税理士合格までの勉強時間を科目別に紹介!おすすめの勉強方法も解説

税理士合格までの勉強時間を科目別に紹介!おすすめの勉強方法も解説

税理士は、納税者に代わって税務書類の作成、税務代理、税務相談などを行う、税の専門家です。税理士が行うこれらの業務は「独占業務」のため、目指す人も多い人気の資格です。

しかし、税理士は「難関資格」とも言われており、とても短期間で取得できる資格ではありません。

そのため「合格までに何時間勉強すればいいの?」「勉強のスケジュールの立て方が分からない…」といった疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、税理士合格までに必要な勉強時間の目安や、スケジュールの立て方、具体的な勉強方法について解説していきます。

この記事でわかること
  • 税理士の合格に必要な勉強時間
  • 【科目別】税理士の合格に必要な勉強時間
  • 税理士の勉強時間を短縮させるコツ
  • 税理士試験に合格するための勉強時間の使い方

税理士試験までの時間の使い方や計画の立て方が分からない人は、ぜひ参考にして下さい。

税理士の試験内容・合格基準は?

税理士の主な仕事は以下の3つです。

税理士の主な仕事
  • 税務代理:所得税や法人税といった税金の申告を納税者に代わって行う
  • 税務書類の作成:税金の申告に必要な書類の作成
  • 税務相談:税金の申告や書類の作成に関する相談の対応

税理士資格は、税理士法に定められた国家資格です。

税理士の合格ラインは60%

グラフ

税理士の試験科目は、会計学に属する科目(2科目)と、受験者が3科目を選択可能な税法に属する科目があります。

科目名 受験 科目内容
会計学に属する科目 必修 簿記論
必修 財務諸表論
税法に属する科目 選択必須

(どちらか1つ)

所得税法
法人税法
選択

(いずれか2つ)

相続税法
消費税法または酒税法
国税徴収法
住民税または事業税
固定資産税

 合格ラインは各科目とも満点の60%で、合格科目が合計5科目に達したときに「税理士試験に合格」となります。

 税理士試験は「科目合格制」なので、5科目同時に受験する必要はなく、1科目ずつの受験が可能です。

税法に属する科目は、受験者が好きな科目を3つ選択できます。ただし、所得税法または法人税法のいずれか1科目を選択することが必須となっているので注意しましょう。

税理士試験には、「学位による免除」「国税従事者における免除」といった免除制度も設けられています。

会計学に関する設問

会計学に関する設問は簿記論と財務諸表論の2種類で、令和3年度税理士試験の合格率は以下の通りです。

科目 令和3年度合格率 前年度合格率
簿記論 16.5% 22.6%
財務諸表論 23.9% 19.0%

科目によって難易度に違いはありますが、簿記論・財務諸表論ともに難易度が高いため、勉強時間を十分とる必要があります。

 会計科目は必ず2種類とも合格しなければならないので、先に合格しておくとあとが楽になります。

簿記論と財務諸表論は関連した内容が出題されるので、同時に学習し、一度に受験する人も多い科目です。

計算問題と論述式の問題があるので、両方に対応できるよう勉強をしましょう。

日商簿記検定や国際会計検定などの会計知識がある人には有利な科目です。
MSAgentより

税法に関する設問

お金

令和3年度税理士試験の合格率は以下の通りです。
受験 科目 令和3年度合格率 前年度合格率
選択必須 所得税法 12.6% 12.0%
法人税法 12.8% 16.1%
選択 相続税法 12.8% 10.6%
消費税法 11.9% 12.5%
酒税法 12.6% 13.9%
国税徴収法 13.7% 12.2%
住民税 12.7% 18.1%
事業税 12.6% 13.1%
固定資産税 13.8% 13.5%

合格率が前年より下がっている科目が多いですが、相続税法・国税徴収法・固定資産税の合格率は前年度よりも若干上がっています。

 消費税法と酒税法、住民税と事業税はそれぞれ1つしか受験することができないので注意してください。

税法に関する科目は、将来どのような業種で税理士を目指したいかに合わせて、受験科目を決めることをおすすめします。

たとえば、会計事務所では中小企業から仕事を受けることが多いので、法人税法や消費税法に合格していると有利です。

まずはどんな税理士を目指したいかを考えたうえで、科目を選択してみましょう。

MSAgentより

税理士試験に必要な勉強時間は?難易度も解説

時計

税理士は数ある資格の中でも、難易度が高いと言われている資格です。

そのため、数カ月や半年程度の学習期間で取得できるといった資格ではなく、合格までに数年単位で考えておく必要があります。

具体的にどの程度の勉強時間が必要なのか、詳しく解説していきます。

税理士合格のための勉強時間は3000時間?

税理士合格のための勉強時間は、一般的には3000時間程度と言われています。年数にすると4~5年かかるケースも多く、長期計画を立てる必要がある資格です。

すでに税務関係の知識がある人は期間を短くできますが、逆にまったく税務の知識がない人は、さらに長くなる可能性もあります。

 また、税理士試験は、一度ですべての科目を合格する必要はなく、一科目単位で合格も可能な「科目合格制度」を採用しています。

そのため、一年目で合格した科目はその後試験を受ける必要はなく、有効期限もないため、一科目ずつ確実な合格を目指せるメリットがあります。

長期計画でもだらけず、何年かかっても継続して勉強を続けられる人に向いている資格と言えます。

税理士試験の難易度

テストを受ける人物

税理士試験は、会計科目2科目、税法科目3科目の合わせて5科目合格してはじめて、税理士試験の合格となります。

 科目合格制度を採用しているので、5科目のうち、2科目合格で3科目だめだった場合は、翌年には合格した2科目をのぞいた3科目だけの受験ができます。

このように、はじめから数年かけての合格を見越した制度になっていることからも、かなり難易度が高い試験だとわかるでしょう。

それでは、税理士試験の実際の合格率はどの程度なのでしょうか?過去5年の合格率の推移※を確認していきましょう。

試験実施年度 受験者数(人) 合格者数(人)
※一部科目合格も含む
合格率(%)
2022年(第71回) 27,299 5,139 18.8
2021年(第70回) 26,673 5,402 20.3
2020年(第69回) 29,779 5,388 18.1
2019年(第68回) 30,850 4,716 15.3
2018年(第67回) 32,974 6,634 20.1

ここ数年の合格率を見ると、15%から20%といったかなり低い合格率で推移しています。この合格率の数値からも、難易度は高めの試験であることが分かります。

税理士試験には「科目合格制度」があるため、一科目に絞った勉強ができる点では他の資格より学習しやすいでしょう。

※出典:税理士試験 過去の試験結果|国税庁

【科目別】税理士の合格に必要な勉強時間の目安

机に置かれた時計とパソコン

それでは、税理士試験の全科目合格のためには、どの程度の勉強時間が必要なのでしょうか。

 税理士試験は、合格必須の会計科目2科目と、選択必須科目2科目、それ以外に選択可能な7科目があり、合計5科目合格で税理士試験合格となります。

それぞれの科目によって難易度に違いがあり、それに伴って勉強時間も多く必要となります。

科目別の勉強時間の目安は以下の通りです。

【必須科目】

科目 勉強時間の目安 2022年度合格率
簿記論 500時間 16.5%
財務諸表論 500時間 23.9%

【選択必須科目】

科目 勉強時間の目安 2022年度合格率
所得税法 700時間 12.0%
法人税法 700時間 16.1%

【選択科目】

科目 勉強時間の目安 2022年度合格率
相続税法 500時間 12.8%
消費税法 400時間 11.9%
酒税法 200時間 12.6%
国税徴収法 200時間 13.7%
住民税 200時間 12.7%
事業税 250時間 12.6%
固定資産税 250時間 13.8%

あくまで目安ですが、特に必須科目・選択必須科目は難易度が高いため、勉強時間を特に多く取る必要があります。

 また、選択科目の中から、難易度高めな相続税法や消費税法を選択した場合は、酒税法などを選択した場合よりも多くの勉強時間を必要とします。

出題内容も、計算問題の比重が高い科目と、理論の比重が高い科目があるため、自分の不得意分野については勉強時間を増やす必要があるでしょう。

得意分野ばかりに偏らないよう、調整が大切です。

税理士試験の勉強時間をもとに計画を立てよう

PLANNINGと書かれたパネルと鉛筆

税理士試験は長期計画となるため、できるだけしっかりとした勉強計画を月単位年単位で考えることをおすすめします。

ここでは、具体的な勉強計画の立て方を紹介していきます。

最短3年での合格を目指そう

税理士試験は、学生などずっと勉強に専念できる人であれば、1~2年でも全科目合格できる可能性があります。

 しかし、会社員など仕事をしながらの場合は多くの勉強時間が取れないため、3年~5年程度を目安に計画を立てましょう。

また、はじめから5年という長期間の計画ではなく、最短3年程度を目標にして計画を立てておくことをおすすめします。

長期の勉強時間の目標を設定する

カレンダーと時計

まずは1年など長期の目標を設定します。もし3年での全科目合格を目指すなら、1年目で2科目、2年目で2科目、3年目で1科目の合格を目指しましょう。

例えば、必須科目の簿記論・財務諸表論を1年目、選択科目の法人税法を2年目に選び、3年目は相続税法・国税徴収法を選択して、計3年で合格を目指す場合でシミュレーションしてみましょう。

年数 科目 1年間の勉強時間の目安 月単位の勉強時間の目安
1年目 簿記論 500時間 42時間
財務諸表論 500時間 42時間
2年目 法人税法 700時間 58時間
3年目 相続税法 500時間 42時間
国税徴収法 250時間 21時間

あくまでシミュレーションの結果ですが、先に紹介した科目別の勉強時間の目安を元に、年単位、月単位の勉強期間を算出しました。

 1年目にもっとも学習時間が必要となりますが、必須科目を先に合格しておくとあとが楽になるため、1年目で必須科目の合格を目指しましょう。

あとは選択科目によって難易度が変わるため、今回の例にあげた科目以外を選択した場合は、勉強時間が変わってきます。

1年目に時間が取れない場合は1年目と2年目を入れかえるなど、事情に合わせて柔軟に考えて計画を立てましょう。

短期の勉強時間の目標を設定する

週間のスケジュール表

それでは、先に計画した長期の計画を元に、次は短期での目標も設定しましょう。月単位のほか、週単位1日単位の勉強時間も算出してみました。

年数 科目 月単位の勉強時間 週単位の勉強時間 1日単位の勉強時間
1年目 簿記論 42時間 10時間 1.4時間
財務諸表論 42時間 10時間 1.4時間
2年目 法人税法 58時間 14時間 2時間
3年目 相続税法 42時間 10時間 1.4時間
国税徴収法 21時間 5時間 0.7時間

勉強時間はあくまで目安ですが、毎月、毎週、毎日どの程度の学習時間が必要かが分かりやすくなりました。

 このように年単位から月単位、週単位、1日単位まで勉強時間を落とし込み、どの程度の学習時間が必要かを把握しておくことが大切です。

自分の選択した科目の場合はどうなるのか、自分でも計算してみることをおすすめします。

税理士の勉強時間を短縮するコツ

ここまで見てきたように、税理士試験に合格するためには、かなりの時間が必要になることが分かります。

特に仕事をしながら合格を目指す場合は、効率よく勉強を進めて、勉強期間を短縮したい人も多いのではないでしょうか。

ここでは、効率よく税理士の勉強を進めるコツについて紹介していきます。

通信講座で効率よく学習しよう

パソコンを見て考えこむ人物

税理士試験の勉強をすすめるにあたり、仕事をしながら効率よく学ぶなら、通信講座がおすすめです。

通信講座のメリットは以下の通りです。

通信講座のメリット
  • 動画の講義がスマホなどでも見れる
  • スクールのように時間が拘束されない
  • 費用がスクールより安い
  • ある程度スケジュールに沿って学習できる

    通信講座の大きなメリットは、スクールに通うのにかかる時間を省ける上に、費用もスクールより安く済む点です。

    また、時間が拘束されないので、自分の好きな時間に好きなだけ学習ができます。

     さらに、近頃の通信講座はスマホでも動画やテキストが見れるため、通勤時間や休憩時間、外出時のちょっとしたスキマ時間も使って効率よく勉強ができます。

    無駄なく、効率よく勉強ができるのが通信講座の魅力なため、積極的に活用しましょう。

    選択科目の選び方を意識する

    税理士試験の合格を目指すためにとても重要なのが、選択科目の選び方です。税理士試験での選択科目の選び方の仕組みを確認しておきましょう。

    必須科目(会計科目)
    • 簿記論
    • 財務諸表論
    必ず2つとも合格する必要がある
    選択必須科目(税法科目)
    • 法人税法
    • 所得税法
    • どちらか1科目必ず選択
    • 2つ選択もあり
    選択科目
    • 相続税法
    • 消費税法または酒税法
    • 固定資産税
    • 国税徴収法
    • 住民税または事業税
    • 必須科目・選択科目を選んだあとに残った科目数を選択
    • 消費税法と酒税法はどちらか一方しか選択できない
    • 住民税と事業税はどちらか一方しか選択できない

    上記の表で分かるように、必須科目以外については自分で科目を選ぶ必要があります。

    つまり、短期間で効率の良い合格を目指すなら比較的難易度が低い科目だけを選ぶといった方法もあります。

     例えば、消費税法は勉強時間が多く必要なため、200時間程度の勉強時間で学べる、酒税法や国税徴収法などを選ぶと勉強時間が減らせます。

    しかし、ここで選択した科目が後の税理士としてのキャリアに影響する可能性もあるため、安易に「難易度が低い科目」だけを選ぶのはおすすめできません。

    できれば税理士としての実務でも活用できる科目を選ぶことをおすすめします。

    おすすめの選択科目は?

    税理士としての実務にも役に立つおすすめの選択科目は、以下の科目です。

    おすすめの選択科目
    • 法人税法
    • 所得税法
    • 消費税法
    • 相続税法

    税理士としての実務から考えると、企業のクライアントが多い税理士事務所であれば、法人税法、消費税法が必須です。

     また、相続税対策に強い税理士事務所であれば、相続税法だけでなく、所得税法も必要です。

    自分が目指すキャリアにあわせて、選択科目を慎重に選ぶことをおすすめします。

    独学はおすすめできない

    勉強

    税理士試験を独学で学んで合格したという人もいますが、効率よく合格を目指すなら、独学はおすすめできません

    なぜなら、独学はスケジュールの管理が難しく、基本時にはテキストと問題集だけで学ぶ必要があり、わからないことがあっても質問できないためです。

    特に税理士試験は膨大な勉強時間が必要となるため、独学だと挫折する可能性が高いです。

    また、本を読むのがそもそも苦手な人や、講義を聞く方が理解しやすい人も独学には向いていません。よって、税理士試験の合格を効率よく目指すなら、通信講座などを活用しましょう

    税理士になるためにおすすめな勉強内容

    独学での勉強

    各科目の平均合格率が約14%と、難易度の高い税理士試験。この章では、必須科目と選択必須科目のおすすめ勉強法を解説していくので、参考にしてみてください。

    おすすめな勉強内容
    • 簿記論
    • 財務諸表論
    • 所得税法
    • 法人税法

    簿記論

    簿記論は、試験時間は2時間ですが、問題のボリュームが非常に多いのが特徴です。

    ほとんどが計算問題となるため、正確でスピーディーな計算能力を身に付ける必要があります。

     簿記論は時間勝負なので、時間配分を意識して勉強しましょう。

    対策のポイントは、時間を図りながら総合問題を解き続けることです。

    毎日2時間ずつの練習時間が確保できれば良いですが、難しい場合は毎日30分や1時間ずつでも良いので時間をとり、時間内で解ける問題数を増やせるようトレーニングしましょう。

    まとまった学習時間を確保することよりも、時間配分を意識した勉強を毎日続けることが大切です。

    財務諸表論

    財務諸表論は、簿記論で学んだ「会計に関する知識や処理方法」の理論的な背景が出題範囲です。

    理論問題と計算問題がそれぞれ50点分ずつ出題されます。

     簿記論の内容と関連性が高いので、同時に学習すると効率的です。

    試験対策としては、計算の総合問題を解く勉強と、それに関する理論を書く練習が必要です。

    論述問題では、学んだ内容の要点を自分の言葉で完結にまとめる力が求められるので、テキストを読み込んで理論的な背景までしっかりと理解することがポイントです。

    論述式の問題は、うまく要点をまとめられているかを講師などに客観的に評価してもらうと、どんどんスキルアップしていきます。

    所得税法

    所得税法は、個人の所得に課される所得税について定めた法律に関する科目です。試験内容は、理論問題と計算問題が半分ずつ出題され、簿記の知識が必要になります。

     簿記を学んでから挑戦すると、スムーズに勉強が進むのでおすすめです。

    所得税法は出題範囲が非常に広く、すべてを勉強するには時間が足りません。

    スクールや通信講座などでの講師アドバイスやテキストを参考に、これまでの傾向から対策範囲を絞って勉強するのがおすすめです。

    所得税法の知識は、将来的に個人の方を相手に仕事をしたい場合に有利です。

    法人税法

    お金

    法人税法は、法人の所得等に課される所得税について定めた法律に関する科目です。理論問題と計算問題が50点分ずつ出題され、簿記の知識を要します。

     理論の理解と、実務で活かせる計算能力の両方が求められます。

    得点差がつきやすいのは理論問題です。ひと通りテキストを読み込んで勉強した後に、論述式の問題を解いて理解度を確認し、繰り返すことで理解を深めていきましょう。

    税理士は企業顧客が多いため、法人税法は実務で活用できる機会が多いです。

    税理士試験に合格するための勉強時間の使い方

    ヘッドフォンをつけてパソコンを視聴する男性

    税理士試験は数年かけて5科目合格を目指す難易度の高い試験です。

    そのため、確実に合格を目指すために、しっかりと計画を立てて効率よく勉強することが大切です。

    ここでは、税理士試験に合格するための、上手な勉強時間の使い方について確認していきましょう。

    1科目ずつじっくり学んで確実な合格を目指す

    税理士試験には「科目合格制度」があるため、何年かかっても1科目ずつ合格を目指すことで5科目合格を目指せます。

     3年という短期間でも5科目合格は可能ですが、仕事などで時間がなかなか取れない場合は、1年に1科目ずつ確実に合格を目指すこともできます。

    時間がない中、無理をして短期間で合格を目指すと、結局1科目も合格できないといった結果にもなりかねません。ただし、あまりに何年もかけていると結局途中で挫折してしまう可能性が高くなります。

    だらだらして年数が長くなりすぎないように、毎年集中して合格を目指しましょう。

    1年ごとに計画を見直しする

    手帳に書き込む女性

    税理士試験のスケジュールは長期間の計画になるため、1年ごとに計画を見直すことをおすすめします。

    計画は一度決めたら終わりではなく、定期的な見直しが大切です。1年で勉強が上手く進まなかった場合は、少し期間を延ばす必要がでてくるでしょう。

    また1年目で2科目合格の予定が1科目だめだった場合、さらに修正が必要となります。

    スキマ時間も無駄なく勉強時間に使う

    普段の仕事が忙しい人の場合は、勉強時間が多く取れない場合もあるでしょう。

    そのため、自宅での勉強時間以外にも、通勤時間や仕事の移動時間、休憩時間など、ちょっとしたスキマ時間も無駄なく利用して、勉強時間として活用しましょう。

     通信講座であれば、スマホでも動画で講義が見れるほか、スマホで問題集や暗記ツールが使用できる講座もあります。

    できるだけ外出先でも活用できるツールが多い通信講座を選ぶことをおすすめします。

    税理士試験の勉強におすすめの通信講座3選

    STUDYing

    STUDYing

    おすすめポイント
    • WEBテキストやスマート問題集も全てマルチデバイス対応
    • スマホでいつでも暗記学習ができる
    • 勉強仲間機能で学習時間や学習内容を共有できる

    STUDYingの特徴

    STUDYingは、テキストや動画での講義、問題集などがすべてオンライン、マルチデバイス対応です。

     また、オンラインで使えるサービスの種類が多く、スマート問題集、暗記ツール、学習レポートなど、効率よく学習するためのツールが豊富にそろっています。

    さらに、勉強仲間機能により、同じ資格を目指す仲間と情報を共有したり、勉強内容を投稿したりできます。

    一人での学習で孤独感を感じにくくなり、モチベーションを保つのに役立ちます。

    税理士講座の特徴

    STUDYing税理士講座

    STUDYingの税理士講座は、短期間で合格した人の勉強法を徹底研究することで開発したオンライン講座です。

    特に税理士試験の合格のカギを握るのは「理論の暗記」ですが、「理論暗記ツール」「理論暗記音声」「理論記述練習」の3つのツールで徹底対策。

     特に理論暗記ツールはスマホにも対応しているため、スキマ時間を使って効率よく暗記ができます。

    動画講座や問題集もスマホ対応なので、外出時間などを使って無駄なく勉強が進められます。

    税理士講座の講師陣

    STUDYingの税理士講座 主任講師である藤田 健吾講師は、1998年から大手資格学校にて税理士講座法人税法の受験指導を行ってきました。

    その経験を活かし、「スタディング」のノウハウに自らの受験指導経験を融合させた「スタディング 税理士講座」を開発。

    現在は、税理士講座の主任講師 兼 法人税法の講義・教材制作を担当しています。

    税理士講座の教材

    STUDYing税理士講座教材

    STUDYingの教材は、ビデオ講座を受けたあとは、基本講座の一講座が終わるたびに、基本講座の単元に合わせて出題されるスマート問題集を解きます。

     また、過去問題から良く出題される問題を厳選した「トレーニング」から「テーマ別演習」、「実力テスト」「理論学習ツール」などさまざまな教材が豊富に用意されています。

    これらの教材を「ステップアップトレーニング方式」として段階的に活用し、試験での解答力を着実にアップさせる工夫がされています。

    講座の価格(税込)
    • 【簿財2科目セット】
      74,800円
    • 【法人税法/消費税法/相続税法/国税微収法】
      各63,800円

    など

    主なサポート体制
    • マルチデバイス対応
    • 添削サービス
    • 学習レポート
    合格実績 2021年度試験 合格者 168名
    運営会社 KIYOラーニング株式会社

    出典:STUDYing

    LEC東京リーガルマインド

    LEC東京リーガルマインド

    おすすめポイント
    • 通学、DVD、Webなどニーズに合わせて選べる受講スタイル
    • インターネット質問フォロー「教えてチューター」
    • 添削答案・成績がWebで閲覧できる

    LEC東京リーガルマインドの特徴

    LEC東京リーガルマインドは、スクールへの通学やWebでの受講、またはDVDでの受講など、希望にあわせて受講スタイルを選べます

     Webでの受講には受講期限がありますが、DVD受講の場合はDVDが手元に残るので、視聴期限を気にせずに受講できます。

    また、ネット上で質問・相談ができるサポート機能「教えてチューター」も利用できるため、勉強の中での疑問・質問を回数制限なく質問できます。

    さらに、答練・模試の添削済み答案が、ネット上のマイページでいつでも確認ができます。

    税理士講座の特徴

    LEC東京リーガルマインド税理士講座

    LEC東京リーガルマインドには、簿記論と財務諸表論の2つの科目を効率的に講義・学習できる「簿財横断1年合格コース」が用意されています。

    簿記論と財務諸表論に含まれている「共通部分」を分析し、抽出・分離をした独自の「共通テキスト」を作成。これにより、学習の2度手間を解消し、財務諸表の計算部の60%削減に成功しました。

     LECなら単科講座で「簿記論」「財務諸表論」を別々に学習・受験しても、簿財横断のように2度手間を削減し、効率よく学習できます。

    税理士講座の講師陣

    税理士簿財横断コースを担当する富田 茂徳講師は、一般企業勤務を経て大手専門学校講師となり、長年にわたって従事。

    税理士講座及び日商簿記講座において財務会計・管理会計双方の講義を担当してきました。

    本質の理解に重点をおいた講義は、受講者からの評価も高いです。

    税理士講座の教材

    LEC東京リーガルマインド 税理士講座 教材

    「簿財横断」のために開発された簿財一体型オリジナル教材は、「簿記論」と「財務諸表論」の共通部分に着目した合理的・効果的なテキストです

     効率よく学習できるように、簿記論・財務諸表論の試験における重要度がA~Cの3段階でランク付けされています。

    また文字だけでなく視覚的に整理できるように、図表が効果的に使われています

    簿記論・財務諸表論の2科目同時合格を目指す人のために、さまざまな工夫がされています。

    講座の価格(税込)
    • 【簿財横断コース(通信)】
      Web:225,500円
      DVD:286,000円
    • 【簿財横断速習】
      単科:79,200円~
      コース:145,200円~

    など

    主なサポート体制
    • 選べる受講スタイル
    • 添削答案・成績のWeb閲覧
    • 合格祝賀金あり
    合格実績  非公開
    運営会社 株式会社東京リーガルマインド

    出典:LEC東京リーガルマインド

    資格の大原

    資格の大原

    おすすめポイント
    • 2021年度の税理士試験で全国の官報合格者の半数以上が大原生※1
    • 教室通学、通信講座、DVD通信など多彩な学習スタイルから選べる
    • 各科目の一番人気の講師が講義を担当

    資格の大原の特徴

    資格の大原は、スクールも運営しているため、通学やWeb通信講座、DVD通信講座など、さまざまなスタイルから選べます。

     実績豊富な講師が担当する人気の講座動画はスマホでも視聴できるので、スキマ時間に24時間いつでも学べます。

    大原の「合格Webアプリ」にダウンロードしておけば、電波のない環境でも視聴できます。また、通信講座であっても、試験直前に実施される模擬試験を近くの教室で受験できます。

    教室で受験することで、実際の試験に似た環境で模擬試験を受けられます。

    税理士講座の特徴

    資格の大原税理士講座

    資格の大原の税理士講座は、毎年多くの合格者を排出している実績豊富な講座です。

     2021年度の試験では、全国の官報合格者585名のうち、大原生での合格者は294名と官報合格者の50.2%を大原生が占めるという結果となりました。※2

    税理士試験合格のノウハウに長けた大原は通信講座にも定評があり、特に会社員に人気なのが「時間の達人」コースです。

    通常の講義は180分ですが、ポイントを上手くまとめた板書を使用したスピーディーな講義展開で、学習項目はそのまま、講義時間を60分に短縮しています。

    180分の講義は時間を取ってしまいますが、60分にまとまっているので通勤中などにも格段に視聴しやすくなっています。

    税理士講座の講師陣

    資格の大原の税理士講座で法人税法を担当しているのは、水上明講師です。

    大原の税理士講座にて法人税法の受験指導に28年従事しており、スクールでの講義だけでなく、全国に向けた映像講義も担当する大原一の人気講師です。

    法人税法の出題を幅広く把握し、現在の試験傾向の分析や出題予想にも定評があります。

    税理士講座の教材

    資格の大原税理士講座テキスト

    大原の税理士講座では、動画の講義とあわせて、大原オリジナルのテキストや問題集を用いて学べます。

     分かりやすさと効率性を重視し、テキストから問題集、模擬試験まで、大原が長年蓄積してきた合格ノウハウを詰め込んだ充実した内容です。

    図解や具体例をたくさん掲載して理解を促進し、細部に至るまで工夫を凝らした教材は「分かりやすい」と受講生にも好評です。

    講座の価格(税込)
    • 【初学者短期合格コース 簿記論】
      110,000円~
    • 【初学者短期合格コース 財務諸表論】
      158,000円~

    など

    主なサポート体制
    • サクセスミーティング
    • メールでの質問対応
    • 模擬試験の教室受講
    合格実績 2021年度 合格者294名 官報合格占有率50.2%
    運営会社 学校法人 大原学園

    出典:資格の大原
    ※公式サイトの文言による
    ※2官報合格者とは5科目すべてに合格した人を指します

    よくある質問

    税理士試験合格までの有効期限はありますか?
    いつまでに受験や合格をしなければいけないという、有効期限はありません。1科目ずつ受験が可能で、一度合格すれば合格資格は生涯有効です。
    税理士資格はいつまで有効ですか?
    5科目合格して税理士資格を取得すれば、資格は生涯有効です。合格したら、全国の税理士会と日本税理士会連合会へ登録をして仕事を始めましょう。
    税理士試験科目の中で、実務で役立つ科目はどれですか?
    一般的な税理士事務所の場合、法人顧問が主な業務となるため、「法人税法」は実務に役立つと言えるでしょう。また、「消費税法」も軽減税率やインボイス制度の導入でさらに知識が重要になったので、勉強しておくと役立ちます。
    効率よく合格するための勉強方法はありますか?
    独学ではなく、スクールや通信講座を活用することです。分からないことをすぐに質問できたり、問題の回答に対するフィードバックをもらえたりするので、効率よく合格を目指せます。
    税理士試験に向けた勉強時間の目安はどのくらいですか?
    科目によって難易度が異なり、難しい科目ほど多くの勉強時間が必要です。約4,000時間と言われているため、まとまった学習時間を確保しましょう。
    大学在学中でも受験可能ですか?
    4年制大学在学中の場合、3年生から受験できます。ただし、日本商工会議所主催簿記検定1級または社団法人全国経理教育協会主催上級試験に合格していれば、この限りではありません。

    まとめ

    税理士試験は難関の試験ですが、1科目ずつの合格も可能なため、長期間かけて1年に1科目ずつの合格も目指せるメリットがあります。

    どの科目を受験するのかも重要なポイントですので、自分の税理士としてのキャリアを考えながら、慎重に検討しましょう。

    ただし、長期計画が必要となるため、年単位、月単位、週単位で細かくスケジュールを組み、勉強を続けていく強い意志が必要です。

    そのため、税理士試験の勉強は独学ではなく、効率よく学習できる通信講座がおすすめです。

    通信講座の教材で通勤や休憩中もムダにせず効率よく学習しながら、税理士の全科目合格を目指しましょう。

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