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看護師転職

看護師から他業種へ転職はできる?おすすめの異業種転職先を紹介 

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「看護師を辞めて他の業種で働いてみたい」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、資格を取得して得られた看護師という職を手放して他の業種に転職することは不安に思うかもしれません。

実際に看護師から異業種の転職はできるのでしょうか?

そこで、今回は看護師が異業種で働く際のメリット・デメリットおすすめの転職先を紹介します。

この記事を読んで分かること
  • 看護師が他業種への転職を考える理由
  • 他業種に転職するメリット・デメリット
  • 看護師におすすめの他業種転職先
  • 看護師が他業種に転職する方法
  • 他業種への転職を成功させるためのコツ
  • おすすめの転職サイト

他業種に転職したい看護師におすすめの転職サイトや転職エージェントも紹介しているので是非参考にしてみてくださいね。

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看護師は他業種へ転職できる?

看護師は他業種へ転職できる?

看護師から他業種へ転職する人には、看護師の資格が生かせる職に転職する方や、中には看護師とはかけ離れた職に転職する方もいます。

他業種の転職先一例
  • アパレル
  • エステティシャン
  • プログラマー
  • フリーランス

つまり、前職は看護師であったとしても自分が興味のある仕事に就ける可能性は十分にあると言えます。

転職先によっては看護師としての勤務経験やスキルが転職する際に有利にはたらく場合もあります。

看護師が他業種への転職を考える理由

看護師が他業種への転職を考える理由

看護師が他業種への転職を考える理由にはどんなものがあるのでしょうか。ひとつずつ見ていきましょう。

長時間労働によりプライベートとの両立ができない

仕事とプライベートの両立は自身の心の安定や健康にとって必要不可欠です。

しかし、看護師は夜勤があることもあり、その忙しさやストレスによる疲労から体調を崩してしまうこともあります。

出産や結婚を機に、より充実した福利厚生を求めて転職する方もいます。

体力的・肉体的に負荷を伴うため

体力的・肉体的に負荷を伴うため

看護師は常に緊迫した状態にあり、人の命を預かっているという責任が重くのしかかります。そのため、身心共に負担がかかります。

ミスをしてはいけないと思うほどストレスが溜まります。

他にやりたいことが見つかった

実際に働く上で自分のやりたいことが変わることは珍しいことではありません。

やりたいことが既に明確であれば、そのために今何をすべきか逆算して考え、計画的に転職を考える必要があるでしょう。

実際に働いた後、仕事内容や環境にギャップを感じてやめることがないようにしたいですね。

人間関係のトラブル

人間関係のトラブル

看護師は患者の命に関わる分、スタッフ同士の指示や指導が厳しくなることもあります。

 看護師はチームワークが大切なので、他のスタッフとのコミュニケーションはかかせません。

その中で、人間関係が上手くいかなければストレスが溜まってしまいます。

仕事をする上で人間関係の構築は大切ですよね。

看護師が他業種に転職するメリット

ここでは、看護師が他業種に転職する上でのメリットを3つ紹介します。

規則正しい生活を送ることができる

規則正しい生活を送ることができる

生活リズムを整えるためには、勤務時間がとても重要です。

 日勤で働ける場所であれば、医療機関で働く看護師よりも規則正しい生活を送ることができます。

勤務時間が安定していればプライべ―トも充実させることができるでしょう。

他の業務経験を積める

業種が違えば、仕事内容も全く異なります。新しい業務に挑戦することで、また新しいスキルを身に付けて自分のできる仕事を増やすことができます。

自分にできることが増えるとモチベーションにも繋がります。

さらに、新しい環境に身を置くことで看護師として働いていた時とは違う新鮮な感覚を味わうことができるでしょう。

肉体的・精神的負担が減る

肉体的・精神的負担が減る

看護師の仕事は患者さんの命に関わる仕事です。そのため、常に大きな責任と共にあります。

しかし、異業種に転職しこれまでの責任感やプレッシャーから解放されれば、今までより仕事が楽に行えます。

看護師が他業種に転職するデメリット

給料が減る可能性がある

給料が減る可能性がある

看護師の平均年収は厚生労働省「令和元年資金構造基本統計調査」によると508万円」であり、日本の平均年収と比べても高い年収となっています。

そのため看護師は高年収で安定した仕事だといえます。

 看護師を長く続けて昇格した場合は給料がさらに上がることも期待できます。

しかし、新しい企業に転職する場合、職種にもよりますが収入が減る可能性があります。

看護師は残業や夜勤、休日の出勤があり、労働時間が長い分高年収です。

参考:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」

全て1からのスタート

現在看護師として働いている方は、試験に合格して資格を取得するなど、看護師になるために多くの時間を費やしてきたはずです。

 しかし、新たに他業種に転職する場合、また1から業務を覚える必要があります。

慣れない業務・環境でも向上心をもって仕事することが必要です。

看護師として復帰が難しくなる

看護師として復帰が難しくなる

看護師以外の職で働いてしまうと看護師としてのブランクが大きくなるので、看護師に戻りたいと思った場合に転職するのが難しくなる場合があります。

他業種への転職を考える前に、勤務先を変えて看護師を続けることは可能かということも考えておくと良いでしょう。

【他業種】看護師におすすめの転職先

他業種で働きたい看護師におすすめの転職先(他業種)

ここでは、看護師とは全く異なる他業種へのおすすめの転職先について紹介します。

営業職

おすすめポイント
  • 看護師で得たスキルが生かせる
  • 自分の成果を実感しやすい
  • 夜勤がない

営業職も看護師も人と関わる仕事で、コミュニケーションが仕事の中心であるという共通点があります。

 また、営業職では顧客に向けて最適な提案をする必要があり、患者の様態をチェックし瞬時に的確な判断を必要とする看護師はその経験が生かせるのではないでしょうか。

さらに、医療に関わる企業に就職すれば看護師の知識を生かすこともできるでしょう。

仕事内容

・自社の商品やサービスを紹介

・顧客の課題解決

・アフターフォロー

勤務先一般企業
平均年収

法人営業:447万円

個人営業:424万円

参照:マイナビエージェント「職種別平均年収ランキング」

IT業界

IT業界

おすすめポイント
  • これから伸びる業界である
  • 高年収が期待できる
  • パソコンに強くなれる

IT業界は今後も伸びる業界として注目されている業種です。近年は医療業界でも「電子カルテ」の導入など、IT化が進んでいます。

中には未経験者可能な企業もあるので経験を積むことでスキルアップが期待できます。

種類 システムエンジニア/プログラマー/セールスエンジニア/システムコンサルタント/カスタマーエンジニア/カスタマーサポート など
勤務先一般企業
平均年収452万円

※参照:doda「ITエンジニアの平均年収はいくら?給料アップを目指す方法や転職事例も解説

事務職

おすすめポイント
  • 人間関係でのトラブルが少ない
  • デスクワークが多い
  • 体力的・精神的負担が少ない

事務職は、個人作業が多いので、人間関係で疲れるなどの悩みを持つ方にはおすすめです。

 業務もデスクワークが多いので、看護師に比べて肉体的な疲労が少ないと言えます。

ただ、看護師に比べると給料は下がる傾向にあります。

種類一般事務/営業事務/経理事務/人事事務/総務事務/貿易事務/学校事務/医療事務 など
勤務先一般企業、学校、医療機関
平均年収※332万円

※参照:doda「年収の高い職業は?平均年収ランキング(職種・職業別)」

【同業種】看護師におすすめの転職先

看護師というと医療機関で働くイメージが強いですが、中には看護師の経験が生かしながら他の職種・職場で働くこともできます。

今回は同業種と他業種に分けて看護師におすすめの仕事を順に紹介します。

産業看護師

他業種で働きたい看護師におすすめの転職先(同業種)

おすすめポイント
  • 土日祝日休み
  • 体力的・精神的負担が少ない
  • 夜勤がない

病院などの医療現場ではなく企業で働く看護師のことを一般的に「産業看護師」と言います。企業の中にある医務室で、従業員の健康管理や怪我の処置などを行います。

 日勤で土日祝日が休みであるためプライベートを充実させることができるでしょう。

病院などの施設に勤務する看護師に比べて医療行為を行う機会が減り、デスクワークが増えるので体力的・精神的負担が少ないといえます。

仕事内容

・従業員の健康管理

・健康診断

・怪我の応急処置

・カウンセリング

・医務室

・メール管理

勤務先一般企業
平均年収※約422万円

参照:看護師ワーカー「全国の看護師の平均年収」

美容クリニック

おすすめポイント
  • 夜勤が少ない
  • 高収入である
  • 美容知識が身に付く

美容外科とは主に「美容整形」を行う病院です。美容外科の看護師は、診断や医師の手術の補助などの業務に携わります。

美容外科は夜勤がない職場も多く規則正しい生活を送ることができます。

特に美容の最先端を扱う東京では、美容に対する需要も高く美容の知識も身に付けられることでしょう。

治験コーディネーター

治験コーディネーター

おすすめポイント
  • 夜勤がない
  • 最先端の医療に携われる
  • ビジネスマナーが身に付く

治験とは、新しい薬を開発するために行われる臨床試験のことで、治験コーディネータ―は治験のための準備や運営のサポートを行います。

仕事内容

・治験実施計画書の確認

・ミーティングの参加

・被験者への対応

・被験者のスケジュール管理

・診療への同席

・報告書の作成

勤務先

・医療機関

・治験施設支援機関(SMO)

平均年収※約370万~430万円

参照:マイナビコメディカル「治験コーディネーターの平均年収|給料の特徴・主な福利厚生も」

臨床開発モニター

おすすめポイント
  • 土日祝日休み
  • 夜勤がない
  • 年収アップが期待できる

臨床開発モニターとは、治験が計画通りに実行されているか確認作業を行います。治験コーディネータ―と臨床モニターの違いの一つに勤務先にあります。

 治験コーディネータ―は病院での勤務、臨床開発モニターは製薬会社の勤務が多いです。平均年収を比較しても製薬会社勤務の臨床開発モニターの方が高くなっています。

製薬会社は大企業であることが多いため、年収アップが期待されます。

仕事内容

・治験実施計画書の作成

・医療機関の調査

・ミーティングに参加

・関係者との面談

・治験の進行状況を確認

・報告書の作成

・契約手続き

勤務先

・医療機関

・治験施設支援聞期間(SMO)

・製薬会社

平均年収※約430万~780万円

参照:マイナビコメディカル「臨床開発モニターの平均年収と特徴|給料を上げるためのポイントも

コールセンター

コールセンター

おすすめポイント
  • 土日祝日休み
  • 体力的負担が少ない
  • マニュアルに沿って仕事ができる

コールセンターは主に電話を通してお客様の健康状態健康の悩みに答える仕事です。中にはリモートワーク可能な企業もあります。

一日のスケジュールが決まっていることが多く、作業もマニュアルに沿って進められるので、業務は比較的楽であるといえます。

仕事内容

・お客様の健康状態の確認

・お客様の健康の悩み相談

・問い合わせ対応

勤務先

・一般企業

・怪魚施設

平均年収※約414万円

参照:マイナビエージェント「職業別平均年収ランキング」

保健師

おすすめポイント
  • 予防医療に携われる
  • 勤務先が幅広い
  • 体力的・精神的負担が少ない

人々の保健指導や健康管理がおもな役割です。

仕事内容

・健康診断の実施

・保健指導

勤務先

・医療機関

・介護施設

・学校

平均年収※約356万

参照:求人ボックス給料ナビ

幼稚園や保育園

幼稚園や保育園

おすすめポイント
  • 子供と関われる
  • 土日祝日休み
  • 医療行為を行わない

幼稚園や保育園で看護師として働くことも可能です。幼稚園や保育園勤務の場合、子供の健康管理健康診断などを行います。

仕事内容

・子供の健康管理

・健康診断

・衛生管理、衛生指導

勤務先

・保育園

・幼稚園

平均年収※300万円~400万円

ツアーナース

おすすめポイント
  • 色々な場所に行ける
  • 色々な人と関われる
  • 交通費や宿泊費がかからない

ツアーナースとはその名の通り、ツアーに同行し参加者の健康管理をサポートする仕事です。ツアーナースの旅行先は様々あります。

ツアーナースの主な旅行先
  • 保育園・幼稚園の遠足
  • 小中高の修学旅行
  • 社員旅行
  • シニア旅行
  • 海外旅行

ツアーナースは単発の案件が多いため、他の仕事と掛け持ちしている方もいるようです。給料は1日1万円弱であることが多く、2泊3日で約4万円~5万円ほどです。

仕事内容

・参加者の健康管理

・事前準備、打ち合わせ

・参加者の怪我の応急処置

勤務先

・医療現場

・旅行代理店

平均年収※単発案件が多い

参照:看護師・保健師・助産師のための転職情報サイト

【看護師資格を活かした業種】看護師におすすめの転職先

転職後も看護師資格を活したい看護師に向け、以下4つの業種がおすすめです。

一般企業

オフィス

まず最初は一般企業で働く産業看護師で、一つの企業において専属の看護師として活躍する道です。

特に規模の大きな企業では、過重労働対策やメンタルカウンセリングを外部に委託せず、自社内で完結することも珍しくありません。

 業務内容も病院の看護師と大きく変わらないため、看護師としての経験・資格を最大限活かせます。

また産業看護師になると、定期検診を行う際の外部とのやり取りや調整も行います。

さらに企業に属することになり、労働環境や待遇も企業と同じであるため、過度な長時間労働が発生しづらい点もメリットです。給与は転職先の企業により異なるため、事前に確認しましょう。

ただ、産業看護師を採用している企業のほとんどが大手企業のため、基本的に年収が大きく下がることは多くありません。

保育園・幼稚園

次におすすめの業種は保育園・幼稚園といった業界です。保育園・幼稚園では主に以下のような仕事が任せられます。

保育園勤務の看護師に求められる業務
  • 子供たちの健康管理
  • 保育士・先生の健康管理

まず第一に、アレルギーを持つ園児の支援や、トイレや水飲み場などの衛生状態を管理し、子どもたちの健康を支えます。

そして子どもたちに加え、先生たちの健康管理も同時に行うため、看護資格を活かせるシーンが多いです。

 あくまで看護師のため、実際に園児を指導・教育することはありません。

また保育園は夜に閉まり夜勤もいないことから、ライフワークバランスを見直したい看護師にもおすすめの業種と言えるでしょう。

保育園・幼稚園は常勤か非常勤かで年収に大きな差が生まれるため、どちらを目指すかは慎重に吟味しましょう。

介護施設

JAC Recruitmentの主なサービス内容

介護施設も利用者の健康を支える面では、看護師資格を持っていることで有利になる業種です。

介護士が身体の解除を行う一方で、看護師は栄養管理や健康状態のチェックなど、内面から利用者を支えていきます。

 常に高齢者の命を預かっているため、責任が大きい現場です。

また介護施設は24時間体制で稼働しているため、転職先によっては夜勤が必要になるケースもいあります。

夜勤手当があるため年収が高くなる点も魅力ですが、ワークライフバランスを考えるのであれば日勤のみの事業所を探すなど、希望に合う求人を探すと良いでしょう。

看護師の経験を活かし、介護士にキャリアチェンジする人も少なくありません。

治験支援の機関

治験コーディネータが活躍する、治験支援の機関では看護師も同様に活躍ができます。

実際の治験の際の説明や被験者の選定、医師へのサポートなど、幅広い業務において看護師資格は活きてきます。

 治験終了後のレポート制作も担当します。

また治験コーディネーターは資格が不要なため、看護師としての経験があればジョブチェンジも可能。

看護師として現場を支える、治験コーディネーターを目指すなど、キャリアの幅は様々です。

新薬の開発は常に需要のある分野。将来性も明るいため転職先としておすすめです。

看護師が他業種に転職する方法

看護師が他業種に転職する方法

ここでは看護師が他業種に転職するための方法を紹介します。

公式ホームページから

おすすめポイント
  • 勤務先の概要を確認することができる
  • 公式なので安心

自分が行きたい勤務先が決まっている場合は、その会社のホームページから申し込むことができます。

 ただ、掲載期間が終わってしまっていたり、掲載場所が見つけにくい場合があるのでしっかり確認することが必要です。

転職サイト・転職エージェントから

おすすめポイント
  • 求人が多い
  • 充実したサポート体制
  • 無料で利用可能

転職サイトや転職エージェントを利用する方法もあります。プロのキャリアアドバイザーと相談することができる他、面接対策や書類作成も行ってくれるため、満足のいく転職活動ができるでしょう。

≫こちらの記事もおすすめ!:看護師転職サイトおすすめランキング!口コミから人気各社を徹底比較!

看護師から他業種へ転職した人の自己PR

書類作成

看護師から他業種へ転職する際、「看護師として培ったスキル」は最大限の武器になります。

正確性の高さ

些細なミスが命取りとなる医療現場において、普段から培われた正確性の高さは転職先でも大きな武器となります。

特に看護師の場合はその「正確性」が連続で求められるため、小さなケアレスミスを起こさない強さが身につくでしょう。

 経理や総務など、特に重要度の高いバックオフィスへの転職が有利になります。

金融業界、保険、証券など、商材の単価が高く、小さなミスでも大きなトラブルになりかねない業種などが転職先の候補として上げられます。

また正確性が高く、業務を忠実に遂行していくことで、転職後のキャリアアップが速いケースも少なくありません。

正確性が高く、業務を行う上でミスが少ないことはどの業種でも大きな武器になります。

責任感の強さ

責任感の強さ

次に、看護師は患者一人ひとりの命を預かっており、大きな責任感を持って日々働いているため、自分の仕事に対してやりきる力も身についているでしょう。

与えられた仕事に責任を持て臨める姿勢は、将来的にキャリアアップを考えた際に重要な項目です。

 どの職種でも、自分に与えられたミッションに対して責任感を持つことで大きな成果が上げられるでしょう。

例えば営業職において、売上数字に対するコミットは重要ですが、看護師としての勤務を通し責任感が身についていれば、苦しい状況でも達成しようと意欲的に働けるでしょう。

他の職種も同様で、責任感を持て日々働くことで、社内からの評判も上がりキャリアアップに繋がります。

将来管理職を目指す上で、責任感を持って仕事ができる人は断然有利になります。

看護師が他業種への転職を成功させるためのコツ

看護師が他業種への転職を成功させるためのコツ

看護師が他業種や一般企業へ転職を成功させるためには、大きく分けて4つのコツが存在します。

他業種へ転職を成功させるコツ
  • 下調べを入念に行う
  • 資格取得の勉強
  • 未経験歓迎の求人を探す
  • 転職エージェントの活用

下調べを入念に行う

今まで看護師として勤務してきた方にとっては、他業種への転職活動に於いて分からないことが多いと思います。自分が行きたい勤務先の募集要項などにしっかり目を通すことが必要です。

また、以下のような看護師としての経験が活かせる職場であれば、比較的スムーズに転職活動が進みます。

看護師経験が活かせる業種・職種
  • 治験コーディネーター
  • 臨床開発モニター
  • 企業看護師
  • ドラッグストア

上記は看護師として医療現場に従事していた経験が活かせる仕事のため、面接時に自分を最大限アピールできます。

ただ一般企業は病院とは異なるため、入念な下調べ、企業研究が必要です.

 入職後のミスマッチを防ぐためにも、事前に企業研究をしておきましょう。

特に労働環境や給与形態は自分では変えられないため、入社後にミスマッチを感じてからでは対応ができないでしょう。

そのため面接対策、書類制作同様に下調べにも十分な時間を確保し、ミスマッチのない求人探しを心がけてください。

資格取得の勉強

下調べは入念に

業種によっては、必要な資格があるところもあります。なりたい業種によって受験資格が異なるので、その対策をしっかりしておきましょう。

また企業によっては資格取得の手当を設定しているケースもあるため、入社後に年収が上がることも珍しくありません。

 資格を活かすためにも、どの資格が必要とされているかは求人票を見て確認しましょう。

事前に必要な資格を把握しておくことで、自分のスキルが武器となる企業の面接に進めます。

資格の勉強は時間がかかるので早めに手を付けておくと良いでしょう。

未経験歓迎の求人を探す

看護師から他業種へ転職する際、場合によっては医療と全く関係のない仕事につくケースもあります。

その場合、看護師として優れていたとしても転職先企業にとっては新卒同然なので、高い募集要件を設定している企業から内定を獲得することは難しいです。

 基本的に中途採用は即戦力として見られます。

そのため、今のスキルや実績ではなく、将来の成長を見越したポテンシャル採用を行っている企業を選ぶことがポイントです。

未経験歓迎求人の多い業種・職種
  • 介護士
  • 営業職
  • 事務職
  • IT業界
  • 物流業界
  • 土木・建築業界

未経験前提で採用を行っているポジションであれば、経験の無さがデメリットになりづらく、他業種へのジョブチェンジが実現しやすいメリットがあります。

入社後のOJT・研修制度の有無も重要なポイント。教育環境が整っている企業を選ぶことで、入社後も中長期的に活躍できます。

転職エージェントの活用

社労士通信講座を受講

他業種への転職が少しでも気になった方は是非転職エージェントを利用してみて下さい。

登録は無料なので複数の転職エージェントを利用し、アドバイザーの質や取り扱っている求人など、さまざまな項目で比較していきましょう。

 転職エージェントでは求人を豊富に取り扱っているので、自分に合った就職先が見つけやすいでしょう。
転職エージェントでは求人紹介の他にも、面接対策や転職サポートなどさまざまなサービスを展開しており、いずれも有効に活用できれば転職活動がはかどります。
次におすすめの転職サイトや転職エージェントも紹介しているので是非参考にしてください。

看護師が他業種に転職する際の注意点

PC操作をする看護師

同業種では即戦力として重宝される看護師ですが、他業種に転職するからこそ注意するべきこともあります。

ここでは、看護師が他業種に転職する際の注意点について解説していきます。

他業種に転職する際の注意点
  • 情報収集を怠らない
  • 転職理由を明確にしておく
  • 今の自分に転職が必要なのかしっかりと考える

情報収集を怠らない

看護師という専門的な職種から他業種へ転職する際には、新たに勉強することがたくさんあります。業界研究だけでなく、転職を考えている会社情報も持っていなければなりません。

転職エージェントは、膨大な量の情報も分かりやすくまとめて提供してくれるのでおすすめです。

 転職エージェントを利用しつつ、自分でも情報収集をして情報を精査していきましょう。

他業種への転職する際の情報収集にはそれなりに労力がかかりますが、転職活動を成功させるためにも努力を怠らないようにしましょう。

転職理由を明確にしておく

面接では、必ずと言っていいほど転職理由を聞かれます。そのため、転職理由は明確に答えられるようにしておきましょう。

「上司と合わなかったから」「職場に不満があったから」などというような曖昧な答えではなく、自分の目指すスキル希望する具体的な労働条件を応えると面接の成功率が上がります。

転職エージェントでは、面接対策セミナーや模擬面接を行っています。実際に人と話しながら練習できるのは魅力ですね。

今の自分に転職が必要なのかしっかりと考える

今の自分に転職が必要なのかしっかりと考える

本記事で前述したように、看護師の他業種への転職にはデメリットもあります。それらを考慮したうえで、本当に転職すべきなのか考えてみてください。

また、転職後は慣れない環境での労働が予想されるため、それらの仕事をこなしていく覚悟も必要です。

 後悔しないためにも、転職後のイメージを明確に持っていきましょう。

転職エージェントは、基本的にすべて無料で利用することができます。転職しようか迷っている方は、気軽に相談してみるのもいいでしょう。

効率的に転職活動を進めるためにも、あらかじめ自分の中で希望条件や目的を明確にしておくことが重要です。

看護師におすすめの転職サイト

今回は他業種へ転職したい看護師向けにおすすめの転職サイトを3つ紹介します。同業種と他業種に分けて紹介しているので是非参考にしてください。

※ランキング根拠はこちらからご覧いただけます。
※転職サイトの詳細はこちらからご覧いただけます。

看護roo!

看護roo!

おすすめポイント
  • 登録せずに求人検索可能
  • 非公開求人あり
  • 簡単1分で無料登録

看護roo!は、東証プライム市場上場企業の株式会社クイックが運営し、サービス開始から10年以上と歴史のある転職サイトです。

他業種に転職を考える場合、転職サイトで取り扱っている求人数の多さが大事になってきます。

 看護roo!では、自分では探すことのできない非公開求人も掲載されています。

累計利用者数50万人以上と高いため看護師からの強い信頼を得ています。

運営会社 株式会社クイック
主なサービス(機能)

・求人検索

・求人紹介

・転職サポート

・転職ガイド

公開求人数※2024年1月時点35,488件
拠点

東京オフィス

〒107-0052 東京都港区赤坂2-11-7新館3F

出典:公式サイト

≫こちらの記事もおすすめ!:看護Roo!(看護ルー)転職の口コミ・評判は?サービス実態を紹介

ナースジョブ

ナースジョブ

おすすめポイント
  • 全国から勤務地の選択可能
  • キャリアアドバイザーによる徹底した情報提供
  • 全サービス無料

ナースジョブは、地域の求人に精通しているところが魅力です。

 地域ごとに専任のキャリアアドバイザーが自分に合う仕事探しをサポートしてくれるので、全国から好待遇の求人を探すことができるでしょう。

自分の地域にある職場で少しでも気になるものがあったらプロに相談してみるのも1つの方法です。

運営会社株式会社メディカルジョブセンター
主なサービス(機能)

・転職サポート

・求人紹介

・求人検索

公開求人数※2024年1月時点30,584件
拠点

〒163-1305

東京都新宿区西新宿6丁目5番1号 新宿アイランドタワー5階・6階

公式サイトより

看護プロ

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おすすめポイント
  • 内部情報や口コミが豊富
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内部情報や口コミにもこだわっており、職場のリアルな情報を知ることができます。

 入職後のアフターフォロも充実しており、分からないことや困ったことなどを気軽に相談することができます。

看護師から他業界への転職を考える上で、分からないことや不安なこともあるかもしれません。そんな時にキャリアアドバイザーからのサポートが受けられるのは心強いですね。

株式会社株式会社ローザス
主なサービス(機能)

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・求人紹介

・転職サポート

公開求人数※2024年1月時点8,515件
拠点東京都中央区銀座2-6-15 第一吉田ビル4階
公式サイトより 

他業種へ転職したい看護師におすすめの転職エージェント

転職エージェントとは?

転職エージェントおすすめポイント
  • キャリアアドバイザーによる手厚いサポート
  • 非公開求人がある
  • 充実したコンテンツ
  • 無料で利用可能

転職エージェントとはキャリアアドバイザーが転職したい方向けに、おすすめの求人を紹介してサポートしてくれるサービスです。

転職サイトと転職エージェントの違い

転職エージェントはプロのアドバイザーからサポートを受けながら転職活動を行うことができる一方、転職サイトは掲載されている求人の中から自分で自由に求人を探すことができます。

 看護師の転職サイトにはエージェント機能が付いているものも多く、転職する際は両方のサービスを使って転職活動を行っている人も多いようです。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

おすすめポイント
  • 年収交渉代行のサービスあり
  • ほぼすべての業種・職種が見つかる
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  • 非公開求人が豊富
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リクルートエージェントは豊富な求人数プロのアドバイザーによる充実したサポートにより転職支援実績No.1の転職サイトです。

 一般の求人サイトには掲載していない好条件の非公開求人は10万件以上あり、幅広い選択肢の中からレアな求人を見つけることができます。

その他にも、提出書類の添削や面接対策独自の情報提供なども行っているので、他業種への転職が初めての際にとても役立つでしょう。

運営会社 株式会社リクルート
主なサービス(機能)

・エージェントサービス

・職務経歴書エディター

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よくある質問

看護師から他業種への転職をする人はどれくらいいるの?

実際に看護師の離職率が10%~20%とあることから、看護師が他の業種に就くことは比較的低いことが分かります。看護師として働き続ける方が圧倒的に多いようです。
他業種に転職する際、資格は取っておくべきですが?
就きたい業種によって変わってきます。資格があることで転職活動の際のアピールできることは間違いありませんが、それが必ず取得しなければならない資格なのかは、事前に調べておく必要があるでしょう。
他業種への転職後、看護師に戻ることはできますか?
看護師の資格はずっと残るので、戻ることは可能です。しかし、ブランクができてしまうので転職が少し難しくなることも考えられます。
おすすめの転職サイトはありますか?
転職サイトを始めて利用する場合は、求人数や非公開求人を多数取り扱っているかに着目してみましょう。当サイトでは同業種への転職は「看護roo!」を、異業種の転職は「リクルートエージェント」をおすすめしています。どちらも公開求人数や非公開求人も多く、サービスも充実しているので転職の際にぜひ参考にしてみてください。

看護師が他業種に転職するメリットは?

肉体的・精神的負担が減ることが挙げられます。看護師は患者さんの命に関わる仕事なので、心身にかかるプレッシャーは大きいものです。異業種に転職することで今までより仕事が楽に感じる可能性があります。

看護師が他業種に転職するデメリットは?

給料が減る可能性があります。看護師の平均年収は491万円と言われており、日本の平均年収と比べても高い金額になっています。看護師はきつい仕事ではありますが、平均年収が高い職業でもあるのです。そのため、他業種に転職することで給料が下がる可能性があることは覚えておきましょう。

看護師経験が活かせる業種・職種は?

「治験コーディネーター」「臨床開発モニター」「企業看護師」「ドラッグストア」などが挙げられます。ただ、一般企業と病院は異なるため、下調べは入念に行いましょう。

まとめ

今回は他業種へ転職したい看護師向けに、おすすめの転職先転職を成功させるためのコツを紹介しました。

他業界への転職はその業種によって転職時に必要な条件が違ってくるので、まずは転職サイトや転職エージェントに登録してみることをお勧めします。

執筆者 転職ベスト・看護師編集部
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