社労士試験の難易度を他資格と比較!試験内容や合格率・勉強法を解説

社労士試験の難易度を他資格と比較!試験内容や合格率・勉強法を解説

「社労士の試験ってどれくらいの難易度や合格率なんだろう?」「働きながら独学で勉強して資格取得できるだろうか?」と、疑問に思う人も多いでしょう。

社労士の資格を取得すれば、雇用や社会保険、労働問題、公的年金の分野で活躍できますよ!

本記事では、社労士試験の試験内容や合格率を紹介し、おすすめの勉強法を解説します。

この記事でわかること
  • 社労士試験の合格率・難易度
  • 他の国家資格と比較した難易度
  • 社労士試験の合格率が低い理由
  • 社労士試験の効果的な勉強方法

社労士試験で合格するためにおすすめの通信講座も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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社労士試験の難易度は?試験内容や合格率を解説

社労士試験の勉強

社労士とは「労働や社会保険の専門家」として人事や管理を行う人のことで、正式名称は『社会保険労務士』といいます。法令に基づいて提出書類や申請書などの作成をしたり、保険・年金などの相談を行うのが主な業務です。

社労士の資格は、社会保険労務士法に基づく国家資格です。本項では、社労士の試験内容や合格基準、合格率について解説します。

試験内容

社労士の試験は大きく「選択式」「択一式」の2種類に分かれ、マークシート方式で回答していきます。

文中の空欄に当てはまるキーワードを、語群の中から選ぶ「選択式」が計8科目、5つの選択肢から正しいものを当てはめる「択一式」が計7科目あり、科目と配点は下表の通りです。

試験科目 選択式 計8科目(配点) 択一式 計7科目(配点)
労働基準法及び労働安全衛生法 1問(5点) 10問(10点)
労働者災害補償保険法
(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
1問(5点) 10問(10点)
雇用保険法
(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
1問(5点) 10問(10点)
労務管理その他の労働に関する一般常識 1問(5点) 10問(10点)
社会保険に関する一般常識 1問(5点)
健康保険法 1問(5点) 10問(10点)
厚生年金保険法 1問(5点) 10問(10点)
国民年金法 1問(5点) 10問(10点)
合計 8問(40点) 70問(70点)

参考:社会保険労務士試験オフィシャルサイト

資格試験の出題のうち、約90%が法令に関するものです。法改正が頻繁に行われることを考慮すると、参考書は最新のものを用意しておく必要があるでしょう。

試験時間は、選択式が80分、択一式が210分と非常に長いです。集中力を切らさないことも試験合格の鍵になりますよ。

合格基準

桜咲く

社労士の合格基準点は、合格発表後に公表されます。毎年「選択式・択一式それぞれの総得点の合格基準点」と「科目ごとの合格基準点」があります。令和3年度の合格基準は以下の通りです。

令和3年度の合格基準
  • 選択肢試験:総得点24点以上かつ各科目3点以上(ただし、労務管理その他の労働に関する一般常識は1点以上、国民年金法は2点以上)
  • 択一式試験:総得点45点以上かつ各科目4点以上

どちらの合格基準も満たす必要があります。たとえば、選択肢試験で多くの点数をかせいで総得点が高くても、択一式試験が合格基準に達していないと不合格になるので、注意が必要です。

どちらの試験も合格しなければならないので、難易度も高いです。

出典:第53回(令和3年度)社会保険労務士試験の合格基準及び正答 -社会保険労務士試験オフィシャルサイト

合格率

電卓と折れ線グラフ

社労士の過去5年間の合格率は6〜8%程度となっています。令和3年度の受験者数は37,306人、合格者数2,937人で7.9%の合格率でした。

 過去10年遡ってみると、最も合格率が高い年は平成26年度はの9.3%、最も低い年は平成27年度の2.6%です。

毎年受験者数は3〜4万人近くと多いですが、実際に合格して社労士になれるのは10%以下という数字です。社労士試験の難易度はかなり高いといえるでしょう。

試験範囲が広く、法改正の度に情報を更新しなければならない点などが、難易度の高さの原因と考えられます。

出典:第53回社会保険労務士試験の合格者の発表-社会保険労務士試験オフィシャルサイト
出典:合格者等の推移(過去10年)・第53回社会保険労務士試験合格者の年齢別・職業別・男女別構成 -厚生労働省

社労士試験の難易度をその他の資格と比較

税理士との比較

税理士のイメージ

国税庁発表のデータによると、令和3年度の税理士受験者数は27,299人で、そのうち合格者数は5,139人です。合格率は18.8%と社労士より高い水準です。過去7年間の税理士の合格率は、以下の通りです。

年度 合格率
平成27年度 18.1%
平成28年度 15.8%
平成29年度 20.1%
平成30年度 15.3%
令和元年度 18.1%
令和2年度 20.3%
令和3年度 18.8%

税理士は15〜20%前後で推移しており、社労士と比較すると税理士のほうが難易度は低いといえます。しかしそれでも20%以内となっており、狭き門であることには変わりありません。

なお、税理士試験は1科目ごとに合格判定が行われる「科目合格制」が採用されています。一度の試験ですべて合格する必要はなく、過去に合格した科目は免除される仕組みです。

税理士は1科目に1年かけ、数年かけて5科目に合格する場合も多いです。合格率は高めでも、資格取得までには時間がかかる可能性がありますね。

出典:税理士試験 -国税庁

司法書士との比較

司法書士のイメージ

法務省発表のデータによると、令和3年度の司法書士受験者数は11,952人、合格者数は613人です。合格率5.1%となっており、司法書士もまた難易度が非常に高い資格です。過去10年間の合格率は、以下の通りとなります。

年度 合格率
平成24年度 3.5%
平成25年度 3.5%
平成26年度 3.8%
平成27年度 3.9%
平成28年度 3.9%
平成29年度 4.1%
平成30年度 4.3%
令和元年度 4.4%
令和2年度 5.2%
令和3年度 5.1%

以前は3%台で合ったことを考えると、最近5年間の合格率は4〜5%前後と若干上昇傾向にあります。

合格率だけで比較した場合、社労士よりもさらに司法書士のほうが資格取得の難易度が高いです。

出典:司法書士試験 -法務省

行政書士との比較

東京都庁前

行政書士試験研究センターのデータによると、令和3年度の行政書士受験者数は47,870人。合格者数は5,353人で11.18%の合格率となっています。過去10年間の合格率は、以下の通りです。

年度 合格率
平成24年度 9.1%
平成25年度 10.1%
平成26年度 8.2%
平成27年度 13.1%
平成28年度 9.9%
平成29年度 15.7%
平成30年度 12.7%
令和元年度 11.4%
令和2年度 10.7%
令和3年度 11.1%

行政書士の過去5年間の合格率は2桁台に上昇しており、10.7〜15.7%前後で推移しています。社労士よりは合格率は高いですが、それでも合格者は全体の2割にもなりません。

行政書士も、社労士ほどではないにせよ難易度の非常に高い資格といえるでしょう。

出典:令和 3 年度行政書士試験実施結果の概要 -一般財団法人行政書士試験研究センター
出典:令和2年度(2020年度)行政書士試験 合格率は10.7%、合格者4,470人! -STUDYing

中小企業診断士との比較

中小企業を見つめる男性

中小企業診断士の試験は、1次試験と2次試験に分かれています。中小企業診断協会のデータによると、令和元年度の中小企業診断士試験の第1次試験の合格率が30.2%、令和2年度が42.5%、令和3年度が36.4%となっています。

また過去10年間の第2次試験の合格率は以下の通りです。

年度 合格率
平成24年度 25.0%
平成25年度 18.5%
平成26年度 24.3%
平成27年度 19.1%
平成28年度 19.2%
平成29年度 19.4%
平成30年度 18.8%
令和元年度 18.3%
令和2年度 18.4%
令和3年度 18.3%

第1次試験と第2次試験を別に考えると合格率が高いように感じますが、どちらも合格する必要があるので、実際の合格率は第1次試験と第2次試験の合格率を掛け合わせた4%〜8%程度と考えられます。

中小企業診断士は、社労士と比較してほぼ同程度の難易度と考えられます。

出典:中小企業診断士試験 申込者数・合格率等の推移 -一般社団法人中小企業診断協会

ファイナンシャルプランナー1級との比較

お金が入った瓶

ファイナンシャルプランナー1級の試験は学科試験・実技試験の2種類に分かれており、学科試験は「金融財政情報研究会」、実技試験は「金融財政情報研究会」と「日本FP協会」で行われます。

金融財政情報研究会のデータによると、令和3年9月試験のファイナンシャルプランニング技能検定1級の学科受験者数は7,134人。合格者数は930人で13.03%の合格率となっています。過去9年間の合格率は、以下の通りです。

年度(9月試験) 合格率
平成25年度 8.9%
平成26年度 11.5%
平成27年度 15.4%
平成28年度 4.8%
平成29年度 10.4%
平成30年度 8.2%
令和元年度 10.1%
令和2年度 15.0%
令和3年度 13.0%

ファイナンシャルプランナー1級学科試験では、過去5年間の合格率を見ると8〜15%台で推移しています。学科試験のみで比較した場合、社労士よりも難易度は低いといえるでしょう。

出典:ニュース -一般社団法人金融財政事情研究会

社労士試験の難易度が高い3つの理由

REASONと書かれたブロック

社労士試験の難易度が高い理由は以下の3つです。

社労士試験の難易度が高い理由
  1. 科目別に細かく合格点が設定されている
  2. 受験科目が多い
  3. 長時間の集中力が求められる

1.科目別に細かく合格点が設定されている

社労士試験は、総合得点だけでなく科目別に合格ラインが設定されています。特定の科目で点数を稼いでも、1科目が合格ラインに満たなければ不合格になります。

 税理士のように「科目合格制」でもないので、不合格の場合は翌年以降、再びすべての科目で点をとる必要があります。

合格基準点は毎年異なりますが、ここ2年間は選択肢試験が一部の科目を除き3点以上、択一式試験が1科目4点以上です。

すべての科目で点数を取るためには幅広い知識をバランスよくつける必要があるので、勉強しなければならない範囲が広いのが、難易度の高さの一因です。

2.受験科目が多い

科目の多さに疲弊する

受験科目が多いことも、難易度の高さにつながっています。社労士試験は、全部で以下の8つの科目あります。

社労士の受験科目
  • 労働基準法及び労働安全衛生法
  • 労働者災害補償保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
  • 雇用保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
  • 労務管理その他の労働に関する一般常識
  • 社会保険に関する一般常識
  • 健康保険法
  • 国民年金法
  • 厚生年金法

「労働安全衛生法」と「労働保険の保険料の徴収等に関する法律」を分けて考えると、10科目になります。

はじめに「労働基準法」を勉強する人が多いと考えられますが、時間をかけすぎると最後の項目の「厚生年金法」を学ぶ時間が少なくなります

勉強のスケジュール計画をしっかり立て1歩1歩確実に進めていく必要があるのも、社労士の難易度が高い理由のひとつです。

3.長時間の集中力が求められる

時計

社労士の試験は1日で8科目をすべて行うため、試験時間が非常に長いです。令和3年の試験時間は選択式試験が「10:30〜11:50」の80分、択一式試験が「13:20〜16:50」の210分で、計290分でした。

 試験時間中に、退室可能時間(許可を得てトイレや飲水可能な時間)が設けられているので、一瞬のリラックス時間はありますが、科目が多いためあまり余裕はありません。

290分間集中し続けるのは難しく、どこかで緊張の糸が切れてケアレスミスすることも多いので、より難易度が高くなっています。

出典:第53回(令和3年度)社会保険労務士試験 受験案内 -社会保険労務士試験オフィシャルサイト

難易度が高い社労士試験に合格するための勉強法

社労士試験に合格するためには、大きく以下の3つの勉強法があります。

社労士試験の勉強法
  • 独学
  • 資格スクールに通う
  • 通信講座を受ける

独学

独学での勉強

独学で勉強する方法なら、お金もあまりかからず、勉強する時間や場所も問いません。予算に余裕がない人に、特におすすめの勉強法です。

本屋で購入したテキストを中心に行い、分からないことがあればWebサイトの解説サイトや動画などを利用しましょう。

 テキストは「みんなが欲しかった!社労士シリーズ」や「ユーキャンの社労士シリーズ」などを利用する人が多いです。

ただし、独学はモチベーションを維持するのが難しく、勉強効率も悪いです。独学で試験合格している人もいますが、難易度の高さを考慮すると、少数派であるといえます。

自分でスケジュール管理して、モチベーションを保ち続けることができるなら、自由度の高い勉強法です。

資格スクールに通う

資格スクール

資格スクールを利用する人も多いでしょう。資格スクールは、資格専門の塾や予備校のような場所です。同じ勉強・目的に向かっている人との繋がりができるので、モチベーションが保ちやすいのがメリットです。

 分からないことがあれば、講師や仲間にすぐに質問ができるので、疑問点をスムーズに解決でき、効率もよいでしょう。

ただし社労士の資格スクールが通える範囲にない場合や、時間帯が合わない場合もあります。また受講費用が高額になりがちなのもデメリットです。

本気で効率よく勉強したいなら、資格スクールは非常におすすめ!自力での合格を目指すのが難しいと感じたら、資格スクールも検討しましょう。

通信講座を受ける

社労士の勉強には、通信講座を受ける方法も有効な手段です。通信講座ならいつでもどこでも勉強でき、分からない問題があればサポートを利用して質問することもできるでしょう。

 独学と資格スクールのハイブリッドのような勉強法で、自分のペースで勉強したいけれどわからないことはスムーズに質問したいという人におすすめです。

資格スクールに比べて比較的安い価格で契約できるので、コストを抑えて社労士を目指したい人にも向いています。

資格スクールとは違い、スケジュール管理やモチベーションの維持に気を付ける必要がありますが、効率よく勉強できる方法です。

社労士の合格率を上げる勉強内容

社労士試験の合格率アップを叶えるのであれば、大きく分けて以下5つのポイントを抑えておくと効果的です。

合格率を上げるポイント
  • 学習スケジュールを立てる
  • 苦手科目を見極める
  • 反復学習を進める
  • 総仕上げとして過去問を解く
  • 社労士試験で特に難易度の高い科目の勉強時間を優先する

学習スケジュールを立てる

カレンダーと時計

まずはじめに、学習を始める前に具体的なスケジュールを立てましょう。

社労士試験の合格率は6.4%と極めて低く、万全の学習期間を確保してからでないと、合格は難しいです。

 難易度、レベルが高い分、必要な学習時間も相当多くなります。

また社労士試験の合格までには、およそ1000時間の学習が必要とされており、毎日継続すると換算してもやく3時間半の学習時間が必要です。

特に仕事と並行しながら学習を行うとなると、相当ハードルは高くなるため、試験日から逆算して学習計画を進めましょう。

厚生労働省より

苦手科目を見極める

学習計画を建てた後は、次に苦手科目がどこなのかを把握しましょう。

社労士試験の科目は、前述通りの合計で8項目から構成されています。

 いきなり全てマスターしようとせず、まずは自分が取り組むべきポイントを見つけることが重要。

一通り過去問や問題集を解いた後、特に点数が伸びていない項目はどこなのかを把握して下さい。

闇雲に勉強を進めると効率が低下してしまうため、自分が真っ先に取り組むべきポイントにしぼることで、効率よくスコアアップが狙えます。

最初に苦手分野を攻略することで、大幅にスコアアップが狙えます。

反復学習を進める

勉強

苦手分野を把握した後は、その分野を中心に反復学習を進めます。

また反復学習を行う際は、ただ暗記せずに本質を理解し「なぜこの答えになるのか」に着目しましょう。

 答えがわかるのではなく、なぜその答えになるのかが大切なポイント。

特に学習計画の序盤は、ほとんどすべての時間を苦手項目の反復学習に費やすことがおすすめ。

後半になるにつれて勉強が大変になりますが、先に苦手項目を克服しておくことで、疲れが溜まった後半の学習もスムーズに乗り切れます。

時間がかかることは後に回さず、序盤で手を付けておくことが重要なポイントです。

総仕上げとして過去問を解く

最後のフェーズとして、自身の実力を判断するために、総仕上げの時間を確保しましょう。

目安としては過去問を3回解いて、平均で合格点を超えていれば本番も自信を持って挑めます。

 万が一点数が低いことを考慮して、総仕上げの時間は試験日の2週間前に設定することがおすすめ。

万が一平均点に届かない場合は、もう一度苦手項目を洗い出し、反復学習に戻ります。

最終段階のため、ある程度知識は備わっていることを考慮すると、2週間ほどあれば最後の追い込みとして、点数の底上げもできるでしょう。

平均点に届かなくても焦らず、まずはどこで点数を落としているのか確認し、すぐに苦手克服へと移りましょう。

社労士試験で特に難易度の高い科目の勉強時間を優先する

グラフ

全体的に難易度が極めて高い社労士試験ですが、中でも以下3つの項目は特に難易度が高いので、勉強時間を多く確保しましょう。

特に難易度の高い科目
  • 労務管理に関する一般常識
  • 労働安全衛生法
  • 国民年金法

特に「労務管理に関する一般常識」の難易度は極めて高く、関連する法律は約30個近く存在します。

そもそも数が多すぎて「何を勉強すればよいか分からない」と受験者の多くが頭を抱えますが、労務管理に関する一般常識を固めないと、合格点の突破は難しいです。

 学習開始の序盤から、早い段階で手を付けておくことがおすすめ。

また労働安全衛生法、国民年金法も同様に要注意。

労働安全衛生法では主に安全に関する項目のため、向上は有害物質に関しての出題が多く、年金に関してはここ数年で難易度が高くなっている傾向があります。

特に難易度の高い科目に関しては、自身が想定するよりも時間がかかるため気を引き締めて取り組みましょう。

社労士試験の合格を目指す人におすすめの通信講座3選

STUDYing

STUDYing

STUDYingのおすすめポイント
  • 50年分の出題実績を分析し開発した「最小限のカリキュラム」
  • 短期合格者と同様に最短距離で合格に進める
  • 「社労士頻出論点表」プレゼント

STUDYingは、短期合格者の学習法を再現し、最適な順番・ステップで勉強できるオンライン講座です。アプリの順番通りに学習するだけで、合格まで最短距離で進むことを目指せます。

 社労士試験50年分の出題実績を分析したカリキュラムが用意されており、合格に十分で最小限の勉強が可能です。

学習に必要なものがオールインワンで揃っており、「最適な順番・ステップ」で効率よく学習できます。2021年合格発表後に実施した受講者のアンケートでは、動画満足度93%※1と高水準なのも、魅力でしょう。

無料で体験できるセミナー・動画講座も用意されているので、まずは試してみてはいかがでしょうか。

講座数※2022年5月29日時点 30講座
学べる資格例
  • 中小企業診断士
  • 行政書士
  • 司法書士
  • 建築士
  • ITパスポート
運営会社 KIYOラーニング株式会社

出典:STUDYing
※1 2021年合格発表後に実施した受講者アンケートの回答結果から抜粋

フォーサイト

フォーサイト

フォーサイトのおすすめポイント
  • 不合格なら受講料全額返金※1
  • 全国平均合格率の3.72倍の29.4%※2
  • スマートフォン・タブレットで簡単に講義が視聴

フォーサイトは社労士の合格率が非常に高いのが魅力の通信講座です。2021年の全国平均の合格率が「7.9%」のところ、フォーサイト利用者の合格率は29.4%と、全国平均の3.72倍と非常に高水準となっています。

 過去のデータを分析したテキスト作成だけでなく、削る作業も徹底しているため、テキストの質が高く効率よく勉強ができるでしょう。

学習は苦手でもeラーニング「ManaBun」が学習スケジュールを自動で立ててくれるので、バランスよく勉強できる仕組みがあるので安心です。

一般的に12か月程度の学習期間が必要とされる社労士試験ですが、フォーサイトでは5ヶ月の短期合格を目指します。
講座数※2022年5月29日時点 150講座以上
学べる資格例
  • 行政書士
  • 社会保険労務士
  • 宅地建物取引士
  • FP
  • 簿記2級・3級
運営会社 株式会社フォーサイト

出典:フォーサイト
※1 バリューセット3は全額返金保証制度が適用。
※2 株式会社フォーサイト集計の受講生アンケートに基づくデータ。

アガルート

アルガート

アガルートのおすすめポイント
  • 全国平均合格率の3.16倍の25%※1
  • 出題カバー率が選択式・択一式ともに90%以上※公式サイトより
  • 回数無制限の質問制度

アガルートの社労士講座は、効率よく短期間での合格を目指す通信講座です。厳選されたテキストは、試験本番の出題カバー率がとても高く、選択式が93.8%、択一式が91.4%となっています。

 社会保険労務士講座利用者の合格率は、全国平均の3.16倍の25%と高水準となっており、独学で資格取得を目指すよりも効率が良いでしょう。

定期カウンセリングを設けており、講師が一人ひとりに毎月1回ヒアリング。学習の疑問や悩みを洗い出し合格へと導きます。

講師に直接聞けるFacebookでの質問制度も回数無制限で利用できます。分からないことは理解できるまで質問し、解決できる環境が整っています。

1回10分程度の講義なので、すき間時間でも学習が可能ですよ!
講座数※2022年5月29日時点 150講座以上
学べる資格例
  • 宅地建物取引士
  • 行政書士
  • 公務員
  • 社会保険労務士
運営会社 株式会社アガルート

出典:アガルート
※1 令和3年度合格率 基礎講義&総合講義/入門総合カリキュラム

よくある質問

社労士試験の科目で、点数が狙いやすい項目はある?
大前提どの科目も難しいですが、その中でも「労働保険の保険料の徴収等に関する法律」「社会保険に関する一般常識」「雇用保険法」の3つの科目は比較的点数が取りやすいです。
社労士試験の難易度と学習時間は?
合格率は6.4%とあらゆる試験の中でも極めて高いです。また学習時間は、一般的に1,000時間ほど必要とされています。
社労士試験は独学で合格できる?
独学で合格も可能ですが、極めてハードルが高いです。参考書やEラーニングなどを活用し、継続的に学習することをおすすめします。
社労士試験を取得したら月収は上がる?
企業により差は出ますが、安い企業で5,000円、高い企業だと3万円と幅は広いです。社労士取得の目的が年収アップの場合、資格手当でいくらもらえるのかを面接時に確認すると良いです。
社労士の年収相場は?
企業に努めている社労士であれば、約500万円前後となっています。さらに年収を上げたいのであれば、独立なども視野にいれると良いでしょう。

まとめ

今回は、社労士試験の難易度や試験内容・合格率などを解説しました。社労士試験は範囲が広く、過去5年の合格率も6〜8%の超難関資格です。

効率よく勉強する必要があるため、独学よりも資格スクールや通信講座などを利用したほうが安心でしょう。試験時間も非常に長いので、集中力を切らさないようケアレスミスを防ぐことも、試験合格の鍵になります。

通信講座なら、資格スクールよりも料金が比較的安く、不明点の質問も可能!コストを抑えて資格取得を目指すなら通信講座の利用も検討してくださいね。

執筆者 転職ベスト編集部
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