
パナソニックの転職難易度は?年収や口コミ・評判、面接も詳しく紹介
日本の大手電気メーカーであるパナソニックは、転職先としても人気が高い企業のひとつです。
パナソニックの魅力には、幅広い事業内容や実績、福利厚生の充実などがあげられますが、未経験での転職はほぼ不可能ともいわれています。
そこで、今回はパナソニックへの転職を成功させるコツや転職難易度、口コミ・評判、面接対策などについてご紹介します。
- パナソニックの企業情報
- パナソニックの口コミ・評判
- パナソニックに転職できる職種例
- パナソニックへの転職成功のコツ
- パナソニックを目指す方へおすすめな転職エージェント
パナソニックへの転職を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
転職前に要チェック!パナソニックの企業情報
企業情報
パナソニックは、2018年に創業100周年を迎えた電気機器業界3位の日本の大手電気メーカーです。※
家庭用家電は世界的にシェアされ、エレクトロニクス分野でも活躍しています。家庭用電化製品に限らず、住宅関連機器や車載用機器、情報通信機など幅広く手がけている企業です。
また、パナソニックは2022年4月1日付で、「パナソニック株式会社」から「パナソニックホールディングス株式会社」となり、カンパニー制から持株会社制へ企業体制が大きく変化します。
さらに「事業ポートフォリオ改革」を進め、今後成長が見込める市場への投資を行なっていくなど、高収益企業を目指した事業展開を行なっていきます。
会社名 | パナソニック株式会社 |
創業 | 1918年3月7日 |
代表取締役 | 楠見雄規 |
資本金 | 2,590億円 |
従業員数 | 24万3,540名 |
パナソニックグループ会社数 | 523社 |
事業内容 | 家電、住宅、車載、電子部品などのBtoC、BtoB事業 |
出典:https://www.panasonic.com/jp/corporate/profile/overview.html
※https://gyokai-search.com/4-denki-uriage.html
年収
パナソニックの平均年収は、2020年度の有価証券報告書によると743万9,769円です。※1
国税庁の調査(平成30年度)によると、正規給与所得者1人当たりの平均給与は504万円という結果から、パナソニックの年収は一般的な平均年収よりも高いといえます。※2
また、キャリア採用の給与は、前職での経験や能力を考慮したうえで、会社規定に基づき決定されます。そのため、前職での実績やキャリアがないと高収入は期待できないでしょう。
※1:https://www.panasonic.com/jp/corporate/ir/pdf/Report2020.pdf
※2:国税庁
パナソニックへの転職は難易度が高い?
パナソニックの転職求人では、条件として資格やスキル、経験が細かく求められています。職種ごとに必須条件は異なりますが、どの職種もその分野における専門知識を求められることがほとんどです。
また、パナソニックのブランドスローガンである「A Better Life, A Better World」の実現を可能にするため、グローバルに活躍できる人材が求められています。
そのため、職種によってはTOEICなどの語学の資格が必須条件となっていることも珍しくありません。
専門分野に対する経験やスキル、堪能な語学力が必要となることから、パナソニックへの転職は難易度が高めといえるでしょう。
転職先としてどう?パナソニックの口コミ・評判
パナソニックへの転職を検討している人にとって、会社の口コミや評判は気になるところではないでしょうか。
実際にパナソニックで働いている、働いた経験がある人の口コミや評判をまとめてみました。
- 年齢・性別関係なく責任ある仕事を任せてくれる
- 福利厚生や社内制度が把握しきれないくらい充実している
- ワークバランスが実現しやすい
- 出産や育児で退職する人は滅多にいない
- 配属先によっては残業が多い
パナソニックでは働きやすい環境が整っているという口コミ・評判が多くみられました。
創業者である松下幸之助の「ものをつくる前に、人をつくる」「人間はダイヤモンドの原石」などの、人材を大切にする考えが活かされているといえるでしょう。
パナソニックに転職できる職種例
パナソニックでは直轄部門や主要カンパニーだけではなく、グループ会社の求人募集も行われています。そのため、募集されている職種はさまざまです。
ここでは、パナソニックで募集されている職種の一部を抜粋して紹介します。
- 営業・マーケティング
- 製造・技術職
- プログラマー・エンジニア
- 経理・事務・人事
上記の職種について詳しく解説していきましょう。
営業・マーケティング
営業・マーケティングは、顧客への営業活動、新商品企画、市場調査などが主な仕事です。住宅、車載、半導体などの活躍できる分野は多種多様となります。
また、国内だけではなく、海外マーケティング分野の募集もあるため、TOEICやビジネス英語を使えることが採用の必須条件です。
主な職務内容 |
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求められる資格・スキルなど |
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製造・技術職
製造・技術職は、車載用電池開発などのパナソニックの基幹事業に携われる職種です。電動化市場の拡大に向けて、豊富な知識と経験が求められています。
海外工場の新規量産ラインの立上げなどを担当する可能性もあることから、語学力や海外勤務経験が必須の募集も多々あります。
主な職務内容 |
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求められる資格・スキルなど |
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プログラマー・エンジニア
プログラマー・エンジニアは、システム開発や運用管理が主な業務です。業務範囲は多岐にわたり、AIに関することなど多種多様な専門的な知識や技術が必要となります。
未経験での転職が難しい専門分野になるため、経験がない人は、まず他社で実績を作ることから始めなければなりません。
しかし、営業職に求められるTOEIC700点より低い500点が必要となるため、語学力に自信がない人でも可能性はあるでしょう。
主な職務内容 |
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求められる資格・スキルなど |
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経理・事務・人事
パナソニックの経理や人事などの事務系は、会社の運営に大きく関わることができる職種です。
経営部門でも経理・会計業務全般や経営管理など、人事部門では人材戦略・人材開発などを行なっています。
とくに経理部門は横の繋がりが強いため、さまざまな経験ができ、キャリアアップするチャンスが多くあります。
主な職務内容 |
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求められる資格・スキルなど |
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パナソニックの転職面接でよく聞かれること
パナソニックへの転職では、面接の受け答えが重要になります。応募する職種によっても異なりますが、パナソニックの転職選考の流れとしては以下通りです。
- 応募(エントリー)
- 書類選考
- 一次面接
- 適性検査
- 二次面接
- 内定
選考の中でも面接は、企業側に自分自身を知ってもらうチャンスといえます。数回ある面接で自分自身をアピールできるように、面接対策はしっかりしておきましょう。
ここでは、パナソニックの転職面接で焦らないために、よく聞かれる質問や対策などをご紹介します。
パナソニックの面接でよく聞かれること
パナソニックの転職面接で聞かれやすい質問は、以下の通りです。
- これまでの経験やスキル
- パナソニックを選んだ理由
- 入社後のキャリアビジョン
- 自分自身について
- 最近、気になったニュース
技術面などの専門的な知識を聞かれるのではなく、転職面接でよく聞かれる基本的な質問が多いようです。
また、パナソニックでの転職には経験やスキルが必須なので、前職でどのような経験をして、どのような実績を積んできたかなど、明確に説明できるように準備しましょう。
そのほかにも最近のニュースに対する感想を求められることもしばしば。ニュースの情報を得るだけでなく、自身の想いもまとめておきましょう。
オンライン面接への対策も必要
近年、就職においてはオンラインでの面接が主流になりつつあります。パナソニックでも新卒は完全オンライン面接、キャリア採用も部署によってはオンライン面接が取り入れられています。
直接企業に足を運ばなくても良いのはオンライン面接のメリットといえますが、対面面接との違いに戸惑ってしまい「実力がだせなかった」ということもあるようです。
そこで、オンライン面接成功のポイントを5つ押さえておきましょう。
- 目線はカメラに向ける
- 表情や話し方に気をつける
- 会話のキャッチボールを心がける
- 通信障害などトラブルには対処できるようにしておく
- 身だしなみを整える
カメラの位置設定や通信障害などの弊害は、オンライン面接ならではの対処法です。しかし、画面越しの映りが面接官に与える影響は大きいため、手を抜かず下準備しておきましょう。
また、カメラを見て話すことや表情については、練習することで対策がとれます。
パナソニックへの転職を成功させるコツ
転職を成功させるためには、自己分析と情報収集は必要不可欠です。ここでは、パナソニックへの転職を成功させるためのコツを解説します。
1.パナソニックの転職イベントに参加する
パナソニックでは定期的に転職相談会が開催され、応募するか否か迷っている段階でも参加可能です。相談会は30分〜1時間程度、個別で行われます。
「パナソニックで自分のスキルが活かせるのか」「給与や福利厚生について知りたい」「最新の求人情報が知りたい」「選考はどのように進むのか」などの疑問をキャリア採用担当者が答えてくれます。
転職相談会に参加できない場合、「キャリア登録」を利用することもおすすめです。
パナソニックに職務経歴を登録すると、非公開の職種の紹介や自身の希望にあった職種の募集があった場合、情報を提供してくれます。
2.面接対策をしておく
パナソニックの面接は職種によって異なることもありますが、基本的には2回ほど面接が行われます。選考を進めてうえで、面接のステップごとに対策をしておくことがベストです。
一次面接では「職歴」や「志望動機」「自分自身のこと」など基本的な質問をされるため、転職でよく聞かれる質問を一通り回答できるようにしておきましょう。
二次面接以降では、「パナソニックを選んだ理由」や「入社後のキャリアビジョン」など、より具体的な質問をされることが想定されます。
志望動機やキャリアビジョン、これまでのスキルや経験なども明確にしておきましょう。
3.転職エージェントを活用
パナソニックは人気がある企業のため、競争率が高いと予想されます。転職を成功させるためには、転職のプロからのアドバイスやサポートを受けることが内定への近道です。
転職エージェントを活用すれば、経験豊富なスタッフから無料で転職ノウハウや有益な情報を得られます。
また、転職エージェントを利用することで、自分でも気づかなかった強みを知ることもできます。
どの転職エージェントに登録をすれば良いか迷ったときは、パナソニックへの転職支援実績のある転職エージェントを選んでみるのがおすすめです。
あなたにぴったりの仕事が見つかる適職診断を受けてみよう
- 自分にはどんな仕事が適しているのか
- どんな社風の会社が自分に適しているのか
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パナソニックを目指す人におすすめの転職エージェント3選
リクルートエージェント
- 完全無料で利用できる
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各業界に精通したキャリアアドバイザーにより、応募書類の添削や面接対策などをサポートしてもらえるため、転職活動が初めてでも安心して利用できるでしょう。
公開求人数※2021年9月19日時点 | 130,155件 |
パナソニックの求人取り扱い実績 | あり |
主なサービス・機能 |
|
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
出典:https://www.r-agent.com/
doda
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dodaは、豊富な非公開求人を保有する転職エージェントです。パナソニックで募集中の求人だけでなく過去の求人もチェックできるため、ニーズのある職種や年収の傾向などを知ることもできます。
パナソニック社員による口コミ・評判も掲載されているため、職場環境についてリアルな情報を入手可能です。
公開求人数※2021年9月19日時点 | 97,961件 |
パナソニックの求人取り扱い実績 | あり |
主なサービス・機能 |
|
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
出典:https://doda.jp/
リクルートダイレクトスカウト
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魅力的なレジュメを作成することで、ヘッドハンターの目に留まりパナソニックの求人を紹介してもらえる可能性も高まるでしょう。
公開求人数※2021年9月19日時点 | 75,207件 |
パナソニックの求人取り扱い実績 | あり |
主なサービス・機能 |
|
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
出典:https://careercarver.jp/
まとめ
今回はパナソニックへの転職について詳しく解説しました。パナソニックへの転職は、前職での経験やスキルの有無が内定に関わってきます。
キャリア採用の募集は、専門的なスキルやある程度の経験年数が必要な職種がほとんどです。
パナソニックで活躍したいのであれば、自分の経験やスキルが通用するのか確認しておくことが重要です。
パナソニックへの転職を成功させたいのなら、パナソニック独自の転職イベントに参加したり、転職エージェントを活用したりと積極的に行動しましょう。
記事内で紹介した転職エージェントはいずれも無料で利用できるため、ぜひチェックしてみてください。
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