インターンシップで学生が重視していることは?作り方のポイントや手順を紹介

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インターンシップで学生が重視していることは?作り方のポイントや手順を紹介

2024/9/11

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インターンシップ こんにちは。求人広告代理店・採用代行の「株式会社ONE」です!

少子化や働き方の多様化によって、人材獲得難易度が高まり続ける昨今、特に新卒採用活動に苦労されている企業は多いのではないでしょうか?

本記事では、新卒者を対象にした1日で終わる「1dayインターンシップ」について解説します。
「1dayインターンシップ」を実施することで、学生自身がその会社で働いている様子をイメージしやすくなり、就職率アップにつながるでしょう。

また、1日だけの実施なので人件費も削減できるなど、メリットがたくさんありますので、ぜひ参考にしてください。

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【1】1dayインターンシップの参加率

1dayインターンシップの参加率

「1dayインターンシップ」に参加している学生がどのくらいいるのかというと、6割以上が参加しているという結果が出ています。
上記の表は、23年卒学生の2022年3月時点でのインターンシップ参加状況です。
全体で最も多いのは「半日」や「1日」と「1日以内」でした。

また、近年のオンライン化にともない、オンラインインターンシップを開催する企業が増えたことで、より学生のインターンシップ参加率が上昇しているようです。

開催形式別で見ると、オンライン開催のみの学生の参加状況は「半日」と答えた数が半数弱となる42.9%となり、対面開催より短期化する傾向があります。

オンライン化の流れから、インターンシップへの参加率が上昇し、学生のインターンシップ参加に対するハードルも低くなってきていると言えるでしょう。

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【2】1dayインターンシップが注目されている理由

日本経済団体連合会(以下、経団連)が「5日以上」と課していたインターンシップの最低日数要件を、2017年の夏から撤廃したことから、1dayインターンシップは注目を集めだしました。

これまで5日以上から一定期間をかけて行うインターンシップが、たった1日で完結できるようになったため、学生の学業に支障をきたす恐れが低くなったのです。

さらに、学生は短期間で多くの企業情報を手に入れるようになり、企業側も長期的なインターンよりも負担が軽減されたため、気軽にインターンシップの実施が可能になりました。

このように、両者のニーズがマッチし、1dayインターンシップを取り入れる企業が増えたのでしょう。

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【3】学生がインターンシップで重視していること

学生がインターンシップで重視していること 学生がインターンシップで重視していること

学生がインターンシップにおいて、重視していることはなんでしょうか?
上記の表からわかることは、学生は「プログラム内容」や「参加のしターンシップのすさ」を重視する傾向があるということです。

また、学生が参加したいと思うプログラム内容の内容は、業界や企業理解の促進、実際の職場環境や仕事内容を体験したいというものでした。
学業に支障なく参加できるものも、半数以上を超えています。
そして全体的に見ると、実際に企業で働いている様子をイメージできることに重きを置いているようです。

「採用直結型であること」や「内定直結型のもの」という声もあがっていました。
このことから、就職も効率的に、タイムマネジメントを意識しながら就職活動を進める学生も多くいるのではないかと考えられるでしょう。

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【4】インターンシップの人気ランキング

  おすすめインターンシップランキング
1位 みずほフィナンシャルグループ
2位 三井住友信託銀行
3位 ニトリ
4位 楽天グループ
5位 アクセンチュア
6位 三井住友海上火災保険
7位 三菱UFJ銀行
8位 日本政策投資銀行
9位 NTTデータ
10位 JR東海
11位 三井住友銀行
12位 ベネッセコーポレーション
13位 エムスリー
14位 野村證券
15位 富士フイルム
16位 SMBC日興証券
16位 東京海上日動火災保険
18位 日本生命
19位 凸版印刷
20位 関西電力

上記は、株式会社ビズリーチが運営する、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」が、同サービスに登録する23年卒学生に実施したアンケート、「おすすめインターンシップランキング」の結果です。

1位のみずほフィナンシャルグループをはじめ、2位の三井住友信託銀行、3位のニトリ、5位アクセンチュア(5位)など、実務に近い内容を体験できる点が学生から評価されています。

また、ランキングに入ったほとんどの企業は、現場社員との接点についてや、フィードバックに対しての評価が高い傾向にあります。

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【5】1dayインターンシップの内容を考える方法

1dayインターンシップの内容は、期間と参加人数に分けて考えると、具体的で、学生と企業双方にとって効果的なインターンシップになるでしょう。

ここからは、コンテンツ設計におけるポイントを、「短期で小人数」、「中長期で少人数」、「短期で大人数」、「中長期で大人数」の4つにわけて解説します。

5-1短期で少人数でのインターンシップ

インターンシップの主流は短期×少人数です。
複数日程を組んでおくことで、学生が参加しやすくなります。

複数のコンテンツを運営する企業も多いので、比較的簡単に実施することができる期間と人数を、社内で検討しておきましょう。

5-2中長期で少人数でのインターンシップ

中長期×少人数の場合は、ターゲットを明確にしておくことが大切です。
実際に業務を遂行していくなかで、中長期的に業務内容を理解してもらうためのコンテンツを、あらかじめ用意しておきましょう。

5-2-1短期×大人数

大人数になるとやや難易度は高くなりますが、短期間で済むため効率的です。
業務を体験してもらうためのコンテンツを準備しておくと良いでしょう。

5-2-2中長期×大人数

企業は、集客力とコンテンツに対しての魅力が求められるため、中長期×大人数は難易度が高くなってしまいます。

中長期の期間を通じて多くの学生に業務を深く理解してもらえるようなコンテンツを準備すると効果的でしょう。

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【6】初めて1dayインターンシップを導入する際のポイント

初めてインターンシップを導入する企業は、まず「短期×少人数」の1dayインターンシップを検討してみてみることをおすすめします。

1dayインターンシップの場合、どうしても座学に偏りがちです。
ただ、学生にインパクトを与え、参加したことへの満足度を上げるためには、「1日の中に実際の業務内容に近いコンテンツを盛り込めるか」が、非常に重要なポイントです。

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【7】1dayインターンシップを作成する手順

次に1dayインターンシップを作成する手順を、具体的に6つのステップに沿って紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

7-1自社が採用を行うのはなぜか分析

まずは「自社が採用をおこなう理由」とはなにか、分析するところから始めてみましょう。

  • 会社を成長させるため
  • 営業リソースを増やすため
  • 事業基盤を支えるため
  • ビジョンを広げるため

など、理由をあげていくと次のステップで考える「求める人材採用ペルソナを明確化」で、さらに絞って考えられるようになるでしょう。

7-2求める人材採用ペルソナを明確化

求める人材採用ペルソナを明確化

上記の図のように、自社の求める人物像の言語化を実施しましょう。
限られた時間の中での1dayインターンシップで、どんな学生と接点を持ちたいかターゲットを明確にすることができます。

7-3学生目線での自社分析

「学生目線」で自社を分析しておくと、お互いの認識の違いにギャップが生まれづらくなるはずです。

自社の魅力となるポイントがなにかを考えてみましょう。
下記の図のように、9つの視点から自社の魅力分析を行ないます。

9つの魅力要因

9つの魅力要因

7-4開催の体裁を決める

ステップ3を踏まえて「自社の魅力」が一番伝わりやすい開催形式について考えましょう。
業界理解・会社理解・業務理解など、自社のインターンシップの目的に合う形式で開催すれば、学生に魅力が伝わるはずです。

開催の体裁を決める

7-5何を伝えたいかを考える

下記の図のように、インターンシップを通して、参加学生になにを伝えたいのかをチェック項目にして明確にしておくと良いでしょう。

何を伝えたいかを考える

7-6要件を整理

最後のステップで考えた要件を、下記の5W1Hを用いて整理してみましょう。
ここまで来れば、かなり明確化されて、1dayインターンシップのコンテンツ内容も定まるのではないでしょうか?

WHY(目的は?) 実施目的:母集団形成?採用目的?見極め?何が目的?
伝えたいこと:企業理解?仕事体験?インターンを通して何を伝える?
WHO(誰に?) ターゲット:上位校?理系?ベンチャー志向?
どんな学生がターゲット?どんな学生に来てほしい?
WHEN(いつ頃?) 時期:いつ開催?夏から?秋から?ターゲットはいつ活動している?
日数:何日間、何回実施する?1day?それとも3日間
WHAT(形式は?) 形式:実施形式?グループワーク型?プロジェクト型?
目的が達成される形式はどれだろう?
WHERE(対面?WEB?) 開催形式:対面?WEB?目的が達成される形式はどれだろう?
HOW(何をさせる?) 内容:どんな体験をさせる?ワークのテーマは?
どんな内容を学生に体験させると、企業理解や仕事理解が深まる?

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【8】採用の課題を解決するなら

「求人募集を出したのに応募が来ない」、「求めている人材が集まらない」など人材採用に関する課題は、多くの企業が抱えているも課題です。

自社の求める人材を採用し、長く働いてもらうためには、課題に合わせた対策を取ることが大切です。
弊社では、人材の採用から定着、活躍まで、ダイレクトリクルーティングとSNS採用、採用代行、勤怠管理、タレントマネジメントなど、豊富な商材とノウハウでサポート致します!

採用活動でお困りなら、ぜひONEにご相談ください。

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【9】まとめ

現在、学生の6割以上が「1dayインターンシップ」に参加していることが、アンケートからわかりました。
初めてのインターンシップ導入を考えている企業は、まず、「短期×少人数」でできる1dayインターンシップを検討してみてください。

また、学生に自社への就職に関してインパクトを与えたり、満足度を上げたりするためには、「1日の中に実際の業務内容に近いコンテンツを盛り込めるか」が、非常に重要なポイントです。

インターンシップの内容を考える際には、学生目線に立ち、6つのステップに沿って自社を分析してみましょう。
このステップでコンテンツを考えることにより、自社の魅力をよりわかりやすく伝えることができるはずです。

そして、どんなコンテンツがターゲットとなる学生には刺さりやすいのかが明確になるでしょう。

ぜひこの記事を参考に、自社に合ったインターンシップを開催し、多くの学生を集客できるように工夫してみてくださいね。

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監修・執筆:ONEライターチーム

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こんにちは、ONEライターチームです。私たちは人事・採用に携わる担当者様向けに様々なお役に立ち情報を発信しています。

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