
JALの平均年収は?基本情報から口コミ・評判や転職難易度も解説!
JALは大手の航空業界であり、人気の就職・転職先として知られています。
「年収はどれくらいなのか」「職種別で給料に違いがあるのか」など、給与について気になる方も多いでしょう。
そこで本記事では、気になる明治の平均年収・転職難易度について紹介していきます。
- JALの平均年収(職種別・年齢別)
- JALの転職難易度
- JALの口コミ・評判
JALへ転職を目指す人向けにおすすめの転職エージェントも厳選して紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
【転職前にチェック】JALの基本情報
JALはANAと双璧をなす、日本トップの航空会社で業界をリードする企業です。
新卒・中途問わず人気が高い企業で、航空業界を目指す人のほとんどがエントリーするほどの知名度があります。
会社概要
JALの会社概要の詳細は以下の表を参考にして下さい。
社名 | 日本航空株式会社 |
設立 | 1951年8月1日 |
資本金 | 5,395億4,100万円 |
代表者 | 赤坂 祐二 |
従業員数 | 13,787人 |
所在地 | 東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル |
事業内容 |
|
JALの平均年収
JALの平均年収は678万円となっており、国内のトップ企業としては高くないものの、航空業界の中ではトップクラスの金額となっています。※
また、職種別の平均年収は以下の詳細を確認して下さい。
※有価証券報告書より
客室乗務員の平均年収
客室乗務員の平均年収は455万円となっており、JALの職種の中では比較的低いほうです。※
経験を積み年数を重ねることで昇給も狙えますが、最高値でも約650万円前後となっています。
特に新卒で客室乗務員を目指す人が多く、倍率は非常に高くなります。
また新卒時に内定が獲得できなかったものの、第二新卒として応募したり、別の航空会社で経験を積んだ後に再チャレンジする人も少なくありません。
このように、客室乗務員は給与よりも自分の夢ややりがいを軸に応募してくる人が多い点が特徴です。
※Openworkより
企画職の平均年収
次に企画職の年収ですが、574万円と客室乗務員と比較して100万円以上高い結果となっています。※
JALの企画職は大きく以下の3つに分けれらており、それぞれで業務内容が異なるため注意して下さい。
- 事務系
- 数理・IT系
- 技術系
実際に空港や飛行機の中に入ることは少なく、いわば裏から運営を支える存在。
多様な業務を取り扱うため仕事内容も多岐にわたります。
企画職は最大で年収800万円あたりが目指せるポジションのため、年収にこだわりを持って転職活動をする人も、満足のいく給与が目指せるでしょう。
※Openworkより
総合職の平均年収
総合職は平均年収602万円と高く、JALの職種の中でも高い給与が狙えるポジション。※
人によっては1,000万円を超えている社員もおり、賞与が多いこともポイントです。
主に新卒で入社する際にまず総合職に配属され、その後適正に応じて業務が振り分けられています。
グランドハンドリングや事務系の業務など多岐にわたり、総合職を通して航空業界に必要なスキル・知識が一通り身につけられるでしょう。
営業の平均年収
営業職はJALの中でも特に平均年収が高く、630万円となっており、勤続年数や成果次第で最も1,000万円以上を狙いやすいポジション。
実際の社員からの口コミを見ていると、最高で1,200万円を超える社員も存在します。
業界最大手のJALでは競合も少ないため、比較的提案が進めやすい点もポイント。
しっかりと経験を積むことで、着実な営業力が身につき、高い年収を目指せます。
JALの転職難易度
JALの転職難易度は比較的高い一方、部署によっては第二新卒から採用を行っているケースもあります。
そのため、原則として転職難易度は高いものの、狙う部署によっては比較的低い難易度で入社が目指せるでしょう。
人気企業である
大前提として航空業界の最大手企業であるJALは、新卒・中途問わず人気が高いため、応募者の数は他の企業と比較しても多く倍率が上がります。
そのため内定を獲得するためには、多くのライバルに競り勝ち、採用担当に自分の強み・長所をアピールすることが必要です。
そもそも求められる要件も高いことに加え、倍率が高いこともあり相対的に見て転職難易度はトップクラス。
一人で対策を取ることが難しければ、転職エージェントを活用するなど、事前準備の質を上げていきましょう。
採用枠が極めて少ない
次のポイントは極めて重要で、そもそもJALの中途採用枠が少ない点は、転職難易度が高くなる大きな要因です。
合計で5職種の募集がありますが、その中でも自社養成パイロット以外の職種は現在募集が行われていません。
- 業務企画職(地上職・事務系)
- 業務企画職(地上職 数理・IT系)
- 業務企画職(地上職 技術系)
- 自社養成パイロット
- 客室乗務職
基本的にJALへ転職を検討している人は、上記のパイロット以外の職種でしょう。
しかしJALは通年採用を行っておらず、人材が必要になったタイミングでまとまって採用活動を開始します。
また採用が行われたとしても、大量採用ではなく若干名の採用が一般的ですが、応募者の数は極めて多いです。
採用タイミングの少なさに対して多くの希望者がいることから、JALの転職難易度は高いと言えるでしょう。
コロナウィルスが大きく影響している
多くの業界に言えることですが、特に航空業界はコロナウィルスの影響が大きく、JALも例外ではありません。
JALは一時期新卒採用をストップするなど、採用面においても大きな打撃を受けました。
2022年には3年ぶりに新卒採用を再開し、徐々に採用にも前向きになってきましたが、未だ油断は出来ません。
旅行といった贅沢な趣味を演出する航空業界は、景気に左右されるため今のタイミングだと内定を獲得することは簡単にはいかないでしょう。
第二新卒歓迎の求人がある
前述では転職難易度が高いと言いましたが、時期によっては転職サイトを利用し第二新卒歓迎の求人を掲載していることもあります。
応募要件を見ても未経験OKとなっているため、比較的他の職種よりも転職難易度は低いでしょう。
しかし依然として人気企業であることには変わりないため、倍率は高くなります。
未経験OKの第二新卒求人だからといって油断せず、事前対策に力を入れて選考に臨むことで、内定獲得率が高くなります。
JALの口コミ・評判
JALの口コミは3.57点(5点満点)と高く、上位2%と極めて高いレベルです。※
平均残業時間が11時間、有給消化率は80%以上と労働環境においては満足している社員が多い結果となりました。
※Openworkより
良い口コミ・評判
JALの良い口コミ・評判としては、以下のような声が挙げられています。
- 企業理念が浸透しており、社員に一体感がある
- 昔ながらの文化がある一方で、ペーパーレスに対応するなど柔軟な姿勢がある
- グローバルな動きができるため、市場価値を上げられる
- 残業が少なく休みが多いため、ワークライフバランスは保ちやすい
- 以前に比べキャリア成長のスピードは早くなった
歴史が長いJALは良くも悪くも文化・理念が浸透していますが、一方で若手のキャリアップやペーパーレスなど、時代の流れに合わせて柔軟に変化しているとの声が多数。
古き良き文化や安定性を残しつつ、取り入れるべき部分は取り入れるなど会社の方針に関しては高い評判が目立ちます。
また労働環境にも良い口コミが集まっており、ワークライフバランスは高水準なため、仕事のオンオフはしっかりと分けられています。
シフト勤務で不規則なポジションもありますが、全体的な休日日数を確保するように勤めるなど、プライベートを確保できる点はJALの大きな特徴です。
悪い口コミ・評判
一方で悪い口コミとしては以下のような意見が上がっています。
- グランドハンドリングは給与が上がりづらい
- 海外へ渡航すると生活リズムが保ちづらい
- 景気に左右される業界のため、将来が不安
やりがいや夢を追いかけられる職場な一方、現実的に見て給与が上がりづらい点は低い評判が集まっています。
またコロナウィルスの影響を大きく受けたことにより、将来の安定性に関して不安の声も集まっている点も忘れてはいけません。
JALの転職を成功させるコツ
JALへ転職を成功支えるためには、以下4つのコツをおさえると効果的です。
採用開始のタイミングを逃さない
まず第一に、不定期で行われるJALの中途採用が開始されるタイミングを逃さないことは極めて重要です。
そもそもチャンスが少ないため、中途採用が開始された際にすぐ動けるよう、随時ホームページをチェックしたり転職エージェントと連携を図るようにしましょう。
また不定期に始まるため、採用開始後に事前対策を始めていては間に合わないケースもあるでしょう。
そのため、ある程度事前に準備を進められることは済ませておき、中途採用が始まったタイミングですぐにエントリーできるようにしておくと良いです。
自分だけの強みを理解する
次に、応募者が多いJALの選考を勝ち抜くためには、自分にしかない唯一無二の武器を見つけること。
長所をアピールする際は、現職での成果や実績を数値やデータで表すなど、客観的に第三者が見ても納得できるように用意すると良いでしょう。
また実体験をもとに長所をアピールすることも効果的なので、具体的なエピソードがあるとなお良いでしょう。
自己分析に時間を掛けることで、自分の強みやアピールポイントが見えてきます。一人で上手く進められない場合、転職エージェントのアドバイスも受けると良いでしょう。
一度経営破綻していることを理解する
JALへ転職を検討しているのであれば、一度経営破綻していることを理解しましょう。
2010年に一度経営破綻したJALは、株価は一桁第まで落ち込み多額の負債を抱えました。
過去に面接では「経営破綻したのになぜ入社を希望するのか」と問われた人もいますが、事前準備をしておかないととっさに適切な回答をすることは難しいです。
コロナの影響も受け経営状況も大きく変化したJALですが、現在は新卒採用を再開するなど回復傾向。
このように景気に左右されやすい航空業界で一度経営破綻したJALですが、その事実を念頭に入れ質問が来ても対応できるよう準備しておくことをおすすめします。
転職エージェントを利用する
最後のポイントは転職エージェントを利用し、適切なサポートを受けることです。
過去に第二新卒歓迎の求人を掲載していましたが、転職エージェントへ登録しておくと求人情報が最速で届きます。
特に各転職エージェントで非公開求人を取り扱っていますが、その内容はさまざまです。
複数の転職エージェントを利用することで、得られる情報量が多くなるため、中途採用の枠が少ないJALも攻略しやすくなるでしょう。
また面接対策や書類対策といったサポートも整っており、第三者目線で受けられるプロのアドバイスは効果的です。
転職エージェントごとに得意とするサポートや担当者の人柄はさまざまです。複数のサービスを利用し、自分が使いやすいと思うものを見つけましょう。
高年収を目指すならまずは年収査定を受けてみよう

- 今の年収から何円アップするか
- あなたの適正年収の求人
- 転職によって年収がどう推移するか


自分の市場価値を知ることは年収アップの近道になるでしょう。ぜひ年収査定を利用して、年収アップを達成しましょう。
JALの転職を目指す方におすすめな転職エージェント
リクルートエージェント
- 一般に公開されていない貴重な求人を多数保有
- 業界に精通したキャリアアドバイザーが内定獲得に向けてサポート
- 転職成功ガイドを参考にできる
リクルートエージェントの特徴
リクルートエージェントは豊富求人数を誇る、業界大手の転職エージェントです。一般に公開されていない貴重な求人も多数揃えています。
履歴書の書き方や面接対策など、転職成功ガイドをもとにキャリアアドバイザーの声も聞きながら内定を目指せます。リクルートエージェント独自の面接対策も実施しているため必見です。
JALを目指す人にリクルートエージェントがおすすめな理由
リクルートエージェントの公開求人にJAL(日本航空株式会社)の仕事は掲載されていませんが、非公開求人として保有する可能性は大いに考えられます。
大手ならではの豊富な転職支援をもとに、JALの採用担当者に興味を持たれる書類作成、面接でのやり取りなどをアドバイスしてくれるでしょう。
運営会社
株式会社リクルート
主なサービス(機能)
得意分野・特徴
多数の非公開総合求人を誇る充実のサポートが強み
公開求人数
311,566件※2022年11月25日現在
利用可能地域
全国
拠点
東京/西東京/宇都宮/さいたま/千葉/横浜/京都/大阪/神戸/名古屋/静岡/北海道/東北/岡山/広島/福岡
出典:リクルートエージェント
※求人情報は2022年12月9日時点のものです。
マイナビエージェント
- 業界専任制という形でキャリアアドバイザーが在籍
- 20代の転職エージェント満足度No1を獲得
- ワンランク上の応募書類・面接対策を実施
マイナビエージェントの特徴
マイナビエージェントに在籍するキャリアアドバイザーは業界専任制です。業界・職種別にチーム編成されているため、それぞれが深い知識と理解のもと転職活動をサポートしてくれます。
選考基準は応募先企業や職種により異なります。マイナビエージェントでは希望の先に合わせたワンランク上の応募書類添削・面接対策を実施してくれるため大変心強いです。
JALを目指す人にマイナビエージェントがおすすめな理由
マイナビエージェントの公開分では、JALの求人は検索にてヒットしません。しかし、多くの非公開求人を保有することから扱っている期待が持てます。
大手ならではの転職ノウハウを有すること、かつ業界に特化した転職支援を実施していることなどを踏まえ、JALに適したサポートのもと内定獲得を目指せる可能性は大いにあります。
運営会社
株式会社マイナビ
主なサービス(機能)
得意分野・特徴
IT・WEBサービスエンジニア・モノづくりエンジニア・営業職の求人
公開求人数
−※2022年11月25日現在
利用可能地域
全国
拠点
京橋/新宿/神奈川/北海道/宮城/名古屋/京都/大阪/兵庫/福岡
出典:マイナビエージェント
※求人情報は2022年12月9日時点のものです。
※1 アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社(2021年12月実施)
ビズリーチ
- 即戦力となる人にスカウトが届くハイクラス転職サイト
- 優秀なヘッドハンターに転職相談が可能
- 年収1,000万円超えの求人が多数
ビズリーチ特徴
ビズリーチは即戦力となる人にスカウトが届くハイクラス転職サイトです。JALのようないわゆる大手企業が職務経歴書を見て、興味を持ってもらえるとスカウトが届く仕組みになります。
また、保有する求人の3分の1以上は年収1,000万円超えとなることから、収入アップを目的に転職したい人は要チェックです。
JALを目指す人にビズリーチがおすすめな理由
ビズリーチでは一般検索をする限りJALの求人はヒットしません。しかし、ハイクラス転職サイトなだけに非公開分として保有する可能性は十分あり得ます。
ヘッドハンターからスカウトを受けられることもあるため、しっかりと希望を伝えておきましょう。また、自分からJALへ入社したい旨を伝えることで、繋げてくれる可能性もゼロではありません。
運営会社
株式会社ビズリーチ
主なサービス(機能)
得意分野・特徴
厳選された企業から直接ハイクラススカウトが届く
公開求人数
84,488件※2022年11月25日現在
利用可能地域
全国
拠点
東京/名古屋/大阪/福岡/静岡/広島
出典:ビズリーチ
※求人情報は2022年12月9日時点のものです。
よくある質問
現在中途採用が積極的に行われていない中でも、自社養成パイロットのみ採用が行われているため、極めて重要なポジションと言えるでしょう。
しかし平均で455万円となっているため、全体と比較すると極端に低いわけではなく、ある程度の水準で生活できるでしょう。
現在中途採用が行われていないため、募集開始のタイミングを待ち、公開されたら選考に進むと良いでしょう。
長期にわたり勤務することで段階的に役職が上がるため、年収を上げるためには腰を据えてJALでキャリアを築いていくと良いでしょう。
整備士に限った場合は、574万円の中でも差が生じるため約500万円強が給与のラインと言えるでしょう。
まとめ
今回はJALの平均年収や転職難易度・おすすめの転職エージェントについて紹介しました。
JALの平均年収は678万円となっており、国内のトップ企業としては高くないものの、航空業界の中ではトップクラスの金額となっています。
JALの転職を成功させるためには、転職エージェントの活用がおすすめです。
今回紹介した転職エージェントはいずれも無料で利用できるため、明治へ転職を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
関連記事