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【2027年卒版】新卒採用のスケジュール

2026/6/8

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新卒採用は年単位のプロジェクトとなるため、事前準備やスケジュール調整が非常に重要です。もし準備が間に合わなければ、その1年は全ての業務が後手にまわる、という事態に陥る可能性さえあります。

過去には就職・採用活動の日程が見直されたこともありましたが、近年は政府要請に基づき同様のスケジュールで運用されています。

本記事では、最新の新卒採用のスケジュールをご紹介します。学生の動向や採用市場のトレンドを押さえて、効率的な採用活動をおこないましょう。

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【1】新卒採用年間スケジュール

1-1直近の新卒採用スケジュールの変更点とは?

"就活ルール"とは、企業の就職・採用活動の日程に関するルールの通称です。かつては経団連(経済団体連合会)が主導していましたが、現在は政府が就職・採用活動に関する要請を公表しています。

就職活動によって学業や学生生活が妨げられることがないよう、企業の採用活動には一定の指針が設けられており、現在は政府が関係団体に対して要請をおこなっています。

2018年10月9日、経団連は2021年卒以降、この「就活ルール」を廃止(2022年卒からが対象)することを発表しましたが、経団連にかわってルール作りを主導する政府が、当面はこれまでのスケジュールを維持することを決定しました。

2027卒の採用も、採用広報が3月1日、面接等の選考活動が6月1日、内定の通知日が10月1日より解禁という流れです。

また、現在は一定条件を満たしたインターンシップについて、取得した学生情報を採用活動に活用できる仕組みが導入されています。
そのため、インターンシップは単なる仕事体験ではなく、企業と学生が早期に接点を持つ重要な機会となっています。

1-2学生の就活年間スケジュール

まずは学生の就活スケジュールをみていきましょう。

学生の就活スケジュール

会社説明会をはじめとした採用広報は3月から の解禁となります。しかし、早い学生だと前年夏のインターンシップから就職活動を始めることもあります。

3月に入り、就職情報が一斉に公開されると企業へのエントリーがスタートします。3~5月は会社説明会への参加やエントリーシートの作成・提出を中心に進めます。

近年は企業規模や業種を問わず採用活動の早期化が進んでおり、インターンシップ参加者向けに早期選考や個別面談を実施する企業もあります。そのため、学生の中には3月以前から企業研究や選考準備を進めるケースも少なくありません。

一方で、政府要請では採用選考活動の開始時期を6月1日以降としています。そのため、多くの企業では3月以降に広報活動を本格化し、6月以降に本選考を実施しています。ただし、近年はインターンシップ参加者向けの早期選考を実施する企業も増えており、実際の採用活動は早期化傾向にあります。

また、上の図で「選考・面接」の列に”2回目”、”3回目”という表記がありますが、これは「6月を過ぎても内定が出ていない」、「大手企業の選考に落ちた」といった学生が、新たに企業にエントリーし選考を始めることを指します。

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1-3企業の採用年間スケジュール【時期ごと】

企業の採用スケジュールでポイントになるのが、夏・秋冬インターンシップによる母集団形成と、3月の採用広報解禁、そして6月以降の本選考です。これに向け、前年からしっかり採用計画を立てておきましょう。
また、選考後の内定出し~入社まで一連の流れも確認し、時期ごとにどういう活動をするべきなのかを把握しておいてください。

企業の採用スケジュール

採用計画の立案| 前年夏頃まで(見出しの名前も変更)

採用活動においても重要な夏のインターンシップを実施する企業は、前年夏頃までに採用計画を固めておくとスムーズです。以下が採用計画立案の具体的な手順です。

Point1.採用目標・採用目的を明確化する

  • どの職種で何人必要か
  • どういった仕事をしてもらうのか
  • どのようなスキルが必要か
  • どういった行動特性を持っている人物か

まずは経営方針や事業計画にもとづいて採用目標と、採用目的を明確化しましょう。ここが明確になっていないと採用活動が進むにつれてブレが生じてしまうなど、失敗につながります。

Point2.採用スケジュールを決める

  • 面接は何回おこなうか
  • 会社説明会はいつまで実施するか
  • エントリーはいつまで受け付けるか

企業ごとに採用方針は違うため、スケジュールもそれぞれの企業で微妙に異なります。
「いつまでに内定を出すのか」をゴールとし、そこから逆算してエントリーの受付期間や会社説明会の実施期間を決めていくとよいでしょう。

Point3.予算と人員を確保する

  • どの求人サイトへ掲載するか
  • 採用サイトを制作・更新する必要があるか
  • イベントや説明会を開催するのに何人の人員が必要か

採用のための広報活動には、求人サイトへの掲載や採用サイトの制作・更新などたくさんのコストがかかります。予め計画段階でどれくらいの予算が必要なのかを把握しておきましょう。

さらに、イベントや説明会を開催するにあたって人員を確保しておくことも効果的な採用を進める上で重要なポイントですので、見落とさないよう注意してくださいね。

求人情報・広告の準備|前年10月~12月頃

Point.広報のために準備するといいもの

  • 求人広告の原稿
  • 学校のキャリアセンターに提出する求人票
  • 採用サイト、会社案内パンフレット

前年の10月~12月頃には、3月に解禁される採用広報の準備を始めましょう。求人広告を掲載する場合は取材などの対応が必要になります。

また、学校のキャリアセンターに提出する求人票は学校ごとにフォーマットが異なるため、準備が大変です。求人票や企業情報をオンラインで配信できるクラウドサービス等の利用も検討してみてください。

採用サイト・会社案内パンフレットの制作には多くの場合、数か月は要してしまうため、早めに着手することをおすすめします。すでに準備ができている場合は、更新する必要があるかどうかチェックしましょう。

広報開始・エントリー受付|3月~5月頃

3月はいよいよ採用広報が解禁され、求人サイトでのエントリー受付が一斉にスタートします。

採用競争が激化する中、採用情報を公開してエントリーを待つだけでは十分な応募数を確保できないケースもあります。

エントリー数を増やすコツは"企業からのアプローチ"です。求人サイトのスカウトメール・DMといった機能を利用し、学生に対して積極的にアプローチしてみてください。

企業説明会|3月後半~5月頃

Point.企業説明会に欠かせないもの

  • 説明会用資料の作成
  • 予約している学生へのリマインドメール配信
  • 会社説明会の実施を社内に告知

説明会用の資料作成時には、企業が伝えたいことだけでなく「学生が聞きたいこと」をしっかりと盛り込んだプログラム内容にすることを心掛けましょう。

学生が聞きたいことは、主に「具体的な仕事内容」や「入社後の待遇」、「社風・社内の雰囲気」などです。この点に配慮したプログラム構成にすることで、説明会の満足度は大きく高まります。

また、学生は複数企業に対し同時進行で就職活動をおこなっているため、当日会社説明会に来ないという場合もあります。参加率を高めるため、開催直前にはメールで参加確認連絡(リマインド)をしましょう。

会社説明会の実施を社内に向けて告知することも重要です。来社した学生に対して社員が明るく挨拶することで、企業の印象はとてもよくなります。

選考|6月~10月頃

選考手段は、面接、筆記試験、書類選考、座談会など企業によってさまざまですが、選考には多くの従業員が関わり、時間を割くことになります。社内のスケジュール調整は早めにおこなうようにしましょう。

すべての選考業務を採用担当者や役員がやることになると負担が大きくなってしまうため、選考基準を共有し、役割分担をおこなうことが推奨されます。

また、応募者の管理や書類選考、1次面接などを外部に依頼する"採用代行"を利用するのも一つの手です。採用担当者の負担が少なくなり、最終選考や内定者対応などのコア業務に専念することができます。

ONEでは「採用代行・採用アウトソーシング」も承っています。具体的なプラン・料金は「採用代行 サービス料金」をご覧ください。

内定/内定者フォロー|6月~入社まで

Point.効果的な内定者フォロー

  • 内定者懇談会の実施
  • 入社前研修
  • 内定者向けSNSなどの利用

企業とのコミュニケーションが途切れると、内定者のモチベーション低下や入社への不安を引き起こし、内定辞退の要因となります。

学生が複数企業から内定を得るケースもあるため、いかに丁寧なフォローをするかが入社してくれるかどうかのカギとなります。

内定を出した後は、"内定者懇談会や入社前研修を実施する"、"内定者向けコミュニティ(X、Instagram、LINEオープンチャット等)で情報発信する"など、内定者と積極的にコミュニケーションを取りましょう。

新卒採用スケジュール例

採用活動の開始は、主に3つのパターンがあります。
こちらでは、開始時期ごとのスケジュール例をご紹介いたします。

▼夏のインターンシップから開始する例

  • 4月~6月(前年度):採用計画の策定と立案
  • 7月~9月(前年度):夏インターンシップの募集開始・実施
  • 10月~2月 (前年度~本年度):秋・冬インターンシップの募集開始・実施
  • 3月~6月(本年度):説明会・選考(試験・面接)の実施
  • 6月以降(本年度):内定者通知と入社手続き、新入社員研修の開始など

▼秋・冬インターンシップから開始する例

  • 7月~9月(前年度):採用計画の策定と立案
  • 10月~2月(前年度~本年度) :秋・冬インターンシップの募集開始・実施
  • 3月~6月(本年度):説明会・選考(試験・面接)の実施
  • 6月以降(本年度):内定者通知と入社手続き、新入社員研修の開始など

▼3月から開始する例

  • 10月~1月(前年度~本年度):採用計画の策定と立案
  • 3月~6月(本年度):説明会・選考(試験・面接)の実施
  • 6月以降(本年度):内定者通知と入社手続き、新入社員研修の開始など

開始時期により採用活動に向けた準備時期が変わるため、自社が最適なスケジュールを確認しておくことが重要です。

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【2】企業が新卒採用のスケジュールを決める際に気を付けるポイント

2-1学生の就活動向をしっかりと確認する

「学生の就活スケジュール」の項目でご紹介した通り、学生たちは毎年おこなわれる就活のイベントスケジュールに沿って活動を始めます。
求人サイトに掲載されている情報、開催されているイベントや会社説明会など、あらゆる情報に対して敏感です。

企業側は、ターゲットとなる学生の就活動向や大学の行事予定等を確認し、採用・広報活動のスケジュールを決めるようにしましょう。

2-2大手企業やライバル企業の新卒採用の動きをみる

大手企業やライバル企業の動きはしっかりとチェックしておきましょう。大企業や有名企業の広報・選考活動は、時期や手法を含めとても参考になります。良いところは積極的に自社の採用活動に取り入れていきましょう。

また、参考にするだけではなく広報・選考日程がバッティングしていないかもみておきましょう。日程がバッティングすると、学生が流れてしまい、出会う機会を逃す可能性があります。
2回目、3回目の選考フェーズでは、大手の選考に漏れた学生をうまく誘導できるようなスケジュールを組むことで、優秀な学生を採用できる可能性が高まるでしょう。

2-3新卒採用活動のための準備を怠らない

新卒採用は、いかに採用活動のための準備がしっかりできているかがポイントです。

最初にやることは、「採用計画の明確化」です。いつまでにどの職種でどのような人を採用したいのかといった採用計画を明確にすることで、自ずと求める人物像や採用スケジュールの「軸」が決まります。

採用計画が決まったら、採用目標と採用目的にもとづいた人物像を決定しましょう。ここを曖昧にしてしまうと、採用してから「想像していた人物と違った」ということが起こってしまいます。あらかじめ採用にかかわる人間全員で認識を統一しておきましょう。

そして、これらをもとにスケジュールをシミュレーションします。いつまでに内定を出すのかを明確にし、エントリーの受付期間や選考期間などの計画に無理がないかをチェックしましょう。

将来のある学生をイチから育て、自社のコア人材として活躍してほしいと新卒採用に力を入れる企業様も多いでしょう。 新卒採用は年1回しかチャンスがありません。万全の状態で新卒採用に臨むために、入念に準備をしましょう。本記事でご紹介したスケジュールや気をつけるポイントを貴社の採用に役立てていただければ幸いです。

新卒採用のための準備や手順については、「新卒採用にはどのような方法がある?採用までの手順と採用方法14選を紹介」で詳しく解説しています。

新卒採用に関するご質問・お悩みがございましたら求人広告代理店ONEまでお気軽にお問い合わせください。

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【3】まとめ

新卒採用を成功させるためには、前年から採用計画を立て、広報準備・説明会・選考・内定者フォローまでを段階的に進めることが重要です。

特に、採用目標や求める人物像を明確にしたうえで、内定時期から逆算してスケジュールを設計することで、無理のない採用活動が可能になります。

計画的に準備を進め、各フェーズで適切な施策を実施することで、採用精度の向上と内定承諾率の向上につなげることができます。

監修・執筆:ONEライターチーム

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こんにちは、ONEライターチームです。私たちは人事・採用に携わる担当者様向けに様々なお役に立ち情報を発信しています。

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