看護師を辞めたい理由8選|辞める前に知っておきたい対処法も解説

看護師を辞めたい理由8選|辞める前に知っておきたい対処法も解説

「看護師を辞めたい…」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。看護師は人の命を預かる仕事なだけに、プレッシャーも大きいのが現状です。

心身の健康に支障をきたしているのなら、看護師を辞めて転職するのがおすすめです。

しかし、実際に看護師はどのような理由で辞めている人が多いのか気になる人もいるでしょう。

そこで本記事では、看護師を辞めたいと思っている人に関する以下の項目をご紹介します。

この記事でわかること
  • 看護師を辞めたい理由
  • 看護師を辞めたいときの対処法
  • 看護師を辞める前にしておくべきこと

この記事を読めば看護師を辞めたいと考えるおもな理由がわかるだけでなく、看護師を辞める前にしておくべきことを把握できます。

看護師を辞めたいと考えている人はもちろん、職場に対して悩みを抱えている人もぜひ参考にしてみてください。

看護師を辞めたい理由とは?

看護師を辞めたい理由とは?

看護師を辞めたいと感じる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。ひとつずつ詳しく確認していきましょう。

職場の人間関係

看護師が辞めたい理由に挙げられがちなのが職場の人間関係です。特に、指導立場にある上司・先輩との関係が悪いと業務に支障をきたします。

 職場の人間関係が悪いと居心地が悪くなり、徐々に「仕事に行きたくない…」とネガティブな感情を持ってしまう人も少なくありません。

また、いわゆる「お局」と呼ばれるベテラン看護師の存在も気がかりです。心無い言葉をかけられ、心に深い傷を負ってしまう人もいます。

職場の人間関係はすぐに修復できるものではない場合が多いのも現状です。

疲弊して辞めてしまう看護師も多いようですね。

医療ミスへのプレッシャー

医療ミスへのプレッシャー

看護師の仕事は患者さんの健康・命を左右するため、常に気が抜けません。そのため、医療ミスへのプレッシャーを感じる看護師もいます。

 仕事をするうえで緊張感を持つことは大切ですが、その一方で過度にプレッシャーを感じるあまり、心身に影響を及ぼしかねません。

プレッシャーによって頭痛や腹痛などが生じるようになると、「プレッシャーを感じないような穏やかな仕事に就きたい」と考える看護師もいます。

特に、仕事に慣れていない若手看護師に多く見られる傾向です。

仕事に慣れるまで我慢する必要があるでしょう。

給料が見合っていない

仕事内容と給料が見合っていないと感じると、看護師を辞めたいと考えがちです。看護師は一般企業よりも給料が高い傾向にあります。

しかし、看護師は患者さんの命を預かる専門的な仕事です。

 今よりもさらに給料を上げてほしいと考えている看護師は少なくありません。

昨今では看護師の賃上げが社会問題にまで発展し、政府による給料増額の改善がされつつあります。ただ、すぐには希望通りの給料にならないのが現状です。

看護師の給料が仕事内容と見合っていないと感じると、仕事を続けるモチベーションが低下してしまいます。

業務量・残業時間の多さ

業務量・残業時間の多さ

業務量・残業時間の多さも看護師を辞めたいと感じる要因のひとつです。看護師は患者さんの健康サポートや看護記録の作成など幅広い業務をこなさなくてはなりません。

 特に、小規模の病院・クリニックの場合、看護師1人あたりの業務量が多い傾向です。疲弊してしまう看護師も多いでしょう。

業務量・残業時間が多いと、プライベートの時間を持てなくなってしまいます。「自分は何のために働いているんだろう…」と気分が滅入ってしまうこともあるでしょう。

看護師のなかには月に60時間以上も残業している人がいます。

残業時間の多さは心身に悪影響を及ぼしかねません。

夜勤が生活に合っていない

病院・クリニックによっては夜勤が求められます。夜勤は手当が支給されるメリットがある一方、生活リズムが崩れてしまう可能性もあるので注意が必要です。

 生活リズムが崩れると、睡眠障害や食欲不振などを招く懸念があり、業務に支障をきたすことも考えられます。

また、イライラしやすくなる・勝手に涙が出てくるなど精神面で不調を招く可能性もあるでしょう。

働くうえで生活リズムを整えるのは重要なポイントです。

夜勤によって生活リズムが崩れるなら、退職の道を選ぶ看護師もいます。

出典:睡眠リズムラボ

研修・サポート体制が手薄

研修・サポート体制が手薄

研修・サポート体制が手薄なため、退職を考えている看護師もいます。特に、若手看護師に多くみられる傾向です。

 研修・サポート体制が手薄な職場の場合、看護師がキャリアアップしていく機会が少なくなってしまいます。

キャリアアップできなければ看護師として1人前になる期間が延びてしまうほか、働くモチベーションを高められないでしょう。

働くうえで必要なのが成長している喜びです。

成長の実感を得られない職場では、腰を据えて長く働くことは難しいでしょう。

評価制度の不満

評価制度に不満がある人も、看護師を辞めたいと考える可能性が高いでしょう。なぜなら評価制度は昇給やボーナス額に直結するからです。

 特に、評価制度があいまいな職場では、どのように仕事を頑張ればいいのかわからなくなってしまいます。

評価制度が整っていない職場は小規模の病院・クリニックに多く見られがちです。長く働き続けるイメージが持てない看護師も少なくありません。

評価制度はすぐに変えられない場合が多いため、転職する看護師が多いようです。

そもそも仕事が向いていない

そもそも仕事が向いていない

看護師として働いていくうちに、「自分には看護師が向いていない」と感じてしまう看護師もなかにはいます。

 看護師は正確かつスピーディーに仕事を進める必要があるほか、専門知識を絶えず勉強し続ける精神力も重要です。

マイペースに仕事をしてしまう人やコツコツ勉強し続けることが苦手な人は、看護師を辞めて自分に合った仕事を見つける傾向があります。

仕事にはどうしても向き・不向きがあるものです。

向いていない仕事を無理やり続けるのはよくありません。

看護師を辞めたいときの対処法

看護師を辞めたいときの対処法

看護師を辞めたいとき、どのような対処法が有効なのでしょうか。ここからは、看護師が抱えがちな悩み別に対処法をそれぞれご紹介します。

看護師を辞めたいときの対処法
  • 特定の人物に対する人間関係の悩み
  • 仕事へのプレッシャーは改善できる可能性も
  • 1人で悩みを抱えている

特定の人物に対する人間関係の悩み

上司や先輩、いわゆる「お局」など特定の人物に対する悩みを抱えている人もいるでしょう。しかし、退職を考えるのは時期尚早です。

 特定の人物だけが原因で看護師を辞めたいなら、退職を考える前に異動を申し出るとよいでしょう。

異動によって上司や先輩などが入れ替わると、仕事がやりやすくなる可能性があります。特に、大規模な病院・クリニックに勤めている人におすすめの方法です。

しかし、職場によっては異動が叶わないこともあります。

異動のタイミングはしっかりと確認しておきましょう。

仕事へのプレッシャーは改善できる可能性も

仕事へのプレッシャーは改善できる可能性も

仕事へプレッシャーを感じてしまい、退職を考える看護師も少なくありません。しかし、プレッシャーは改善できる可能性が高いです。

プレッシャーを感じてしまう理由のひとつに、経験の少なさが挙げられます。

 裏を返せば、経験を積むことで自信が生まれ、プレッシャーを感じにくくなるでしょう。

特に、若手看護師はまだ業務に慣れていないため、「このやり方で本当に合っているのかな?」と不安になりがちです。

わからないことは積極的に先輩看護師に質問し、徐々に業務に慣れていくことでプレッシャーを払拭できるでしょう。

1人で悩みを抱えている

1人で悩みを抱えているあまり、看護師を退職するという考えに至る人も多いでしょう。特に、仕事が向いていないと感じる人にありがちです。

 しかし、信頼できる先輩や同僚に相談することで、すぐに悩みを解決できる可能性もあります。

先輩が新人だったころの話を聞いているうちに、「今は仕事ができる先輩でも、悩んでいる時期があったんだ」と心が軽くなるのを感じるでしょう。

また、同僚に悩みを打ち明けることで、似たような悩みを抱えているのが判明するかもしれません。

積極的な自己開示が大切です。

なるべく早く看護師を辞めたほうがいい職場・人の特徴は?

なるべく早く看護師を辞めたほうがいい職場・人の特徴は?

一方、なるべく早く看護師を辞めたほうがいい職場・人にはどのような特徴があるのでしょうか。それぞれ詳しく確認していきましょう。

早くやめるべき職場・人の特徴
  • セクハラ・パワハラが横行している
  • 職場環境が健全とはいえない
  • 体調やメンタルに異変が生じている
  • 半年以上も退職しようか悩んでいる

セクハラ・パワハラが横行している

セクハラ・パワハラが横行している職場は要注意です。例えば、暴言や暴力を日常的に飛び交っている職場が挙げられます。

 このような職場では看護師として成長を期待できないどころか、心身に悪影響を及ぼしかねません。

なるべく早く職場を離れることで心身のダメージを最小限に留められるため、もしセクハラ・パワハラが横行しているならすぐに転職を考えましょう。

このような職場は退職のやりとりが難航する場合もあるので、困ったときは外部の機関を頼ってみてください。

職場環境が健全とはいえない

職場環境が健全とはいえない

職場環境が健全とはいえない職場も注意が必要です。例えば、人間関係がギスギスしている職場や残業時間が極端に多い職場には気を付けましょう。

 職場環境が健全でなければ、仕事に対して真摯に向き合うことができません。

モチベーションも高められないでしょう。

特に、残業時間が慢性的に多い人は注意が必要です。残業時間の多さは生活リズムを崩し、体調面に影響を及ぼす可能性があります。

職場環境が健全でないと感じるなら、すぐにでも退職に向けて行動するのがおすすめです。

体調やメンタルに異変が生じている

体調やメンタルに異変が生じている人は要注意です。ストレスが積み重なって、心身が悲鳴をあげている証拠といえます。

 一例として、頭痛や腹痛が慢性的に起きている・イライラしやすくなるなどが挙げられるでしょう。

もし退職が難しいようなら、休職する方法もあります。ゆっくりと休むことで、今後のキャリアについて考えやすくなるでしょう。

体調やメンタルに異変が生じていたら、専門的な医療機関の受診も忘れずに行ってください。

出典:日本成人病予防協会

半年以上も退職しようか悩んでいる

半年以上も退職しようか悩んでいる

半年以上も退職しようか悩んでいる人も退職の方向で考えるとよいでしょう。なぜなら、看護師を辞めたい気持ちが一時的なものではないと考えられるからです。

辞めたい理由が一時的なものなら解決する可能性もあります。

 しかし、半年以上も悩み続けているなら解決の見込みはほとんどないでしょう。

例えば、「人手不足で業務が忙しい」ことが辞めたい理由だとします。一時的なものであれば数ヶ月で改善されていますが、半年も続くのなら職場改善は期待できません。

現在抱えている悩みが半年以上続いているのかどうか、退職を決断する目安にしてみてください。

子育てのために看護師を辞めたい…子供がいる看護師の働き方とは?

激務である看護師業務と子育てを両立させるのは、決してたやすいことではありません。実際に子供のいる看護師はどのような働き方をしているのか、詳しく見ていきましょう。

看護師で子供のいる方の割合は?

看護師で子供のいる方の割合は?

厚生労働省が平成22年に発表した「看護職員就業状況等実態調査」によると、子供がいて看護として就業していている方は全体の63.7%でした。

 約半分以上の看護師が出産後も離職せずに、働き続けながら子育てをしていることがわかります。

ちなみに、看護師として就業していない人で子供を持つ方は82.1%でした。子供がいる看護師のうち、子供の人数は2人が47.4%と最も多く、年齢が6歳以下の割合は 28.9%でした。

小さい子供のいる方でも、仕事を続けていることが分かります。

子育てをしながら仕事を続ける看護師は多い

一般的には、女性は出産や子育てをきっかけに、仕事から一旦離れて家庭に入る選択をする方は多いです。

 そんな中、看護師は他職種と比較しても、仕事を辞めずに働き続けることを選択する人が多いことが分かります。

さらに看護師は社会的にも需要が高い職業であるため、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方がしやすい職種であることもメリットです。

参照:看護職員就業状況等実態調査結果-厚生労働省

看護師で6歳以下の子供のいるケースの保育者は?

看護師として働いている方で6歳以下の子供のいるケースでは、日中の主な保育者は「保育所の保育士」と回答した方は61.9%でした。

6割以上の看護師が子供を保育所に預けながら仕事を続けていることが分かります。ちなみに、その他の割合としては以下の表の通りです。

自分 17.5%
配偶者 3.7%
子の祖父母 7.9%
その他 9.1%

上記の表を見ても、圧倒的に保育所の利用者が多いことが分かるでしょう。

参照:看護職員就業状況等実態調査結果-厚生労働省

看護師が妊娠・出産・育児で受けた支援制度は?

看護師が妊娠・出産・育児で受けた支援制度は?

看護師として働く方が第1子の妊娠・出産・育児の際に受けた支援・活用した制度としては、以下のものがあります。

  • 育児休業
  • 両親等、家族による育児の支援
  • 夜勤の免除又は夜勤回数の軽減
  • 院内・院外保育(就学前)

一方、支援を受けたかったが受けられなかったものとしては、時間外労働の免除や休日労働の免除、病児・病後児保育がありました。

夜勤免除や育児休業などは比較的取りやすい病院が多いものの、時間外労働の免除や休日労働の免除などは利用しにくいケースが多いようです。

参照:看護職員就業状況等実態調査結果-厚生労働省

看護師の勤務先退職回数はどれくらい?

看護師の勤務先退職回数はどれくらい?

転職理由はさまざまですが、一般的に看護師という職業は転職回数が多いと言われています。看護師の転職先退職回数は一体どのくらいなのか、詳しく見ていきましょう。

看護師の勤務先退職回数

厚生労働省が平成22年に発表した「看護職員就業状況等実態調査」によると、看護師がこれまでに勤務先を退職した回数は以下の通りです。

0回 45.2%
1回 24.0%
2回 14.1%
3回 7.9%
4回 3.7%
5回以上 3.4%
無回答 1.6%

※看護職員として就業している方のデータ

最も多い回数は0回で、次いで1回、2回が多い結果です。約半数以上の看護師が1回以上の転職を経験していることが分かります。

参照:看護職員就業状況等実態調査結果-厚生労働省

看護師の勤務先退職回数が多い理由

看護師の勤務先退職回数が多い理由

看護師の転職回数が多い理由としては、需要が高いので転職先を比較的見つけやすいということが挙げられます。

看護師は国家資格であり、誰もが就ける仕事ではありません。しかし、現代では看護師不足が問題となっています。

 多くの病院やクリニックが看護師を必要としているため、今後も需要がなくなることはないでしょう。

看護師の業務は病院が変わっても仕事内容は共通していることが多いので、転職先でも仕事を覚えるのが比較的負担にはなりません。

このような特性上、看護師は一般の企業と比べて転職回数が増える傾向にあるのです。

女性が多いことも理由のひとつ

看護師には女性が多いのも大きな特徴のひとつです。女性は結婚や出産など、ライフステージの変化によって離職・転職するケースが多いです。

その結果、看護師全体の離職・転職率は、一般企業よりも高めになることが考えられます。

 一方、看護師のそのような需要に応えるため、産休・育休、院内保育所など子育てしやすい制度をしっかりと設けている病院もあります。

子育てに理解のある病院に転職すれば仕事から離れる必要はないため、子供を育てながら長く勤め続けることが可能です。

出産をきっかけに仕事に対する考え方が変わり、子育て支援に手厚い病院を探して転職をする看護師も多いですよ。

退職回数が多いと転職に不利?

退職回数が多いと転職に不利?

退職回数が多いと転職に不利になってしまうのではないか、と不安を持つ方もいるかもしれませんが、大切なのは回数ではなく転職理由です。

 例えば退職理由が専門性を高めたい、スキルアップを目指したい、などのポジティブな理由であった場合、採用担当者の印象は良いです。

さらに転職回数が多くても、ひとつの病院で5年程度勤務している場合であれば、すぐに辞めてしまうのではないかという心配もないでしょう。

採用担当者にしっかりと伝わるように転職理由を伝えましょう。

【辞めた後はどうする?】看護師におすすめの他業種を解説

【辞めた後はどうする?】看護師におすすめの他業種を解説

現在看護師を辞めたいと考えていても「辞めた後どうしよう」と不安になってしまう方も多いでしょう。

この章では看護師を辞めた後の転職先として、おすすめの他業種について解説していきます。

おすすめの他業種
  • 保育園・幼稚園
  • 介護施設
  • 美容クリニック
  • 自衛隊

保育園・幼稚園

看護師におすすめの転職先としては保育園・幼稚園が挙げられます。保育園・幼稚園の業務としては子供の健康管理・保護者とのコミュニケーションなどです。

 保育園では子供への医療業務は行いません。

保育園・幼稚園では病院などに比べて従業員一人一人の負担は少なくなります。また夜勤もありません。子供の様子に気を配る仕事のため、看護師時代の経験も生きてくるでしょう。

収入は大幅に下がる可能性もありますのでご注意ください。

介護施設

看護師の転職先としては、介護施設もおすすめです。介護施設では介護士と看護師が協力して、施設利用者の日々の生活をサポートしていきます。

看護師は医療従事者の立場から、利用者の健康面管理、緊急事態時の応急処置などが主な業務です。

 具体的にはバイタルケア、口腔ケア、爪切りなどの業務が挙げられます。

介護施設では看護師にしかできない仕事が多いので、需要は非常に高いです。今後、少子高齢化社会が進んでいけばさらに需要は高くなるでしょう。

現在でも時給2000円を超える職場も多いです。

美容クリニック

美容クリニック

看護師の転職におすすめの他業種としては、美容クリニックが挙げられます。給料が高い場合が多い、長時間の残業が発生しにくいなどが魅力です。

美容クリニックの業務内容としては電話受付、予約管理、カウンセリング、注射、施術、アフターケアなどの業務があります。

 美容整形を行う美容外科クリニックの場合は、手術の補助も行うこともあります。

医療行為は病院よりも減り、夜勤がない場合も多いので、看護師にかかる負担も軽減されるでしょう。

休日の利用者が多いため、土日祝日に休みをとりにくい点は注意しましょう。

自衛隊

少し変わった他業種としては自衛隊に入隊する方法が挙げられます。具体的には自衛隊の基地・駐屯地や自衛隊病院で看護師として勤務する方法です。

自衛隊では自衛隊員・災害の被災者・自衛隊病院の利用者の看護をするのが主な業務になります。

 看護師は訓練などは行わず、専門的な仕事のみを行う「技官」に分類されます。

自衛隊に転職するメリットとしては特別職国家公務員のため福利厚生が病院よりもしっかりしているという点が挙げられます。

病院で働いていた頃よりも社会保障、退職金も安心できるでしょう。

全国転勤がある、場合によっては夜勤があるというデメリットもあります。

看護師の退職方法を解説

看護師の退職方法を解説

「看護師を辞めて転職する」と決意したら、今の職場を退職しなければなりません。ではどのような手順で退職したら良いのでしょうか?

この章では看護師の退職する方法について解説していきます。退職する際は以下のような手順を踏みましょう。

看護師の退職方法
  • 1.就業規則の確認
  • 2.退職の意思表示・日程調整
  • 3.業務の引き継ぎ
  • 4.退職完了

1.就業規則の確認

退職を決意したら、まず行うべき行動は職場の就業規則を確認しておくことです。一般的には退職の意思を伝えるのは1ヶ月前が理想とされています。

しかし職場によっては2〜3ヶ月前に退職の意思を伝えなければならない就業規則を定めているところもあります。

 法律上は14日前に伝えれば問題ないのですが、看護師のワークスタイル的に現実的ではないでしょう。

トラブルなく円満退職をしたいのであれば、就業規則をよく確認して違反してしまわないように気をつけましょう。

2.退職の意思表示・日程調整

就業規則を確認したら退職の意思表示をしていきます。退職の意思は師長・看護師長など直属の上司に伝えれば問題ありません。

既に転職先が決まっている場合は、なるべく早く言った方がトラブルになりにくいです。

 定期的に意向調査が行われている職場であれば、面談の時にに伝えれば良いでしょう。

退職の意思を伝えたら上司と面談をしながら退職する日程を調整していきます。退職する日程は退職者の希望と職場の状況を考慮しながら決定していきます。

退職日が決まったらお世話になった先輩や親しい同僚には公表される前に挨拶しておくと良いでしょう。

退職希望日ははっきりと伝えないと、退職を引き延ばされる原因にもなるのでご注意ください。

3.業務の引き継ぎ

3.業務の引き継ぎ

退職日が決定したら業務の引き継ぎをおこなっていきます。残ったスタッフが安心できるように必要に応じて資料作成をするなど、しっかりと引き継ぎ業務は行いましょう。

退職日まで仕事にはしっかり向き合うという姿勢が重要です。

4.退職完了

退職希望日までに引き継ぎ業務を終わらせたら、晴れて退職は完了です。退職日までに患者さんやお世話になった人たちへの挨拶は忘れないようにしましょう。

挨拶する際は忙しい時間帯やシフトで被らない人たちにもしっかり挨拶するなど気を配ることが重要です。

看護師を辞める前にしておくべきこととは?

看護師を辞める前にしておくべきこととは?

実際に看護師を辞める前にしておくべきことはあるのでしょうか。具体的な4つのしておくべきことを解説します。

看護師を辞める前にしておくべきこと
  • 辞めたい理由を整理する
  • キャリアの棚卸しを行う
  • 未消化の有給を活用する
  • 転職エージェントに登録する

辞めたい理由を整理する

看護師を辞める前に、辞めたい理由を整理しておくことが大切です。あいまいなまま辞めてしまうと、後悔してしまう可能性があります。

 なぜ看護師を辞めたいのか、箇条書きにして紙に書き出す方法がおすすめです。

きちんと書いておくことで、考えが整理されるでしょう。

退職理由を明確にしておくことで、次の職場に求める希望条件が明確になりやすいメリットがあります。

給料・業務量・人間関係などできるだけ具体的に整理しておくと、後から振り返ったときに役立ちますよ。

キャリアの棚卸しを行う

キャリアの棚卸しを行う

キャリアの棚卸しとは、これまでしてきた業務と培ったスキルをひとつずつまとめる方法を指します。

 キャリアの棚卸しを行うことでこれまでの実績が可視化され、自分の得意分野・不得意分野をしっかり把握できるでしょう。

自分の得意・不得意分野がわかれば、次の職場でやってみたい業務や挑戦してみたい分野が明確になるのが利点です。

キャリアの棚卸しは丁寧に時間をかけることで、ブラッシュアップされます。

時間を見つけてトライしてみてください。

未消化の有給を活用する

消化していない有給休暇があれば、職場を辞める前に活用しておきましょう。完全に職場を辞めてしまうと、有給休暇がなくなってしまうので注意が必要です。

 有給休暇は労働者の正当な権利です。たとえ上司に嫌な顔をされても、毅然とした態度で有給を申請するとよいでしょう。

有給休暇では今まで頑張ってきた分、リフレッシュとして旅行に行くのもおすすめです。状況が許す限り、今まで行きたくてもいけなかった場所を訪れてみてください。

また、転職活動に充てるのも有効な方法です。

自分なりに時間を調整し、有意義な有給休暇にしてくださいね。

転職エージェントに登録する

転職エージェントに登録する

現職で働いているうちに、看護師の転職に特化した転職エージェントの登録がおすすめです。

 転職エージェントでは希望条件に合った仕事を紹介してくれるので、求人を探す手間が省けるのがメリットといえます。

転職のプロによるキャリア相談も実施しているため、今後のキャリアに迷いが生じているのなら、積極的に活用するとよいでしょう。

また、転職エージェントでは選考対策も実施しています。

転職活動に不安を抱えている人にとって、心強い味方になってくれますよ。

看護師を辞めたいと感じているなら、適職診断を受けてみよう

看護師に特化した転職サイト「看護roo!」では、無料で受けることができる適職診断を提供しています。

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診断を受ける所要時間は5分程度です。自分の性格に関する質問が出てきますので、当てはまるものを選ぶだけで、性格のタイプとともに自分に合った職場を提案してくれます。
診断結果の例は以下の画像を御覧ください。
看護roo適職診断
診断結果と合わせて、あなたに向いている職場で、現在求人を募集しているところも見ることができます。看護師を辞めたいと思う理由は単に職場が性格に合っていないだけかもしれません。

すぐに看護師を辞めるのではなく、他の職場への転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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看護roo!

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転職サポートサイトのコンテンツとして、「転職手続きガイド」や、職場別の看護師のコラムなどを読むこともできます。ぜひ参考にしてみましょう。
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公開求人数 72,762件※2022年4月1日時点
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出典:公式サイト

よくある質問

転職したい看護師におすすめの転職エージェントは?

看護師向けの転職エージェントとしては、看護roo!や看護のお仕事、ナース人材バンクなどの特化型のサービスがおすすめです。また、看護師から他職種への転職を目指す場合は、リクルートエージェントやdoda、マイナビエージェントなど、総合型の大手転職エージェントを活用してみると良いでしょう。

看護師を辞めたいおもな理由は?

看護師を辞めたいおもな理由は人間関係や給料の安さ、業務量の多さなどが挙げられます。しかし、これらの理由に当てはまっていないからといって、退職できないわけではありません。

人それぞれ抱えている悩みは異なります。他人の意見に左右されることなく、自分がどうしたいのかということに焦点をあてるとよいでしょう。

どのような職場なら看護師を辞めたほうがいい?

今すぐにでも看護師を辞めたほうがいい職場の特徴は以下のとおりです。

・セクハラ・パワハラが横行している
・職場環境が健全とはいえない

また、メンタルや体調面に不調をきたしている人や半年以上も退職しようか迷っている人も、職場を離れたほうがよいでしょう。

看護師は異業種に転職できる?
看護師は異業種に転職できます。看護師は専門的な職業である一方、コミュニケーション力や責任感などが評価されやすいです。異業種へ転職する際は、一般企業でも通用するスキルをアピールするとよいでしょう。
看護師を辞める前にしておくべきことは?

看護師を辞める前にしておくべきことは以下のとおりです。

・辞めたい理由を整理する
・キャリアの棚卸しを行う
・未消化の有給を活用する
・転職エージェントに登録する

看護師資格を活かせるおすすめの仕事は?

看護師資格を活かせるおすすめの仕事は下記を参考にしてみてください。

・幼稚園や保育園の看護担当
・産業看護師
・ツアーナース
・治験のスタッフ

転職サービスに登録するメリットは?
転職サービスに登録すると、希望条件に合った求人を紹介してくれます。また、応募書類の添削や面接対策を実施してくれるのもメリットです。今後のキャリアに迷っているなら、キャリア相談ものってくれます。
面接で退職理由を聞かれたらどのように答えるべき?
面接で退職理由を聞かれたら、ポジティブな理由で答えるとよいでしょう。ネガティブな退職理由を伝えると、「また辞めてしまうのでは?」と不信感を持たれてしまいます。できるだけポジティブな表現を使ってください。

まとめ

今回は、看護師を辞めたいおもな理由や看護師を辞める前にしておくべきことなどを中心にご紹介しました。

看護師は人の命を助けるやりがいのある仕事ですが、過度なプレッシャーや人間関係などの理由によって辞めたいと感じる人も少なくありません。

現職を辞めても看護師の資格を活かせる仕事は多岐に渡るため、自分を責めすぎずに次のキャリアを考えるのもおすすめです。

ぜひこの記事を参考にしながら、看護師をこのまま続けるのか考えてみてください!

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