
マーケティングへの転職に必要なスキルは?未経験から目指すコツ!
企業がビジネスを行っていくうえで欠かせないのが「マーケティング」。マーケティングがうまく機能しているかが会社の利益に繋がってくるため、重要なポジションです。
しかし、どのような人材が求められているのかなど、わからないことも少なくありません。そこで今回は、マーケティング職への転職について詳しく紹介します。
- マーケティングの仕事内容と種類
- マーケティング職の平均年収
- マーケティングに必要なスキル
- マーケティングへの転職に有利な資格
未経験からマーケティング職へ転職するコツや、おすすめの転職エージェントも紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
転職前に知っておきたいマーケティングの基礎知識
マーケティング職に転職を考えている場合、事前に基礎知識を頭に入れておくことをおすすめします。
そこで、大きく分けて3つのポイントを解説していくため、これからマーケティング職へ転職を感がている方はぜひ参考にしてください。
- マーケティングの目的
- マーケティングは人気の高い職種
- 未経験から転職は難しい
マーケティングの目的
まず第一に、なぜマーケティングが必要なのか、何のために行うのかを理解いてから転職することがおすすめ。
結論から言うと、マーケティングは「より多くの商品を販売し、多くの利益を上げる」ことが目的です。
営業やネット販売などサービスを売る手段はさまざまですが、まずは「誰がどんなニーズを持っているのか」を調べ、必要としている人に適切なサービスを提供する必要があります。
そのため、営業やネット販売という方法を選択したとしても、根底にはニーズを把握する上でマーケティングは欠かせません。
マーケティングは人気の高い職種
次に、マーケティングは人気の高い職種の一つで、倍率が高いことも特徴です。
前述通りどの業界でも必要な職種で求人数が多いものの、応募者の数も多く専攻倍率も高いため、比較的転職難易度が高くなってしまいします。
専攻倍率が高いマーケティングのような職種へ挑戦する際は、事前対策に力を入れる必要があります。
未経験から転職は難しい
最後の基礎知識は、原則マーケティング職が未経験から転職することが難しいという事実です。
自社サービスの売上向上に直結するマーケティングは、責任が大きなポジションであることに加え、専門知識も求められます。
企業によっては未経験歓迎のマーケティング職の募集もありますが、市場に出ている求人の多くは即戦力募集。
もしも未経験からマーケティング職を目指すのであれば、事前に独学で知識を身に着けたり、eラーニングなどを利用し最低限の知識を身に着けてから挑戦することをおすすめします。
転職の前に確認!マーケティングの種類
マーケティングとひとくちにいっても、さまざまな種類があります。最近では、動画やSNSが浸透したことから、それらのマーケティング要素も増えてきました。
現代の代表的なマーケティングジャンルは、以下の5つです。
- 顧客管理(CRM)
- デジタルマーケティング
- コンテンツマーケティング
- SNSマーケティング
- インフルエンサーマーケティング
ここでは、それぞれの種類の特徴を紹介します。
CRM(顧客管理)
CRMとは、カスタマーリレーションシップマネージメントの略で、主に顧客管理を指します。多様化する市場から、顧客の利益を一番に考えマネジメントすることが重要です。
- 営業支援
- 情報共有
- 情報収集・分析
- 企画
CRMは、効率的に業務を管理していくためのCRMシステムそのものを指している場合もあり、多くの職種に必要です。
デジタルマーケティング
デジタルマーケティングとは、インターネットなどのデジタル技術を活用したマーケティング手法です。
対面で売上を作るのではなく、インターネットを利用したECサイトや広告などが該当します。利用客層や購入率、リピート率などから戦略を練ります。
スマホの普及や5G、IoTなどが後押しとなり、現在人気のマーケティングジャンルのひとつです。
コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングとは、すぐに顧客となる層をターゲットにするのではなく、将来の顧客となる層を育て、近い未来に購買してもらうマーケティング手法です。
時間をかけてインターネットなどのデジタルでアプローチをすることで、企業のファンになってもらえ、継続的な購買が期待できるでしょう。
SNSマーケティング
SNSマーケティングとは、名前の通りInstagramやTwitter、LINEなどのSNSを活用したマーケティングの方法です。今では多くの企業がなんらかのSNSに参入しており、売上を伸ばす努力をしています。
SNSのアクティブユーザーは年々増加しており、今後もSNSマーケターの需要は増加するでしょう。
インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーマーケティングとは、SNSで著名なインフルエンサーに依頼し、自社をアピールするマーケティングの方法です。
SNSマーケティングとの違いは、インフルエンサーのSNSで紹介してもらうところにあります。
インフルエンサーを正しく選別することで、より多くのユーザーにアプローチすることができます。日頃からSNSに関心がある人に向いているマーケティングのジャンルでしょう。
マーケティング職の転職事情を解説
マーケティング職について、転職に関わる求人数や企業側のニーズについて解説します。
- 新型コロナの影響が少なく、求人数に大きな変化なし
- 即戦力・webマーケターのニーズが高まりをみせている
- 中途採用は経験者向け求人が多く、未経験は厳しい
新型コロナの影響が少なく、求人数に大きな変化なし
マーケティング職の求人数は、他の職種と比較して新型コロナウィルスの影響が少なくコロナ禍以降も求人数に大きな減少などの変化はみられませんでした。
マーケティング職は、基本的に「実務経験や実績重視、少数採用」という特徴があるため、他職種と比較して求人数は多くないという特徴があります。
即戦力・webマーケターのニーズが高まりを見せている
この数年、ITの普及・活用が大幅に進んでいることから、企業もマーケティング業務のデジタル化に力を入れており、webマーケターのニーズが増加傾向です。
マーケティング業界は現状人材不足が顕著ですが、特にデジタルマーケティングに対する企業のニーズが拡大しているため、web関連の専門知識を持つwebマーケターは転職市場で高い価値があります。
中途採用は経験者向け求人が多く、未経験は厳しい
マーケティング職はコロナ禍以前から即戦力となる人材のニーズが高く、社内の転属による人材補充が中心のため、中途採用の求人は経験者向けが大半です。
また、マーケティングは会社の事業に大きな影響を与える仕事のため、企業側も応募者に高い能力やスキル、実績、資格を求めます。
そのため、転職においてポテンシャル採用の可能性は低いというのが現実と言えます。
マーケティング職への転職を成功させる鍵は、キャリアの棚卸しや自己分析を徹底的に行い、自分の強みを十分に把握した上、その強みをいかに企業にアピールできるかにかかっていると言えるでしょう。
マーケティングの職の平均年収
マーケティングの年収は、大体500万円前後と言われています。これは、国税庁が発表する資本金2,000万円未満の株式会社に勤める人の平均年収425万円※より多い結果です。
また、一般企業の中でも、個人企業においては270万円と大幅に減少することをふまえると、マーケティング職の年収は高いことが分かります。
※国税庁
ここからではマーケティング職の平均年収について解説していきます。年代、性別の2つの視点から見ていきましょう。
年代別のマーケティング職の平均年収
まず最初にマーケティング職の平均年収を年代別に詳しく見ていきましょう。
通常の企業では年代が上がるごとに収入が増えていく傾向がありますが、マーケティング職ではどうなのでしょうか。年代別平均年収は以下の様になります。
- 20代:約390〜490万円
- 30代:約520〜640万円
- 40代:約610〜920万円
- 50代:約860〜920万円
こうしてみると全体的にマーケティング職は高年収だということがわかります。また年代が上がることに、年収も上がっていく傾向があります。
初任給でも21万円程度もらえる会社も多く、これは大卒の初任給の平均的な金額だといえるでしょう。
男女別のマーケティング職の平均年収
続いて男女別に見たマーケティング職の平均年収を解説していきます。
男女別に分けると、平均年収は以下の通りです。
- 男性:約525万円
- 女性:約427万円
女性に注目してみると、女性の平均年収は約296万円であることから、マーケティング職で働いている女性は平均以上の収入を得ています。
年収の高いマーケターの特徴は?
マーケティング職の中でも年収は幅広く、中には平均を大きく下回る給料で働いている人も存在します。
年収の高いマーケターの特徴としては、以下の3点が挙げられます。このような能力を持っている人ほど年収が高い傾向があるのです。
- コミュニケーション能力が高い
- プレゼン能力が高い
- 知識量が多い
マーケティング職は知識量が特に必要となってくる業種です。データや数字を眺めているだけでは何の戦略も思いつきません。
データを分析し、マーケティング知識をフル活用することで、初めて成果を上げることができるのです。
マーケティング職に転職するメリット
人気の高いマーケティング職ですが、転職することで得られるメリットが大きく分けて3つあります。
以下で詳細を解説していくため、どのようなメリットがあるのか参考にしてください。
- どの業界でも通用するスキルが身につけられる
- 年収アップが狙いやすい
- 個のスキルが身につく
どの業界でも通用するスキルが身につけられる
マーケティングはどの業界でも必要とされるポジションのため、一度身につけたスキルは業界を問わず活かせます。
選択肢が広がるため、マーケティング職としての転職成功率も高まり、より多くの希望条件を叶えた転職活動ができるでしょう。
業界を変えることで年収や待遇が上がったり、出世できたりとキャリアの幅も広がります。
結果的に、マーケティング職として成長できれば、業界を横断した活躍ができるためキャリア形成の面でもおすすめです。
年収アップが狙いやすい
次に、マーケティングのメリットとして年収アップが狙いやすいことが挙げられます。
特にスタートアップやベンチャー企業の場合、マーケティングの年収が高く、スキルさえあれば初年度から500~600万円以上の年収で入社することも可能です。
また前述で紹介した通りマーケティングは業界を問わず、多方面で活躍できるため、業界に縛られない転職活動にも繋がります。
結果的に選択肢が多いため、年収はもちろん、キャリア面でも希望が叶えられる点は大きなメリットと言えるでしょう。
個のスキルが身につく
最後のメリットは、マーケティングの場合フルリモートOKなど働く場所選ばず、パソコン一台で仕事ができる点です。
どこにいても仕事ができるため、会社に所属せずともスキルを伸ばすことでフリーランスとしても活躍が可能。
結果的に個の力をつけることで、キャリアップにも繋がるなどメリットが多いです。
自分は転職できる?マーケティングに必要なスキル
未経験からマーケティングに転職を考えている人にとって、気になるのが必要なスキルでしょう。
ここでは、必要になる代表的なスキルを4つ紹介します。
- 数字を読む強さ
- コミュニケーション能力
- データ分析・仮説立証能力
- プレゼンテーション能力
数字を読む強さ
マーケティング職に転職するのであれば、数字に対する苦手意識を払拭しておく必要があります。データで分析、解析していく職種のため、数字での解説が必要です。
数字を読むスキルは経験を積むうちに身につくため、最初は得意でなくても大丈夫なこともあります。
コミュニケーション能力
マーケティングでは、同じ部署やチームだけでなく、さまざまな人といっしょに仕事をしていきます。そのため、マーケターにはコミュニケーション能力が求められます。
笑顔で丁寧に接することのほか、はっきりとした意志を感じられる態度も重要です。人と接するのが得意な人は、マーケティング職も向いているでしょう。
データ分析・仮説立証能力
マーケティングでは、今後の動向やニーズを予測し、それに応じた計画をしていく必要があります。そのためにデータを分析し、仮説を立てる必要があるのです。
マーケティングの世界は、常に新しいことが取り入れられるなど変化の多い情勢をくみ取らなけらばいけません。
また、立てた仮説を依頼者に提案する必要もあるため、立証するための情報収集も必要になるでしょう。
プレゼンテーション能力
マーケターは、データの分析、仮説の立証を行ったうえで依頼先にプレゼンテーションをする必要があります。そのため、集めた情報をうまくまとめ、提案するまでのスキルが必要です。
マーケティングはチームで行うことが大半のため、慣れない間はサポートしてもらいながら経験を積みましょう。
未経験からマーケティング職へ転職するコツ
経験者は転職の際、実績やスキルを提示することができますが、未経験者はそうもいきません。
未経験者はいくつかコツを押さえておくことで採用率を上げることができます。ここでは、3つのコツを紹介します。
- 転職エージェントを利用する
- マーケティングに必要な資格を取得する
- 経験のある業界を狙う
1.転職エージェントを利用する
転職エージェントとは、転職先の求人を紹介してくれるだけでなく、履歴書や面接対策などのサポートもしてくれるサービスです。
ほとんどの転職エージェントは無料で利用できるため、初めて転職を検討している人でも気軽に利用することができます。
また、転職エージェントによっては得意とする業界や職種が異なります。自分に合った転職エージェントを見つけることも重要です。
2.マーケティングに必要な資格を取得する
マーケティング職に就くために必須の資格はありませんが、関連する資格をとることで知識を得ることができます。
また、面接のときにアピールできるポイントにもなるでしょう。マーケティングに有効な資格は主に5つあります。
- MBA(経営学修士)
- Google AdWords認定資格
- マーケティング・ビジネス実務検定
- ネットマーケティング検定
- TOEIC
では、それぞれの資格の特徴を見ていきましょう。
MBA(経営学修士号)
MBA(経営学修士号)は、経営学の大学院修士課程を修了することで得られる資格です。
日本のMBAの学校は、会社に勤めながら通えるよう、夜間や休日の講義をメインとしている学校も少なくありません。
学ぶ内容は、マーケティングや経営戦略のほか、ファイナンスや組織行動論などもあります。
Google AdWords認定資格
Google AdWords認定資格とは、大手検索サイトGoogleが公式で行っているAdWordsの専門資格です。
受験内容は6つに分かれており、基礎科目を含む2つ以上の合格で資格を取得できます。
- Google AdWords基礎
- 検索広告
- ディスプレイ広告
- モバイル広告
- 動画広告
- ショッピング広告
80%以上の正解率で合格となります。制限時間は、検索広告とディスプレイ広告がそれぞれ120分、それ以外が90分です。
マーケティング・ビジネス実務検定
マーケティング・ビジネス実務検定とは、広告マーケティングの資格です。テキストや問題集を使い独学で勉強するほか、通信講座や通学講座で試験対策できます。
会場試験のほか、オンラインで受験することも可能です。
ネットマーケティング検定
ネットマーケティング検定とは、インターネット上のマーケティングの基礎知識をつける資格です。
時代の流れに沿った経営戦略やwebを通した売上の拡大のための知識が学べます。ネットマーケティングにおいて即戦力となれる実践的な内容が特徴です。
TOEIC
TOEICは、世界共通の英語知識を問う資格です。ほかの資格と違い、合否ではなくスコアで評価されるのが特徴です。何度も受験しスコアを伸ばすことを目標とする人も少なくありません。
履歴書に書けるスコアの決まりはありませんが、600点以上から書くのが一般的です。
しかし、外資系など英語を使う企業への転職を検討する場合は、600点では業務に生かすには物足りない可能性もあるため、できる限りハイスコアを目指すと良いでしょう。
3.経験のある業界を狙う
未経験からのマーケティングへの転職は、アピール力に欠けるかもしれません。中途採用を取り入れている企業は、即戦力となる人材を求める傾向にあります。
そのため、経験がある職種へのマーケティングを選ぶことで、成功率を上げることができるでしょう。
また、応募先企業の方向性によっては、前職の経験を活かせる場合もあります。応募先企業をしっかり調べたうえで、自身の強みを伝えましょう。
マーケティング職への転職で使える志望動機例文
マーケティング職への転職を目指す場合、しっかりと練り上げられた志望動機が必須です。これはどの業種にも当てはまることです。
この章ではマーケティング職への転職で使える志望動機例文をご紹介していきます。今回は以下のようなパターンの例文を取り上げます。
- 経験を活かす志望動機
- スキルを身に付けたい志望動機
- 自分の強みを活かす志望動機
自分に当てはまるものがあればぜひ参考にしてみてください。
経験を活かす志望動機
私は自身の経験を活かせると考えたため、マーケティングを志望します。私がマーケティングの面白さを感じたのは学生時代のアルバイトでした。
私は学生時代居酒屋でアルバイトをしていたのですが、そこで店長に新メニューの提案をしたことがあります。そのメニューが実際に商品化され、評判が大変よく、そこでマーケティング商品企画のやりがいを感じました。
御社に入社した際には商品企画において、その経験と実績を活用し貢献したいと考えております。以上より、私は自身の経験が活かせるマーケティングを志望します。
経験の具体例がわかりやすく書かれていると、採用担当者もイメージがつきやすくなります。
スキルを身に付けたい志望動機
私は、御社でのマーケティング職への勤務を通じて、自身のマーケティングスキルを高めていくと共に、御社に深く貢献していきたいと考えております。
私は学生時代、マーケティング研究に取り組んでおり、ベンチャー企業への支援サービスを立ち上げました。具体的には販売履歴データの解析を行うことで、リピーターの増加を実現しています。
そこで多くのベンチャー企業に喜びの声をいただき、やりがいのある仕事だと実感しました。
御社に入社した際には将来的に、商品の販売促進を進めるだけでなく、新部署を起こし、マーケットの解析業務面で貢献したいと考えております。
以上より私は、御社のマーケティング担当を志望します。
自分が手に入れたいスキルをしっかり記述してあげることで、向上心をアピールすることができます。
自分の強みを活かす志望動機
私は自分の強みを活かせることから、マーケティングを志望します。私は高いコミュニケーション力、論理的販売分析スキルを持っています。
過去に家業を手伝っていた時期があり、そこで顧客とのコミュニケーションや商品の販売方法などを模索し、実績を上げてきました。
御社の事業の特性や業務は私の持っているスキルや実績に重なる点が多いと考えています。以上より、私は自分の強みや経験を活かせるマーケティング業務を志望します。
自分の強みについてアピールする場合は、それが活かせる職場かどうかのズレが生じないように、ていねいに企業研究を行いましょう。
マーケティング職への転職で使える自己PR例文
マーケティング職へ転職する際、志望動機と同じくらい自己PRも重要になってきます。特にマーケティング未経験者は自己PRで熱意を伝えるのが非常に重要です。
この章ではマーケティング職への転職で使える自己PR例文をご紹介していきます。今回取り上げるのは以下のようなパターンです。
- マーケティング経験者の自己PR
- マーケティング未経験者の自己PR
- 転職回数が多い場合の自己PR
例文を参考にして自分ならではの自己PR文を作成しましょう。
マーケティング経験者の自己PR
私は大手家具メーカーのマーケティング担当として、1人暮らし用家具ブランドのPR業務を行なっておりました。
大規模なお客様アンケートを実施し、広告を掲載するメディアの選定、商品PRイベントの主催などを行いました。
その結果お客様が求めている家具の種類や大きさ、デザインなどを具現化し、その声に寄り添うことで、大手通販サイトでも上位の売り上げを上げた実績があります。
御社のマーケティング事業においても、この経験・実績は十分発揮できると考えております。
こちらも経験の具体例をなるべく詳細に書くことで、採用担当者は自社のマーケターとしてのイメージと合うかどうかを判断することができます。
マーケティング未経験者の自己PR
私は前職で販売業務を行なっており、当時よりマーケティングの重要性については痛感していました。
そのため独学ではありますが、マーケティングの学習を行い、過去の購入履歴・同世代のお客様の好みなどのデータを元にお客様に商品の提案を行いました。
その結果、売り上げを大きく伸ばし、社内賞をいただけました。私は独学でマーケティングを学習しましたので、専門的なスキルなどでは経験者に及ばないと考えております。
しかし御社のマーケティング部門では、自身が持っている探究心を生かし、知識・スキルを吸収し、いち早く御社の戦力となるべく精進していきたいと考えております。
未経験の場合は、なぜマーケティングに挑戦したいと思ったのか、自分の前社での実績などを記述すると好印象を与えられるでしょう。
転職回数が多い場合の自己PR
私は過去にマーケティング担当として、アパレル・化粧品・通信の異業種3社に勤務した経験があります。
それぞれ社風や業務内容、仕事の進め方などが違い苦労した経験もありますが、適応力・順応力を磨くきっかけになったと考えております。
またそれぞれの企業で効率的な仕事のフォーマットなどを作成してきました。
そのため御社に入社した際は、短期間で環境に順応し、これまでの経験に縛られることなく、業務の効率化という面でお役に立てるのではないかと考えております。
転職回数が多いことをマイナスに捉える採用担当者も少なくないため、しっかりと自己分析を行った上で自分の強みをアピールしましょう。
マーケティングの転職は転職エージェントがおすすめ
マーケティングへの転職活動をより効率的に進めていきたいという方には、転職エージェントがおすすめです。
ここでは、マーケティングへの転職活動に転職エージェントをおすすめする理由を解説していきます。
- 非公開求人に応募することができる
- 書類添削や面接対策を行ってくれる
- 年収交渉などの条件交渉を代わりに行ってくれる
非公開求人に応募することができる
転職エージェントの強みの一つが非公開求人です。転職エージェントは、ネット上には公開されない非公開求人を保有しており、登録するとこれらを紹介してもらうことができます。
また、自分で求人を探す手間が省けるため、日々の生活が忙しい方でも効率よく転職活動をすることができます。

書類の添削や面接対策を行ってくれる
マーケティング職への転職では、いかに自分の強みをアピールできるかが重要になってきます。内定をスムーズに取るためにも転職エージェントのサポートを受けましょう。
応募書類をその業界のことを知っている人に見てもらうことで、より洗練された文書になることが期待できます。
また、その業界に特化した面接セミナーが開講されていたり、模擬面接を実施してくれたりするエージェントもあるので、サービス内容を確認してみてください。
年収交渉などの条件交渉を代わりに行ってくれる
自分で転職活動を行う際、企業との条件交渉は少し大変なものになることが予想されます。年収などといった聞きづらい質問やそれに関する交渉を転職エージェントは代行してくれます。
自分ひとりではなかなか進みづらい条件交渉ですが、エージェントを通して自分の希望を企業側に伝えることができるため、有意義な転職活動を行うことができます。

マーケティングにおすすめの転職エージェント6選
リクルートエージェント
- 非公開求人10万件以上※
- 経験豊富なキャリアアドバイザー在籍
- 転職対策のオンラインセミナーを開催
- 内定後のサポート体制
リクルートエージェントは、業界最大級の非公開求人を取り扱う転職エージェントです。ほかの求人サイトにはない、独自の求人が見つけられます。
キャリアアドバイザーによるカウンセリングから、条件に合う求人を提案してくれます。
内定日の調整や年収交渉、円満退社に向けてサポートなど、入社までのトータルサポートが叶います。
公開求人数※2021年8月30日時点 | 127,645件 |
マーケティング公開求人数※2021年8月30日時点 | 7,607件 |
主なサービス・機能 |
|
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
doda
- 多数の非公開求人を扱っている
- 転職セミナー・個人懇談会を実施
- 企業からのスカウト制度を利用できる
- 専門スタッフによる転職支援
dodaは、週2回新着求人を更新している転職エージェントです。中小企業のほか、東証一部上場の大手企業の求人もあります。
専門のスタッフが求人探しから履歴書や面接の対策をサポートしてくれるため、初めて転職をする人でも安心して転職活動をすすめられるでしょう。
採用プロジェクト担当者もいるため、求人票にない企業の情報を得ることができます。
公開求人数※2021年8月30日時点 | 132,706件 |
マーケティング公開求人数※2021年8月30日時点 | 10,780件 |
主なサービス・機能 |
|
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
出典:公式サイト
マイナビエージェント
- 初めての転職者向け
- 20代・30代が利用しやすい
- オンライン面接実績がある
- 業界に特化したアドバイザーが在籍
マイナビエージェントは、20代・30代が利用しやすい転職エージェントです。初めてや2回目など、転職経験の浅い人にもやさしくサポートしてくれます。
また、在宅勤務(リモートワーク)やオンライン面接など、時代に沿った求人も多く取り扱っています。
企業担当アドバイザーも在籍しているため、職場の雰囲気など求人には載らない情報も得ることができます。
公開求人数※2021年8月30日時点 | 28,630 件 |
マーケティング公開求人数※2021年8月30日時点 | 1,469件 |
主なサービス・機能 |
|
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
出典:公式サイト
パソナキャリア
- 28,000件以上の取引実績あり※1
- 転職後の収入アップ実績あり※2
- 40代のキャリアアップ転職にも特化
- 転職特集が多数掲載
パソナキャリアは、5万件以上の求人を取り扱う転職エージェントです。過去の取引が28,000件という実績も信頼できるポイントでしょう。
また、転職後の年収アップ率が67.1%※2と高いため、若い世代だけでなく転職後のキャリアアップをはかる40代以降にも支持されています。
求人の種類は、大企業からベンチャー企業まで幅広いため、自分に合った求人を探すことができるでしょう。
また、マーケティングだけでもプロダクトマーケティングやwebマーケターなど幅広いジャンルを募集しています。
公開求人数※2021年8月30日時点 | 36,845件 |
マーケティング公開求人数※2021年8月30日時点 | 3,976件 |
主なサービス・機能 |
|
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
type転職エージェント
- 利用者満足度87%※
- 31万件以上の転職支援実績あり
- 専任のキャリアアドバイザーがサポート
- 内定後のサポートあり
type転職エージェントは、利用者満足度87%※を誇る転職エージェントです。転職希望者の条件や経験から合う求人を紹介してくれるほか、サポート体制も充実しています。
転職活動で悩みがちな「転職のすすめ方」「面接対策」「書類作成」なども、丁寧にサポート。内定後、入社日までの調整などもキャリアアドバイザーが行ってくれます。
公開求人数※2021年8月30日時点 | 8,500件 |
マーケティング公開求人数※2021年8月30日時点 | 636件 |
主なサービス・機能 |
|
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
出典:公式サイト
※公式サイトの文言によります。
マスメディアン
- マーケティング業界に特化した転職エージェント
- 個別相談会やセミナー開催
- web相談・電話相談に対応
- テレワーク可能な求人取扱いあり
マスメディアンは、マーケティングとクリエイティブ部門を専門とした転職エージェントです。マーケティング専門企業だけでなく、一般企業のマーケティング分野の求人も取り扱っています。
未経験からの場合は、営業職を薦められることも少なくありません。営業職アシスタントとして転職し、その後マーケターとして活躍することもできます。
また、企業面接にはコンサルタントが同席してくれます。面接が不安な人は心強いでしょう。
公開求人数※2021年8月30日時点 | 3,143件 |
マーケティング公開求人数※2021年8月30日時点 | 51件 |
主なサービス・機能 |
|
利用可能地域 | 関東/東海・中部/関西/九州/北陸 |
運営会社 | 株式会社マスメディアン |
出典:公式サイト
よくある質問
このことから、マーケティングの求人が極端に減少するといったことは、現状起こりえないと考えられます。
情報収集の効率を上げたい場合は、転職サイトと転職エージェントの併用をおすすめします。転職サイトは、自分のペースで「好きな時に好きな場所で求人を検索できる」というメリットがありますが、転職活動を一人で行わなくてはならず、時間や労力がかかる点がネックです。
一方、転職エージェントは自分で求人情報を収集できるのと同時に、求人情報の紹介をはじめとした転職支援サポートを受けられるため、効率よく転職活動を進められます。
転職理由や志望動機を書き始める前に、自己分析やキャリアの棚卸しをしっかり行うことをおすすめします。そうすることで、自分の強みやスキル・実績などの整理ができ、自分のキャリアプランや将来の展望が明確になってきます。そこを出発点として「なぜ転職をしたいと考えたのか」「どうして転職先としてその企業を希望するのか」考えると良いでしょう。
自己分析やキャリアの棚卸しが難しい、苦手という方は、転職エージェントのキャリアアドバイザーの面談やサポートをぜひ活用してみてください。
まとめ
今回は、マーケティング職への転職について紹介しました。マーケティングは専門性の高い分野のため、未経験の人は対策をしていなければ転職が難しいことも少なくありません。
しかし、未経験を歓迎する求人もあるため、マーケティング職への転職に有利な資格を取得しておけば、面接でアピールすることもできるでしょう。
転職エージェントを利用すれば、自分に合った求人を選んでくれるほか、応募書類の作成や面接対策などのサポートもしてくれます。
記事内で紹介した転職エージェントは無料で利用できるため、マーケティング職への転職を実現させるためにもぜひ活用してみてください!
当サイトでは転職に関する独自のアンケートを実施しています。アンケート調査の結果はこちらから御覧ください。アンケート調査結果はこちら
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