解決!マイナビ・リクルート(リクナビ)の違いと特徴を比較。2社の採用活用法を解説。

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解決!マイナビ・リクルート(リクナビ)の違いと特徴を比較。2社の採用活用法を解説。

2023/10/31

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写真 こんにちは。求人広告代理店・採用代行の「株式会社ONE」です!

マイナビ・リクルート(リクナビ)の知名度が高いのは何となく知っているけれど、どう違うのかを明確に知らない方は多いのではないでしょうか。

どちらかに求人を掲載したいと思っても、マイナビとリクルート(リクナビ)の違いがわからなければ、最適な選択ができません。

そこで本記事ではマイナビとリクルート(リクナビ)をさまざまな角度から比較し、違いを解説します。

会社概要や掲載料金といった基本的な情報から、インターンシップ掲載における違いなどまで比較しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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【1】会社情報比較

最初にマイナビを運営する株式会社マイナビとリクナビを運営する株式会社リクルートの会社概要を比較します。

社名 株式会社リクルート 株式会社マイナビ
代表取締役 北村吉弘 土屋芳明
本社 〒100-6640
東京都千代田区丸の内1-9-2
〒100-0003
東京都千代田区一ツ橋1-1-1
設立 1960年 1973年
従業員数 7,327人 約7,100名 グループ全体約12,400名
資本金 3億5,000万円 21億210万円
公式サイト https://www.recruit.co.jp/ https://www.mynavi.jp/

また、上記表以外の違いとして、リクルートは東証プライムに上場していますが、マイナビは非上場という点が挙げられます。

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【2】マイナビ・リクナビの基本情報の特徴と比較

ここからは株式会社マイナビが運営するマイナビと、株式会社リクルートが運営するリクナビを比較します。

まず比較するのは、マイナビ、リクナビの基本情報です。

2-1利用企業数と利用者数の特徴と違い

  マイナビ リクナビ
掲載社数 26,367社 12,650社
エントリー受付企業数 24,535社 11,951社
説明会情報公開企業数 17,305社 9,994社
登録学生数 828,066人 695,847人

この表からマイナビはリクナビの倍近い掲載社数があることがわかります。

昨今は、ダイレクトリクルーティングなど就職活動の選択肢も増えています。他の手法や、最新の利用データも参考にしながら、企業に合った採用活動をしていきましょう。

新卒採用でマイナビ利用を検討している方向けに、下記ページでマイナビ2024の特徴を解説しています。

マイナビ2024の詳細ページ

また、中途採用でマイナビ利用を検討されてる方向けに、下記ページでマイナビ転職の特徴を解説しています。

マイナビ転職の詳細ページ

2-2利用料金と掲載期間の特徴と違い

マイナビ、リクナビの料金、掲載期間はプランによって異なり、掲載する情報量に応じたプランが用意されています。

新卒採用で求人掲載する場合、下記の基本プラン料金です。

  • マイナビ:160万円
  • リクナビ:170万円

中途採用で求人掲載する場合、下記表の通りです。

  リクナビ マイナビ
  2週間 4週間 4週間
N5L 144万円 180万円 MT-S 120万円
N4L 80万円 100万円 MT-A 75万円
N3L 44万円 55万円 MT-B 50万円
N2L 28万円 35万円 MT-C 35万円
N1L 18万円 20万円 MT-D 20万円

4週間掲載するのであれば、マイナビの方が安価ですが、マイナビには2週間の掲載プランがなくリクナビの方は小回りが利く印象です。

リクナビであればN5Lプラン、マイナビであればMT-Sプランが掲載できる情報量が多いプランで、料金が下がるにつれて掲載できる情報量も少なくなります。

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【3】マイナビ・リクナビの求人掲載企業比較

ここからは、マイナビとリクナビに求人を掲載している企業を比較します。

3-1掲載企業の業界・地域(エリア)の特徴

最初に求人掲載している企業の業界と地域の比較です。

求人を掲載している企業の業界に大きな差はなく、マイナビ・リクナビともに商社や建設系企業の割合が多くなっています。

また、近年ソフトウェア系の掲載企業も多くなってきているため、エンジニア採用を行う際は、「どのように自社への興味を引くのか」が重要になります。

どこの地域の企業が多いのか

主要都市(東京、大阪、名古屋、福岡)の企業の割合は、マイナビが11,501社(41.3%)、リクナビが8,151社(48.7%)です。

リクナビの方が、若干だけ主要都市に掲載企業が集まっていることが分かります。

基本的には本社所在地で検索する学生が多いので、自社エリアの企業件数を検索して、検索結果数に応じてマイナビを使うかリクナビを使うか考えるのも、ひとつの手です。

3-2登録学生の属性・学部などの特徴

次に、登録学生を比較します。

  マイナビ リクナビ
文系学生 373,004人 294,083人
理系学生 155,634人 119,352人
旧帝大クラス 35,878人 31,963人
早慶上理クラス 30,720人 29,207人
GMARCHクラス 41,765人 43,463人
日東駒専クラス 36,224人 39,188人
関関同立クラス 35,888人 28,689人
産近甲龍クラス 21,751人 18,735人
  マイナビ リクナビ
機械系 22,571人 19,847人
電気・電子系 18,746人 13,772人
化学系 16,858人 16,181人
土木・建築系 20,693人 19,701人
情報工学系 22,455人 25,936人
生物系 13,922人 15,395人
数学・情報化学系 10,586人 3,644人
物理系 6,877人 5,353人
薬学系 14,738人 5,711人

登録学生の属性を比較すると、文系・理系ともにリクナビよりマイナビの方が人数の多い結果となりました。

また、専攻別でみると機械系、電気・電子系の登録学生は、マイナビの方が多く。情報工学系や生物系はリクナビの方が多いです。

マイナビとリクナビに大きな差はないものの、採用ターゲットが明確に決まっている企業については登録学生の傾向を踏まえて求人サイトを選ぶ必要があります。

新卒採用でマイナビ利用を検討している方向けに、下記ページでマイナビ2024の特徴を解説しています。

マイナビ2024の詳細ページ

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【4】求人サイトのコンテンツ比較

機能などの扱いやすさを含めた、マイナビ・リクナビのコンテンツ比較です。

4-1採用支援サイト

マイナビ・リクナビには、それぞれ求人掲載している企業の採用活動をサポートする採用支援サイトがあります。

マイナビには「サポネット」があり、採用レポートや統計資料などが豊富です。新着動画やコラムといったサービスが一目でわかるデザインになっています。

リクナビには「採用成功ナビ」があり、採用方法やノウハウ、事例、採用専門家のコラムなどが掲載されているのが特徴的です。

どちらの求人サイトも採用活動で参考になる書類フォーマットや資料などもダウンロードできるようになっているので、初めて新卒採用する際など、さまざまな場面で活用できます。

4-2企業情報・求人情報

求人サイト内でのコンテンツや情報発信の方法にも違いがあります。

マイナビは、掲載可能な写真枚数や企業が自由に記載できる箇所が豊富で、学生に向けて自社の強みをアピールできるのが特徴です。

一方リクナビは、シンプルな構成ながら、ポイントを絞って自社の特徴をアピールできる構成になっています。

求職者に認知度が高くない企業だと、ストーリー性を持って自社の特徴を紹介できるマイナビが有効的かもしれません。

ターゲットの趣向も踏まえて、伝えたいことが効果的に伝えられる求人サイトを選びましょう。

4-3検索方法

マイナビ・リクナビには、学生が企業を検索する際の方法にも違いがあります。

マイナビのトップページには、大きく分けて「企業検索」「説明会・セミナー検索」の2種類の検索方法から企業を探せます。

企業検索では、現在エントリーを受け付けている企業や説明会予約できる企業などリアルタイムで積極的に採用活動している企業を検索可能です。

また、特集ぺージに掲載された企業は自社ページへの導線を複数設けることができるので、認知度の高くない企業でも露出を高めることができます。

リクナビのトップページにある検索方法は「企業を探す」「説明会を探す」の2種類です。検索項目は、マイナビと相違がありませんが、検索回数の多いワードがキーワードとしてピックアップされる機能がついています。

またマイナビに比べ、説明会の日程検索が細かく行えるのが特徴で、今週開催、来週開催といった直近の開催日程から企業を検索可能です。

新卒採用で求人掲載する場合、マイナビ・リクナビ双方に選考時期によってトップページの構成が変化します。学生が使うトップページの仕様に合わせた運用を心がけましょう。

4-4上位表示オプション

上位表示オプションとは、学生が条件を設定して企業検索する際の結果一覧で、企業の求人掲載を上位に表示させるオプションです。

マイナビ・リクナビ双方に上位表示オプションが複数用意されています。

オプションによりますが、マイナビは上位表示させる期間を4週間、8週間、12週間から選ぶことが可能です。一方リクナビは、4週間か12週間のどちらかから選択します。

採用目標人数や、説明会の実施期間などに合わせて使い分けましょう。

4-5DM(ダイレクトメール)・スカウトメール

マイナビ・リクナビ、ともにDMやスカウトメールを利用できます。スカウトメールは1対1での配信となり、それぞれDMとは別のフォルダに届くため、閲覧率が高くなります。

ただし、新卒採用の場合、DMやスカウトメールは3月から閲覧率が右肩下がりになる傾向があります。使うタイミングや配信するターゲット、タイトルによっても閲覧率が変動するため、計画的に利用することが大切です。

4-6掲載情報量を追加するオプション

基本掲載できる情報量は、マイナビ・リクナビともに上限がありますが、オプションをつけることで掲載情報量を増やせます。たとえば、ターゲットを限定した特集記事や、取材情報などの掲載がオプションにあたります。

マイナビ特有のオプションは学生が登録した大学と掲載された先輩社員がマッチすると、学生の画面上に出身大学の先輩と示すアイコンがつく先輩情報掲載です。

理系募集など特定の大学の採用を目指す際には特に効果的なオプションだと言えるでしょう。

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【5】学生向けイベント・インターンシップ比較

次は、イベントとインターンシップからマイナビ・リクナビを比較します。

5-1スケジュール

マイナビ・リクナビともに半年以上前から、3月以降の合同説明会の開催を決定しています。そのため、年間を通して学生と接点を持てるシステムになっています。

また、合同説明会に出展予定の企業は、イベント告知ページに掲載されるため、求人掲載ページと掛け合わせた集客力を活用可能です。

5-2料金

マイナビ・リクナビともに出展料金は30万円前後で、時期や地域、イベント規模によって多少変動します。

たとえば、時期が早ければ学生の動員数も多くなるため、料金が高めに設定される傾向にあります。

5-3開催スタイル

対面での開催はもちろん、Webでの合同説明会も開催されているため、普段は会えないような、幅広い学生と接点を持つことができるでしょう。

マイナビは、多くの企業が一堂に会するEXPOや各地方で開催されるセミナーなど、規模やエリアに応じたイベント開催が特徴的です。また、理系、建築土木などセグメント別のイベントも実施しています。

マイナビのサービス詳細ページ

リクナビは、理系、IT系など、ある分野に特化した企業だけが出展する合同説明会など、イベントの種類が豊富です。

5-4インターンシップ掲載情報

マイナビもリクナビも毎年6月からインターンシップ応募を開始します。

インターンシップ掲載企業は、インターンシップ募集ページから情報発信が可能です。また、近年はインターンシップ告知専用のイベントもあり、マイナビ・リクナビともに大型のイベントが開催されています。

インターンシップ情報掲載の仕様に大きな違いはありませんが、露出を増やす施策として、マイナビは上位表示オプションが利用可能です。

リクナビは、トップページバナーへの情報掲載とDMを使って学生にインターンシップ情報をアピールできます。

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【6】マイナビ・リクナビサービス詳細

最後にマイナビ・リクナビのサービス詳細を紹介します。

6-1マイナビ

マイナビ

マイナビの特徴は以下の通りです。

  • インターンシップ機関から学生登録50万人以上、業界を牽引する求人サイト
  • 求職者の利用率が非常に高く、採用活動のベースになっている
  • 50種類を超える豊富なオプションで採用課題を解決できる

新卒採用でマイナビ利用を検討している方向けに、下記ページでマイナビ2024の特徴を解説しています。

マイナビ2024の詳細ページ

6-2リクナビ

リクナビ

リクナビの特徴は下記の通りです

  • マイナビと並び、業界を牽引する主要求人サイト
  • インターンシップ期間の学生登録は45万人以上
  • OpenESとの連動あり

【7】リクナビとマイナビの特徴と自分にどちらが向いているか?

求人サイトの増加や、就職活動の多様化が進む一方、まだまだマイナビ・リクナビの利用率は高い状態です。

求人数の多さで選ぶなら、マイナビの10倍以上の求人数があるリクナビ、利用者満足度で選ぶなら最も利用されている就職情報サイトのマイナビを選ぶのが良いでしょう。

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監修・執筆:ONEライターチーム

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