インフラエンジニアの平均年収は?将来性や役立つ資格なども解説

インフラエンジニアの平均年収は?将来性や役立つ資格なども解説

働くうえで、高年収となる職種に就きたいと考える人は少なくありません。数ある職種のなかでも、インフラエンジニアになると高年収を獲得できる場合があります。

高年収を目指して転職を検討している人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、インフラエンジニアの平均年収について調査し、詳しく解説します。

この記事でわかること
  • インフラエンジニアの平均年収
  • インフラエンジニアで平均年収1,000万円を目指す方法
  • インフラエンジニアの年収アップに活かせる資格

インフラエンジニアに求められるスキルや、インフラエンジニアの将来性についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

インフラエンジニアとは?

インフラエンジニアとは?

インフラエンジニアとは、サーバーの選定や設計、さらには構築やテストなどの運用業務全般を担う職種です。

 生活するうえで欠かせない水道・電気・ガスなどをインフラというように、IT分野においてはシステムの動作に欠かせないサーバーやネットワークがインフラに該当します。

インフラエンジニアの主な仕事内容について、詳細を見ていきましょう。

仕事内容
  • 設計
  • 構築
  • 運用

設計

サービスを運営するために、どれくらいの規模となるインフラをどの程度の予算で作るかを考えます。仕様書や設計書を作成し、作るべき機能を記載することが第一の業務です。

 予算・スケジュールなどを設計の段階で決定するため、完成に向けて重要度の高い工程となります。

想定されるユーザー量や通信量などを踏まえ、ネットワークの設計を設計しなければいけません。

構築

インフラエンジニアとは?

設計の段階で作成した仕様書や設計書をもとに、ハードウェアを繋いでミドルウェアの設定をします。簡単に言うと、実際にインフラを作り上げていく作業です。

物理サーバーにさまざまな機能をインストールし、ネットワークに繋ぐための配線をしていきます。

 身近なものに例えると、自宅でPC等を使う際にWi-Fiの接続設定やGoogleChromeのアプリインストールなどの設定を、大きな規模で実施するイメージです。

扱うデータ量は非常に多いため、機器を触ることが好きな人にとってはやりがいを感じられる仕事と言えるでしょう。

運用

ITインフラでは、設計から構築を経て運用しているサーバーが、常に正常に動作しているかを確認しなければいけません。

サーバーが許容できるアクセス量を大きく上回ってしまうと、サーバーがダウンをしたりシステムトラブルを起こしたりする可能性があります。

必要に応じてサーバートラブルの原因を特定して対処することも、インフラエンジニアの重要な表無の一つです。

ネットワークのトラブルはいつでも起こり得るため、常に確認し問題発生時は迅速に対応できることが重要です。

インフラエンジニアの平均年収は?

インフラエンジニアの平均年収は?

インフラエンジニアの平均年収について、2021年10月2日時点の求人ボックスによるデータでは約546万円(※1)となります。

国税庁による発表では、日本の平均年収は461万円(※2)となります。インフラエンジニアの年収は日本の平均年収よりも高く、安定して稼げる職種であることがわかります。

 インフラエンジニアの月収は約45万円、初任給は21万円程度のようです。また、派遣社員の場合は平均時給2,493円で、アルバイト・パートの平均時給は1,199円となります。

なお、年収幅は320万円~879万円となり、勤務する企業や過去の経験等で変動しますが高年収を狙える職種です。

(※1:求人ボックス
(※2:国税庁

インフラエンジニアで平均年収1,000万円を目指すには?

インフラエンジニアで平均年収1,000万円を目指す方法

インフラエンジニアとして高年収を目指したいと考えている人も多いでしょう。その1つの目標が平均年収1,000万円ではないでしょうか。

ここからは、インフラエンジニアとして平均年収1,000万円を目指すための方法を解説していきます。

大手企業に勤める

インフラエンジニアとしてより多くのお金を稼ぐためには、いわゆる大手企業に勤務する方法があります。大手企業は平均年収が高い傾向にあるため、高年収が狙いやすいのです。

 国税庁による事業規模別の平均年収でも、従事員10人未満では355万円に対し、従事員5,000人以上では606万円と倍近い金額となっています。

さらに、企業の規模別では資本金2,000万円未満の株式会社では平均年収409万円に対し、資本金10億円以上の株式会社では629万円です。

これらから、大手企業に勤めると平均年収は高くなることが期待できます。

出典:国税庁

外資系企業に勤める

インフラエンジニアで平均年収1,000万円を目指す方法

高年収を狙うには、外資系企業に勤務をしてインフラエンジニアとして働くという方法もあります。外資系企業は実力主義の傾向にあるため、成果をあげれば高収入が期待できるのです。

 外資系企業に勤務し実績をあげ続けていれば、いずれ平均年収1,000万円を超えることも期待できるでしょう。

外資系企業でマネージャーといった管理職を目指す方法も、実力主義という点を踏まえて高年収を獲得できる人の特徴となります。

フリーランスエンジニアとして独立する

企業に勤務し実績を積んだ後は、フリーランスのエンジニアとして独立することも高年収を獲得するための手段です。

フリーランスとして仕事を受けるには過去の実績が非常に重要となりますが、企業という枠に捉われず自分で経営することで、給与面も大幅にアップすることが期待できるでしょう。

独立する前に、まずは企業に属して経験を積むことが大切ですね。

インフラエンジニアの年収アップに活かせる資格

インフラエンジニアの年収アップに活かせる資格

ここからは、インフラエンジニアの年収アップに活かせる資格について詳しく紹介していきます。

インフラエンジニアに活かせる資格
  • ITパスポート
  • メーカー認定資格
  • データベーススペシャリスト(DB)
  • ネットワークスペシャリスト試験(NW)
  • 情報処理安全確保支援士試験(SC)

資格の取得は自分自身のスキルアップにつながるだけでなく、転職時などにスキルの証明としても有効なため、ぜひチェックしておきましょう。

ITパスポート

ITパスポートとは、ITに関する基礎的知識を証明する経済産業省認定の国家資格です。

インターネットが当たり前の時代になっていることから、技術者だけではなく幅広い層に正しい知識が必要であるとして2009年4月に新設された資格になります。

 多くの企業が推奨する資格で、年代を問わず需要が高いです。IT系の入門資格であり、パソコン・インターネットを利用するうえで備えておく知識を学べます。

ITパスポートは受験資格に制限がなく、学歴や社会経験などを問いません。試験は年間を通じて全国各地で実施されているため、受験しやすい点も特徴です。

メーカー認定資格

インフラエンジニアの年収アップに活かせる資格

メーカー認定資格とは、サーバーやネットワーク機器を製造するメーカーが実施しているものです。

主なメーカー認定試験
  • Cisco技術者認定試験
  • Linux技術者認定試験
  • VMware技術者認定試験

Cisco技術者認定試験

ネットワーク製品として高いシェアを持つCisco社の認定資格で、Cisco社製品を使いネットワークの設計スキルや構築スキル、運用スキルを証明できます。

試験は難易度が分かれているため、自分に適したものを受験可能です。

Linux技術者認定試験

インフラエンジニアの年収アップに活かせる資格

LPI-Japanが提供する、Linuxをベースとしたシステム構築・運用の基礎が学べる民間資格になります。

LinuxのサーバーはWindowsのサーバーと並び高いシェアを誇り、インフラエンジニアにとっては重要な知識です。

VMware技術者認定試験

ヴイエムウェア株式会社が運営する資格で、5つのレベルに分かれています。資格に有効期限はないことから、一度取得すると自身のスキルとしてアピールできるものになります。

VMwareソリューションの導入・展開のための技術を有することを認定する資格プログラムです。

データベーススペシャリスト(DB)

インフラエンジニアの年収アップに活かせる資格

データベースに関係する固有技術を活用して、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守などへの技術支援をする資格です。

企業活動を支える膨大なデータ群を管理し、パフォーマンスの高いデータベースシステムを構築する作業に取り組む人にとっては、必要な知識を身に付けられます。

顧客のビジネスに活用できるデータ分析基盤を提供するデータベース管理者を目指す人にも最適です。

ネットワークスペシャリスト試験(NW)

ネットワークの固有技術からサービス動向まで幅広く精通し、目的に適合した大規模かつ堅牢なネットワークシステムを構築し運用できる知識を習得します。

 ネットワークに精通したプロフェッショナル資格で、インフラエンジニアとして必要な知識を習得できるものの難易度は高いです。

情報処理技術者試験を主催する情報処理推進機構では、ネットワークスペシャリスト試験はスキルレベル4に設定しており難易度は高い部類に該当します。

情報処理安全確保支援士試験(SC)

インフラエンジニアの年収アップに活かせる資格

情報処理安全確保支援士試験(SC)は、情報セキュリティに携わるプロフェッショナルの資格です。すべてのITエンジニアにとって必要な資格と言えます。

サイバーセキュリティ分野の資格では唯一の国家資格で、毎回受験者数も多い点が特徴です。ITインフラはシステムの基盤となるため、セキュリティに関する知識は欠かせません。

インフラエンジニアに求められる3つのスキル

インフラエンジニアに求められる3つのスキル

高年収を目指すためにも、インフラエンジニアに求められるスキルをしっかりと理解しておきましょう。ここでは、インフラエンジニアにとって欠かせない3つのスキルを紹介します。

1.サーバー・ネットワークに関する知識

インフラエンジニアとして働くうえで、サーバーやネットワークに関する知識は欠かせません。

サーバーのOSはLinux・Unix・Windowsが主流であり、そのなかでもLinuxのサーバーは業務用として利用される頻度が高いものになるため知識量は求められるでしょう。

 ネットワークを繋ぐための知識も重要になるため、スイッチやルーター、あるいはファイアウォールなどを扱うスキルはインフラエンジニアにとって必須となります。

なお、通信速度が遅いといったトラブルは、インフラエンジニアが解決する問題です。

よって、原因を突き止めて対処するための知識を有していることは活躍するにあたって必要となります。

2.セキュリティに関する知識

インフラエンジニアに求められる3つのスキル

インターネット上に溢れる情報は、年々電子化が進むにつれて機密度は高くなっています。情報を抜き取ろうと考えている立場の人は、サーバーのセキュリティの抜け穴を常に狙っているのです。

 つまり、インフラエンジニアとしてセキュリティに関する知識・スキルを豊富に有していなければ、顧客の大切な情報を守れません。

仮にインフラの弱い部分、つまり抜け穴を突き止められてしまうと、システムが改善するまで環境を使用できず、関連するシステムはすべてストップしてしまいます。

顧客からの信頼を失いかねない「セキュリティ面」という重要な役割を担っているため、情報を守るための知識量・スキルは必須と言えるでしょう。

3.クラウドに関する知識

今では、ITインフラをクラウド上に構築するIaaS(Infrastructure as a Service=クラウドで提供されるインフラ)を利用した設計が増加しています。

 高額なハードウェアを購入することなく初期投資が抑えられるため、開発はクラウド前提で進めるプロジェクトも少なくありません。

インフラエンジニアとして、AWS・GCP・Azureなどの知識を身に付ける必要があるでしょう。

インフラエンジニアは将来性がある?

インフラエンジニアは将来性がある?

現在の世の中はインターネットの普及により、ネットワークを使用しないビジネスはほとんど存在しないといっても過言ではありません。

また、このインターネット社会は今後もより発展・進化していくことが想定されるため、インフラエンジニアは需要がある将来性の高い仕事と言えます。

 ITの進化により人材不足となっているため、未経験からでもインフラエンジニアを目指すことが可能です。

インフラエンジニアに必要な資格や知識は、通信講座で学べるものもあります。

インターネットの時代を活かし、自分の時間をうまく確保して知識習得を目指してみましょう。

インフラエンジニアの転職事情

パソコン

高年収を目指したい人からの人気が高い、インフラエンジニアの仕事。

ここからは、インフラエンジニアの転職事情について詳しく解説していきます。

インフラエンジニアの転職事情
  • AWSの人気が高い
  • 労働環境の改善を希望する人が多い
  • 未経験OKの求人も増えてきている

AWSの人気が高い

インフラエンジニアの仕事には、サーバーエンジニアやネットワークエンジニア、データベースエンジニア、運用保守系エンジニアなどさまざまな種類があります。

その中でも注目されているのがクラウドエンジニアで、特にAWS(Amazon Web Service)と呼ばれるクラウドプラットフォームの人気が高いです。

 近年はインフラ環境をクラウドへ移行する企業が増えてきたことで、AWSスキルの需要がさらに高まってきています。

ASWでは仮想サーバー環境の構築や運用、データ保存などさまざまなサービスがあり、その種類は200以上と言われています。

担当するには必要な知識やスキルが多々あるため、スキル習得のためにしっかりと学習することが重要です。

仕事に活かせる資格には、クラウドの基礎知識を習得できる「CompTIA Cloud +」や、AWS公式資格の「AWS認定」などがあります。

労働環境の改善を希望する人が多い

握手

インフラエンジニアの仕事は一般的な企業と同様に、実働7~8時間の勤務時間となることが多いですが、時期や案件の状況によっては激務になることも。

トラブル対応や人手不足が重なるとさらに忙しくなり、労働環境の改善を希望する人が多いのが現状です。

 夜勤や休日出勤などが発生することもあるので、家族の理解を得られることも大切なポイントです。

また、システムトラブルの発生は予期できないことが多く、緊急の障害対応が入ることも少なくありません。

勤務時間外にトラブルが起きることもあるので、常に緊張感やプレッシャーを感じながら生活を送らなければいけない点にも留意しましょう。

インフラエンジニアは継続的な企業活動を支える大きな柱なので、やりがいを感じられる点は非常に魅力的です。

未経験OKの求人も増えてきている

未経験

インフラエンジニアは需要が高まっていることから、未経験OKの求人も増えてきています。

常に技術が進化しているため、新しい技術を身につけることで、未経験でも十分に活躍できるチャンスがある職種です。

 インフラエンジニアは人手不足に陥りやすいため、転職のチャンスが多い職種とも言えます。

厚生労働省が発表している「令和4年度の一般職業紹介状況」によると、情報処理・通信技術者の有効求人倍率は1.52倍、規求人倍率は3.31倍。※

これらの数字から、人手不足が顕著な職種であることが分かります。

スキルアップが好きな人や、やりがい・達成感のある仕事に就きたい人におすすめの仕事です。

※「令和4年度の一般職業紹介状況」

インフラエンジニアに転職するメリット

インフラエンジニアは大変な仕事ですが、働くうえでのメリットもたくさんあります。

ここからは、インフラエンジニアに転職するメリットを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

インフラエンジニアに転職するメリット
  • 年収アップが狙える
  • 市場価値が高まる
  • 需要が高いため希望条件が叶えやすい

年収アップが狙える

お金

最も大きいメリットは、高年収を得られる可能性が高い点です。

求人ボックスのデータによると、2021年10月2日時点のインフラエンジニアの平均年収は約546万円と、日本の平均年収よりも高い結果が出ています。

 派遣社員だと平均時給が2,000円以上、アルバイト・パートだと平均時給が1,000円以上と、年収アップが狙える点が魅力です。

より高年収を目指したい人は、大手企業のインフラエンジニアを目指すのもひとつの方法。

中小企業よりも平均年収が高い傾向にあるため、年収アップを狙いたい人にはぴったりです。

働きながら資格取得やスキルアップをすることで、さらに増給が目指せるでしょう。

求人ボックス

市場価値が高まる

インターネットの普及や社会情勢の変化により、インフラエンジニアを含むIT関連の仕事は需要が高まってきています。

インフラエンジニアとして経験を積むことで、市場価値が高まり、今後の転職やキャリア形成にも有利になると言えるでしょう。

 長く働き続けることでスキルが身につき、さらに市場価値を高められます。

インフラエンジニアとしての市場価値が高まれば、中小企業から大手企業への転職や年収アップを叶えられる可能性も高まります。

また、フリーランスエンジニアとして独立できれば、大幅な年収アップが期待できるでしょう。

自身のキャリアプランを明確に描いたうえで、働くのがおすすめです。

需要が高いため希望条件が叶えやすい

グラフ

転職の際に、条件交渉しやすい点もメリットのひとつ。

インフラエンジニアは需要が高く、多くの企業が必要としているため、条件交渉に柔軟に対応してもらえるケースも多いです。

 特に経験やスキルがあり即戦力として活躍できる場合は、より希望条件を叶えやすいでしょう。

転職する際は、求人票の内容だけで判断するのではなく、転職エージェントなどを利用して条件交渉するのがおすすめ。

事前に希望条件を整理したうえで、各条件に優先順位をつけておくと良いでしょう。

希望条件を明確にするためには、どのような働き方がしたいかなど、しっかりと自己分析を行うことが重要です。

【インフラエンジニア向け】転職エージェントの選び方

パソコン

前述した通り、インフラエンジニアへの転職には、転職エージェントを利用することがおすすめです。転職エージェントは、業界研究や企業情報収集のサポートもしてくれるため、転職活動の力になることは間違いないでしょう。

ここでは、数多く存在する転職エージェントの選び方について詳しく解説していきます。

転職エージェントの選び方
  1. 「総合型」と「特化型」のそれぞれから1社以上目星をつける
  2. サービス内容を比較する
  3. 求人数・拠点を確認する

1,「総合型」と「特化型」のそれぞれから1社以上目星をつける

転職エージェントは、求人が豊富な「総合型」と専門分野に特化した「特化型」があります。

それぞれメリットとデメリットがありますが、転職エージェントは複数登録することができるので、それぞれ1社以上に登録するようにしましょう。

総合型 特化型
メリット 求人数が多い、はじめての転職でも安心できる 専門性の高いアドバイザーが在籍、求人の質が高い
デメリット アドバイザーの専門性が低い 求人の数が少ない

上記の表のように、互いのデメリットを補い合っているので、複数登録をして、デメリットをなくしていきましょう。

2,サービス内容を比較する

エージェントによってサービス内容は異なります。書類添削や模擬面接はほとんどのエージェントで行うことができますが、セミナーが開講されていたり、面接同行を行っていたりなどそのエージェント独自のサービスも展開しています。

それぞれのサービス内容を比較して、自分に最適だと思う転職エージェントに登録しましょう。

 転職エージェントの複数登録は可能ですが、違うエージェントから同じ求人に応募することはできません。

また、支援実績や成功者インタビューなどの記事を読むと、登録後のイメージがつきやすくなります。

基本的に転職エージェントのサービスはすべて無料で利用できますが、エージェントの信頼を落とすような行動は避けなければなりません。

転職エージェントは、登録から内定が出た後まで手厚くサポートしてくれます。

3,求人数・拠点を確認する

会計

転職エージェントに登録するうえで気になるのが、求人数です。求人数の多いエージェントはそれだけ選択の幅が広がります。

登録前でも公式サイトから公開求人の閲覧が可能ですので、求人数と合わせてチェックしてみてください。

 登録すると、ネット上には掲載されない非公開求人を紹介してもらうことも可能になります。

見落としがちなのが、そのエージェントの拠点の場所です。基本的に面談は、求職者がエージェントに足を運ぶ形となるため自宅から遠いエージェントにしてしまうと継続が困難になってしまう可能性があります。

迷った時は、求人数の多さで選択することもおすすめです。

高年収を目指すなら年収査定を受けてみよう

自分の年収を上げたい...と感じている人はまず、自分がどれくらいの年収をもらう価値があるのか、適正年収を知る必要があります。

適正年収が自分の今の年収よりも高ければ、転職によって年収アップの可能性があるでしょう。
dodaの年収査定サービスでは、無料の会員登録だけですぐに年収査定の診断を受けることができます。doda会員の186万人のビッグデータから算出された数字なので、信頼感もあります。
dodaの年収査定でわかること
  • 今の年収から何円アップするか
  • あなたの適正年収の求人
  • 転職によって年収がどう推移するか
診断結果のサンプルは以下のようになっています。

年収査定 今の年収から何円アップするかは以下のように表示されます。dodaは転職サイト・エージェントの機能もありますので、そのまま転職を開始することもできますよ。

年収診断

自分の市場価値を知ることは年収アップの近道になるでしょう。ぜひ年収査定を利用して、年収アップを達成しましょう。

インフラエンジニアを目指す人におすすめの転職エージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント

おすすめポイント
  • 業界でもトップクラスの非公開求人数!
  • 全国どの地域に住んでいても利用可能!
  • 模擬面接など、選考対策も手厚い!
  • 完全無料

リクルートエージェントは16万件以上※1の非公開求人を持つ転職エージェントです。

 非公開求人は公開すると応募が殺到してしまうような好条件求人である場合がほとんどです。

自分のアピールポイントや、どのような仕事がわからない、といった場合でもキャリアアドバイザーとの面談を通して、自分にぴったりの求人を見つけることができます。

応募書類の添削や、面接の対策も受けることができます。
企業の分析も細かく行っているため、求人を紹介する段階から、企業について詳しく教えてもらえます。入社後のミスマッチを防ぐことができますよ。
運営会社 株式会社リクルートキャリア
主なサービス(機能)
  • エージェントサービス
  • 職務経歴書エディター
  • 面接力向上セミナー
  • 担当者面談
公開求人数 176,080件※2023年2月27日時点
拠点 全国対応可

東京/西東京/宇都宮/さいたま/千葉/横浜/京都/大阪/神戸/名古屋/静岡/北海道/東北/岡山/広島/福岡

type転職エージェント

type転職エージェント

おすすめポイント
  • 27年の転職支援実績の信頼度
  • 独占求人・非公開求人多数!
  • 若い世代をターゲットにした転職サポートが充実
  • 利用者満足度87%※1

type転職エージェントは、主に都市部(東京・神奈川・埼玉・千葉)の求人に力を入れており、手厚い転職支援サービスを行っている転職エージェントです。

 27年間の転職実績とIT企業との結びつきが強いことから、IT系の業務を目指している方にはおすすめの転職エージェントです。

ベテランのアドバイザーが在籍しているので、ITについて専門知識を保持していることはもちろん、非公開求人も豊富なので活用するメリットは大きいでしょう。

20代を中心とした若い年齢層をターゲットにしているので、「20代初めての転職相談会」が開催され、20代ならではの悩みを配慮してくれます。

若い層をターゲットにしているということは、未経験歓迎の求人もある可能性が高いです。
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
主なサービス(機能)
  • エージェントサービス
  • 応募書類の添削・面接対策
  • IT専任アドバイザーによるキャリアカウンセリング
  • 非公開求人の紹介
公開求人数 24,000件※2023年2月27日時点
拠点 全国・海外

キャリアインデックス

キャリアインデックス

おすすめポイント
  • ITエンジニアに特化した転職エージェント!
  • 国内主要の転職サイト・人材紹介会社・ハローワークの情報が一度に見れる!
  • 複数の転職事業所の求人を一括検索!

キャリアインデックスは、国内主要の転職サイトや人材紹介会社、ハローワークの情報を1箇所にまとめた転職エージェントです。

多数の求人情報を一度に閲覧できるため、複数の転職エージェントや事業所に登録せずに、約230万件の求人に応募できます。

 多くの求人情報を保有しているからこその情報収集力で、実際に使用された職務経歴書を4,000人分以上チェックできます。

作成した職務経歴書は、AIレコメンド機能によって職務経歴書にぴったりな求人を表示してくれます。

カウト機能も利用できるため、忙しくて求人を探す時間を確保できないという方でも、理想の求人と出会えるチャンスがあります。

レジュメや履歴書のサンプルから経歴、希望を入力して完了したら、あとはスカウトを待つだけですよ。
運営会社 株式会社キャリアインデックス
主なサービス(機能)
  • エージェントサービス
  • スカウト
  • 書類サンプル
  • AIレコメンド機能
公開求人数 2,303,744件※2023年2月27日時点
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出典:公式サイト

doda

doda転職エージェント

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dodaは転職サイトと転職エージェントの両方の機能を持っています。

  自分で求人を探しながら、キャリアアドバイザーのサポートも受けられるということです。

アドバイザーは求職者のキャリアやスキルとともに、企業の目線から見て、その人が企業が求める人材かどうかを見極めます。これにより、選考に通過する確率もアップしますね。

また、簡単な質問に答えるだけで、自分の適正年収がわかる「年収査定」や手軽に職務経歴書を作ることができる「レジュメビルター」など、診断ツールが充実しています。

スキマ時間に転職活動を進めることができますね。
運営会社 パーソルキャリア株式会社
主なサービス(機能)
  • エージェントサービス
  • スカウト
  • パートナーエージェントサービス
  • 転職ノウハウ
  • 転職Q&A
公開求人数 129,686件※2023年2月27日時点
拠点 全国対応可

丸の内/北海道/東北/横浜/静岡/中部/関西/京都/神戸/岡山/広島/九州

出典:公式サイト

マイナビエージェント

マイナビエージェント

おすすめポイント
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また、大手企業であるマイナビの太いパイプを生かした各企業の分析は選考対策の際に役立ちます。

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未経験業種への転職を目指している方や、転職に不安を抱えている方はぜひマイナビエージェントに登録をしましょう!

運営会社 株式会社マイナビ
主なサービス(機能)
  • エージェントサービス
  • 履歴書添削サービス
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  • サポート期間は無期限
公開求人数 35,078件※2023年2月27日時点
拠点 全国対応可

京橋/新宿/神奈川/北海道/宮城/名古屋/京都/大阪/兵庫/福岡

Green

Green

おすすめポイント
  • 国内最大級の求人数※公式サイト
  • 選考前に気になる企業と情報交換ができる
  • 企業から直接スカウトが来る

Greenは、国内最大級の求人数を誇るIT・エンジニア特化型転職エージェントです。インフラエンジニアの求人数は1,751件、IT・エンジニア全体の求人数は30,970件と充実した求人です。

 求人数が多いため、いろいろな条件で求人を絞り込んでも多くの求人や企業がヒットします。譲れない条件が多い方でも安心して求人を探せます。

Greenには「カジュアル面談」という機能があり、合否評価のない面談が選考前に利用できる機能です。選考前に気になる企業に直接質問ができるため、入職後に感じる失敗やズレを事前に防ぐこともできます。

人事担当から直接スカウトが来ることもあり、思いがけない出会いで転職が決まる可能性もありますよ。
運営会社 株式会社アトラエ
主なサービス(機能)
  • スカウト機能
  • 求人検索
  • 転職ノウハウ
公開求人数 30,969件※2023年2月27日時点
拠点 全国対応可

出典:公式サイト

テックセールスクラス

TECH SALES CLASS(テックセールスクラス)

おすすめポイント
  • IT業界未経験でも通用するスキルが学べる養成スクール
  • 年収アップ実績が高い
  • 職務経歴書の作成や面接対策も行える
  • 卒業後もIT業界で活躍するためのサポートが手厚い

テックセールスクラスは、未経験でもIT業界で通用するスキル身に付けられる養成スクールです。前職がアパレルなどでもIT業界への転職を成功させた事例もあります。

 セールス・テクノロジー・ビジネス・キャリアを網羅的に学べるカリキュラムでありながら、オンラインで働きつつ無理せず学べるのが特徴です。

また未経験からの転職実績はもちろん、年収アップ実績も50~120万と高い水準で達成しているため転職がきちんと年収アップに繋がることが期待できるでしょう。

テックセールスクラスは、養成スクールでありIT業界へ転職するのに必要なスキルを身に付けられるサービスですが、職務経歴書や面接対策など転職活動のサポートも充実しています。

卒業後も、IT業界で活躍するためサポートが徹底されています。
※公式サイトより
運営会社 WorX株式会社
主なサービス(機能)
  • オンライン型のスキル養成カリキュラム
  • 職務経歴書作成支援
  • 面接対策
  • 卒業後のサポート
公開求人数
拠点 オンラインのため全国対応可
料金 出世払い(入社後の月給の10%を24カ月間支払い)
年収アップ実績※公式サイトより 50~120万円アップ

出典:公式サイト

よくある質問

インフラエンジニアとして働くうえでおすすめの転職エージェントは?
リクルートエージェントやdoda、マイナビエージェントなどの大手転職エージェントでは、インフラエンジニアを募集する求人が多数掲載されています。IT業界について熟知したキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれるため、転職に不慣れな人でも安心して取り組めるでしょう。
インフラエンジニアとはどのような仕事?
インフラエンジニアとは、サーバーの選定や設計、さらには構築やテストなどの運用業務全般を担う職種です。IT分野においてはシステムの動作に欠かせないサーバーやネットワークがインフラに該当し、それらを設計・構築・運用することがインフラエンジニアの主な業務となります。
インフラエンジニアの平均年収は?
インフラエンジニアの平均年収は、2021年10月2日時点の求人ボックスによるデータでは約546万円と公表されています。年収幅は320万円~879万円と幅広く、経験や実績を積めば高年収を獲得できる職種です。なお、国税庁によると日本の平均年収は461万円と発表されているため、インフラエンジニアはそれを上回っていることから安定して収入を得られる仕事と言えます。
インフラエンジニアとして平均年収1,000万円を目指すことは可能?
平均年収1,000万円を目指すには、大手企業に勤めて経験を積み、昇給・昇格するという方法があります。大手の方が多くの案件を担当できる傾向にあるため、ゆくゆくはフリーランスとして活躍し多くの収入を得たい人にとっても最適です。また、外資系企業の場合は実力主義の傾向にあるため、実績をあげ続けることで昇給が期待でき、年収1,000万円超えも夢ではありません。
インフラエンジニアの年収アップに活かせる資格は?
ITパスポート・データベーススペシャリスト(DB)・ネットワークスペシャリスト試験(NW)・情報処理安全確保支援士試験(SC)などが挙げられます。また、Cisco・Linux・VMwareなどのメーカー認定試験もあるためチェックしておきましょう。
インフラエンジニアに求められるスキルは?
サーバー・ネットワークに関する知識やセキュリティに関する知識、クラウドに関する知識は習得しておく必要があります。もちろんどれも必須の知識となりますが、なかでもインターネット社会が進むにつれて情報の機密度は高くなっていることから、セキュリティ面についての知識は重要と言えるでしょう。
インフラエンジニアは将来性のある仕事?
インターネットの普及により、ネットワークを使用しないビジネスはほとんど存在しないといっても過言ではありません。今後もインターネット社会のさらなる発展が予想されることから、インフラエンジニアは需要がある将来性の高い仕事と言えます。

まとめ

この記事では、インフラエンジニアの平均年収について調査し、必要なスキル・将来性なども解説したうえで、年収アップに活かせる資格についても紹介しました。

 インフラエンジニアの平均年収は約546万円となり、日本の平均年収よりも100万円ほど高い数字です。

サーバー・ネットワーク、セキュリティ、クラウドに関する知識はインフラエンジニアとして働くうえで欠かせません。

また、年収アップを図るうえで、ITパスポートやメーカー認定資格、データベーススペシャリスト(DB)などは活かせる資格として挙げられます。

インターネット社会はより発展していくと予想されるため、インフラエンジニアは将来性のある仕事と言えます。

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