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20代看護師の平均年収は?地域差や年収アップの方法も徹底解説!

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看護師をしている20代の人の中には、現在の自分の年収が適切かどうか気になる人も多いでしょう。

「他の職業の20代と比べて稼げているのか」「もっと年収をアップさせる方法があるのか」など年収についての悩みはつきません。

特に看護師は、労働力と年収のバランスが適切でないと悩むケースが多いようです!

そこで今回は、20代の看護師の平均年収について解説していくとともに、年収アップに必要な情報を紹介します。

この記事でわかること
  • 20代看護師の平均年収
  • 20代看護師と他の職業との平均年収比較
  • 20代看護師が年収アップを目指す方法

年収アップを目指す看護師におすすめの転職エージェントも紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

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20代看護師の平均年収

20代看護師の平均年収

厚生労働省が発表した「令和4年賃金構造基本統計調査」の中から、「10人以上の規模の医療機関で働く20代の平均収入と同規模の看護師全体の平均給与」を下記にまとめました。

基本給月額ボーナス年収
20~24歳看護師29万5,100円46万2,300円400万3,500円
25~29歳看護師33万3,600円76万7,200円477万0,400円
20代看護師全体

31万4,350円

61万4,750円438万6,950円
看護師全体

35万1,600円

86万2,100円508万1,300円

20代の看護師全体の平均年収は、438万6,950円となっています。同規模の医療機関における看護師全体の平均年収は約500万円で、60万円の差があります。

 20代前半のボーナス平均支給額の低さが、20代全体の年収に影響を与えているようです。

看護師は年齢に連動する基本給の上がり幅が少ない傾向にあります。そのため、資格手当や夜勤手当、ボーナスの金額差がそのまま年収差に直結します。

体力のある20代が夜勤を多く担当した場合、手当により収入の差が開き、30代、40代のベテラン看護師よりも年収が高くなる可能性もあるでしょう。

病院の規模や取り扱い科目、報酬の算定方法により年収にはバラつきがあるので注意しましょう。

出典:厚生労働省「令和4年度賃金構造基本統計調査」

【男女別】20代看護師の平均年収

男女別20代看護師の平均年収

女性が多いイメージの看護師にも、最近は男性も多く見られるようになりました。

そこで気になるのが、男女間の年収差でしょう。

看護師業界には、一般企業のように男女間の年収格差があるのでしょうか?ここでは20代看護師の平均年収を男女別にみていきます。

20代男性看護師の平均年収

20代男性看護師の平均年収は、約298.5万円となっています。

 緊急性の高い「救急科」や「手術室勤務」は体力が必要となるハードな仕事のため、20代の若手男性看護師のニーズが高く、年収も高めに設定されていることがあります。

20代は看護師の中でも、男女の年収差が少ない年代です。しかし看護師も一般企業の例にもれず、30歳以降になると女性が結婚や出産、育児のために求職や離職を選ぶケースが少なくありません。

その際、女性と男性に勤務年数やスキル、キャリアに差が出て年収差も大きくなります。

出典:厚生労働省「令和4年度賃金構造基本統計調査」

20代女性看護師の平均年収

20代女性看護師の平均年収

20代女性看護師の平均年収は約291.8万円となっており、男性の298.5万円と比べても、性別による差は少ないといえるでしょう。

 看護師は国家資格が必要な専門職であり、「看護師」資格に対して同率の資格手当が支給されるため、男女差が少ないともいえます。

ただし、育児や家庭の事情で夜勤ができなくなる看護師は女性に多く、ライフステージによって男女の年収に差が生まれます。

出典:厚生労働省「令和4年度賃金構造基本統計調査」

【地域別】20代看護師の平均年収

地域別に看護師の年収を見ていくと、男女別に差が出ていました。

ただ年代別まで細かく調査は行われていないので、以下の地域別の年収を参考にして下さい。

【男性】看護師の年収が最も高いのは岐阜県

【男性】看護師の年収が最も高いのは岐阜県

男性看護師の年収が最も高いのは岐阜県で、489万円となっており手取りだと451.1万円です。

また、その他のランキングは以下の通りとなっています。

男性看護師の年収ランキング
  1. 岐阜県:489万円
  2. 神奈川県:395.3万円
  3. 佐賀県:383.2万円
  4. 千葉県:379.1万円
  5. 和歌山県:372.3万円

上記のランキング通り、岐阜県が突出して平均年収が高い結果となっています。

他の県で年収400万円を超えるエリアはなく、300万円後半あたりが平均的なラインです。

 看護師が年収を軸に就活する際、300万円後半を一つの基準にすると良いでしょう。

岐阜県は大きな病院などはありませんが、地域に根ざしたかかりつけ医的な事業所が多いため、腰を据えて勤務年数を重ねると高年収が実現しやすいです。

必ずしも首都圏に近ければ年収が高いわけではないので、年収を基準に転職する看護師は事前にリサーチしておきましょう。

マイナビ看護師より

【女性】看護師の年収が最も高いのは神奈川県

一方女性看護師の年収が最も高いのは、神奈川県で364.2万円、手取りだと326.9万円となっています。

他の上位にランクインするエリアは、以下を参考にして下さい。

女性看護師の年収ランキング
  1. 神奈川県:364.2万円
  2. 千葉県:360.7万円
  3. 滋賀県:358.9万円
  4. 東京:358万円
  5. 岐阜:357.6万円

女性看護師の平均年収を見ていくと、男性同様に神奈川県と岐阜県は上位にランクインしています。

そのため個の2件は全体的に見て看護師の年収が高いエリアと言えるでしょう。

 他にも東京や千葉など、比較的首都圏は事業所の平均年収が高いです。

女性看護師が年収を上げたい場合、基本的に関東圏の事業所を探すことがおすすめです。

看護師の場合、平均年収において男女差は現れづらい傾向があります。

マイナビ看護師より

【男性】看護師の年収が最も低いのは宮城県

【男性】看護師の年収が最も低いのは宮城県

男性看護師の年収が最も低いエリアは宮城県の263.3万円となっており、手取りだと約250.2万円です。

男性看護師の年収ワーストランキング
  1. 宮城県:263.3万円
  2. 宮崎県:276.2万円
  3. 高知県:293.1万円
  4. 広島県:296.2万円
  5. 大分県:298.5万円

ワースト5つのエリアに関しては、いずれも平均年収300万円を切る結果となっています。

基本的に年収が高い看護師ですが、全職種の平均と比較してもやや物足りなさを感じるでしょう。

 あくまで平均のため、事業所や個人のスキル・経験次第で年収アップも実現できます。

もしも上記のエリアで転生を検討するのであれば、ある程度年収に条件を設けて求人検索をすると良いでしょう。

年収アップを考えると、事前にエリアごとの年収を抑えておくと良いです。

【女性】看護師の年収が最も低いのは宮崎県

女性看護師の場合、年収が最も低いのは宮崎県で269.7万円、手取りで245.6万円です。

手取りで250万円を切ることを考慮すると、全体と比較しても低い年収と言えるでしょう。

女性看護師の年収ワーストランキング
  • 宮崎県:269.7万円
  • 鹿児島県:283.4万円
  • 大分県:285.5万円
  • 福島県:288万円
  • 青森県:288.5万円

特に宮崎と大分は男性のワーストランキングとも共通しているため、そもそも看護師の年収が低いので要注意。

男性看護師同様、上記のエリアで転職をする場合、年収レンジを確認しながら転職活動を進めるようにしましょう。

男女ともに、年収の低いエリアはある程度共通しています。

マイナビ看護師より

20代看護師の平均年収と他職種を比較してみよう

20代看護師の平均年収と他職種を比較してみよう

年収が高い20代の看護師ですが、実際に他の職業と比較したことがある人は少ないのではないでしょうか?

ここでは、他の職業の20代の平均年収と比較して解説していきます。

コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人約585万円
営業系約439万円
技術系(IT・通信)約442万円
技術系(メディカル・化学・食品)約386万円
金融系専門職約434万円
クリエイティブ系約374万円
事務・アシスタント系約336万円
販売・サービス系約325万円

出典:doda「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】」

20代の平均年収は、約281.9万円です。男性は約287.9万円、女性は約274.2万円のため、相対的にみて看護師の平均年収は高いといえます。

20代看護師の平均年収を上回っているのは専門職などの一部の職業のみです。

 しかし、看護師は年齢による昇給幅が少ない為、30代、40代になるといくつかの職業に平均年収を逆転されてしまうケースも出てきます。

そのため、働き盛りの30代40代の看護師は仕事や責任と、年収とのバランスに悩む人も多くなるかもしれません。

出典:厚生労働省「令和4年度賃金構造基本統計調査」

看護師の平均年収は都道府県によって違う?

看護師の平均年収は都道府県によって違う?

ここでは、看護師の年収の都道府県別ランキングをご紹介します。地域によってどの程度の差があるのか見ていきましょう。

看護師の年収が高い都道府県ランキングは以下の通りです。

1位東京都564万1,000円
2位奈良県545万8,000円
3位兵庫県541万5,000円
4位埼玉県541万3,000円
5位富山県535万円
6位岐阜県531万9,000円
7位和歌山県530万2,000円
8位新潟県529万7,000円
9位大阪府529万6,000円
10位神奈川県527万9,000円

出典:看護roo!「【2023年版】看護師の給料ランキング|都道府県、規模、年齢別などで平均年収を比べてみた」

看護師の平均年収は、首都圏・東海地方・関西地方で高い傾向が見られることがわかります。ランクインしている都道府県のうち「東京都」「神奈川県」などは、看護師に限らず全体的な給与水準が高い地域です。

 1位である東京都の平均年収は約450.6万円であるため、東京では看護師とその他の職種の人との間に100万円以上の差が開いているということになります。
 
厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」

高い年収を提示して看護師の他県への流出を防ぐと同時に、他の地域から人材を集めていることが伺えます。年収が低い都道府県は以下の通りです。

45位大分県433万3,000円
46位宮崎県427万3,000円
47位鹿児島県396万4,000円

九州・沖縄地方は、全国平均で見ても年収が低いエリアとなっています。

 46位の宮崎県は全体の年収ランキングでも45位になっており、ワースト3の都道府県は職種が影響しているわけではなく、単純に給与水準が低い地域といえるでしょう。
厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」

働く場所にこだわりがない場合は、収入アップのために転居するのもひとつの方法です。

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20代看護師の平均年収は将来的に上がる?

20代看護師の平均年収は将来的に上がる?

20代の看護師の年収は他の職業よりも高いとはいえ、看護師に対する処遇改善は長年に渡る懸案事項でもあります。

そこで、2021年に発足した岸田内閣は2022年2月から、一定の条件を満たす看護施設に補助金が交付される仕組みを発表しました。

対象職種
  • 看護師
  • 准看護師
  • 保健師
  • 助産師
対象施設コロナ医療など一定の役割を担う医療機関
交付額収入の1%程度(月額平均約4,000円)

今回の賃上げは、2022年2月~9月までの期間に補助金として事業所に交付されます。交付された補助金が従業員の月収アップに反映される仕組みです。

 交付終了となる2022年10月以降は診療報酬改定をおこない、看護師の収入を3%程度(月額平均約12,000円)引き上げる見込みとなっています。

対象職種や対象施設の定義も広くなる可能性が検討されているため、今回の賃上げの対象とならなかった看護師についても今後収入アップに期待できるのが現状の見立てです。

今回の賃上げ対象となった他職種(保育士・幼稚園教諭など)については、2022年10月以降の方針が示されていない中、看護師のみ踏み込んだ議論がなされていることが看護業界では好意的に受け止められています

将来の看護師不足を防ぐために、今後も看護師給与の見直しが継続されるでしょう!

出典:公益社団法人日本看護協会「看護職の働き方改革の推進」

20代看護師が年収アップを目指すポイント

20代看護師が年収アップを目指すポイント

前述したように、20代の看護師は全体平均よりも年収が高水準です。しかし、勤務する病院の基本給の算定方法によって年収は異なります。

また、満足する年収額も人によって違うでしょう。ここでは、20代の看護師が年収アップを目指すポイントについて解説します。

働き方を考える

すぐにできる看護師の年収アップ方法は、夜勤を増やして夜勤手当を得ることです。

夜勤手当額も、病院や導入されている夜勤制度によって異なります。

日本看護協会が公開している「2020年病院看護実態調査報告書」の夜勤の平均手当額を参考にしてみましょう。

三交替制:準夜勤4,154円
三交替制:深夜勤5,122円
二交替制:夜勤11,286円

※深夜時間帯の割増賃金を除いた定額部分のみ
※危険手当等を除く

三交替制の夜勤は約4~5千円、二交替制は約1万円の手当が月収にプラスされます。今の職場に不満がなく、転職などを検討していない人には夜勤を増やす方法がおすすめです。

30代、40代になると夜勤が体の負担になることや、子育てとの両立で夜勤ができなくなったりする可能性も考えられます。

元気な20代だからこそ目指せる年収アップ方法ですね!

体に無理がない程度で、上司や同僚と相談しながらシフト調整してみましょう。

出典:日本看護協会調査研究報告書「2020年 病院看護実態調査 報告書」

昇進・昇格を目指す

昇進・昇格を目指す

年収アップと同時にキャリアアップを目指すなら、管理職への昇進、昇格を見据えるのがおすすめです。

管理職と非管理職の年収差はどの程度なのでしょうか?平均年収のベースとなる、役職別の月給基本給の平均を参考にしてみましょう。

看護部長(56.7歳)42万7,573円
副看護部長(54.1歳)40万5,373円
看護師長(54歳)37万949円
副看護師長(51.3歳)35万882円
看護主任(50.1歳)32万7,143円
専門職(43.9歳)32万5,692円
非管理職(53歳)32万3,298円

※()内は平均年齢

昇進、昇格がないままに年齢を重ねると、50代の頃には10万円程度の月給格差が生まれます。ボーナスを念頭に入れず単純計算しても、年間120万円の差があります。

 しかし一般的な総合病院では役職者の平均年齢は50代となっており、昇進や昇格が20代看護師の年収アップに今すぐ効果があるとはいえません。

ただし、病院の規模や取り扱い科目、人員構成などによっては、20代でも管理職への昇進は可能です。また、主任や副看護師長など、リーダー的な役割経験者は、転職の際に優遇されることも少なくありません。

将来的な年収アップのために、20代のうちから昇進、昇格を目指すことは有効な手段といえるでしょう。

出典:厚労省「令和元年賃金構造基本統計調査 結果の概況」

手当が期待できそうな資格を取得する

手当が期待できそうな資格を取得する

病院によっては専門資格に対して「資格手当」を設定している場合があります。看護師の資格で認知度が高いのは、日本看護協会が認定している「認定看護師」と「専門看護師」でしょう。

資格手当の金額は病院によって異なりますが、3,000円~10,000円程度が相場となります。

 「認定看護師」と「専門看護師」は、年収アップ、キャリアアップを見込める資格ですが難易度は高めです。

資格取得のためには時間やお金がかかるため、職場の資格制度や今後のキャリアプランも念頭に入れておく必要があります。

まずは今の職場でどの資格が活かせるか、資格に報酬が設定されているのかを調べてみましょう。

転職を検討する

「現在の職場では年収アップが見込めない」「資格があるのに今の職場では活かせず手当に結びつかない」という場合は、転職を検討してみましょう。

持っている資格やスキル、キャリアを正当に評価し、報酬として還元してくれる病院が見つかれば、やりがいを持って看護師の仕事に取り組めます。

また、「夜勤専従看護師」も時間に縛られない20代の独身看護師に人気があります。

働き方が夜勤のみのため、向き不向きがありますが、勤務日数は週の半分以下で年収600万円前後が期待できます。

≫こちらの記事もおすすめ!:看護師の転職時期はいつがおすすめ?月別ごとの状況を徹底解説!

20代看護師で年収600万円以上が期待できる職場の選び方

20代看護師で年収600万円以上が期待できる職場の選び方

看護師という専門職で働く以上、高給を目指して頑張る人も少なくありません。実際、職場の選び方次第で、20代でも平均を大幅に上回る年収を得ることができます。

ここでは、20代看護師が年収600万円が期待できる職場の選び方をご紹介します。

手当が高い病院を選ぶ

看護師の年収アップのためには、基本給が高いことも重要ですが手当額の高さも無視できません。

特に、特別な資格やスキル、キャリアがない20代看護師でももらえる夜勤手当の金額は、年収アップの要となるでしょう。

 三交替制の夜勤手当の相場は4,000円~5,000円、二交替制の夜勤手当の相場は1万円前後です。

少しでも年収アップを望むなら、二交替制のシフトを採用している病院を選ぶと良いでしょう。

ほかにも専門資格に手当をつけている病院かどうか、病院独自の資格制度があり、資格取得にともなう昇給制度があるかどうかも重要なポイントです。

美容クリニックを選ぶ

美容クリニックを選ぶ

脱毛、ピーリングなどの施術を看護師がおこなうことを売りにしている美容クリニックでは、人材確保のために基本給が高めに設定されています。

また、比較的少人数で若い看護師が多いため、20代で師長になることも可能です。

さらに、美容整形外科では医師の手術介助も仕事に含まれることから、より好条件が提示されるケースもあるでしょう。

個人のやる気や頑張りに応じてインセンティブ支給をする美容クリニックも多く、その場合は頑張れば頑張るほど年収アップが可能です。

大きな病院を選ぶ

大規模の病院では人事評価や昇給制度が整備されており、小規模病院、個人病院に比べて福利厚生や手当が手厚く設定されています。

 役職手当なども明確な基準を設けて支給されているため、キャリアアップを目指すと同時に順当な年収アップが見込めるでしょう。

規模が大きい病院になればなるほど管理職の枠も多くなるため、管理職が埋まっていて昇格が見込めない、などの不公平感が少ないのもメリットです。

看護師は人の命を預かる責任が重い仕事のため「仕事に対して給料が低いのではないか」「転職で年収を上げるにはどうしたら良い?」と考える方も多いでしょう。

看護師が年収アップを目指すなら、転職エージェントを活用するのが一番の近道です。

≫こちらの記事もおすすめ!:看護師で年収1000万円稼ぐ方法は?転職時のチェックポイントも解説

20代看護師が年収アップを目指すなら転職エージェントを活用しよう

看護師は人の命を預かる責任が重い仕事のため「仕事に対して給料が低いのではないか」「転職で年収を上げるにはどうしたら良い?」と考える方も多いでしょう。

看護師が年収アップを目指すなら、転職エージェントを活用するのが一番の近道です。

転職エージェントはなぜおすすめ?
  • 得られる情報が多くなる
  • いろいろな施設を比較検討できる
  • 内定獲得率が上がる

得られる情報が多くなる

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転職サイトのエージェントは普段から求人先で内部事情を得ているため、求人情報だけでは分からない職場の人間関係や雇用条件についても詳しく知ることが可能です。

そのため、職場環境に悩んでいる、ワークライフバランスや仕事内容など転職先に求めるものが明確な方ほど、転職エージェントのメリットを活用できます。

 それぞれの病院の雰囲気など詳細に教えてもらえます。

また、転職エージェントには一般公開されていない非公開求人というものがあり、限定されてサイトでしかみることができません。

非公開求人の多くは給料が高く、高待遇である場合が多いため声な見逃せません。

一般公開されていない情報が得られるのは大きなメリットです。

いろいろな施設を比較検討できる

看護師の転職先は病院だけでなく、クリニック、訪問看護、介護施設などさまざまです。

看護に特化した転職エージェントを利用することで、これらを効率よく比較検討できます。

 看護師の仕事は忙しいため、転職エージェントを上手に利用しましょう。

転職エージェントは、転職サイトや企業の採用サイトでは公開していない非公開求人を含め、たくさんの求人を持っています。

そのため給料や残業、夜勤などさまざまな条件で転職先を検討することが可能です。

転職エージェントを利用すれば、希望に合った求人を探してもらえます。

内定獲得率が上がる

内定獲得率が上がる

求人サイトや企業の採用サイトから自分で直接応募するよりも、転職エージェントを利用した方が内定獲得率が高くなります。

転職エージェントは企業と直接やりとりをしており、どういう人材を求めているか、そのニーズに対してどのような強みをアピールすれば良いのかを把握していることは大きな強みです。

 企業からの情報をもとに面接対策を行っているため、直接応募するよりも選考通過率が高くなるのです。

さらに、転職エージェントは面接後に企業の人事と連絡を取り、面接で伝えきれなかった応募者の魅力を伝え、フォローしてくれます。

このフォローによる再プッシュで、内定になるケースも少なくありません。

自分の強みが分からなかったり、面接が苦手な方は転職エージェントを利用するのも1つの手です。

【転職前に確認】20代看護師の転職事情

「新卒で入った病院が合わなくて辛い」「転職をして年収を上げたい」など、20代の看護師が転職を考えるきっかけは多いです。

一般的な業界よりも1つの病院で勤務する年数は短い傾向にあり、転職するのが当たり前の業界とも言えます。

20代看護師の退職率

20代看護師の退職率

日本看護協会の「2022年 病院看護実態調査」によると、2021年度の正規雇用の看護師の離職率は11.6%でした。

看護師は人の命を預かる重要な仕事ですが、理想と現実とのギャップに悩む方も多く、3年以内に転職する方も少なくありません。

 現在、20代看護師の約半数が転職経験者と言われていますが、看護師不足という状況なので20代の看護師は売り手市場です。

少しでも転職を考えているなら「自分のやりたいことは何なのか」「働きがい」などを整理しておくのをおすすめします。

看護師にとって転職は珍しくないですが、短期離職を繰り返さないためにもよくリサーチしましょう。

20代看護師の転職理由

20代看護師の転職理由に、勤務条件や年収など待遇に不満を感じて転職に至るケースも少なくありません。

看護師の仕事は激務で、肉体的にも精神的にも負担が大きいにも関わらず、給料が見合っていない職場も残念ながら存在します。

 1つの病院で長く働くことで給料は徐々に上がりますが、飛躍的な給与アップを目指すなら転職がおすすめです。

看護師全体の年収が492万円なので、勤続年数、役職、地域、規模の大きい病院に勤めるなどいくつかの条件を満たすことで年収600万円も狙えます。

20代ですぐに大幅な年収アップは難しいですが、長く勤めることを前提に転職先を選択しましょう。

給料や手取りをアップさせるにはいくつかの満たすべき条件があるため、転職エージェントに相談するのも1つの手段です。

≫こちらの記事もおすすめ!:看護師を辞めたい理由8選!辞める前に知っておきたい対処法も解説

20代看護師は転職に有利?

20代看護師は転職に有利?

看護師の仕事は体力を必要とするため、若くて体力のある20代看護師は重宝されます。

しかし、新卒で入った病院をあまりに早くやめてしまうと「向上心がない」「ストレス耐性が低い」などマイナスイメージを与えてしまうこともあります。

 最初に入った病院は、最低でも2年、できれば3年続けるようにしましょう。

基本的に、病院側としては長く勤めてくれるであろう20代の若い看護師は積極的に採用します。

また、年齢が若いと理解力や記憶力が高く、考え方も柔軟で環境に馴染みやすい傾向にあるため20代看護師の市場価値は高いです。

20代特有の強みや価値をアピールして転職に臨みましょう。

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出典:看護roo!

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レバウェル看護

レバウェル看護

おすすめポイント
  • オリコン顧客満足度の3項目で1位を獲得
  • 丁寧な条件ヒアリングにより希望求人を紹介してもらいやすい
  • 履歴書添削や面接対策など全面的にサポート

レバウェル看護の特徴

レバウェル看護は2022年オリコン顧客満足度にて、担当者の対応・紹介案件の質・交渉力の3部門で1位を獲得しています。2019年度の実績では、累計利用者数は40万件を突破しているのです。

レバウェル看護ではアドバイザーから電話にて、希望条件のヒアリングが実施されます。それに沿って一人ひとりに合った求人を紹介してくれるため、理想の転職が叶いやすいです。

 15分間の丁寧なヒアリングのうえ求人を紹介してくれます。LINEやメールで届くため、手軽に確認できる点もメリットです。

また、履歴書添削や面接対策なども実施してくれるため、転職活動に不慣れな20代をはじめとする若い世代でも安心。日程調整などの面倒な作業も代行してくれます。

マイページでは条件の保存や問い合わせ求人の閲覧などができるため、うまく活用し効率良く内定獲得を目指しましょう。

年収アップを目指す看護師にレバウェル看護がおすすめな理由

おすすめな理由

レバウェル看護では給与等条件面の交渉を依頼できます。自身ではなかなか言いづらい問題もアドバイザーが対応してくれるため、希望に沿う可能性に期待できるでしょう。

また、希望の条件をアドバイザーにしっかり伝えることで、現状より年収アップに繋がる求人を紹介してもらえるかもしれません。

運営会社レバレジーズメディカルケア株式会社
主なサービス(機能)
  • LINEで相談可能
  • 条件※2022年11月25日現在交渉のサポート
  • インタビューによるweb職場見学
  • 転職後のアフターフォロー
得意分野・特徴アドバイザーが現地調査した職場情報とともに求人を選べる
公開求人数146,540件※2024年1月現在
利用可能地域全国
拠点渋谷/大阪/名古屋/さいたま/広島/立川/船橋/横浜/札幌/福岡

出典:レバウェル看護
※:おすすめの看護師転職 紹介案件のランキング・比較-オリコン顧客満足度

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ナース人材バンク

ナース人材バンク

おすすめポイント
  • 年間利用者数10万人以上で業界最多級の求人数を保有
  • キャリアパートナーは地域担当制で希望エリアの求人に精通
  • 履歴書の作成サポートや添削などを実施

ナース人材バンクの特徴

ナース人材バンクは年間利用者数10万人以上を誇る、日本最大級の看護師転職サービスです。また、業界最多級の求人数を保有しているため、転職活動の幅が広がります。

 在籍しているキャリアパートナーは地域担当制です。希望エリアの求人に詳しいことから、希望に沿った仕事を紹介してもらえる可能性に期待できます。

看護師専門ということもあり、業界知識が豊富です。転職活動に不慣れな20代の若い世代も手厚い支援が受けられるため安心です。

LINEでやり取りができるため、手軽に転職活動に打ち込めます。

年収アップを目指す看護師にナース人材バンクがおすすめな理由

おすすめな理由2

ナース人材バンクでは年収や入社日など条件交渉を実施してくれます。看護師業界に精通したキャリアパートナーがサポートしてくれるため、理想の転職が叶いやすいです。

キャリアパートナーは医療介護の業界特性や基本的な専門知識、さらには労務知識等についても研修を受けているため、充実したサポートを提供してくれます。

運営会社株式会社・エス・エム・エス
主なサービス(機能)
  • 全国の勤務地から選ぶことができる
  • 転職のサポートあり
  • 大手法人施設への転職
  • 転職先のweb見学会
得意分野・特徴地域専任のアドバイザーが在籍しているから地方転職も任せられる
公開求人数7万件※2024年1月現在
利用可能地域全国
拠点東京/札幌/仙台/大宮/千葉/横浜/名古屋/京都/大阪/神戸/広島/福岡

出典:ナース人材バンク

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よくある質問

20代看護師で年収500万円は可能?
勤務先や個人のスキルによって、年収500万円は狙えます。
特に看護師は勤続年数が長くなるに連れて着実に昇給が見込まれるため、早めに自分と相性の良い事業所を見つけると良いでしょう。
年収アップのために転職するのはあり?
転職先の病院の年収レンジが高ければ、職場を変えることも良いでしょう。
ただ目先の年収だけではなく、中長期的に勤務することでどれほどの年収になるのか長い目で判断するほうが失敗は少ないです。
20代のうちに高年収を目指すなら何をすべき?
まずは現在の勤務先において、年収レンジを把握し、最大でいくらまで年収を上げられるか調べましょう。
もしも希望の年収に届かないのであれば、転職も視野にいれると良いです。
夜勤は避けたいけど、年収ダウンは仕方ない?
結論として、日勤のみの看護師となると年収ダウンは避けられません。
夜勤手当など、基本給以外からの収入が多い夜勤のほうが日勤のみよりも年収は高くなります。
20代看護師の平均年収は?
厚生労働省が発表した「令和2年賃金構造基本統計調査」によると20代看護師の平均年収は421万2,200円となっています。20代男性看護師の平均年収は383万円、20代女性看護師の平均年収は378万円となっており、性別による差は少ないと言えるでしょう。
20代看護師の平均年収は他の職種に比べてどうなの?
dodaの調査によると20代の平均年収は約341万円です。20代看護師の平均年収は約421万であるため、看護師は平均年収を上回る金額になっています。
20代看護師が転職する際に転職エージェントを活用すべき理由は?
転職エージェントは病院や施設とのパイプが強いため、様々な職場を比較検討できます。求人情報だけでは分からない職場の人間関係や雇用条件についても詳しく知れます。よって、直接応募よりも転職エージェントを活用する方が内定獲得率は高くなります。

まとめ

今回は、20代看護師の年収についてご紹介しました。安定した年収で他の職業の20代よりも高収入の看護師ですが、職場の選び方次第ではさらに年収をアップさせることができます。

そのためには、自分のスキルやキャリアに価値を見出してくれる病院を探すことが重要です。

転職エージェントに登録すれば、公開求人、非公開に限らず全ての保有求人から希望に合わせた転職先を探してくれます

記事内では無料で利用できる転職エージェントをご紹介したため、転職を視野に入れたスキルアップやキャリアアップを目指し、20代で高年収を獲得してください。

執筆者 転職ベスト・看護師編集部
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