
保育士から一般企業への転職は可能?おすすめの仕事やメリットも解説
保育士として働いている中で「労働時間が長い」「給料が安い」などの理由により、転職を決める人も少なくありません。
厚生労働省のデータ※によると、保育士から保育業界に転職した人の割合は53.1%、他業界に転職した人は30.0%、他福祉業界に転職した人は16.9%でした。
つまり、保育業界以外に転職した人の割合は全体の46.9%にも上ることが分かります。
この記事では、保育士が一般企業に転職するメリットやデメリット、またおすすめな職種を5つご紹介します。
- 保育士が一般企業への転職を意識する理由
- 保育士が一般企業に転職するメリット・デメリット
- 保育士が一般企業への転職で活かせるスキル
- 保育士におすすめの転職先
保育士から一般企業への転職を成功させるポイントについても解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
※出典: 保育士の現状と主な取組 |厚生労働省
保育士が一般企業に転職できる?
保育士としてずっと働いてきたものの、想像以上に仕事がきつく、その割に給料が安いなどにより、保育士として働くことを辞めようと考える人も少なくないようです。
しかし、いざ一般企業に転職するとなると「経験がないのに転職できるの?」「パソコン関係の資格を何も持ってない…」などを理由に、退職にふんぎりがつかない方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、保育士が一般企業に転職することは十分可能です。
つまり、保育士を辞めたあと、保育業界以外に転職できている人が実際とても多いことが分かります。
保育士の「経験」を活かせる
保育士が一般企業に転職することは可能ですが、保育士資格が一般企業に転職する場合に評価されるケースは多くはありません。
しかし、資格は使えなくとも、保育士として働いてきた経験は十分活かせます。例えば、保育士の仕事を通して身につけられるスキルは、主に以下の通りです。
- コミュニケーションスキル
- 視野の広さ
- 細やかな気遣い
- マルチタスクスキル
- リーダーシップ
- 傾聴スキル
特に、コミュニケーションスキルや視野の広さ、マルチタスクスキル、リーダーシップなどは一般企業への転職面接で評価されやすい強みでもあります。
また、転職先によっては保育士ならではの体力が役立つ可能性もあります。
「保育士の経験しかないから」「保育士資格しか持っていないから」などとマイナス思考になるのではなく、これまでの経験を思い返しながら自分自身のスキルを洗い出してみてください。
保育士が一般企業への転職を意識する主な理由
保育士を辞めて一般企業への転職を考える理由には、どのようなものが考えられるのでしょうか。
ここでは、保育士の主な退職理由として以下の6つを紹介します。
- 年収が低い
- 職場の雰囲気や人間関係
- 体力的な負担が大きい
- 保護者対応がストレス
- 労働時間が長い
- 休日が少ない
それでは、順に見ていきましょう。
年収が低い
厚生労働省が発表した「保育士の現状と主な取組」によると、保育士の平均年収は平成25年以降右肩上がりとなり、年収は363.5万円となっています。
しかし、全職種の平均年収と比較するとその差は137万円ほどあり、日々の仕事量を考えると給料が見合わないと感じている保育士も多いようです。
職場の雰囲気や人間関係
職場の雰囲気や人間関係も、一般企業への転職を考える理由として挙げられます。
例えば、ベテラン保育士に対して新人保育士が意見を言えない雰囲気が漂っていたり、業務に関する悩みがあっても気軽に相談できる関係を築けていなかったりと、風通しの悪い職場もあるかもしれません。
一般企業に比べると保育園は少人数のため、窮屈に感じてしまい転職を決意する保育士もいるようです。
体力的な負担が大きい
保育士は子供と接する仕事のため、楽しいイメージがあるかもしれません。しかし、実際は園児を抱き上げたり保育園の中を動き回ったりと、体力仕事が多い職種です。
休む暇なく園児への対応をするため、腰や肩を痛めてしまう人も少なくありません。
体力的な負担を考えて「長期的に働き続けるのは難しい」と考え、一般企業への転職を意識する保育士もいるでしょう。
保護者対応がストレス
保育士は、保護者への対応も仕事の一部です。保護者の中には、子どもを大切に思うあまり理不尽なクレームを言ってしまう人もいます。
積もり積もったストレスが、「保育士を辞めて一般企業へ転職しよう」と決意するきっかけにもなり得ます。
労働時間が長い
保育士の仕事は子供と接するだけではなく、保育計画書の作成や連絡帳の記入、保護者への対応、イベントの準備など多岐にわたります。
予定通りに仕事を進められるケースは少なく、園児同士のトラブルが発生して日中に時間を確保できなければ、残業をして作業しなければなりません。
時には持ち帰り仕事をして帰宅後も業務の続きをしたり、休日にも自宅で作業をしたりと、業務外で働かざるを得ない保育士もいるようです。
休日が少ない
保育業界は、人手不足が課題となっています。厚生労働省の調査によると、9割以上の都道府県において有効求人倍率が1倍を超えているとのデータもあります。
つまり、限られた人数で保育園を運営しなければならず、ひとりあたりの業務負担が増えた結果、十分に休日を確保できていない職場もあるようです。
日々の業務で疲労が溜まっている上に満足のいく休みも取れないとなれば、不満が溜まって転職を意識するのも仕方がないかもしれません。
保育士が一般企業に転職する5つのメリット
保育士が現在の職場を退職したあとは「同じ業界に転職する方が楽だ」と感じる人も多いかもしれません。しかし、保育士が一般企業に転職することには、メリットもあります。
ここでは、保育士が同じ業界に転職せず、まったく別の一般企業に転職するメリットを確認していきましょう。
1.保育士ならではの心や体への負担が少なくなる
保育士の仕事は子供の保育だけでもとても気を遣いますが、それ以外にも保育日誌や行事のための製作、準備、掃除、洗濯、会議、研修など、多岐にわたります。
また、保護者とのやり取りや同じ保育現場にいる先輩などとの人間関係にも気を遣い、心身ともに疲れることが原因で退職する人も多いようです。
しかし、一般企業に転職すれば、掃除や洗濯などはする必要がない職場がほとんどですし、子供を預かるという緊張感もなく、保護者に気を遣うこともないため、ぐっと心や体への負担は楽になるでしょう。
2.業種によっては残業時間が少なくなる
保育士の仕事は先にも紹介したように、子供の保育をしながら日々たくさんの仕事をこなす必要があるため、どうしても予定通りに作業が進まないことも多いです。
しかし、一般企業では転職する業種や職種にもよりますが、ほとんど残業がないという職場もあるため、転職時に残業が多い職場を避ければ、ほとんど定時で帰宅できる職場に転職することもできるでしょう。
3.収入が上がる可能性もある
前述したように、保育士の給料は一般的な企業よりもやや低いと言われています。先ほど紹介した厚生労働省の調査によると、全職種の平均賃金は年収換算すると500.7万円だったのに対し、保育士は363.5万円でした。
一般企業に転職したからといって収入が必ず上がるわけではないですが、業種や職種によっては、転職先で今よりも収入が上がる可能性も十分あります。
4.有給休暇を取りやすくなることもある
保育士の仕事は毎日多忙なため、人手不足の保育施設ではなかなか休暇が取れない場合も多いようです。
「先輩も取らないから取りにくい…」「人が足りなくてとても休める状況ではない」などにより、有給休暇も満足に取れないという場合もあるあるようです。
しかし一般企業では、業種や職種にもよりますが、繁忙期などを避ければ比較的有給休暇を取得しやすい企業もあります。
5.新たな適性が見つかる可能性がある
「自分には保育士しか向いていない」「他の仕事はできない」と思い込んでいる人でも、実は他業種の仕事の方が向いているという可能性もあります。
保育士として働いている現状に不満があり、自分が前から気になっている職種の仕事があるのなら、思い切って一度転職して他の仕事を体験してみるのもおすすめです。
保育士が一般企業に転職する4つのデメリット
保育士が一般企業に転職することにはメリットも多いですが、いくつか事前に知っておいた方がいいデメリットもあります。
具体的にはどのようなデメリットがあるのか、順番に確認していきましょう。
1.一から覚えなくてはならないことが多い
保育士からまったく関係のない他業種に転職する場合、当然ですが一から色々な仕事を覚えなくてはなりません。
例えば、保育士から事務職への転職を考える場合、今までパソコンをほとんど使っていなかったという人は、まずパソコンでの書類作成などの操作から勉強する必要があります。
ほかにも、電話対応や来客対応、メールのやり取り、様々なデータ入力、備品管理など、学ぶことばかりで、はじめはとても苦労するかもしれません。
2.デスクワークに飽きる・疲れる人もいる
保育士から事務職などのデスクワークがメインの仕事に転職する場合、一日中座っていることに慣れず、疲れてしまうケースや、単調な作業の繰り返しに飽きてしまう人もいるようです。
保育士のように子供を相手にする仕事は子供の機嫌や体調などにより、毎日違うことが起きることもありますが、デスクワークは特に毎日変わったことが起きるわけではなく、単調な毎日の繰り返しになる場合が多いです。
しかし、人の適正は違っているため、逆に案外単調なデスクワークの方が向いていた人もいるでしょう。
一概に全員が「デスクワークが飽きる」というわけではなく、どんな仕事にも人によって向き不向きがあると考えておきましょう。
3.保育士よりも良い環境に転職できるとは限らない
保育士の仕事の「残業の多さ」「給料の安さ」などに不満がつのり、一般企業への転職を考えたとしても、転職先の企業が好待遇とは限りません。
これはどんな職業からの転職でも同じことですが、前職の方が待遇がましだったことで「これなら転職しなければよかった…」といった後悔をするリスクは転職には必ずつきまといます。
しかし、だからといって転職を思いとどまるのではなく、今の待遇に不満があるなら、積極的に転職を考えることも間違いではありません。
4.保育士に復帰したい時にブランクができる
保育士から一般企業に転職する場合、しばらく他業種で仕事をすることになるため「やっぱり保育士の方が向いている」と、数年後に保育士に復帰する時にブランクができてしまいます。
どんな仕事でもブランクがあると採用で不利に働いてしまうため、次の保育士としての働き先が思ったほどスムーズに決まらないという可能性も否定できません。
一般企業を目指す保育士におすすめの転職先5選
それではここからは、一般企業への転職を目指す保育士におすすめの転職先を5つご紹介していきます。
保育士からの転職がおすすめな理由もあわせて紹介していきますので、ぜひ参考にして下さい。
1.販売職
保育士からの転職におすすめな転職先の一つは、アパレル関係や化粧品、服飾品などの販売職です。
子どもだけでなく、保護者とも円滑にコミュニケーションをとってきた保育士であれば、お客様相手の販売職にも向いている可能性があります。
また、保育士としてはあまりおしゃれができなかったという人も、転職を機会に洋服などにこだわれるようになるため、もともとおしゃれが好きな人に特に向いている転職先だと言えます。
2.介護職
保育の現場での経験を福祉の現場で活かしたいという方には、介護職がおすすめです。
子どもたちと毎日コミュニケーションを取り、丁寧な対応してきた保育士の経験は、高齢者や体に障害がある方への対応にもきっと活かせるはずです。
ただし、保育士よりも体力面できつくなる可能性がある点には注意が必要です。
3.一般事務職
未経験からの転職先としては、一般事務職への転職もおすすめです。保育士として働いている間にある程度のパソコンのスキルを身につけておけば、未経験でも採用してくれる企業は存在します。
一般事務職は募集数も多い職種ですので、若い年齢で転職する場合は特におすすめの転職先です。
ただし、一般事務職でも、業界によっては残業がとても多い場合がありますので、転職先の条件をしっかりと確認する必要があるでしょう。
4.病院での医療事務
保育士からの転職として次におすすめなのは、医療事務の仕事です。医療事務のメリットは、募集数が多く比較的就職先を見つけやすいことです。
さまざまな患者さんとのコミュニケーションが必要になる職場ですので、保育士としていろいろな子供や保護者に対応してきた経験を存分に活かせるでしょう。
できれば保育士をしている間に、医療事務に関係する資格を一つでも取得しておけば、さらに転職先が見つかりやすくなるでしょう。
5.営業職
人前で話すことが得意だという人であれば、営業職もおすすめの転職先の一つです。
たくさんの子供たちの前で毎日話をしたり、指導をしたり、演技をしたりといった経験は、営業の現場で顧客へのプレゼンなどにも活かせるはずです。
ただし、営業職には企業や業種によってはノルマが設定されている場合もあります。
保育士資格を活かせるおすすめの転職先
保育士から一般企業へ転職する際、以下の業種・職種であれば保育士資格や経験が活かせるのでおすすめです。
- 子供服売り場の販売員
- 幼稚園・保育園の運営
- 子供向け講師
- 子供向けテーマパークのスタッフ
子供服売り場の販売員
まず1つ目が子供服売り場の販売員で、客層が子供に集中されているため、接客において保育士資格が最大限活かせます。
買うかどうかは親が決めることですが、まずは子供が服に興味を持ってくれるか、どんな服が良いのかなどコミュニケーションは必須です。
商品の配置やディスプレイ、季節ごとの装飾など、子供心を理解した店舗運営にも保育士の経験は活かされます。
そもそも子供と接することが好きな保育士であれば、業務上のストレスも抱えづらく、長期的に販売員として子供服売り場で活躍できるでしょう。
幼稚園・保育園の運営
次におすすめの職場は、保育士としてではなく、運営側に周り保育園や幼稚園を支えるポジション。
事務や人事などバックオフィス業務ですが、自身が保育士を経験していることで、より良い施設づくりに貢献できます。
また人間関係や長時間労働など、現場で悩みを抱えることが多い保育士ですが、自身の経験をもとに良いメンターとしても活躍できます。
子供は好きだけど現場の労働環境に疲れた場合、運営側に周り裏から保育園を支えることも一つの選択肢です。
子供向け講師
子供向け塾講師やピアノ教室など、子供を対象とした講師も保育士資格が活かせる職種で、保育士から転職を検討した際に視野にいれると良いでしょう。
- ピアノ
- 英語
- スポーツ
- 塾
- 書道
技能的な指導はもちろん、それ以上に子供の習い事は「成長家庭に必要なこと」を学ぶ側面が大きいため、いかに子供と向き合えるかが重要。
技術指導の際も成人とは違い、子供にも理解できるよに言語化したり、モチベーションを管理したりと、子供との接し方が求められます。
そのため、保育士として指導経験が多ければ、子供向け講師に転職しても良いキャリアが築けるでしょう。
子供向けテーマパークのスタッフ
最後におすすめなのは、子供向けのテーマパークやレジャースポットのスタッフで、子供を楽しませたい気持ちがあれば良いスタッフとして活躍できます。
また保育士と違い教育的な側面は少なく、純粋に子供を楽しませることが仕事のため、比較的肩の力を抜いて子供と接することができるでしょう。
また楽しませるだけではなく、子供への安全配慮もスタッフの仕事のため、業務中は常に子供に気を配り危険を察知しなければなりません。
保育士として子供と触れ合う時間がながければ、事前に「何が危険か」を察知し、安全性の高い施設運営ができるでしょう。
保育士から一般企業への転職を成功させる4つのポイント
保育士から一般企業に転職する場合、保育業界へ転職するよりも転職先を決めるのが難しくなるため、事前にしっかりと対策を取っておく必要があります。
ここでは、一般企業への転職を成功させるための具体的なポイントについて解説していきます。
1.転職エージェントを活用する
保育士から一般企業に転職する場合は、転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントを利用するメリットには以下のようなものがあります。
- 一般企業への転職について不安なことを相談できる
- 自分のスキルにあった企業を探してもらえる
- 書類の書き方や面接対策など具体的なアドバイスをもらえる
- 企業とのやり取りを代行してくれる
保育士から一般企業への転職では、どのような企業に転職すべきか分からないという人も多いでしょう。
また、企業との面接のやり取りなどもすべて代行してくれるため、手間がかかりません。
2.自己分析をしっかりと行う
保育士から転職を考え始めたときに、まずは自己分析をしっかり行うことが大切です。
「保育士の仕事でどんなスキルが身についたのか」「どんな経験をしたのか」「自分が得意な作業はなにか」など、今までの経験やスキルを思い出し、自分のあっている仕事を分析する作業をしてみましょう。
色々な経験やスキルなどをメモに書き上げていくことで、職務経歴書の作成にも活用できます。
3.前向きな転職理由を準備する
保育士から転職する場合、応募先の企業からは「なぜ保育士を続けないのか」という理由を必ず聞かれるでしょう。
その場合に「残業が多すぎるから」「給料が安いから」といったマイナスな転職理由ではなく、マイナスをプラスに言い換えた転職理由を用意しておきましょう。
保育士は待遇が悪いという愚痴にならないように、上手くアピールすることが大切です。
4.未経験者でも応募可能な企業を選ぶ
保育士から未経験の一般企業への転職を選ぶ場合は、できるだけ「未経験者OK」という条件のある企業へ応募することをおすすめします。
なぜなら、未経験者がNGな企業に応募をしても、先方が希望する経験がないだけで経歴など確認せず、即落とされ可能性が高いためです。
ただし、未経験者OKな場合は給与面が低いなど、待遇に満足できない可能性もあります。
一般企業を目指す保育士におすすめの転職エージェント3選
リクルートエージェント
- 保育士からの転職におすすめの求人を保有しており、選択肢が広い
- 転職のプロに相談できるため業界が定まっていない人も安心
- 転職活動がスムーズになる機能を活用することができる
リクルートエージェントの特徴
「リクルートエージェント」は、豊富な保有求人と支援実績を誇る大手転職サービスです。
登録すると転職のプロであるキャリアコンサルタントが担当につき、自己分析や求人の提案と、転職活動の工程をサポートしてくれます。
職務経歴書の作成ツールやスケジュール管理ができるマイページなど、転職活動に便利な機能を使うことができるのもうれしいポイントです。
一般企業で働きたい保育士にリクルートエージェントがおすすめな理由
多くの求人を保有している「リクルートエージェント」では、今回ご紹介した販売や介護、一般事務、医療事務、営業などの求人を見つけることができます。また、保育士資格を活かせる仕事も見つけることもできるでしょう。
多くの求職者を支援してきた豊富な実績があるため、全面的にサポートしてもらいながら一般企業への転職を進めることもできます。
運営会社
株式会社リクルート
主なサービス(機能)
得意分野・特徴
多数の非公開総合求人を誇る充実のサポートが強み
公開求人数
365,610件※2023年3月30日時点
利用可能地域
全国
拠点
東京/西東京/宇都宮/さいたま/千葉/横浜/京都/大阪/神戸/名古屋/静岡/北海道/東北/岡山/広島/福岡
出典:リクルートエージェント
マイナビエージェント
- 多くの職種や業種を取り扱い、希望の仕事も見つかりやすい
- 20代を中心とした若い世代のサポートに強みがあり、未経験歓迎などの仕事もある
- 丁寧なヒアリングで希望をしっかり確認してくれる
マイナビエージェントの特徴
「マイナビエージェント」は、20代を中心とした若い人が多く利用している転職サービスです。転職の経験がない、どうすればいいのかわからないといった人のサポートに強みがあります。
方向性が決まれば、自己分析やアピールポイント、応募書類の添削、模擬面接とそれぞれの工程をしっかりサポートしてくれます。
一般企業で働きたい保育士にマイナビエージェントがおすすめな理由
「マイナビエージェント」は幅広い業種や職種の求人を保有しており、販売や営業、一般事務など保育士からの転職におすすめの仕事も多数あります。
保育士資格を活かせる仕事の求人も保有しているため、希望の転職先を見つけやすいでしょう。
転職サポートの手厚さにも定評があります。とくに選考で重要な面接対策に注力しており、立ち振る舞いだけでなく実際に質問された内容から答えるべきポイントなどもアドバイス。
運営会社
株式会社マイナビ
主なサービス(機能)
得意分野・特徴
IT・WEBサービスエンジニア・モノづくりエンジニア・営業職の求人
公開求人数
−※2022年11月25日現在
利用可能地域
全国
拠点
京橋/新宿/神奈川/北海道/宮城/名古屋/京都/大阪/兵庫/福岡
出典:マイナビエージェント
ビズリーチ
- スカウトによる転職活動もできる転職サービス
- 幅広い業種や職種の求人を保有している
- ハイクラス求人が多く年収アップも期待できる
ビズリーチの特徴
「ビズリーチ」は求人検索して気になる企業を見つける以外にも、スカウトが届く機能もある転職サービスです。
届いたスカウトを確認し、気になるところに返信するという受け身の転職活動も可能です。無料でも活用することができますが、有料会員になれば使えるサービスの範囲が広がります。
一般企業で働きたい保育士にビズリーチがおすすめな理由
幅広い職種や業種に対応しているため、今回ご紹介した営業や一般事務などの求人を見つけることもできるでしょう。
経歴に興味を持ってくれる企業やヘッドハンターがいるかどうか確認したい人は、登録しておくといいでしょう。
運営会社
株式会社ビズリーチ
主なサービス(機能)
得意分野・特徴
厳選された企業から直接ハイクラススカウトが届く
公開求人数
84,488件※2022年11月25日現在
利用可能地域
全国
拠点
東京/名古屋/大阪/福岡/静岡/広島
よくある質問
自分に合った業種・資格を吟味してみましょう。
人材を選ぶ側の立場になったときに自身の志望動機が魅力的かどうかを意識してみましょう。
第三者から意見をもらってもいいかもしれません。
まとめ
今回は、保育士から一般企業への転職について、メリットやおすすめの仕事などを解説しました。
保育士から一般企業への転職は、資格などを所有していなくとも十分可能です。面接では、保育士として得た経験やスキルを活用できることをしっかりアピールしましょう。
もしも転職が不安な場合は、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントでは、自分の希望にあった企業を探してくれるだけでなく、一般企業での面接対策や書類の作成方法なども相談ができます。
記事内ではおすすめの転職エージェントをもご紹介したため、保育士から一般企業への転職を考えている人は、ぜひ転職のプロに相談してみてはいかがでしょうか。