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アルバイト採用に悩む担当者必見!募集・面接・定着について解説
近年では、アルバイトやパートなどの非正規採用も難易度が上がっています。
また、業種や業態によっては、アルバイトが確保できないことによる人手不足倒産といったことも増加傾向にあります。
このページでは、難易度が増している採用市場において、アルバイトを採用するために知っておきたい募集・面接・定着の方法について解説いたします。
アルバイト採用におすすめのサービスについてもご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
目次
まずは、労使の需給バランスを表す有効求人倍率から、アルバイト採用市場の現状を把握しましょう。
有効求人倍率とは、求職者1人当たりに何件の求人があるかを示す数値です。
有効求人倍率の数値が「1」より大きくなるほど需要が高く(売り手市場)、「1」より小さくなるほど供給が多い(買い手市場)状況を表します。
厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和3年1月分)について」によると、パートの有効求人倍率は1.14倍です。
これは、アルバイト・パートの仕事を探している人材100名に対して、企業の求人が114件出ている状態で、人材がすべてマッチングしたとしても「14件の求人は人材が確保できない状態である」ことを表しています。
この傾向は、この先も続いていくことが予想されています。
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競争が激しい状況の中でアルバイトを採用するには、求職者が「何を基準にアルバイト先を選んでいるのか」を把握しておく必要があります。
エン・ジャパン「アルバイト選びで重視するポイントは?」の仕事内容に関する質問では、
と、97%の人がアルバイト選びで仕事内容を重視すると回答しています。
そのため、働くイメージを持ってもらえるよう、仕事内容を明確に記載しましょう。
具体的な情報を記載するとミスマッチ採用が減るため、長期雇用につながります。
また、「将来のために経験を積んでおきたい」と考える人も多いため、アルバイトで得られる経験やスキルを伝えるのも有効です。
例えば、「包丁を握ったことのないスタッフが、半年後には魚を三枚におろせるようになった」のように具体的に書くと、得られるスキルや教育体制の充実度をアピールできます。
アルバイトは、「貯蓄を増やしたい」「生活費を稼ぐ」といった金銭的な目的で応募する人が多いため、時給などの条件面が重視される傾向にあります。
よって、「ひと月で稼ぎたい金額分、シフトに入れるか」がアルバイト選びの重要な基準となります。
面接時に応募者の要望をヒアリングし、要望に応えられるかどうかを伝えましょう。
なお、「給料が低いのに体力的にきつい」のように、仕事内容と給料のバランスが見合っていない場合、採用してもすぐに離職してしまう可能性が高いです。
採用後の給料アップは簡単ではありませんので、募集時点で市場の状況を勘案して見直しておきましょう。
アルバイトの主なターゲットである大学生は、授業や部活・サークル活動、就職活動など、様々な活動を行っています。
学生にとってアルバイトは、あくまで余暇の時間で行う活動であるため、シフトの柔軟さを重視して勤務先を選ぶ傾向にあります。
例えば、
といった、多様な勤務ができることを求人に記載すれば、学生から選ばれやすくなります。
それだけでなく、シフトの柔軟さは主婦や副業目的の会社員、フリーターなどにも重要な要素となりますので、そういった方からの応募も得やすくなります。
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続いて、アルバイトの募集方法について見ていきましょう。
Indeedやスタンバイといった、求人情報のみを取り扱う検索エンジンに掲載する方法です。
求人広告にとって代わり、近年主流となっている募集方法が求人検索エンジンです。
Google検索やYahoo!検索などと同じようにキーワード検索すると、Web上に公開されている求人情報の中から、キーワードに合致するものが検索結果に表示されます。
求人サイトごとにログインしたり、検索したりする手間がないため、利用者が急増しています。
無料掲載と有料掲載ができ、有料掲載の場合、料金は「クリック課金型」となります。
民間企業が運営する求人情報をまとめたWebサイトに求人情報を掲載する方法です。
インターネットを通じてより多くの求職者に求人をアピールできるため、一般的には最も大きい反響が得られるツールとなっています。
ただし、求人サイトは掲載件数が多いため、タイトル・原稿内容の工夫や上位表示オプションの付帯といった、他社求人に埋もれない施策が必要でしょう。
また、給与や勤務形態といった就業条件が他社と比較されやすく、条件が劣る場合には反響が得られないといったことも考えられます。
駅やコンビニなどに置いてある求人情報誌に掲載する方法です。
地域を区切って発行されるため、特定の地域にターゲットを絞って求人情報をアピールすることができます。
掲載料金はエリアや掲載枠のサイズなどによって変わり、求人サイトと連動するプランも増えています。
求人フリーペーパーのような紙媒体は、記載できる情報量が限られているため「どういった情報を掲載するか」が重要です。
最近では、フリーペーパーの市場が縮小しており、廃刊していくフリーペーパーも増えていますので、対象のエリアで発行している媒体があるかを確認してみましょう。
ハローワークにアルバイト・パートの求人情報を掲載する方法です。
公的機関を利用した求人掲載なので、料金は一切発生しません。
ハローワークに求人掲載すると、施設内の求人検索機や「ハローワークインターネットサービス」からWeb上で検索できるようになります。
ハローワークインターネットサービスは、求人検索エンジン「Indeed」と連動しているため、Indeedにも自動で掲載されます。
ただし、ハローワークの利用者層のうちは、29歳以下の割合は約15%と、アルバイト採用のターゲットとなる若年層が少ない傾向にあります。そのため、ハローワークだけで採用が充足することは難しいでしょう。
専門学校や大学の掲示板に求人情報を掲載する方法で、原則無料で求人情報を掲載することができます。
費用を抑えて学生にアプローチしたい場合に適していますが、掲示板への掲載のみとアプローチできる範囲が非常に狭いため、他の採用手法と合わせて利用する必要があります。
店舗の窓や扉に求人情報を貼る方法です。紙とペンがあればすぐに作れますし、コストも掛かりません。
しかし、ポスターの前を通りかかった求職者にしかアプローチすることはできないため、大きな反響を得ることは難しいでしょう。
店頭ポスターでの求人募集は、職場を見てから応募することができるため、入社後のミスマッチは少ないですが、客観的に見て職場の雰囲気がよくない場合は応募が集まりません
現在働いているアルバイトスタッフの知人や友人を紹介してもらう方法です。
アルバイトスタッフが自分の知人・友人を紹介するため、ミスマッチが起こりにくく、新しい職場にも早く馴染みます。
職場環境や労働環境が良ければ高い効果を期待できるでしょうが、必要な時期に必ず紹介してもらえるとは限りません。
そのため、多くの企業は他の採用手法と組み合わせて利用しています。
派遣会社から業務内容に適したスタッフを派遣してもらう方法です。
アルバイト募集とは異なりますが、必要なスキルを持った人材を必要な期間だけ確保することができます。
そのため、期間限定で雇いたいときや、求人をかけているのにも関わらず人材が集まらないといった場合に役立ちます。
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ここでは、アルバイト面接のポイントや面接時のチェックポイントについてご紹介いたします。
アルバイト採用の成果を大きく左右するのが、対応スピードです。
求職者のモチベーションは応募時が最も高く、時間の経過とともに低下していくため、応募があったらすぐに対応しましょう。
レスポンスが悪いと返信率が低下したり、他社求人へ応募してしまったりするので、機会損失を招きます。
当日中の対応が望ましいですが、最低でも翌営業日までには必ず日程調整の連絡をしましょう。
また、面接予定日の数日前~前日までの間にリマインドメールを送ると、面接忘れ防止や無断キャンセル防止につながります。
面接は企業が候補者を選びますが、同じように応募者も企業を選んでいます。
そのため、応募者に対して礼節を欠く行動があったり、不誠実な対応をすると辞退される原因となってしまいます。
こういった点を理解した上で、応募者に対しては、
など、応募者が魅力的だと感じる振る舞いをすることが重要です。
アルバイトは、すぐにでも働きたいと考えている人が多いため、合否連絡が遅いほど他社に流れる可能性が高まります。
そのため、できれば合格の場合は面接中に伝えてしまう、数名候補者がいる場合でも数日中には必ず結果を出して報告をするようにしましょう。
アルバイトの採用では1度の面接で合否を判断することが多いです。
そこで、ここでは面接でチェックするべきポイントをご紹介いたします。
仕事に意欲を持って取り組むことのできる人は長期就労を期待できるため、意欲の有無を確認しましょう。
【質問例】
「このバイトに応募した理由を教えてください。」
「うちに応募した理由は何ですか?」
こうした質問をすることで、仕事内容についての理解度がわかり、意欲を推し量ることができます。
また、意欲の低い人は「面接時の態度が悪い」「遅刻してくる」といった傾向があるため、こうした点も加味して総合的に判断してください。
条件面でどの程度マッチしているか
長期間就労してもらうには、労使双方が納得した雇用関係を結ぶことが重要です。
【質問例】
「いつから働けますか?」
「週(月)にどれくらい働きたいですか?」
「シフトに入れない曜日や時間帯、期間はありますか?」
「月に〇万円稼ぎたいなど、給料の希望はありますか?」
面接の場で条件確認し認識のすり合わせをしておくと、採用後「思っていたのと違う…」といったトラブルを回避できます。
また学生を採用する場合には試験期間や帰省の有無、その他長期間シフトに入れないことがあるかといった点も確認しておくと入社後のトラブルを避けることができます。
人間関係は、離職原因の上位を占める項目です。
既存スタッフとの相性が悪いと早期離職につながるため、面接では応募者の人柄や特性を把握しましょう。
【質問例】
「周りからどんな人だと言われますか?」
「趣味は何ですか?」
「例えば~の状況に陥ったとき、あなたならどうしますか?」
人柄や趣味を把握することで、既存スタッフとの相性を推測することができます。
こういった情報をもとに、相性がよさそうな既存スタッフとシフトを組むことで離職率が下がり、職場になじみやすくするといったこと効果が期待できます。
また、入社後、職場になじんでもらうために応募者と相性の良さそうなスタッフとシフトを
アルバイトを雇っても、すぐに辞められてしまっては、採用や教育に掛かったコストが無駄になってしまいます。
そのため、どれくらいの期間働けそうか、働くつもりかといった点もあらかじめ確認するようにしましょう。
【質問例】
「アルバイトをする理由は何ですか?」
「(学生の場合)来年から就職活動が始めると思いますが、就職活動中のバイトはどうする予定ですか?」
アルバイトをする目的が、海外旅行に行きたいから、欲しいものがあるからといった一時的な理由だった場合、目的達成後すぐに辞めてしまう可能性もあります。
反対に、生活のため、学費を支払うためといった継続性のある理由の場合、多少職場に不満があっても辞めづらいため、長期間働いてくれる可能性が高まります。
また、学生の場合などでは、3年生の後半になると就職活動が始まったり、4年生になるとゼミや研究が始まったりとある程度スケジュール感が決まっています。
そういった先々にあるイベントごとの際に、バイトを辞めるつもりか、続けるつもりかをあらかじめ質問してみるのもよいでしょう。
マナーや態度が悪い応募者を採用してしまうと、入社後トラブルを引き起こす可能性があります。
そのため、
など、非言語的な部分にも注目しましょう。
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時間とお金を掛けて採用するからには、長く勤めてもらいたいものです。
ここでは、アルバイトを定着・育成させるためのポイントをご紹介いたします。
職場に早く馴染んでもらうには、初日の対応が重要です。
具体的には、
を行いましょう。
新人は、新しい職場への期待と同時に「職場の人たちと上手くやれるだろうか」「仕事についていけるだろうか」といった不安も抱えています。
些細なことですが、出勤日に自己紹介もさせずにスタートさせるのは大変失礼ですし、職場へのイメージも悪いです。
コミュニケーションを円滑にするためにも、挨拶する時間は必ず設け、「分からないことは○○さんに聞いてね」と教育係を紹介しましょう。
業務終了後は簡単にその日の感想を聞いて、コミュニケーションを取ってください。
このとき「感じよく応対できていたね」など客観的に見た一日の感想を伝えてあげると気に掛けられていることが伝わり、安心感を与えられます。
新人に多い悩みとして「人によって言うことが違う」「場当たり的で何をしたらいいのか分からない」といったことが挙げられます。
そのため、職種ごとのマニュアル作成と、いつ何を教えるかを決めておくことが大切です。
そして、共通認識を持って働いてもうために、自社について知ってもらいましょう。
その日の予定(してもらうこと)を伝えたら、
をレクチャーし、働く上でのベースを醸成します。
仕事のレクチャーに移行したら、マニュアルを読んでもらうだけでなく、自らも手本を見せて相手が理解するまで丁寧に教えてください。
その後、新人も実際にやってもらい、良かった点や改善点を伝えて、慣れるまでしっかりとフォローしてください。
また、仕事に慣れたら徐々に責任ある仕事を与えるようにすると、やりがいを感じて長く働いてもらえます。
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最後に、アルバイト採用におすすめのサービスをご紹介いたします。
様々なWebサイトに掲載されている求人情報をまとめて検索できるシステムのため、自社求人ページを「クローリング(読み込んでもらう)」してもらうことができます。
また、求人検索エンジンのサイトに直接求人票を作成、掲載することも可能です。
無料掲載 | 可能 (直接投稿/クローリング) |
有料掲載 | 可能 (クローリング) |
料金 | クリック課金型 |
クリック単価 | 15円~1,000円 |
掲載期間 | 制限なし |
運営会社 | Indeed Japan株式会社 (リクルートホールディングス傘下) |
無料掲載 | 可能 (直接投稿/クローリング) |
有料掲載 | 可能 (クローリング) |
料金 | クリック課金型 (固定単価の配信プランあり) |
クリック単価 | 50円~100円 |
掲載期間 | 制限なし |
運営会社 | 株式会社カカクコム |
インターネット上で全国の求職者に自社求人情報をアピールすることができるため、母集団を形成しやすいです。
掲載件数 | 183,371件 ※2021年3月時点 |
更新日 | 月曜日~金曜日 |
掲載料金 | 20,000円~ (1週間) |
提供企業 | 株式会社マイナビ |
掲載件数 | 1,512,271件 ※2021年3月時点 |
更新日 | 月曜日~金曜日 |
掲載料金 | 20,000円~ (首都圏/1週間) |
提供企業 | ディップ株式会社 |
掲載件数 | 141,148件 ※2021年3月時点 |
更新日 | 毎日 |
掲載料金 | 30,000円~ (1週間) |
提供企業 | 株式会社アイデム |
駅やコンビニ、飲食店など生活に密着した場所に設置されているため、その地域を利用している求職者に効率よく自社求人をアピールできます。
発行日 | 毎週月曜日 |
エリア | 【首都圏版】 【大阪・阪神版】 |
掲載料金 | 24,000円~(1週間) ※首都圏版 |
提供企業 | 株式会社アイデム |
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現在のアルバイト採用市場は厳しい状況にあります。
数あるアルバイト求人の中から自社を選んでもらうには、彼らがどういった基準で勤務先を選ぶのかを把握した上で、働くメリットを伝えることが重要です。
また、せっかく採用できても、すぐに辞められてしまっては意味がありません。
アルバイトの面接や教育を行う際は、ご紹介した面接のポイントや定着・育成のポイントを参考になさってみてください。
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