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評価のブレなく採用人材を見極めるなら半構造化面接がおすすめ!メリットからベーシックフローまで詳しく解説
こんにちは。求人広告代理店・採用代行の「株式会社ONE」です!
人材採用において、応募者の入社意欲を確かめるうえで欠かせないのが、面接です。
ただ、ひと口に面接といってもその手法はさまざまで、企業方針や人事制度によってやり方を変える必要があります。
そこで、近年注目されているのが、半構造化面接です。
事前に決めた質問に加え、応募者に合わせて自由に質問する形式の面接手法を指します。
この記事では、半構造化面接とそのほかの面接手法との違いや、半構造化面接を利用するメリットなどを紹介します。
面接官によって求職者の評価がぶれることや、入社後のミスマッチに不安を感じている企業の採用担当者の方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
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目次
半構造化面接が注目されている背景として、採用担当者が抱く課題に注目する必要があります。
というのも、近年は採用難といわれており、求人募集をしただけでは応募者が集まらないという問題があります。
そのため、応募者が1人でも集まればすぐに入社してほしいので、企業が求める人材像と少し違っていても採用する傾向にあります。
ただその結果、新入社員が辞めてしまうといった採用ミスマッチが生じ、採用活動の見直しを検討する企業が増えているのです。
このような課題を解決できるのが半構造化面接だと、注目されています。
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半構造化面接とは、事前に決めていた質問に加え、応募者に合わせて自由に質問する面接のことです。
質問をあらかじめ決めておくことで、企業が求める人材像をきちんと見極めることができます。
それだけでなく、面接官に自由な裁量をもたせて面接を行うことは、応募者の価値観や入社意欲、さらに経験やスキルに応じて、必要な情報をより深くヒアリングできます。
面接の途中で抱いた応募者に関する疑問に対して瞬時に対応できるのも、半構造化面接の特徴です。
そのほかにも「構造化面接」と「非構造化面接」という面接手法があります。
半構造化面接をより理解するためにも、構造化面接と非構造化面接との相違点について詳しく解説します。
構造化面接とは、企業理念に基づき、質問項目や採用基準をあらかじめ決めてから面接を行う手法です。
半構造化面接と異なり、質問項目や順番が全て統一されています。
誰が面接官であっても、一定の基準で応募者を評価できることが特徴です。
客観的な評価や面接の一貫性を保つことができ、事前に順序が決まっているため、効率的に面接を実施できるメリットがあります。
評価基準のばらつきを防ぎ、面接時間を短縮したい企業におすすめの面接手法といえます。
しかし、面接官が自由に質問したり話題を深掘りしたりできないので、応募者の能力を見逃してしまう可能性があるので注意が必要です。
非構造化面接とは、企業理念に基づき、面接官が応募者に対して自由に質問を行う面接手法です。
ある程度質問内容が決まっている半構造化面接と異なり、面接官の質問内容や応募者の回答により面接の流れが大きく変わります。
自由にコミュニケーションが取れるため、応募書類では見抜けない応募者の本音や本質を知ることができます。
面接官に高度な面接スキルがある企業におすすめの手法です。
ただ、非構造化面接は一定の評価基準を設けられていないため、面接官の経験やスキルにより面接の質が大きく左右されてしまうデメリットがあります。
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半構造化面接は、必ずしも全ての企業に適している面接手法ではありません。
半構造化面接のメリットとデメリットを把握し、「自社にとっては大きなメリットだ」と感じる場合や、「自社ならこのデメリットもカバーできる」と感じる場合に、利用してみることをおすすめします。
半構造化面接は、基本的にあらかじめ決めておいた質問や採用基準に沿って面接を進めていきます。
つまり、全ての面接で共通している質問に関しては、誰が面接官をやっても一定の情報が得られるメリットがあります。
質問内容とその質問に対する回答の評価基準が定まっていれば、面接官の主観が入ることなく、公平に評価できるのです。
構造化面接のように全ての質問項目と面接の流れをあらかじめ決めて、きっちりと準備する必要がないため、面接官が担う事前準備の時間を短縮できますよ。
決められた質問だけだと、応募者の価値観や入社意欲を深く理解するのが難しい場合があります。
半構造化面接は、その場で出た回答に対する掘り下げや派生させた質問で応募者の個性を引き出せるので、応募者の本質を深く理解できます。
自社で役立ちそうなスキルや経験があれば、面接官が具体的な仕事内容を追加で説明し、さらに質問すると良いでしょう。
応募者は自分が働く姿を具体的にイメージできるようになるため、より具体的な回答を得られるはずです。
半構造化面接は、構造化面接の「評価の公平性」と非構造化面接の「質問内容の自由度」を持ち合わせたバランスの良さが大きなメリットです。
全応募者に共通の質問をすることで、公平な評価を保つことができます。
さらに、面接官の判断で質問を追加できるので、企業理念や評価基準に基づく人材を見極められます。
また、応募者と柔軟にコミュニケーションを取れることは、企業にとってもプラスの働きがあるでしょう。
自社で働くメリットや魅力を応募者の性格や価値観に合わせてアピールして、入社意欲を高めることができますよ。
半構造化面接では、決められた共通の質問をする必要があるため、あらかじめ質問項目や評価基準を用意しなければなりません。
ただ志望動機や自己PRといった質問を準備するだけでは、採用基準を満たす人材を採用できないばかりか、見極めることもできません。
企業が求める人材像にマッチしているかどうか判断できる質問を用意し、応募者が答えやすいように質問の順番を決める必要があります。
これまで非構造化面接を利用していた企業にとっては、大きな労力が掛かることになるでしょう。
半構造化面接では、面接官の判断で質問を追加して深掘りすることができます。
そこで得られた回答から、応募者が自社にふさわしいかどうか判断するため、面接官によって評価のばらつきが生じてしまう場合があるのです。
また、企業が得た応募者の情報量に違いが出れば、応募者にとっては不利になっていまいます。
採用ミスマッチにつながるだけでなく、優秀な人材を見逃してしまう可能性にもつながってしまうでしょう。
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半構造化面接を実施するだけなら、どの企業でもできます。
そうではなく、半構造化面接を利用して採用活動の失敗を防ぎ、効率化をアップする必要があるのです。
ここでは、半構造化面接が成功しやすい企業の特徴を紹介します。
半構造化面接は、あらかじめ質問項目を決めなければなりませんが、構造化面接ほど作り込む必要がないことから、採用活動にあまり時間を割けない企業に向いています。
共通の質問をいくつか設定したら、後は当日の進行状況や応募者の回答に合わせて、面接官が自由に質問できる面接手法だからです。
構造化面接の半分の時間と労力で、面接準備を終えられるでしょう。
半構造化面接は自由質問も実施するため、状況や応募者の回答を考慮しながら面接を進めていくことができます。
そのため、採用ミスマッチを防ぐために、応募者の人柄や価値観をしっかり深掘りしながら自社が求める人材かどうか見極めたい企業にぴったりの面接手法です。
たとえば、緊張しやすい性格ゆえに、面接官の質問内容を勘違いしたり早口で答えてしまったりしては、応募者の本当の姿を正しく判断することはできません。
そんなとき、ある程度の柔軟性がある半構造化面接であれば、応募者のペースに合わせて質問内容を追加することができます。
応募者を正しく評価することができれば、採用ミスマッチを防ぐことができるのです。
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事前準備にどれだけ時間と労力を割けられるのか、採用活動の結果に大きく影響します。
今回紹介するベーシックフローを確認し、自社で実施できるかどうか判断してみてくださいね。
初めに、自社の企業理念や社風、職種にフィットする人物像を明確にすることが重要です。
たとえば、以下のような項目を決めておくことで、採用活動における評価を適切に行うことができるようになります。
複数の職種で募集をする場合、業務内容により求める人物像が変わります。
現在働いている従業員を参考に、職種ごとの人物像を定めると良いですよ。
企業が採用したい人物像に合わせて、評価項目と採用条件を決めましょう。
プロレベルを求めるのか、ある程度スキルがあれば十分なのか、評価項目ごとにレベル感を決めることが重要です。
判断材料ができることで、面接官によって評価のばらつきが出てしまうのを防ぐことができます。
評価項目 | より詳しい内容 |
---|---|
知識 | 一般教養、保有資格 |
志望理由 | 入社意欲の強さ、説明の説得力 |
業界・職種・企業理解 | 業界や事業への理解の深さ、ビジョンへの共感 |
コミュニケーション能力 | 傾聴力、表現力、発信力 |
性格・価値観 | 社交性、責任感、ストレス耐性 |
行動力 | 主体性、計画性、柔軟性、チームワーク、マネジメント力 |
自己PR | 業務への活かし方、成功・失敗体験からの学び |
身だしなみ | ビジネスマナー、表情、話し方 |
評価項目ごとにどのような観点で候補者の評価をしていくのか、点数のつけ方を決めます。
主に加点方式・減点方式・段階評価が一般的です。
評価項目の基準を満たしているか判断するための質問を考えましょう。
共通の質問項目を定めておくことで、誰が面接を実施しても、採用するか否かの判断ができる情報を集めることができます。
質問項目と合わせて、質問の意図や目的も一緒にまとめておきましょう。
半構造化面接は、追加で質問できる採用手法です。
質問の意図を見ながら面接を進めることができれば、評価に必要な情報を得られているかどうか面接中に判断しやすくなります。
質問項目が決まったら、実際の面接を想定して、社内でテスト面接を実施してみましょう。
テスト面接をすることで、面接官自身が半構造化面接の流れをイメージできます。
テスト面接後は、面接官同士で評価のフィードバックを行いましょう。
「評価基準に沿った質問になっているか」「質問の意図に沿って自由質問ができているか」などを振り返ることで、より面接の精度を高めることができます。
何度もテスト面接を実施することで、評価のばらつきや採用ミスマッチを防げますよ。
評価のポイントを把握し、面接官同士で統一できたら、いよいよ半構造化面接の実施です。
評価基準や質問の意図をしっかり意識しながら、面接を行いましょう。
面接内容の共有とフィードバックは必須ですが、半構造化面接を利用した当初は特に時間を割いて実施することが重要です。
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半構造化面接で事前に用意する「共通質問」と、そのときどきで内容を変える「個別質問」の例文を紹介します。
「質問したい内容は決まっているけれど、どのように質問すればいいのか分からない」という企業は、ぜひ参考にしてくださいね。
共通の質問では、応募者の基本情報や志望動機だけでなく、スキルや経験といった能力面の情報を得られることを聞きましょう。
たとえば、以下のような質問がおすすめです。
個別質問は、面接官が「応募者からさらに詳しい内容を聞きたい」と思ったときに質問するものです。そのため、質問内容は面接官やそのときの状況により異なります。
たとえば、以下のような質問がおすすめです
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半構造化面接とは、事前に決めていた質問に加え、応募者に合わせて自由に質問する面接のことです。
構造化面接では叶わない適度に人材の深掘りができる点と、非構造化面接では叶わない面接官が変わっても評価がぶれにくい点が大きな特徴です。
また、自由度と公平性を兼ね備えており、応募者やそのときの状況に応じて質問を追加できるメリットもあります。
ただ、評価基準の設定に時間と労力がかかる点と、面接官により多少のばらつきが発生する点がデメリットといえます。
面接前に少ない期間でも精度を上げたい企業、さらにはレベルの高い面接官が在籍している企業にフィットする面接手法といえます。
この記事を参考に、自社にマッチする面接手法なのかどうか見極めてみてください。
気になる点があれば、ぜひONEにご相談くださいね。
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