
保育士資格を活かせる仕事17選!仕事を見つけるポイントも解説
保育士資格を持っている人の中には、「保育園以外の職場で働きたい」と考えている人も多いかもしれません。
しかし、保育園以外で保育園資格は活かせないのではないかと、保育園以外の転職先を諦めている人もいるのではないでしょうか。
昨今は共働き世帯が増加しており、保育の知識を必要としている施設は多岐にわたります。
そこで今回ご紹介するのは、保育士資格を活かせる17つの仕事です。どんな仕事があるのか、詳しく解説していきます。
- 保育士資格を活かせる仕事
- 保育士資格を活かせる仕事を見つけるポイント
- 保育士が活用すべきおすすめの転職エージェント
保育士資格を活かせる仕事を知ることで、選択肢も広がるはず。おすすめの転職エージェントも紹介するため、ぜひチェックしてみてください。
保育士資格を活かせる仕事17選
まずはどんな働き方がしたいのかを考えることが、転職活動を始める第一歩です。
ここでは保育園資格が必須の仕事から、必須ではないものの保育士資格や経験、知識を活かせる仕事をまとめてみました。
1.保育園
保育園をはじめとする保育施設は、保育士資格を持つなら真っ先に思い浮かべる仕事先でしょう。保育園は、子どもの年齢に沿った発達や社会性を身につけるサポートをする施設です。
認可保育園や認可外保育園、小規模保育園、企業内保育園など、形態も多岐にわたり、働き方の選択肢も増えつつあるのが現状です。
2.福祉施設
母子支援施設や障害児入所施設、児童養護施設などの児童福祉施設も、保育士資格や経験を活かすことができる職場でしょう。
子どもの状態に対応できるよう専門的な知識も必要となり、施設によっては保護者のケアも求められます。
3.居宅訪問型保育
利用者さんの家庭に出向き、マンツーマンで保育を行う居宅訪問型保育もあります。
居宅訪問型保育を利用できるのは、病気や障害など、何らかの事情により保育園に通えない子どもです。
子どもの事情に合わせた対応を理解しておかなくてはならず、保育園とはまた違ったスキルを身につけることができるでしょう。
4.ベビーシッター
ベビーシッターも、居宅訪問型保育と同じく利用者さんの家庭に出向き、マンツーマンで保育を行います。
居宅訪問型保育と違い、研修などの受講や特別な資格は必要はなく、子どもや保護者と密接な関係を築くことが求められます。
5.保育ママ
保育を行う人の自宅で子どもを預かる仕事が、保育ママです。3歳未満の子どもであれば、保育ママひとりにつき最大3人まで預かることができます。
「保育ママになりたい!」と希望してすぐに叶うものではなく、準備期間や保育スペースの確保などが必要になります。
6.認定こども園
保育と幼児教育を両方行う、保育園と幼稚園を複合させた施設である認定こども園もあります。今や保育園や幼稚園に並ぶ就学前の施設の選択肢のひとつにもなっています。
認定こども園で働くためには、保育士資格と併せて幼稚園教諭資格も必要です。
7.企業内保育施設
その企業で働く人の子どもを預かり保育する、企業内保育施設で働く方法もあります。企業の敷地内にあり、施設は企業の休みに準ずるケースが多いでしょう。
企業によっても異なりますが、小規模の保育施設であることが多く、大規模な行事は行っていないこともあります。
8.病院内保育施設
企業内保育施設と同様、病院で働く職員の子どもを預かる施設が、病院内保育施設です。
夜勤がある施設の場合、夜勤手当が上乗せされるため、一般的な保育士の給料よりも高くなる傾向にあります。
9.学童保育施設
小学生の子どもを持つ共働き家庭や母子家庭、父子家庭をサポートする学童保育施設で子どもに関わる働き方もあります。
中には高学年まで対象にしている施設もあり、子どもの宿題を見たり一緒に遊んだりして、放課後の時間を過ごします。
保育士資格があれば、研修を受けることで学童保育の専門資格である放課後学童支援員の認定を受けることができます。
10.病児保育施設
発熱により普段通っている保育園に預けられない子どもの保育を行う病児保育施設もあります。共働き世帯が増えていることに伴い、年々需要が高まっており、施設も増加傾向にあるでしょう。
病気の子どもを預かるため、観察力や判断力が必要になります。
11.託児所
子どもを一時的に預かる認可外保育施設である託児所も、選択肢のひとつです。
保育士資格がなくても就業することはできますが、資格保有者は優遇されることもあるでしょう。
12.放課後等デイサービス
発達障害のある児童を小学校が終わったあとに預かる放課後等デイサービスもあります。
習い事型や学童保育型、療育型など、施設によって特色が異なります。障害のある子どもへの接し方を学ぶことができるでしょう。
13.保育関連の一般企業
直接保育はしなくとも、子どもや保育に関連した事業を展開している一般企業もあります。
保育士資格を保有していることで、保育には携わなくても専門的な知識でサポートできることもあるはずです。
14.子育て支援センター
地域の子育てをサポートする場所である、子育て支援センターで働くのもひとつの方法です。
利用するのは、主に乳幼児の子どもとその親で、他の親子との交流や子育ての相談をすることができます。
イベントを定期的に開催したり一時預かりをしたりと、保育士経験を活かせるような場面も多いでしょう。
15.幼児教室
現在、知育やスポーツ、英語、受験など、多岐にわたる幼児教室があります。子どもとの関わり方を熟知している保育士なら、幼児教室の先生として働くのもいいかもしれません。
幼児教室のカリキュラムに則って進めるため、研修が用意されているケースがほとんどです。そのため、もともとその分野に詳しくなくてもスタートすることができるでしょう。
16.乳児院
虐待や死別などの理由で親元で生活できない2歳児未満の乳幼児を育てる施設、乳児院で働く選択肢もあります。
施設を運営するのは、地方自治体や社会福祉法人などです。
夜泣きへの対応やしつけなど、子どもの成長に合わせた専門的な知識が必要になるでしょう。また、子どもが家庭に戻れるよう保護者のケアをすることも、重要な仕事のひとつです。
17.インターナショナルプリスクール
英語が得意であれば、インターナショナルプリスクールもいいでしょう。
幼稚園のカリキュラムを英語で行い、義務教育が始まる前に英語保育を行うことを目的としています。
対象年齢は保育園と同じ。施設により保育士資格は必須ではなく、英語が話せることを採用条件にしているケースが多いようです。
保育士資格を活かせる仕事を見つけるポイント
自分の希望条件・やりたい分野を明確にする
転職を検討する際は、まず自分の希望条件ややりたいことをピックアップすることから始めましょう。
ピックアップした中から優先度の高い順に並べることで、転職先への譲れない条件が見えてくるはずです。そこを踏まえて、希望の叶えられる転職先を検討してみましょう。
保育士専門の転職エージェントを利用する
保育士の転職は、保育士専門の転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職エージェントを利用すると、保育士の転職に精通したアドバイザーに転職活動のすべての工程をサポートしてもらうことができます。
アドバイザーに働き方の希望を伝えることで、条件に合った求人を紹介してもらえることもあるでしょう。
客観的な視点からのアドバイスが、これまで想定していなかった仕事に出会えるチャンスになるかもしれません。
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主なサービス・機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
出典:マイナビ保育士
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「保育士バンク!」は、保育士に特化した転職サービスで、業界最大級の保有求人を誇ります。
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主なサービス・機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社ネクストビート |
出典:保育士バンク
まとめ
今回は、保育士資格を活かせる転職先について詳しく解説しました。
保育士資格を活かせる場所は、保育園に限らずたくさんあります。希望の働き方の条件から、転職先を検討するのもいいかもしれません。