jp/
パソナキャリア
- 完全無料で利用できる
- 46万人分の転職ノウハウの蓄積
- 取引実績企業28,000社以上
- 転職後年収アップ率67.1%
パソナキャリアは、オリコン顧客満足度調査「転職エージェント」部門で第1位を獲得した実績のある転職エージェントです。
コンサルの求人件数が多く、アクセンチュアの求人はもちろん、アクセンチュア出身者が経営するコンサルタント会社の求人も多数あります。
社内で設定された、高いサービス基準をすべて満たした認定シニアコンサルタントが在籍しており、手厚い転職サービスが受けられるでしょう。
公開求人数※2021年9月13日時点 | 37,138件 |
アクセンチュアの求人取り扱い実績 | あり |
主なサービス・機能 |
|
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
出典:https://www.pasonacareer.jp/
まとめ
今回は、アクセンチュアへの転職について、難易度や評判・口コミ、面接対策などを詳しく解説しました。
アクセンチュアは「優秀な人材が多い」「プライベートと仕事のバランスが取りやすい」など働きやすさの面でも評価の高い企業です。
未経験でもアクセンチュアへへの転職を目指すことはできますが、転職成功の可能性を高めるためには面接対策が重要となります。
記事内で紹介した転職エージェントはいずれも無料で利用できるため、エージェントのサポートを受けながら効率良くアクセンチュアへの転職を目指してみてはいかがでしょうか。
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