金融の求人に強い転職エージェント10選!職種や求人数・転職事情も紹介

金融の求人に強い転職エージェント10選!職種や求人数・転職事情も紹介

「金融業界に転職して活躍したい」「金融業界にはどのような仕事があるの?」このような悩みを持つ方もいるでしょう。

金融業界へ転職を成功させるなら、金融の求人に強い転職エージェントがおすすめです。

業界を熟知したキャリアアドバイザーが、内定までを導いてくれますよ。

そこで今回は、金融の求人に強い転職エージェントを、総合型と特化型に分けて紹介します。

この記事でわかること
  • 金融の求人に強い転職エージェント
  • 金融業界の仕事内容
  • 金融業界の平均年収
  • 金融業界の転職事情
  • 金融業界に転職するメリット

金融業界で働ける職種についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

【総合型】金融の求人に強い転職エージェント6選

パソナキャリア
リクルート
エージェント
doda
マイナビ
エージェント
Spring
転職エージェント
オネスティ
パソナ
リクルートエージェント
doda
マイナビエージェント
Spring転職エージェント
オネスティ
公開求人数
15,038
352,457
187,776
-
58,526
非公開求人数
10万件以上
277,030
-
-
28,342
対象年代
20代〜50代
20代〜50代
20代〜50代
20代〜30代
30代〜50代
20代〜50代
対応エリア
全国
全国
全国
全国
首都圏・東海・関西
全国
得意分野
総合求人
総合求人
総合求人
IT・WEBエンジニア、モノづくりエンジニア、営業職の求人
ITエンジニア・クリエイティブの求人が充実
保険・金融業界
イチオシ機能
キャリアアドバイザーの親身なサポート体制
年収交渉の代行
年収交渉の代行
年収査定診断
未経験職種への
転職サポート
多国籍のコンサルタントにより、グローバル転職も可能!
業界に精通したコンサルタントによるサポートで選考率アップを目指す

パソナキャリア

パソナキャリア

おすすめポイント
  • ハイクラス転職に特化した転職エージェント
  • 求人の約半数が年収800万円以上・年収アップ率67.1%※公式サイト
  • 金融業界で年収2,500万円以上の求人掲載あり
  • WEB・電話・対面から選べる面接対策
  • 最後まで完全無料で利用できる

金融業界でハイクラス転職を目指している方はパソナキャリアがおすすめです。パソナキャリアはハイクラス求人に特化した転職エージェントで、金融業界で年収2,500万円以上の求人も掲載されています。

業界・職種ほとの最新の採用トレンドに精通したコンサルタントが目指したい企業の内定獲得のために、豊富な情報提供や面接対策、年収交渉を行ってくれます。年収交渉によっては求人票に記載されている以上の好条件で入職できるケースもあります。

 転職者が有利になるようなサポートが充実しており、転職者が目指したい業界・企業への書類選考が通過しやすいよう、膨大なデータベースから企業ごとの選考通過事例を分析し、書類に記載するべき経歴のアドバイスや応募書類添削してくれます。

さらに、面接サポートでも日程調節のほかにも、WEB・電話・対面などで模擬面接も実施しています。実際の選考をイメージした模擬面接で当日を完全にシュミレーションして臨めます。

目的別に転職セミナー・個別相談会も開催されているので、金融業界向けのセミナーに参加して、金融業界の転職事情を応募前に確認しておくのも転職を成功させるコツです。

転職セミナー&転職相談会はオンラインでも実施していますよ。
運営会社 株式会社パソナ
主なサービス(機能)
  • 求人検索
  • エージェントサービス
  • スカウトサービス
  • 転職成功ノウハウ
  • セミナー、相談会の開催
公開求人数※2022年9月26日時点 14,928件
利用可能地域 全国

出典:公式サイト

リクルートエージェント

リクルートエージェント

おすすめポイント
  • 業界でもトップクラスの非公開求人数!
  • 全国どの地域に住んでいても利用可能!
  • 模擬面接など、選考対策も手厚い!
  • 完全無料

リクルートエージェントは全国に拠点を持ち、地域をよく知るキャリアアドバイザーのサポートが受けられる転職エージェントです。

 金融専門職では、ディーラーやアクチュアリー、投資関連業務などの職種から求人を探せます。

ハイクラス転職や外資系・グローバル企業の求人も多く保有しているので、年収アップも目指せるでしょう。

面接が苦手な方は、面接の必勝ノウハウを伝授してくれる「面接力向上セミナー」がおすすめです。
運営会社 株式会社リクルート
主なサービス(機能)
  • エージェントサービス
  • 職務経歴書エディター
  • 面接力向上セミナー
  • 担当者面談
公開求人数※2021年7月26日時点 114,330件
利用可能地域 全国

出典:公式サイト

doda

doda

おすすめポイント
  • 転職サイトと転職エージェントの機能を併用できる!
  • 大手から中小企業・ベンチャー企業まで幅広い求人を用意!
  • 年収査定で自分の給与相場がわかる!
  • 完全無料!

dodaは、非公開求人を含めた多くの求人を保有している転職サイトです。企業から直接オファーが届くスカウトサービスも利用できます。

 金融系専門職では、開発や運用、投資銀行、リサーチ、バックオフィスなどさまざまな求人が掲載されています。

U・Iターン向けの支援がある求人や外資系企業など、さまざまな働き方からも検索可能です。

週に2回新着求人が更新されるので、希望条件に合うものを見つけましょう。
運営会社 パーソルキャリア株式会社
主なサービス(機能)
  • エージェントサービス
  • スカウト
  • パートナーエージェントサービス
  • 転職ノウハウ
  • 転職Q&A
公開求人数※2021年7月26日時点 84,259件
利用可能地域 全国

出典:公式サイト

マイナビエージェント

マイナビエージェント

おすすめポイント
  • アドバイザーや担当者の対応がよく、親身に相談に乗ってくれる!
  • 各企業の情報を分析し、手厚い選考対策で内定率UP!
  • 経歴に自信がない方でも正社員転職が目指せる!
  • 全国の転職に対応!WEB面談も可能
  • 完全無料

マイナビエージェントは、各職種の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーが内定までをサポートしてくれる転職エージェントです。

 金融専門職では、運用や不動産金融、投資事業、コマーシャルバンキングなどの職種から求人を探せます。

転職成功事例では、異業種から金融業界へ転職を成功させた事例が多数掲載されています。

年収アップのための無料面談も行っているので、気になる方は参加してみましょう。
運営会社 株式会社マイナビ
主なサービス(機能)
  • エージェントサービス
  • 履歴書添削サービス
  • 面接対策
  • サポート期間は無期限
公開求人数※2021年7月26日時点 27,946件
利用可能地域 全国

出典:公式サイト

Spring転職エージェント

Spring 転職エージェント

おすすめポイント
  • 業種専門のコンサルタントからのサポートを受けられる
  • 3万件以上の非公開求人を保有
  • 求人特集も随時更新中

Spring転職エージェントは、専門職毎にその分野に精通するコンサルタントが在籍している転職エージェントです。

 金融専門職では、法人営業(証券・銀行)、個人営業・リテール・FP(証券・銀行)、ホールセラ―などの職種から求人を探せます。

公式ホームページでは、金融業界専門のコンサルタントも紹介されています。

女性の転職支援の特設サイトもあるので、女性の方は活用してください。
運営会社 アデコ株式会社
主なサービス(機能)
  • エージェントサービス
  • セミナー・個別相談会
  • 面接対策
  • コンサルタントブログ
公開求人数※2021年7月26日時点 16,975件
利用可能地域 全国

出典:公式サイト

オネスティ

オネスティ

おすすめポイント
  • 保険・金融業界特化型の転職エージェント
  • 保険募集人経験者がマンツーマンで転職をサポート
  • 実年収で700万円UPを実現

オネスティは、保険・金融業界に特化した転職エージェントのため、業界に精通したネットワークで幅広い求人を取り扱っています。

 担当するコンサルタントも保険・金融業界に特化しているため、保険代理店での人事部長、事業部門責任者、現MDRT会員が転職のサポートを進めてくれます。

転職者の声では実年収が700万円以上アップしたと答える転職者も見ることができます。年収アップを実現したい方にもおすすめな転職エージェントです。

業界に精通したコンサルタントに書類や面接をサポートしてもらえるので、選考通過率も上がりやすくなるでしょう。

運営会社 オネスティ株式会社
主なサービス(機能)
  • 転職相談
  • エージェントサービス
  • 書類添削・面接対策
  • 面接日程調整
  • 入社日調整
公開求人数 非公開
利用可能地域 全国

出典:公式サイト

【特化型】金融の求人に強い転職エージェント4選

KOTORA(コトラ)

KOTORA(コトラ)

おすすめポイント
  • 金融・IT・コンサルの転職に強い!
  • 業界の動向を分析しながら、転職に役立つアドバイスをもらえる
  • 職務経歴書の添削も可能!

KOTORA(コトラ)は、金融・コンサル業界の実務経験者のサポートが受けられる転職エージェントです。

 現場の詳細や空気感、ディテールを元に転職者と企業双方が満足できる高いマッチングを行っています。

選べる職種が豊富なので、より専門的な希望に合う求人を見つけられるでしょう。

運営会社 株式会社コトラ
主なサービス(機能)
  • 面接ノウハウ
  • 転職体験記
  • 面接の質問事例
  • 業界情報/用語辞典
公開求人数※2021年7月26日時点 10,185件
利用可能地域 東京/神奈川/埼玉/千葉/愛知/大阪/福岡/海外

出典:公式サイト

マイナビ金融エージェント

マイナビ金融エージェント

マイナビ金融エージェントは、金融スペシャリストの為に結成されたマイナビエージェント金融専門チームのサポートが受けられる転職エージェントです。

 メンバーは、メガバンク・地銀・証券・生保出身のメンバーで構成されています。

金融系の全ての職種に対応しており、転職の成功事例をもとにアドバイスを受けられるので安心です。

運営会社 株式会社マイナビ
主なサービス(機能)
  • エージェントサービス
  • 履歴書添削サービス
  • 面接対策
  • サポート期間は無期限
公開求人数※2021年7月26日時点 27,946件
利用可能地域 全国

出典:公式サイト

ムービンストラテジックキャリア

ムービンストラテジックキャリア

ムービンストラテジックキャリアは、コンサルティング業界への転職支援に強みを持つ転職エージェントです。

 金融関連・財務系コンサルタントの求人が多く掲載されています。約79%が非公開求人なので、他では見つからなかった求人が見つかるでしょう。

キャリアコンサルタントはコンサル業界出身者を中心に金融機関、事業会社で実績を残してきているプロ意識の高いスタッフなので安心です。

運営会社 株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
主なサービス(機能)
  • 面接ノウハウ
  • 応募書類の添削
  • ケース対策
  • ビジネススキルの徹底指導
公開求人数※2021年7月26日時点 非公開
利用可能地域 全国

出典:公式サイト

アンテロープキャリアコンサルティング

アンテロープキャリアコンサルティング

アンテロープキャリアコンサルティングは、金融機関や金融プロフェッショナルの求人を多く保有している転職サイトです。

 金融業界を熟知したキャリアアドバイザーが、中立的な第三者目線で自分に合う求人を紹介してくれます。

金融業界の大企業の求人もあるので、キャリアアップを目指したい方にもぴったりでしょう。

運営会社 アンテロープキャリアコンサルティング株式会社
主なサービス(機能)
  • 履歴書・職務経歴書の作り方
  • 「スタートアップ・コーチング」サービス
  • 転職Q&A
  • 中途採用の難度・面接・選考ポイント解説
公開求人数※2021年7月26日時点 非公開
利用可能地域 全国

出典:公式サイト

【金融業界向け】おすすめ転職エージェント比較ランキング

※2021年7月26日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性があります。
※本記事でおすすめした転職エージェントの公開求人数をが多い順に掲載しています。

第1位:リクルートエージェント

リクルート

おすすめポイント
  • 業界最大級の非公開求人数
  • 地方の求人も取り扱っているので全国から利用可能!
  • 年収交渉の代行を利用すれば年収アップを達成できる可能性があがる
  • 完全無料で利用可能

第2位:doda

doda転職サイト

おすすめポイント
  • 転職サイト・スカウト機能を併用できる
  • 自分の適正年収がわかる年収診断サービスあり
  • 大企業からベンチャー企業まで、求人の規模が幅広い

第3位:マイナビエージェント

マイナビエージェント

おすすめポイント
  • アドバイザーの質が良く、利用者の満足度が高い!
  • サポートが手厚いので初めての転職におすすめ
  • 第二新卒の転職にも定評あり

転職の前に基本情報を確認!金融業界の仕事内容や職種

チェックリスト

ひとくちに金融業界と言っても、仕事内容や職種はさまざまです。ここからは、金融業界の仕事の一例を見ていきましょう。

金融業界の職種例
  • 銀行
  • 証券会社
  • 保険会社
  • クレジット・信販
  • コンサルティングファーム

銀行

金融業界の仕事内容や職種

銀行では、顧客から預かったお金を個人や企業・法人に融資し、その利息を得る「ホールセール業務」をメイン業務としています。

 大きなお金を動かしたいという方にぴったりの職種です。

上記の他、個人の資産形成や資産運用に対する助言や提案を行う「リテール業務」にも取り組んでいます。

メガバンクから地方銀行までさまざまな規模の銀行があります。

証券会社

証券会社は、株式や証券の売買による手数料や運用で収益を得る「リテール業務」をメインとしています。

 今後の世界の経済動向を調査・分析する「リサーチ」や、企業や法人の資金調達サポートなども仕事内容です。

その他、M&Aの助言などを通じて、経営や運営を支援する「インベストメントバンキング(IBO)」の業務も行っています。

保険会社

金融業界の仕事内容や職種

保険会社では、「生命保険」や「損害保険」、あるいはがん保険介護保険といった「第三の保険」などの商品を顧客に販売します。

 顧客が支払った保険料をもとに収益を得る仕組みです。

顧客との柔軟なコミュニケーションスキルが求められます。

顧客から預かった保険料を運用する、機関投資家としての業務も行います。

クレジット・信販

クレジットカードの発行や管理を行う仕事です。現在、国内ではキャッシュレス化が進んでおり、クレジットカードを持つ人は増えてきています。

 利用金額や利用枚数も増加傾向にあるため、今後も需要が高まることが予想される業界です。

仕事内容としては、営業や審査、回収業務部門などに分けられます。

コンサルティングファーム

金融業界の仕事内容や職種

コンサルタントは、課題を抱えている企業や機関等から依頼を受け、その解決に向けた支援活動を行う仕事です。

コンサルタントの職種としては、以下の6種類があります。

コンサルタントの職種
  • 戦略系コンサルタント
  • 総合系コンサルタント
  • 財務系コンサルタント
  • 人事系コンサルタント
  • 医療系コンサルタント
  • 再生系コンサルタント

業界によってどのような課題を解決していくかは異なっており、専門知識が求められることもあります。

どのように課題を解決していくか、依頼されている「課題」を細分化し、それに対する改善策をチームで提案・実施していきます。

転職の参考に!金融業界の平均年収を調査

お金を持っている人

dodaの「平均年収ランキング(96業種別の平均年収/生涯賃金)」によると、金融業界全体の平均年収は約455万円です。

 国税庁より発表された「令和2年分民間給与実態調査統計」によると、現在の日本人の平均年収は約430万円なので金融業界は平均レベルと言えるでしょう。

しかし金融業界の中にも職種は様々あり、職種によって平均年収は大きく変化します。以下の表を参考に業種別に年収を比較してみてください。

業種 平均年収
投信/投資顧問 662万円
証券会社 558万円
信託銀行 545万円
リース 523万円
都市銀行 516万円
住宅ローン 472万円
損害保険 468万円
クレジット/信販 434万円
消費者金融 433万円
生命保険 417万円
地方銀行 417万円
保険代理店 404万円
信用金庫/組合 378万円

参照:doda

国税庁「令和2年分 民間給与実態調査統計」

金融の1位は、「投信/投資顧問」(662万円)です。最下位の「信用金庫/組合」(378万円)とはおよそ280万円程の差があります。

金融と言っても様々な業種があるので、企業の業種と年収を照らし合わせて検討してみて下さいね。

金融業界の転職事情は?

金融業界の転職事情はどのようになっているのでしょうか。必要なスキルや、未経験でも転職は可能なのかについて見ていきましょう。

金融業界の転職事情

金融業界の転職事情は?

転職サイトにも金融業界の求人は多く掲載されていますが、金融機関での職務経験、もしくは業務に関連する資格保持者を対象としたものが多い傾向があります。

 理由としては、扱う商材が高額な保険や有価証券などである以上、金融営業は顧客から信用されるだけの知識を有していなくてはいけないことが挙げられます。

営業経験者歓迎という求人もありますが、どちらかと言えば経験者が優遇される業界であることは間違いないでしょう。

挑戦したい業界・職種についてあらかじめよく調べて、必要な資格や経験を習得することから始めることがおすすめです。

金融業界への転職に役立つ資格やスキル

金融業界への転職には、医師や薬剤師のように必ずしも資格が必要というわけではありません。そのため、転職活動においても資格の保有が必須要件ではないケースがあります。

 しかし、金融業界で活躍する上で必要となる能力・知識の証明になる資格は複数存在しています。それらの資格を持っておけば、転職活動において有利に働くでしょう。

金融業界の転職に役立つ資格としては、以下のようなものがあります。

金融業界の転職に役立つ資格
  • 証券アナリスト
  • 証券外務員
  • 公認会計士
  • 税理士
  • 日商簿記1級・2級
  • FP技能士

どの資格が役に立つかは希望する業種・職種やポジションなどによっても変化します一部の業務領域においては資格が必須となる場合もあるので、注意が必要です。

 FP技能士や証券外務員、証券アナリストなどは実務と直結しているので、取得すれば企業へのアピールになるでしょう。

財務分析や決算書を読めるスキルがあれば、金融業界未経験でも重宝されます。

ライバルと差をつけるため、転職活動を始めるまでの準備期間に資格の取得に挑戦してみてください。

未経験でも金融業界への転職は可能?

金融業界の転職事情は?

結論から申し上げますと、未経験でも金融業界への転職は可能です。実際に転職サイトを見ても、専門職でなければ未経験からの転職も歓迎している企業が多数あります。

 営業をはじめとしたハードで離職率も高い部署は、特にその傾向があります。

ただし、未経験でも金融業界で役立つ資格を取得しておくなど、金融業界で働きたい熱意をしっかりとアピールすることが大切です。

まずはキャリアの棚卸を行い、自分が企業に対してどのように貢献できるかを考えましょう。転職サイトによっては、応募書類のテンプレートが掲載されているものもあります。

企業の公式ホームページで経営理念を確認する、キャリアアドバイザーに内部情報を教えてもらうなどの方法があります。

金融業界に向いている人の特徴

ポイントと書かれた単語帳

金融業界への転職でミスマッチを引き起こさないためにも、金融業界に向いている人の特徴と自身を照らし合わせて考えることも重要。

ここからは、金融業界に向いている人の特徴を3つ解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

正確性のある人

少しの間違いも許されない業界なので、業務後のセルフチェック等を行う等、正確に仕事を行える人が向いています。

反対に、自分の仕事を過信して確認を怠ってしまう人は、重大な失敗や間違いを引き起こしかねないので、金融業界には向いていないと言えるでしょう。

 採用担当者も正確性があるかどうかを非常に重視しているので、選考の際は過去の経験等からアピールできるようにするのがおすすめです。

また、金融業界では正確性とあわせて、確実性も求められます。

他の社員が行う後工程や、その先にいるお客様のことを考えて、丁寧に思いやりをもって仕事を進められることも重要です。

日頃から相手の立場に立って考えられているかどうか、よく考えてみましょう。

論理的な考え方ができる人

金融業界では筋立てて考えなければいけないシチュエーションが多いため、論理的な考え方ができる人も向いていると言えます。

「なんとなく」で仕事をしたり、一時的な感情で進めたり、冷静に分析しながら仕事ができない人には向かないので注意しましょう。

 お客様対応では、お客様が理解できるように、筋立てて分かりやすく説明するスキルも必要です。

自分の頭の中で完結し、自分だけが分かっている仕事の進め方は、金融業界では通用しません。

職種によってはあらゆる情報をリサーチ・分析し、相手に分かりやすく伝えるスキルも求められるので注意しましょう。

日頃から、物事と物事のつながりを考えたり、「なぜそうなるのか」を考えたりする癖がある人には向いています。

コツコツした作業を好む人

書類

金融業界は数字と向き合って地道に進めていく仕事も多いため、コツコツとした作業を好む人にも適しています。

「目に見える成果がほしい」「すぐに成果を上げたい」という人は、やりがいを感じにくい可能性が高いです。

 日頃から、物事と物事のつながりを考えたり、「なぜそうなるのか」を考えたりする癖がある人には向いています。

自分が金融業界に向いているかどうかを判断するには、過去の仕事の進め方や、仕事に対する価値観を整理する必要があります。

自分のタイプを正確に見極めて、金融業界への転職を成功させましょう。

自己分析が苦手な方は、転職エージェント等の力を借りるのもひとつの方法です。

金融業界の転職するメリット

メリット

金融業界は給料水準が高い

金融業界は業種によって年収は変化しますが、業績も安定しており比較的給料水準が高いです。また、大手企業であればさらなる高収入を得られることが期待されます。

以下の平均年収ランキングを参考にしてみて下さい。

金融業界 平均年収ランキング
企業名 平均年収
野村HD 1,414
東京海上HD 1,292
コンコルディア・FG 1,274
マーキュリアインベストメント 1,264
三井住友トラスト・HD 1,261
三井住友FG 1,142

参照:doda

大手企業になると平均年収は1000万円を超えています。日本人の平均年収430万円と比較してもはるかに高い年収となっています。

お金の知識が身に就く

金融業界で働くと専門的なお金の知識が身に付きます。証券や保険、ローンなど幅広い知識が必要なため、金融に関する専門性を高められるでしょう。

 また、お金の知識は日常生活でも役立つことが多く、金融業界で常に金融を扱うことで普段のお金の管理能力もつくでしょう。

ゆくゆくは自分で資産運用したいと考えている場合もお金の知識を持っていることは重要です。

福利厚生が整っている

金融業界は福利厚生が整っていることも魅力です。休暇制度も安定しており、基本的に土日祝日は休みなのでプライベートとの両立がしやすいでしょう。

 金融系の資格取得をする際には、勉強会が開かれたり、資格試験代の補助があることも多く、スキルアップしやすい環境も整っています。

産休・育児休暇制度女性のキャリアアップも推奨していることから、女性が働きやすい環境づくりも積極的に取り入れている企業が多いのも特徴です。

金融業界に転職するデメリット

デメリット

金融業界はやりがいの大きな仕事が多いですが、入社後のミスマッチを防ぐためにデメリットの確認も重要です。

ここからは、金融業界に転職するデメリットを解説していきます。

プレッシャー・責任が大きい

金融業界はお金を扱う仕事が多いので、失敗や間違いが許されないプレッシャーが大きいことがデメリットのひとつです。

一人ひとりに与えられる責任も大きいので、それがストレスに感じてしまうこともあるでしょう。

 職種によっては扱う金額が大きかったり、厳しいノルマがあったり、精神力の強さが求められるケースもあります。

責任が重い分、給与等の待遇面が優れていることが多いですが、厳しい環境に耐え抜くタフが必要。

転職後に長く働き続けるためにも、自身に十分な精神力が備わっているかよく考えるようにしましょう。

正確な仕事の進め方が求められる業界でもありますね。

企業によっては年功序列の風土が強い

近年は多くの企業で年齢や社歴に関わらずキャリアアップできるようになっていますが、金融業界ではまだまだ年功序列の風土が強い企業も存在します。

「若いうちにキャリアアップや年収アップを目指したい」と考えている方は、企業選びの際に注意が必要です。

 役職ごとの年齢・社歴等を確認するのも、年功序列の風土が強いかどうかを確認する方法のひとつです。

また、金融業界は内部不正を防ぐ目的から、転勤や異動が多い点にも注意しましょう。

大手企業の場合は全国転勤の可能性もあるので、自身のライフスタイルや希望の働き方と照らし合わせて、本当に働いていけるか自問自答してみてください。

金融業界すべてに当てはまるわけではないので、企業選びの際には希望条件を整理して、希望にマッチする企業を探すようにしましょう。

新しい事業に携わる機会が少ない

階段に座り頭を抱える男性

金融業界は安定しているイメージがありますが、逆を言うと、慎重な企業が多いので新しい事業を展開するケースが少ないです。

ベンチャー志向が強くて「どんどん新しいことに挑戦したい」というタイプの人は、働いていても物足りなさを感じる可能性があるので注意しましょう。

 新しい事業へ携わる機会は少ないですが、常に新しい知識を身に付けることが求められます。

既存事業でも新しい知識を身に付けることでモチベーションを保てるなら、金融業界でも長く働き続けられるケースが多いです。

ただし、プライベートの時間も勉強に費やさなければいけない時もあるので、その点も考慮して転職を検討していきましょう。

同じ仕事でスキルや経験を極めたい方にはおすすめの業界です。

よくある質問

金融の求人に強い総合型のおすすめ転職エージェントは?
非公開求人を含めた多くの求人を保有しているdodaがおすすめです。金融系専門職では、開発や運用、投資銀行、リサーチ、バックオフィスなどさまざまな求人が掲載されています。U・Iターン向けの支援がある求人や外資系企業など、さまざまな働き方からも検索可能です。
金融の求人に強い特化型のおすすめ転職エージェントは?
金融スペシャリストの為に結成されたマイナビエージェント金融専門チームのサポートが受けられるマイナビ金融エージェントがおすすめです。メンバーは、メガバンク・地銀・証券・生保出身のメンバーで構成されています。
金融業界の仕事内容や職種は?
ひとくちに金融業界と言っても、仕事内容や職種はさまざまです。銀行や証券会社、保険会社、クレジット・信販、コンサルティングファームなどがあります。職種によっては高い専門知識が求められることもあります。
金融業界の転職事情は?
転職サイトにも金融業界の求人は多く掲載されていますが、金融機関での職務経験、もしくは業務に関連する資格保持者を対象としたものが多い傾向があります。理由としては、扱う商材が高額な保険や有価証券などである以上、金融営業は顧客から信用されるだけの知識を有していなくてはいけないことが挙げられます。
金融業界への転職に役立つ資格やスキルは?
金融業界への転職には必ずしも資格が必要というわけではありませんが、転職活動において有利に働きます。役立つ資格としては、証券アナリストや証券外務員、公認会計士、日商簿記1級・2級、FP技能士などがあります。
未経験でも金融業界への転職は可能?
結論から申し上げますと、未経験でも金融業界への転職は可能です。実際に転職サイトを見ても、専門職でなければ未経験からの転職も歓迎している企業が多数あります。営業をはじめとしたハードで離職率も高い部署は、特にその傾向があります。
未経験でも金融業界の転職を成功させるコツは?
未経験でも金融業界で役立つ資格を取得しておくなど、金融業界で働きたい熱意をしっかりとアピールすることが大切です。まずはキャリアの棚卸を行い、自分が企業に対してどのように貢献できるかを考えましょう。転職サイトによっては、応募書類のテンプレートが掲載されているものもあります。

まとめ

今回は、金融の求人に強い転職エージェントを、総合型と特化型に分けて紹介しました。ひとくちに金融業界と言っても、仕事内容や職種はさまざまです。

自分がどの分野で活躍したいのか、あらかじめ絞ってから求人を探すと効率的でしょう。未経験でも金融業界に転職は可能ですが、資格を持っておけば有利です。

金融業界へ良い条件で転職するには、金融業界に強い転職エージェントを利用するのがおすすめです。

転職エージェントを利用すると、金融業界の知識を豊富に持つアドバイザーが条件に合った求人を紹介してくれます。

今回解説した内容を参考に、自分に合った転職エージェントを活用して金融業界への転職を目指してみてはいかがでしょうか。

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