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企業サイト制作

~企業サイトは、企業の顔~

ホームページ作成費用と相場

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お読みいただきありがとうございます!「ホームページ制作支援の株式会社ONE」です。

インターネットが普及した現代において、ホームページは集客や認知向上に役立つ、企業に欠かせないツールとなりました。

では、ホームページの作成にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

この記事では、ホームページの作成やリニューアルを検討されている方向けに、ホームページ作成費用と相場について詳しく解説していきます。

ホームページ制作会社の選び方や外注する際の注意点についてもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

1.ホームページ作成費用と相場

1-1ホームページ制作の費用相場

ホームページ制作の費用は、「何のホームページを作るか」「どこに依頼するか」によって異なります。

ここでは、ジャンルや依頼先によってどの程度料金が変わってくるのかを見ていきましょう。

ジャンル別の費用相場

ジャンル別のホームページの費用相場は、下表の通りです。

ホームページのジャンル 費用相場 製作期間
ランディングページ 10万円~35万円 2週間~1か月
コーポレートサイト 30万円~150万円 2週間~3か月
採用サイト 60万円~200万円 2週間~3か月
オウンドメディア 30万円~100万円 2週間~2か月
ECサイト 60万円~300万円 1か月~4か月
ポータルサイト 50万円~300万円 1か月~4か月
ランディングページ

ランディングページとは、予約や購入といったコンバージョン達成を目的としたWebページです。
Web広告のリンク先に設定されていることが多く、商品・サービスの特徴や魅力について書かれています。

ランディングページは縦長の1ページで構成されており、記載する内容も限られているため、10万円〜35万円程度が相場です。
テンプレートを活用した簡易的なものであれば、10万円以下かつ短納期の対応も可能ですが、他社との差別化はしにくくなります。

コーポレートサイト

コーポレートサイトは、顧客や採用候補者などに自社を知ってもらうことを目的としたWebサイトです。

自社情報を発信するため、

  1. 会社概要
  2. 商品・サービス紹介
  3. 新着情報
  4. 問い合わせフォーム
  5. 採用情報

といったページは最低限用意するべきでしょう。

コーポレートサイトの費用相場は、テンプレートであれば10万円〜50万円程度ですが、オリジナルで制作する場合は50万円以上かかります。

ページ数や動画コンテンツなど、サイト構成によっても異なりますが、100万円を超えることもあります。

採用サイト

採用サイトは、自社や採用に関する情報を掲載した求職者向けのWebサイトです。
売り手市場で人材獲得競争が激化している近年、多くの企業が採用サイトの制作に注力しています。

採用サイトを制作する際は、

  1. 会社概要
  2. 事業内容
  3. メッセージ
  4. 社員紹介
  5. 採用情報(募集要項・選考フローなど)
  6. 応募フォーム

といったページは用意しておいた方が良いでしょう。

採用サイトの費用は、ページ数やコンテンツ内容によって異なりますが、60万円〜200万円程度が相場です。
複数のインタビュー記事や動画コンテンツを盛り込むなど、独自性を追及するほど高額になります。

採用サイトは社員インタビューや撮影を行うことが多いため、基本情報のみで制作できるコーポレートサイトと比べると、費用が高い傾向にあります。

オウンドメディア

オウンドメディアとは、企業が運営しているブログなどのメディアです。
WordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)を利用して簡易的なオウンドメディアを制作する場合の費用相場は、10万円〜30万円前後です。
コーディングやCMSの知識があれば、外注することなく自分たちで制作することもできます。

一方、オリジナリティの高いデザインで制作する場合、50万円〜100万円前後が相場です。
SEO対策の有無、コンテンツの内容やページ数によっても変わってきますが、150万円以上かかることもあります。

ECサイト

ECサイトとは、Web上で買い物ができるネットショップのことです。

ECサイト制作の主な方法として、

  1. ECモール
  2. ASP
  3. 外注
  4. 自社制作

が挙げられます。

ECモールは、Amazonや楽天市場などのプラットフォームに直接出店する方法です。
各モールが用意しているテンプレートにしたがって、画像や商品説明といった必要事項を入力するだけで開設できます。
また、ドメインやサーバーが必要ないので、制作費用も抑えられます。

ただし、ECモールを利用する場合、登録費用や月額料金、売上に応じた販売手数料を支払わなくてはなりません。

ASPは、クラウド上でサイト構築に必要な機能を提供しているシステムで、BASEやShopifyなどが挙げられます。

ASPを利用してECサイトを制作する場合、無料〜100万円程度かかります。
サーバーが必要なく短期間でオープンできますが、カスタマイズ性やシステム連携に問題があります。

また、ECサイトを外注する場合の費用相場は、50万円〜300万円程度です。
カスタマイズ性が高く、他システムとの連携が可能なため、EC事業の拡大を検討している場合、外注した方が良いでしょう。

ポータルサイト

ポータルサイトとは、さまざまなサービスの入口となるWebサイトです。
たとえば、GoogleやYahoo!といった検索エンジン、食べログ、ホットペッパーといった、情報サービスがポータルサイトにあたります。

ポータルサイトの費用は、規模や取り扱うカテゴリの数、実装する機能によって変わりますが、簡易的で規模の小さなサイトであれば50万円程度で制作可能です。
多機能で規模が大きくなるほど高額になり、場合によっては1,000万円程度かかることもあります。

1-2依頼先別の費用相場

ジャンルごとの制作費用相場が分かったところで、ホームページ制作の外注先とそれぞれの費用相場についても把握しておきましょう。

広告代理店

広告代理店に依頼した場合の費用相場は、制作費の20%〜50%です。
100万円単位の制作費用がかかる上に、月額の運用費も発生するため、コストはそれなりにかかります。

ただし、広告代理店は広告・PRに関する豊富な知見をもとに、戦略的にホームページを制作するため、高い成果を期待できます。

ホームページ制作会社

ホームページ制作会社に依頼する場合、制作費の他に月数万円程度の運用費が発生します。
制作費は、ホームページの種類やコンテンツ内容、ページ数などによって変わりますが、中小規模の制作会社で20万円〜50万円程度です。

中小規模の制作会社は、美容系・飲食系のように得意分野を持っていることが多いため、依頼する前に実績を確認しましょう。
同業種の制作実績が豊富な企業に依頼すれば、コストを抑えつつ質の高いホームページを制作できます。

大規模制作会社の場合、100万円以上はかかると考えた方が良いでしょう。
ディレクターやクリエイターが多数在籍しており、業種・ジャンルを問わずさまざまな依頼に対応できます。

なお、大規模制作会社は大型の案件を複数抱えていることも多いため、予算が低いと制作を請け負ってもらえないこともあります。

フリーランス(個人)

予算がない場合は、ホームページ制作を専門としているフリーランスや、個人経営の制作事務所に依頼するのも良いでしょう。

ページ数やコンテンツ内容などによって異なりますが、10万〜50万円程度の制作費用に加え、月額数千円の運用費がかかる程度です。

フリーランスは、WordPressなどのCMSを使ってホームページを制作していることが多く、人件費も少ないため、格安で制作してもらえます。

しかし、フリーランスは個人で請け負うがゆえに、1つの案件にあまり工数をかけられません。
独自性を追求したホームページ制作や、手厚い運用・保守サービスを求める場合、費用がかかっても広告代理店やホームページ制作会社に依頼した方が良いでしょう。

また、フリーランスの中には、経験が浅いまま独立する人もいるため、ポートフォリオなどをしっかりと確認してから依頼することが重要です。

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2.料金で変わるホームページ制作の特徴

ホームページは、「集客したい」「名刺代わりにしたい」など、目的や目標によって必要な機能・デザイン・ページ数が変わってきます。
では、ホームページ制作の特徴は料金によってどう変わるのでしょうか。

2-110万円~50万円でホームページを制作する場合

10万円〜50万円の場合、10ページ以下の簡易的なホームページとなります。
必要最低限の情報しか載せられないため、マーケティングやSEO対策まではできません。「デザインにこだわりがない」「名刺代わりに制作したい」企業向けの価格帯です。

50万円以下の場合、テンプレートでの制作がほとんどですが、中にはオリジナルデザインで制作できることもあります。
また、撮影や文章作成は含まれていないことが多いため、コンテンツの制作も外注したい場合は事前によく確認しましょう。

2-250万円~100万円でホームページを制作する場合

50万円〜100万円の場合、20~25ページ程度のホームページを制作できます。
オリジナルデザインで制作できるため、企業カラーも表現しやすくなり、パンフレット代わりにもなるでしょう。
20〜25ページ程度あれば、マーケティングやSEO対策も可能です。

撮影や文書作成、企画設計も含まれるケースが多く、コンテンツや運用まで含めて依頼したい場合、50万円〜100万円程度は必要と考えておきましょう。

2-3100万円~200万円でホームページを制作する場合

100万円〜200万円の場合、成果につながりやすい戦略的なホームページを作成できます。
制作会社が企画段階から参画し、プロによるコンサルティングを受けつつ、設計や制作を依頼することになります。

本格的なECサイトやポータルサイト、豊富なコンテンツで差別化を図りたいなどの場合、100万円〜200万円程度はかかると考えておきましょう。

2-4200万円以上でホームページを制作する場合

200万円以上の場合、より大規模なホームページを制作できます。
複数の動画やメディアを活用した独自性が高いコーポレートサイト・採用サイト、幅広いジャンルを取り扱うポータルサイトなどの制作に向いています。

また、200万円以上であれば、企画・開発はもちろん、撮影や文章作成もプロに任せられます。
SNSとの連動を含め、さまざまな機能を付帯できるため、ユーザビリティの高いホームページとなるでしょう。

費用はかかりますが、その分大きな成果を期待できます。

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3.自分でホームページを制作する場合の費用相場

通常、ホームページ制作を自分たちで行う場合、CSSやHTML、JavaScriptなどの知識が必要ですが、近年は専門知識がなくても制作できるCMSが数多く誕生しています。
では、どのような制作ツールが存在するのでしょうか。

自分たちでホームページを制作する際に役立つツールと、それぞれの費用は下記の通りです。

ツール名 初期費用 月額料金 ページ数 独自ドメイン
WordPress なし 無料~5,220円 無制限 あり
※無料プラン除く
Jimdo なし 無料~5,330円 無制限 あり
※無料プラン除く
Goope 3,300円 1,100円~3,300円 無制限 あり
ペライチ なし 無料~6,910円 最大20ページ あり
※無料プラン除く
Wix なし 無料~3,800円 最大100ページ あり
※無料プラン除く

3-1WordPress(ワードプレス)

WordPress(ワードプレス)

ワードプレスは、全世界で最も利用されている無料のCMSです。
レンタルサーバーとドメインを取得した後、テンプレートの中から好きなデザインを選ぶだけで、ホームページを制作できます。

プラグインをインストールすると、必要に応じて機能を追加できるため、無料プランでも問題なく利用できるでしょう。

URL:https://ja.wordpress.org/

3-2Jimdo(ジンドゥー)

Jimdo(ジンドゥー)

ジンドゥーは、世界中で利用されている無料のホームページ作成ツールです。
クラウド型のCMSなので、インターネットにつながるPCがあれば、用意されているデザインを選ぶだけで簡単に作成できます。

ネットショップや各種SNS連携、YouTubeの埋め込みなどにも対応しているため、オリジナリティのあるホームページに仕上げることも可能です。
また、ホームページの更新・編集は、スマホやタブレットからいつでもできます。

URL:https://www.jimdo.com/jp/

3-3Goope(グーペ)

Goope(グーペ)

グーペは、10万人以上が利用している有料のホームページ作成ツールです。
飲食・美容・スクールなど、豊富なテンプレートが用意されているため、知識がなくても好きなデザインを選ぶだけで雰囲気に合ったホームページを作れます。

HTMLやCSSは編集できるため、オリジナルデザインに変更することも可能です。
また、グーペではアンケートや利用実態調査の結果にもとづいて、定期的に機能の開発・改善が行われているので、初心者でも使いやすいでしょう。

URL:https://goope.jp/

3-4ペライチ

ペライチ

ペライチは、40万人が利用している有料のホームページ作成ツールです。
テンプレートから好きなデザインを選び、内容を作って公開ボタンを押すだけで、すぐにホームページが公開できます。

決済・予約システム・メルマガ配信・SNS連携など、多様な機能が用意されており、個別サポートも行っているため、安心して利用できるでしょう。

利用できる機能に合わせて複数のプランが用意されているため、目的や用途に合わせて最適なプランを選べます。

URL:https://peraichi.com/

3-5Wix

Wix

Wixは、クラウド型のホームページ制作ツールです。
800種以上の多様なテンプレートが用意されており、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で簡単にデザイン・機能を編集できます。
ブログやネットショップ、予約システムなどの機能が用意されています。

URL:https://ja.wix.com/features/main

4.ホームページ制作にかかる費用内訳

ホームページ制作費用は、下表のとおりイニシャルコスト(初期費用)とランニングコスト(継続して払う費用)に大別されます。

費用の種類 内訳
イニシャルコスト ホームページ制作費/ドメイン取得費/レンタルサーバー契約費
ランニングコスト ホームページの保守・運用費/ドメイン更新費/レンタルサーバー利用費

ドメインの取得費用は文字列によって異なり、1円〜数千円までさまざまで、1年ごとにドメインの更新費用が発生します。
また、レンタルサーバーの契約にかかる費用相場は、3,000円〜5,000円程度です。

では、ホームページ制作を依頼する場合、どのような工程が発生し、各工程にどのくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。

4-1ディレクション費

ディレクションとは、Webディレクターが行うプロジェクト全体の進行管理のことです。

具体的には、

  1. クライアントの要望にもとづいたホームページの設計
  2. 素材(画像・原稿など)の手配
  3. 制作スタッフ(デザイナーやエンジニアなど)への指示
  4. 品質管理(納品前のチェックなど)

といった業務を行います。

ディレクターは、ホームページ制作の旗振り役です。
質の良いホームページをスムーズに制作するためにも、ディレクションをしっかり行ってくれる会社に依頼しましょう。

ディレクション費の相場は、ホームページ制作費用の10~30%程度です。

4-2デザイン費

ホームページのレイアウトやデザインをオリジナルで作る場合、デザイン費が発生します。

デザイン費には、

  1. トップページ…5万円~15万円
  2. 下層ページ…2万円~8万円
  3. バナー…数千円~2万円
  4. イラスト…5万円~30万円
  5. ロゴ…3万円~80万円
  6. ボタン…数千円~5万円

などが含まれます。

費用は、規模やデザイン性、パソコン単体用かスマートフォン単体用かによって大きく変わってきます。
デザイン費を抑えたい場合は、テンプレートや既存パーツを用いましょう。

4-3コンテンツ費

テキスト・画像・動画といったコンテンツを集客につなげるには、SEOやライティング、動画制作に関する知識と技術が欠かせません。

コンテンツ費用の相場は、

  1. セールスライティング…3万円~20万円/1ページ
  2. SEOライティング…1万円~20万円/1ページ
  3. 動画制作…3万円~15万円/15秒程度

です。

コンテンツの費用は文字数や動画の長さによって変動します。
動画制作の場合、ロケーションやアニメーションによっては100万円を超えることもあります。

4-4コーディング費

コーディングは、ホームページが要望通りに表示されるよう、設計書にしたがってソースコードを書く工程です。
HTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を用いて、構築していきます。

コーディング費用の相場は、

  1. トップページ…1万円~10万円/1ページ
  2. 下層ページ…8,000~2万円/1ページ

です。

ホームページの規模や機能の充実性によって費用は変動します。
たとえば、レスポンシブデザイン(デバイスのサイズに合わせて最適に表示)にする場合、パソコン単体用の制作費の1.5倍〜2倍程度かかります。

4-5システム費

メールフォームやサイト内の検索機能など、システム開発が必要な場合、システム費用が発生します。

メールフォームや検索機能のシステム費用は、2万円〜30万円程度が相場です。
ただし、規模の大きなサイトや高度な機能を持たせる場合、50万円〜100万円程度かかることもあります。

4-6SEO対策費

ホームページを制作したからといって、自動的に問い合わせや売り上げが増えるわけではありません。
そのため、自社ホームページを有効活用するには、SEO対策を実施して検索エンジンで上位表示させる必要があります。

SEO対策費は、中小企業向けのホームページで5万円〜30万円程度、大企業向けのホームページで10万円〜100万円程度が相場です。

制作会社によっては、ホームページへの流入数や閲覧数、滞在時間などを計測するアクセス解析ツールの設置にも料金がかかることがあります。

また、月次レポートや集客のアドバイスをしてくれるところもあるので、契約前にサービス内容や別途料金が必要かどうかも確認しておきましょう。

5.ホームページ制作会社の選び方

ホームページ制作会社を選ぶ際、どのようなポイントを押さえたら良いのでしょうか。
ここでは、ホームページ制作会社の選び方についてご紹介します。

5-1対面で打ち合わせできる

ホームページの制作には、目的・ターゲット・訴求ポイント・現ホームページの改善点の明確化が欠かせません。
また、ユーザビリティの高いサイト設計にするためにも、細部に至るまで関係者間でしっかりと認識をすり合わせる必要があります。

メールや電話では説明しづらいケースも多々あるため、齟齬が生まれないよう、対面やWeb会議でデモ画面などを見ながら打ち合わせできる制作会社を選びましょう。

5-2ストレスなくコミュニケーションを取れる

コミュニケーションの取りやすさも重要なポイントです。
制作会社がこちらの意図を汲み取ってくれなかったり、的確な提案をしてくれなかったりする場合、希望にかなったホームページにはならないでしょう。

レスポンスが遅い場合も、急ぎで対応しなくてはならないときに困ります。

そのため、

  1. 話が噛み合わない
  2. 提案がない
  3. 専門用語ばかりで分かりづらい
  4. レスポンスが遅い

など、コミュニケーションの取りづらさを感じた際は、別の制作会社に依頼した方が良いでしょう。

5-3同業他社の制作実績がある

制作会社に依頼する際は、同業他社の制作実績の有無も確認しましょう。

というのも、同業種の制作実績がある会社であれば、その業界に関する知識をある程度有していると考えられるためです。
業界や他社の傾向、セオリーを踏まえて制作に取りかかれるので、スムーズにやり取りできるでしょう。

特に、業界特有の商習慣など、特殊な事情がある場合は同業他社の制作実績がある会社に依頼すると安心です。

5-4規模感がマッチしている

大手のWeb制作会社は、大規模なホームページ制作やリニューアルを中心に受けています。
常に複数の大型プロジェクトを抱えているため、利益が少ない小規模なホームページ制作は受けてくれないことがあります。

中小規模の制作会社と比較すると、価格設定も割高なので、制作コストの増大にもつながるでしょう。

反対に、中小規模の制作会社は人手が少ないです。
複数のプロジェクトを1人でこなすこともあるため、数百ページにのぼる大規模ホームページには対応できない可能性があります。

このように、制作会社によって対応できるプロジェクトに違いがあるため、規模感も確認しましょう。

5-5体制が整っている

制作会社を選ぶ際は、体制も確認しましょう。
社内にディレクターやSE、デザイナーがいる制作会社は、スタッフ間での連携がスムーズなため、制作の質が高い傾向にあります。

また、ホームページは複数のスタッフが協力し合って作り上げます。
よって、質の良い成果物を期限までに納品するためには、プロジェクト管理ツールなどを用いている管理体制が整った制作会社に依頼するのが安心です。

加えて、公開後の保守運用のフォロー体制についても確認しておきましょう。
ホームページは、公開後のユーザーの動きを分析し、繰り返し改善することで集客を上げていくものなので、PDCAを回してくれるかどうかも重要なポイントです。

5-6Web集客の知識・経験がある

ホームページは、公開してすぐに成果が出るわけではありません。

ホームページ上での収益を増加させるには、露出を増やして流入数をアップさせる必要があるため、コンテンツ(記事)や広告を活用して集客します。

適切な施策を講じるには、

  1. どのような手段を用いるべきか
  2. どういったコンテンツを作るか
  3. どの広告にいくら使うか

といったことを検討する必要があるため、Webマーケティングの知識や広告運用の経験が求められます。

5-7ホームページがきちんとしている

制作会社のホームページは、分かりやすい作りになっているでしょうか。

ホームページは売り上げにつながる重要なチャネルであり、制作会社にとってはポートフォリオも同然です。
自社のホームページを満足に作れない会社が、質の高いホームページを作ってくれる可能性は低いでしょう。

そのため、制作会社のホームページを閲覧して、

  1. 十分な情報が記載されているか
  2. 定期的に更新されているか
  3. 内容やホームページの構成が分かりやすいか
  4. 不自然な導線がないか
  5. 古い印象を感じないか

を確認しましょう。

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6.ホームページ制作を外注する際の注意点

最後に、ホームページ制作を外注する際の注意点についてご紹介します。

6-1ホームページの目的やターゲットを明確にしておく

目的やターゲットが曖昧な状態でホームページを制作しても、思うような成果を上げられません。

というのも、目的によって注力するべきポイントは違いますし、ゴールも変わるため提案の良し悪しを判断できないからです。
また、メインターゲットが変われば、ホームページのデザイン・コンテンツは大きく変わります。

したがって、ホームページを作る目的やターゲットは、明確にしておくことが重要です。

6-2納期はゆとりを持たせておく

多くの制作会社は、複数のプロジェクトを同時進行しているため、納期が短いと断られる可能性が高くなります。

承諾してくれた場合でも、特急料金で割高になったり、クオリティが低くなったりすることもあるため、注意が必要です。
質の良いホームページを制作するためにも、できる限り余裕を持った納期を提示しましょう。

6-3予算を決めておく

ホームページ制作費用は、制作スタッフの稼働時間によって決まることが多いです。
予算が多いほどオリジナリティのあるホームページを制作でき、少ないほど対応できる範囲は狭まります。

 ホームページの仕様に関わる部分なので、ある程度の予算は決めておきましょう。

6-4提案依頼書(RFP)を作成する

RFPとは、ホームページの目的やゴール、搭載したい機能、要件、解決したい課題、予算、納期などを明記した資料です。

作成したRFPを制作会社に提出することで、認識をすり合わせられるため、抜け漏れなく対応してもらえます。

また、承認していない機能をつけられて、後から追加料金を取られるといったトラブルも防止できますし、複数社から見積もりを取るときにも役立ちます。

ホームページ作りのベースとなる重要資料なので、代行サービスを利用してプロにRFPを作成してもらうと安心です。

7.ホームページ制作費用は目的によって変わる

ホームページの制作費用は、無料〜数百万円と幅広く、目的によって変わります。

たとえば、「名刺代わりに、とりあえずあればいい」のであれば、無料もしくはテンプレートの安価なホームページで問題ないでしょう。

しかし、売り上げアップやブランディングを目的とする場合、高度な機能やWebマーケティングを含めた施策も必要となるため、必然的に費用は高くなります。

ご紹介した制作会社の選び方や外注する際の注意点を参考に、自社に適した制作会社に依頼しましょう。

お問い合わせは、お電話・メールにて受け付けております。