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採用サイトの成功事例12選!コンテンツの必要性と運用のコツについて解説
こんにちは。求人広告代理店・採用代行の「株式会社ONE」です!
採用活動にはさまざまな方法がありますが、中でも企業の採用活動に特化したWebサイト「採用サイト」の制作は欠かせません。
ただ、魅力的、かつ求職者に対して効果的な採用サイトの作り方が分からず、制作に時間がかかってしまっている企業も多いでしょう。
今回は、採用サイトの成功事例を12社ピックアップし、求職者の印象に残る採用サイト制作のコツをご紹介します。
今後、採用サイトの制作に力を入れていきたいとお考えの担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
魅力的な採用サイトを制作するうえで重要なのが、コンテンツ、デザイン、キャッチコピーの3つです。
まずは、コンテンツに力を入れた結果、採用活動に成功した企業を4社紹介します。
4社が採用活動に成功している事例として、以下のようなコンテンツを採用サイトに盛り込んでいることが挙げられます。
豊島株式会社は、繊維の取り扱いやオリジナルブランドの開発を行う会社です。
女性の割合や社員の平均年齢など、求職者が求める企業のリアルな情報を数字で見られるコンテンツを導入しています。
視覚的にアピールすることにより、情報を瞬時にキャッチできる利点があります。時間に追われる求職者のニーズを満たすことができるでしょう。
参照:https://saiyo.toyoshima.co.jp/about/data/
求職者は、その企業で成長していく自分の姿をイメージできるかどうかによって、応募や入社を決断することがあります。
そこで求職者の転職意欲を向上させるのが、採用サイトの役目です。
株式会社ニトリの採用サイトでは、「先輩たちのキャリア変遷」「配転教育を経験した先輩たち」など、入社後の働き方がイメージしやすい情報が詰まっています。
実際に働いている先輩社員のリアルな声は、自分の成長だけでなく、社内の雰囲気や細かい仕事内容の把握にも役立ちます。
参照:https://www.nitori.co.jp/recruit/newgraduate/
ソフトウェア開発などを行うSky株式会社は、企業側が情報提供サービスを決めるのではなく、求職者が使いやすいサービスを選べるようなコンテンツを採用しています。
採用サイトにはInstagram、X(旧Twitter)、YouTube、TikTok、LINEのURLが記載されています。SNSと採用サイトをつなぐことで求職者の利便性が高まり、より多くの求職者との接点が生まれます。
また、採用サイトのページトップに掲載されている動画では、先輩社員の入社理由や仕事内容を知ることができるのです。
さらに、ユーチューバーを交えた動画では、企業の魅力を分かりやすく紹介しています。
求職者との関わりを大事にし、さらには求職者の視点に立って情報発信する点は、Sky株式会社の採用サイトの魅力といえるでしょう。
参照:https://www.sky-recruit.jp/
楽天グループ株式会社の採用サイトには、新卒採用コンセプトムービーが掲載されており、これから社会に出る次世代へ向けた「きっと世界は今よりもっと面白くできる」などのメッセージが込められています。
また、ムービー内では、マーケティング部やエンジニア部などに属する様々な社員が登場します。それぞれの仕事に対する思いが言葉として表現されており、視覚的に見やすく、自社で働くことの楽しさや働きがいをイメージしやすいのが特徴です。
参照:https://corp.rakuten.co.jp/careers/graduates/
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コンテンツだけでなく採用サイトのデザインも、企業認知や募集人数に大きく影響します。
4社が採用活動に成功している事例として、以下のようなデザインを採用サイトに盛り込んでいることが挙げられます。
LINEヤフー株式会社の採用サイトは、必要な情報だけが目に入りやすい洗礼されたデザインが特徴です。訪問した求職者が、迷うことなく欲しい情報にたどり着けるよう、余計な装飾や無駄な色が一切ありません。
また、トップページにピクトグラムを用い、テキスト量を押さえながらも、しっかり情報を開示することに成功しています。
参照:https://www.lycorp.co.jp/ja/recruit/newgrads/
「どの年代が、どのような人が働いているのか」などの社員情報が一目でわかるのが、株式会社パルコの採用サイトです。
実際に働いている姿ではなく、日常生活が垣間見えるラフな格好で過ごす社員の写真をチョイスしており、会社や社員を身近に感じることができます。
また、採用サイトでは、人物画像にマウスポインターを移動させると、画像が半透明になってページ属性の情報が表示されるマウスオーバーエフェクトの技法を採用しています。
最新かつ洗礼されたデザインは、求職者に「最新のトレンドに敏感な企業」という印象を与えるでしょう。
参照:https://www.parco.co.jp/jinji/
総合化学メーカーである株式会社三菱ケミカルの採用サイトは、シンプルなファーストビューから、スクロール操作で動きのあるデザイン重視のページへと切り替わります。
採用サイト内の演出に力を入れており、見るものを飽きさせない面白さが特徴です。
参照:https://www.m-chemical.co.jp/saiyo/
カラフルな水玉がちりばめたモダンなファーストビューは、訪問者にポップな印象を与えます。
採用サイトの背景はカラフルですが、テキストは黒で統一されています。重要なアクションに繋がるボタンをあえて目立たせることにより、アクションを促す狙いでしょう。
各職種に対して紹介写真が1枚ずつ掲載されており、どれも社員同士で雑談している様子が切り取られています。ポップな背景と相まって、若い世代が活躍する職場、楽しい職場という雰囲気を感じ取ることができます。
参照:https://www.recruit.co.jp/employment/students/
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求職者の心を鷲掴みにし、応募へと促すためには、インパクトのあるキャッチコピーが欠かせません。
4社が採用活動に成功している事例として、以下のようなキャッチコピーを採用サイトに盛り込んでいることが挙げられます。
大手広告代理店のADKホールディングスは、「解けるヒト、飛べるヒト。」というキャッチコピーとともに採用活動を実施しています。
採用サイトでは、このキャッチコピーとともに企業が求める人物像や、企業で働くことで得られるメリットなどが紹介されています。
企業の理念や考え方に触れることによって、入社後のイメージが湧きやすくなるでしょう。
大手広告代理店の株式会社博報堂は、2024年3月に採用サイトをリニューアルしました。キャッチコピーは、「何者でもないって、最強だ。」です。
「いま社会で活躍している大人たちも、はじめは何者でもなかった。」という言葉とともに、これからどんなことにでも挑戦でき、自分の好きなことや得意なことを追求できる若い世代へ向けたメッセージを添えています。
仕事に対してマイナスなイメージを持ちがちな若者へ、仕事の楽しさを言葉で表現した、広告代理店ならではの工夫といえるでしょう。
参照:https://hakusuku.jp/recruit/
Chatwork株式会社は、クラウド型ビジネスチャットツール「Chatwork」を運営する企業です。
採用サイトのトップページには「野心と確信」の文字が表示され、Chatwork株式会社の働き方やミッションなどが明確に伝わるデザインに仕上がっています。
その他、目的ごとにキャッチコピーが設定されており、募集要項や仕事内容以外の情報も分かりやすいのが魅力です。
参照:https://recruit.chatwork.com/newgrad/
株式会社NTTデータは、データ通信やシステム構築事業を担う会社です。
「新しい「しくみ」や「価値」を創造し、より豊かで調和のとれた社会の実現に貢献する。」という企業理念から、「世界を変える、変わらぬ信念。」という採用サイトのキャッチコピーが誕生しました。
採用サイトからは、株式会社NTTデータの歴史の深さと、企業が果たすべき役割を知ることができます。
参照:https://nttdata-recruit.com/
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採用サイトとは、採用情報に特化したサイトです。
自社に興味がある求職者に向けて、企業理念や仕事内容、福利厚生を掲載し、応募の動機作りを目的とします。そのため、就職や転職している求職者がターゲットになります。
一方、コーポレートサイトとは、企業の顔となるWebサイトです。ユーザーに対して段階的にアプローチを行うオウンドメディアとも異なります。
掲載する主な情報は、所在地や代表者名などの会社の基本情報、自社製品や商品情報などです。
自社商品に興味のある消費者や、自社情報をチェックしたい取引先向けのサイトといえます。
情報を正しく公開することにより、自社の信頼性の向上や、ブランドの確立といった狙いがあります。
企業によっては、コーポレートサイトを採用サイトとして活用している、またはコーポレートサイト内に求人ページを掲載しているところもあるでしょう。
しかし、採用活動を本格的に始動させたい場合は、コーポレートサイトとは別に採用サイトを作ることをおすすめします。
採用サイトを設けることにより、より多くの採用に関する情報を求職者に届けることができます。さらに、採用活動に力を入れている企業として、求職者に良い印象を与えられるでしょう。
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採用活動にはさまざまな方法がありますが、中でも採用サイトの制作は時間がかかり、工数が多くなってしまうデメリットがあります。
しかし、採用サイトを制作し積極的に運用することができれば、Web広告や求人誌などとは異なる以下のようなメリットを得られます。
採用サイトには文字数制限がありません。そのため、募集職種や勤務地、給与などの条件しか掲載できない求人広告や求人誌よりも、多くの情報を発信できるのです。
例えば、採用サイトで従業員の男女比率や年代をグラフで表したり、働く環境を動画で流したりすることが可能です。
採用サイトは型が決まっていないため、自社の強みやイメージに合わせて自由にテキストやデザインを組み合わせて企業の魅力を表現できます。企業のブランドイメージの向上や、求職者に対する企業の魅力のアピールにもつながるでしょう。
採用情報だけでなく企業の文化や社風、職場環境などを発信できる採用サイトを用いることにより、採用ミスマッチを防ぐことができます。
採用ミスマッチとは、企業と求職者の間でニーズや認識のズレが生じている状態のことです。企業側の情報提供不足や、求職者に対する理解不足などが原因だといわれています。
採用のミスマッチは早期退職を増やし、会社全体の効率を下げる要因です。
採用サイトを使った採用活動は、企業理念や職場の雰囲気をリアルに伝えられることがメリットです。
採用サイトで企業のリアルな情報を開示することにより、求職者は企業で働く自分をイメージしやすくなるでしょう。入社後、「こんなはずではなかった」と言って離職してしまうのを防ぐことができます。
採用サイトで採用活動を行うことによって、応募者の母数獲得に繋がります。
掲載期限や文字数に限りがある求人広告などに対し、採用サイトは無期限で情報を発信し続けられることがメリットです。
長期間にわたって情報を発信し続けられれば、必然的に採用に関する情報が増え、求職者のニーズを満たせる機会が増加します。さらに、企業のブランドイメージや信頼性の向上にも大いに貢献するでしょう。
また、思い出したときにもう一度検索して見ることができるのも、採用サイトの利点の1つです。自社への入社を希望している求職者はもちろんのこと、将来的に就職や転職をする潜在層にもアプローチできます。
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採用サイトは、一度制作したら終わりではありません。公開後も更新と改善を繰り返し、ユーザーのニーズに応えられるよう採用サイトの品質を高める必要があります。
注意しておきたいのが、運用方法です。新しい情報をどんどん掲載するなど、ただ闇雲に運用するだけでは、採用サイトの質を高め、効果を得ることはできません。
ここでは、採用サイトを効果的に運用するためのコツを4つ紹介します。
KPIとはKey Performance Indicatorの略で、重要業績評価指標と訳します。最終目標の途中に設定された中間目標の達成度合いを数値で表し、評価をするための指標です。
採用サイトの制作と運用は、採用活動のうちの1つです。さまざまな方法を用いて採用活動を行うと、各手段の目的や目標が混ざってしまう、または採用活動としての最終目標がズレてしまうことがあるでしょう。
KPIを設定することにより、採用担当者間で応募状況や採用活動全体の進捗を確認でき、状況を共有しやすくなります。
さらに、KPI設定により計画的に行動できるようになるため、行き当たりばったりで採用活動を進めてしまうのを防ぐことができます。
求人媒体と採用サイトを連動させることも、効果的な運用方法の一つです。というのも、求人媒体に採用サイトのリンクを掲載することによって、Googleなどの検索エンジン以外からのアクセス数アップが見込めるからです。
求人媒体と採用サイトの連動は、求職者が採用サイトを認知するきっかけにもなります。さらに、より多くの企業の情報に触れることができれば、転職意欲の向上にも役立つでしょう。
そもそも、求人媒体からの流入は、就職や転職への意欲が高い求職者からのアクセスです。転職に前向きな、質の高い求職者からの応募が期待できるでしょう。
採用サイトを効果的に運用するためには、最新の情報を継続的に追加していく必要があります。
掲載内容が古いと、「風通しの悪い企業なのでは」「人手不足で企業体制が崩れているのでは」と不安を募らせ、その企業に入社するイメージが湧かなくなってしまうおそれがあります。
また、古い応募内容を見て応募した方がいると、現時点での仕事内容や福利厚生と異なることで、トラブルに発展する可能性もあります。
自社のイメージダウンを防ぐためにも、情報はこまめに更新しましょう。最新の情報が保たれている採用サイトだと分かると、求職者の安心感にもつながります。
更新を続けているにもかかわらず応募がないからといって、すぐに採用サイト内のコンテンツを削除したりデザインを変更したりしてはいけません。
まずはアクセス解析をメインとした検証を行い、改善すべきポイントを洗い出しましょう。効果測定する際は、採用サイトの目的や目標を元に分析することがポイントです。
具体的に分析すべきポイントとしては、アクセス数、流入が多いコンテンツの把握、応募数などです。
継続的に検証と改善を行うことによって、効果的な採用サイトに仕上がっていくでしょう。
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採用サイトを制作することにより、より多くの採用に関する情報を求職者に届けることができます。求人サイトに掲載しきれない情報を発信でき、採用ミスマッチ対策にもなります。
ただ、闇雲に運用しても意味がありません。新しい情報を更新し続けるなど、効果的に運用するためのコツを押さえておくことが重要です。
「社内で取り組んでいくにはハードルが高い」と不安な企業は、企業における採用活動をサポートしてくれる採用支援ツールを活用するのも良いでしょう。
まずは今回紹介した成功事例12社を参考にし、採用活動において企業がアピールしたい点やコンセプトなどを社内で話し合ってみることをおすすめします。
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