
公務員に転職するには?試験制度や仕事内容、役立つ資格など詳しく解説
転職先に「公務員」という選択肢はありますか?「民間企業に勤めてみて公務員に興味をもった」「以前なりたかった公務員をもう一度目指したい」といった人もいるかもしれません。
そこでこの記事では、公務員への転職を目指す人に向けてさまざまな情報をご紹介します。
- 公務員の仕事内容と給料
- 公務員になるために有利な資格
- 公務員になるメリット
- 公務員に向いている人
また、公務員試験の勉強方法や、おすすめの転職サイトも解説します。公務員についてまったく知らない人にもわかりやすく解説していくので、ぜひ最後までチェックしてください。
Contents
- 1 【職種別】公務員の仕事内容や給料!転職前に基本情報を確認
- 2 後悔のない転職を!公務員への転職がおすすめな理由
- 3 転職先に公務員が向いている人の特徴
- 4 転職は難しい?公務員に転職するための方法
- 5 公務員から公務員へも転職できる?
- 6 転職を目指す方へ!公務員試験の勉強方法
- 7 公務員への転職に役立つ資格
- 8 転職の参考に!公務員転職の志望動機の例
- 9 後悔しないために!公務員転職を成功させるためのコツ
- 10 公務員への転職を目指す方におすすめ通信講座3選
- 11 公務員への転職を目指す方におすすめ転職エージェント3選
- 12 公務員への転職を目指す方におすすめの転職サイト2選
- 13 よくある質問
- 14 まとめ
- 15 関連記事
【職種別】公務員の仕事内容や給料!転職前に基本情報を確認
公務員には大きく分けて、国の業務に携わる「国家公務員」と、地方自治体で働く「地方公務員」があります。
ここではそれぞれをさらに細かく分類し、以下の職種について仕事内容や平均収入などについて解説していきましょう。
国家公務員 | 1.総合職 |
2.一般職 | |
3.専門職 | |
地方公務員 | 4.技術職 |
5.公安職 | |
6.行政職 |
1.【国家公務員】総合職
「国家公務員総合職」は官僚やキャリアと呼ばれます。国家公務員総合職の主な仕事は、法案の作成や政策の立案、予算の編成など、国の重要な部分に関わることです。
「令和2年国家公務員給与等実態調査の結果」によると、国家公務員の平均給与月収は40万8,868円です。※ただし、この平均給与月収には国家公務員総合職や国家公務員一般職なども含まれています。
2.【国家公務員】一般職
国家公務員総合職のサポート役が「国家公務員一般職」です。国家公務員一般職は、国家公務員総合職が企画・立案した政策を実行します。
中央省庁で働く場合は、国家公務員総合職と共に国を支える仕事を行います。それに対し、地方勤務の場合は、地域ごとのブロックにある機関で活躍します。
3.【国家公務員】専門職
「国家公務員専門職」は、特定の行政分野で活躍するスペシャリストです。高いレベルの能力や知識が求められる職種でもあります。
国家公務員専門職は、職種によって適用される俸給表が異なります。
たとえば国税専門官は、税務職俸給表が適用対象となり、平均給与月収は43万5,038円です。労働基準監督官や裁判所職員には行政職俸給表(一)が適用されます。※
※令和2年国家公務員給与等実態調査報告書
4.【地方公務員】技術職
「地方公務員技術職」は、土木や建築、化学、農学などのあらゆる分野の技術的観点から行政を支える仕事です。
さまざまな分野の基本的知識をもつ職員として、民間企業と共に仕事を担うことが多いでしょう。総務省の「平成30年地方公務員給与実態調査結果等の概要」によると、平均月収は31万7,277円です。※
※総務省
5.【地方公務員】公安職
「地方公務員公安職」とは、社会の安全と秩序を守る職種です。
警察官は警察署や免許センターに、消防官は消防本部や消防署に勤務します。総務省の「平成30年地方公務員給与実態調査結果等の概要」によると、平均月収は32万0,732円です。※
※総務省
6.【地方公務員】行政職
地方自治体で地域に密着した仕事を行うのが「地方公務員行政職」です。それぞれの行政区内で、企画を立案し実行します。
住民の反応を確認しながら仕事を進められることは、行政職ならではの環境でしょう。総務省の「平成30年地方公務員給与実態調査結果等の概要」によると、平均月収は31万8,639円です。※
※総務省
後悔のない転職を!公務員への転職がおすすめな理由
仕事内容や収入、仕事環境など、公務員への転職にはさまざまなメリットがあります。ここからは、公務員への転職をおすすめする理由を5つ紹介しましょう。
- やりがいのある仕事ができる
- 安定した収入を得られる
- 福利厚生が充実している
- 女性が働きやすい
- 社会的に信用されやすい
おすすめ理由①やりがいのある仕事ができる
公務員への転職をおすすめする1つ目の理由は、「やりがいのある仕事ができること」です。
さらに公務員とひと言でいっても、その仕事内容や職場はさまざま。専門的なスキルや技術を活かしたい人もさまざまな場所で活躍できます。
おすすめ理由②安定した収入を得られる
公務員への転職をおすすめする2つ目の理由は、「安定した収入が得られること」です。
とはいえ、概して公務員の平均給料としては民間企業の平均値よりも高い傾向があるのです。そさらに、公務員の給料には年功序列の傾向があります。
年功序列とは、勤続年数が長くなると給料も上がる仕組みです。つまり、民間企業のように業績不振によるリストラもなく、安定して仕事ができるでしょう。
おすすめ理由③福利厚生が充実している
公務員への転職をおすすめする3つ目の理由は、「充実した福利厚生」です。「公務員の待遇は民間企業の手本となるべきである」といった考えがあるため、福利厚生が充実しています。
働き方改革が推進され長時間労働も少なくなっており、ワークライフバランスを実現しやすいでしょう。
おすすめ理由④女性が働きやすい
公務員への転職をおすすめする4つ目の理由は「女性が働きやすい」という仕事環境です。民間企業には産休育休制度があるものの、実際には取得しにくい場合もあるかもしれません。
国家公務員の女性で育休を取得した割合はほぼ100%※。その中のほとんどのの女性が職場復帰も果たしています。
※https://www.jinji.go.jp/kisya/1909/ikukyuR1gaiyou.html
おすすめ理由⑤社会的に信用されやすい
公務員への転職をおすすめする5つ目の理由が「社会的に信用されやすい」こと。これは公務員への転職で得られる間接的なメリットです。
不景気になってもリストラされる可能性が非常に低いので、社会的に信頼されるのです。
転職先に公務員が向いている人の特徴
公務員が向いている人はどのようなタイプでしょうか。ここでは6つの特徴を紹介します。
- 他者のために尽くすのが好きな人
- さまざまな業務に携わりたい人
- コミュニケーション能力のある人
- 地域に貢献したい人
- 安定した収入を求めている人
- ワークライフバランスを重視したい人
特徴①他者のために尽くすのが好きな人
「他者のために尽くすのが好きな人」は公務員に向いています。
「国や地域を変えたい」「社会的弱者の役に立ちたい」などのように、誰かのために仕事をしたい人には公務員の仕事があうでしょう。
特徴②さまざまな業務に携わりたい人
「さまざまな業務に携わりたい人」は公務員ならではの仕組みがあっています。というのも公務員は、3~5年程度で定期的に部署の異動があるからです。
多くの業務を通して常に刺激を受け、新たな知識を得ることで自分の可能性を広げられるでしょう。
特徴③コミュニケーション能力のある人
「コミュニケーション能力のある人」は公務員でも重宝されます。特に、地方公務員は窓口業務などで地域住民と関わることが多いでしょう。
また国や地方自治体の制度には、わかりにくい内容や難しい文言が多いもの。
地方公務員の窓口業務では、これらを住民にわかりやすい言葉で説明し、ときには手続きなどをサポートするなど住民に寄り添った対応も求められます。
特徴④地域に貢献したい人
「地域に貢献したい人」は公務員に向いています。中でも地方公務員は地域に密着しており、地域住民の声を直接受け止める機会が多いです。
財政難や人口減少など課題を抱える地方自治体は多いもの。それらの課題をどうクリアしていくか考えることも公務員の仕事です。
特徴⑤安定した収入を求めている人
公務員に向いている人の特徴に「安定した収入を求めている人」が挙げられます。公務員は突然リストラされたり、給料が大幅に下がったりする可能性が低い職業です。
一方、自分の成績によって給料が変わるわけではないので、自分の能力を給料で評価してもらいたい人に公務員は向いていないかもしれません。
特徴⑥ワークライフバランスを重視したい人
公務員はワークライフバランスを実現しやすい仕事環境にあります。
公務員は、バリバリ仕事をしたい人や大きな変化を求めている人よりも、コツコツ仕事をして趣味や家族との時間も楽しみたい人に合う職業でしょう。
転職は難しい?公務員に転職するための方法
公務員に転職するためにはどのようなルートがあるのでしょうか。ここからは、公務員を目指すためのルートや公務員試験の受験資格、試験内容について解説します。
公務員への転職ルートは2種類
公務員への転職には、通常の採用枠と経験者採用枠の2つのルートがあります。それぞれの特徴をみていきましょう。
通常の採用枠で受験
通常の採用枠とは、民間企業でいう新卒採用枠のような位置づけにあたります。
多くの地方公務員や国家公務員の通常採用枠では、30歳程度を年齢の上限としています。それに加え、大卒程度の通常採用枠は経験者採用枠に比べて、採用人数が多いのが一般的です。
経験者採用枠で受験
経験者採用枠とは、民間企業でいう中途採用枠にあたります。年齢要件のほかに、民間企業での勤務経験を受験資格としている自治体が多いです。
なお、国家公務員の経験者採用枠での年齢要件は40歳程度までです。採用人数は数名程度なので、採用の難易度は高いと考えられるでしょう。
採用経験枠で採用される人には、今まで身につけた技術や知識を公務員として仕事に活かせることが求められます。
現役職員以上のスキルを求められることもあるため、かなりハイレベルな試験となるでしょう。また、勤務経験年数も自治体によって異なりますが、比較的多いのが5年以上という条件です。
受験資格条件
公務員試験の受験資格には年齢や国籍、学歴、資格、身体などの要件があります。一般的な要件について、以下の表にまとめました。
自治体によって条件が異なる場合もあるため、あくまでも参考としてチェックしてみてください。
年齢 |
|
国籍 | 日本国籍が必須の職種もある |
学歴 | ほとんどの試験が学歴不問 ※大卒者・院卒者など学歴に制限が設けられているケースもあります。 |
資格 | 専門職の区分で受験する場合に必要 |
身体 | 公安系の職種で要件がある場合もある |
一次試験の特徴
公務員試験の一次試験は「筆記試験」です。試験内容は大きく3つに分けられます。
- 教養試験
- 専門試験
- 論文試験
「教養試験」と「専門試験」は、どちらも5つの選択肢からひとつの正解を選ぶ五肢択一式。この形式の問題が40問出題されるのが一般的です。
教養試験の内容
教養試験でもっとも多く出題されるのが「数的処理」。資料解釈や空間把握などが出題されます。
次いで出題数が多いのが「文章理解」です。現代文や英文、古文などを読む力を問われます。そのほか「時事問題」や「自然科学」など、幅広い分野の知識が必要です。
専門試験の内容
専門試験は受験する区分によって科目が異なります。行政事務系区分なら法律や経済、人間科学区分なら社会福祉などに関する問題が出されます。
二次試験の特徴
公務員試験の二次試験は「人物試験」と呼ばれます。個別面接や集団面接、プレゼンテーションなどさまざまな方法で、どのような人物なのかを判断されます。
人物試験の方法や回数は、職種や自治体などによってさまざま。また面接で聞かれる内容も多岐にわたります。過去には以下のような質問がありました。
- 公務員になってどんなことをやりたいか
- 公務員を志望する動機やきっかけ
- 学業で努力したこと
- 自分なりのリラックス方法
人物試験では、自分の経験や考えを自分の言葉で伝えることが大切です。
国家公務員試験の官庁訪問も要チェック
たとえ人物試験に合格できても、採用に至らない場合があります。国家公務員試験には「官庁訪問」という選考段階があるのです。
最終的に採用となるためには、それぞれの府省での面接を受けることが必要なので、官庁訪問でしっかりと自分をアピールしましょう。
公務員から公務員へも転職できる?
公務員から公務員への転職は可能です。実はこのような転職経験のある人は意外とたくさんいます。ここでは公務員から公務員へ転職するとことのメリット・デメリットを解説しましょう。
メリット
公務員から公務員への転職には以下のようなリットがあります。
- 即戦力になれる
- 現職に転職活動がバレにくい
メリット①即戦力になれる
公務員の仕事には、民間企業とは異なる独特の文化があります。また研修や引き継ぎがうまく機能している組織は少なく、異動時期には現場が混乱することも多いようです。
独特の文化がある状況や研修が充実していない状況でも、公務員経験者ならうまく立ち回ることができるでしょう。
メリット②現職に転職活動がバレにくい
公務員試験では、受験者のプライバシーが固く保護されているため、転職活動を行っていることがバレにくい状況です。
よって「公務員試験を受けることがバレるのではないか」と悩んでいる人も、安心して転職活動を進められるでしょう。
公務員から公務員へ転職するデメリット
公務員から公務員への転職にはデメリットもあります。
- 組織の上下関係で個人の能力を見られやすい
- 公務員試験を受ける必要がある
デメリット①組織の上下関係で個人の能力を見られやすい
公務員の組織は縦割りです。そのため、国家公務員から地方公務員へ転職すると「国家公務員を経験した優秀な人材が地方にくる」といったように、個人の能力を組織の上下関係で見てしまう傾向があります。
デメリット②公務員試験を受ける必要がある
公務員試験は、それぞれの自治体によって異なります。そのため、公務員としてすでに働いていたとしても、転職時には公務員試験を受け直さなければならない場合もあります。
公務員の仕事を続けながら公務員試験の勉強を進めることは、想像以上に大変な状況かもしれません。
転職を目指す方へ!公務員試験の勉強方法
公務員試験のための勉強方法は主に3つあります。自分に合うスタイルを見つけて、勉強を進めましょう。
- 独学
- 通信教育
- 通学講座
独学
公務員試験には独学でも合格できます。独学の大きなメリットは費用がかからないこと。
効率的な勉強方法を実行し、スケジュール管理をしっかりと行いましょう。
- 早めに対策をはじめる
- 試験に特化したテキストを選ぶ
- 頻出論点や重要論点をしっかりおさえ、効率的に勉強を進める
勉強と同時に、受験テクニックについての知識をもつことも大切です。
通信教育
通学が難しい場合や、通学に使う時間を節約したい場合に適した通信教育。勉強時間を自分で決められるなど、自由度が比較的高いのが特徴です。
- 質問や相談のサービスを活用する
- 学習を続けられる環境を自分で作る
- 苦手なところは意識して勉強するなど、自分なりに工夫する
厳選されたカリキュラムで効率的に合格を目指したいなら、通信教育を選ぶとよいでしょう。
通学講座
勉強しなければならない環境に身を置き、しっかりと勉強をしたい人には予備校などの通学講座がおすすめです。スケジュールや勉強方法などを、予備校のカリキュラムに任せられます。
- 仲間を作る
- 休まないようにする
- 不安がある場合などには、担任の講師を頼る
公務員試験の合格を目指す仲間を作ることで、モチベーションを維持しやすくなります。
公務員への転職に役立つ資格
公務員への転職には、どんな資格やスキルが役立つのでしょうか。ここでは5つの資格を紹介します。
- ファイナンシャルプランナー
- 中小企業診断士
- TOEIC
- 日商簿記
- MOS
公務員の転職にどう活かせるのかも併せて確認しておきましょう。
ファイナンシャルプランナー
「ファイナンシャルプランナー」は、暮らしとお金に関する専門家です。家計や税金、資産運用などの幅広い知識をもち、さまざまな顧客の相談に応じます。
- 国民健康保険や国民年金、所得税、住民税などについての知識を、公務員の業務に活かせる
- 副業に活かしやすい
公務員も副業解禁の動きがあり、今後ますます多様な働き方ができるようになるでしょう。
中小企業診断士
「中小企業診断士」は、中小企業の成長戦略を考えたり経営課題に対応したりするためにアドバイスできる国家資格です。中小企業と行政や金融機関をつなぐ役割もあります。
- 地域の経済に重要な役割を果たすため、地域に密着した地方公務員の業務全般に役立つ
- 人脈が広がる
ビジネスにおいて人脈は重要なもの。しかし公務員として日々仕事をしているだけでは、人脈に限りがあるのも事実です。
TOEIC
「TOEIC」は、コミュニケーション能力としての英語のレベルを判定する世界共通のテスト。グローバルスタンダードとして世界中で活用されています。
- 日本を訪れる外国人が増えてグローバル化が進んでいるため、業務に活かせる
- 国家公務員総合職試験ではTOEICのスコアに応じて、試験の得点が加算される
TOEIC には2つのテストブランドがあります。公務員の転職におすすめなのは「TOEIC® Tests」。これは日常生活やビジネスにおいての英語スキルを測定する内容です。
4技能全てを測ることで、生きた英語力を身につけているかを判定できます。
日商簿記
「日商簿記」では、経営状態や財政課題を明確にする専門的な知識や技能を活かし、企業の経営活動を記録や整理します。
ビジネスに関するお金の知識を得られます。多くの企業で推奨されている資格で、受験者数も多いのが特徴です。
- 税務などに関する日々の業務で役立つ
- ビジネスに関するお金の知識は、社会人として幅広く役立つ
転職に活かしたいなら2級以上がおすすめです。
MOS
「MOS」とはマイクロソフトオフィススペシャリストのこと。マイクロソフト社のオフィスソフトの知識やスキルを証明する資格です。
- マイクロソフト社製品を使って効率的に仕事ができることをアピールできる
- パソコンスキルを客観的に証明できる
MOSには Word・Excel・PowerPoint・Outlook・Accessの製品別に5種類の試験があります。
PowerPointとOutlook Word、Accessに関しては1種類、WordとExcelについては2種類のレベルが用意されています。
転職の参考に!公務員転職の志望動機の例
私は市役所の職員として、地域住民の方々に貢献したいと考えております。私は民間企業で〇年間建設業を行ってきました。仕事で様々な都市に移動することも多く、その中で〇〇市は高齢者が暮らしやすい街づくりとして、市の交通整備や支援サポートが整っているとこに魅力を感じました。市内の方に実際に話を伺うと、この取り組みによって毎日安心して快適に生活することができているとおっしゃっていました。私は学生時代、認知症高齢者の就労支援ボランティアを行ってきました。そこで培ってきた経験と、前職で得た知識があります。地方公務員は地域に寄り添い、よりよい社会に向けて社会に働きかけることができる地方公務員として活躍したいと思い、公務員を志望します。
私は貴校の「グローバル化に対応した人材の育成」という教育方針に強く共感しました。私は大学卒業後、外資系の企業に努め、海外本社と日本の窓口として、事業計画に携わってきました。責任者として新人育成に携わることもあり、自分が教え育った社員が活躍していく姿を見て、自分の仕事にやりがいを感じました。その経験を通して、人の育成に関わる教師として社会に貢献したいという思いが強くなりました。仕事では日々英語に触れていたので語学力には自信があります。このスキルを活かして、子供たちが実践的な英語力を伸ばせるようなサポートを行いたいと考えています。
後悔しないために!公務員転職を成功させるためのコツ
公務員の仕事を深く理解する
公務員にもさまざまな業種があり、業種によって年収も仕事内容も異なります。
そのためには、就きたい仕事のことを詳しく調べる必要があります。その際には以下に注意してみると良いでしょう。
- 仕事内容
- 福利厚生
- 勤務先
- 勤務範囲
- 年収
- 適性
- 受験資格
- 将来性
説明会や座談会、セミナーを開催している団体もあるので参加してみると、公務員として活躍している方の生の声を聞くことができるでしょう。
転職エージェントを利用する
一人で転職活動をするのは、不安もありますよね。しかし、転職エージェントを利用することでスピーディーに、かつ満足のいく転職活動ができるでしょう。
就職活動において分からないことがあった場合にすぐ聞けるので心強い見方となってくれることでしょう。
通信講座を利用して資格の取得を目指す
公務員へ転職する場合、仕事と公務員試験を両立させなければなりません。
通信講座であれば、公務員試験の出題頻度が高い問題や重要ポイントを絞ったテキストで効率良く学習できます。
また、スマホやタブレットにテキストや問題を接続することができるので、通勤時間などのスキマ時間も有効的に利用できます。
聞き逃したところも、間違えた問題も繰り返し学習できるので、インプットとアウトプットが自分のペースで進めるkとができる点も通信講座の魅力です。
公務員への転職を目指す方におすすめ通信講座3選
スタディング
- スマホ1つで学習が完結するので、いつでもどこでも学習できる
- 業界最安値クラスの料金設定でコスパが良い
- 合格者のメソッドを活かした短期合格が目指せるカリキュラム
スタディングでは、マルチデバイス対応が特徴の通信講座で、講義だけではなくテキストや問題集もスマホと連結することができます。
1講座の時間がわずか30分程度になっているので、短期集中しやすく効率よく学習ができる工夫もされています。
講座数 | 50講座以上 |
主な講座ジャンル |
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公務員試験受講費用(税込) |
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支払い方法 |
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運営会社 | KIYOラーニング株式会社 |
AGAROOT(アガルート)
- 無料質問制度・定期カウンセリングなどの手厚いサポートが充実
- 合格後の転職支援までしっかりサポート
- 最小限の講座で合格を目指すカリキュラム
アガルートはオンライン講義を中心に配信をする通信講座で、資格予備校の支持率・口コミ評価・サポート体制の3部門でランキング1位の実績を誇ります。
映像講義では8段階まで音声速度を調節することができ、ダウンロードもできるので自分の使いやすい学習スタイルが見つかります。
合格後の転職支援までしっかり受けられるので、資格取得から転職終了までスムーズに進めることができる点はアガルートの特徴です。
講座数 | 42講座 |
主な講座ジャンル |
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主な公務員試験受講費用(税込) |
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支払い方法 |
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運営会社 | 株式会社アガルート |
クレアール
- 53年の指導実績から試験の重要ポイントだけを徹底的に学習できるテキスト
- 1年間の受講延長制度あり・質問回数無制限
- キャンペーン適用でコスパ良く学習できる
クレアールは53年の指導実績を誇る通信講座で、独自メソッドを活用して合格に必要な範囲を徹底的に分析したテキストで学習できます。
1年間の受講延長制度がついているので、万が一試験に落ちてしまった場合、試験に間に合わなかった場合でも、追加負担無しでサポートを受けながら合格を目指せます。
各講座にさまざまなキャンペーンを付けることができるので、お得に通信講座を利用したい方には嬉しいポイントです。
講座数 | 50講座以上 |
主な講座ジャンル |
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主な公務員試験受講費用(税込) |
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支払い方法 |
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運営会社 | 株式会社クレアール |
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運営会社 | 株式会社peko |
出典:公式サイト
よくある質問
社会人経験者採用試験の難易度は自治体によって異なるため、一概に「どちらの方が難易度が高い」というのは難しい、というのが実情です。しかし、社会人経験者採用枠(社会人枠)は、一般枠と比較して採用人数が非常に少ないため、倍率は高くなる傾向にあります。
なお、社会人経験者採用試験では、筆記試験より論文・面接が重視されるため面接対策が重要です。面接対策は、公務員試験に精通したキャリアアドバイザーのサポートを受けるのがおすすめです。
勤務先の就業規定や職場の人間関係・環境などによって、話の切り出し方や説明の仕方が変わるため、残念ながら模範解答は存在しません。ただ、嘘をつくのは「信頼を失う」「円満退職が難しくなる」といったリスクがあるため、おすすめできません。
転職エージェントのキャリアアドバイザーの中には、求職者の置かれた状況に合わせて「面接日の休み方」をレクチャーしてくれる方もいるので、相談するのもひとつの手です。
近年、民間企業を短期間で退職し、公務員試験を受験する人の数が増えているため、よほど面接態度に問題がなければ、社会人経験が浅いことで不利になるケースは少ないと考えられます。
ただし、社会人経験が浅い・勤務年数が短い場合、転職理由や志望動機について詳しく問われる可能性が高いため、詳細を説明できるよう準備をしておく必要があります。公務員試験では面接が重視される傾向にあるため、転職エージェントなどを活用し、面接対策をしっかり行っておくことをおすすめします。
まとめ
今回は、公務員への転職について給料事情や役立つ資格、おすすめの転職サイトなどを解説しました。
公務員への転職は、多くの人にチャンスがあります。今までの業務経験を活かしスケールの大きい仕事ができたり、地域に密着した仕事ができたりと幅広い活躍の仕方ができるのも公務員ならではです。
集中して採用試験に備えて勉強するためにも、公務員の求人を扱う転職サイトを上手く活用して情報収集をするのがおすすめです。
今回解説した内容を参考に、公務員への転職実現を目指してみてくださいね。当サイトでは転職に関する独自のアンケートを実施しています。アンケート調査結果の詳細はこちらを御覧ください。アンケート調査結果はこちら
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