五十嵐 郁一(いがらし ゆういち)

五十嵐 郁一

五十嵐 郁一

監修者
五十嵐
郁一(いがらし ゆういち)

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売上高約2兆円・従業員数約11万人のグローバル企業グループの人材開発企画マネジャー等を経て独立し、キャリア開発シンクタンク「プレイフルキャリア研究所」を設立。

主にキャリアコンサルティングを中心とした事業を推進している。企業・大学・NPO等における研修・講演実績も豊富である。

社会的課題に関する啓発イベントも多く開催し、新聞やテレビなどのメディアにも取り上げられている。

略歴

小学校5年生頃から父がアルコール依存症になり失業。貧困な機能不全家族の元で育つ。
中学生2年生の時に母が離婚し、父と二人で暮らすことに。
児童養護施設などには保護されず、生活保護を受給し、断続的に入院するアルコール依存症の父をケアしながら通学。

東洋大学文学部哲学科に進学するも1年で退学し、父の借金や奨学金の返済、アルコール依存症のケアなどの生活苦に追われ、定職には就けず日雇いの肉体労働などに従事しながら生活する。

父の他界後、自己啓発とキャリア・アップを重ね、従業員数約11万人のグローバル企業リコーグループの社員教育機能を担う専門会社において、人材開発企画部門のマネジャーとなる。
人材開発プログラムの立ち上げ・企画・実施までのプロセスを一貫して手がけていた。

グループ統括会社の人事部門に異動後、グループ社員を対象とした人材開発・キャリア開発の企画を推進する傍ら、多摩大学大学院経営情報学研究科において社会起業家論を研究し、経営情報学修士(MBA)の学位を取得する。
研究成果が教授陣より高評価を受け、同学より優秀論文として表彰される。

修士課程修了後は、企業での勤務と並行して、社会的課題の解決を目的としたボランティア活動を開始。
主に、貧困家庭や機能不全家族の元で育った若者に対し、円滑な社会的自立を支援するキャリア開発プロジェクトを推進してきた。

その他、人材に関わる事業領域において、キャリア・アドバイザーや経営計画策定プロジェクトの企画・推進、人材採用企画、事業企画など、幅広い実務経験を持つ。

2019年5月に「プレイフルキャリア研究所」を設立し、キャリアコンサルタントとして独立開業。
主にキャリアコンサルティングを中心とした事業を推進している。
企業・大学・NPO等における研修・講演実績も豊富である。
社会的課題に関する啓発イベントも多く開催し、新聞やテレビなどのメディアにも取り上げられている。

所属組織・役職

2019年
プレイフルキャリア研究所/代表

2019年
一般社団法人知識リーダーシップ総合研究所客員研究員

保有資格

主な著書

「生きづらさ」を「幸せ」に変える本~アダルト・チルドレンのキャリアアップ作戦』(セルバ出版・2021年出版)

メディア掲載実績

フジテレビ「ザ・ノンフィクション」

輝きたくて… ~人生を変えたい私~

放映日:2018年7月22日(日)

※約1年間に渡り、ドキュメンタリー番組の密着取材を受けた。

読売新聞朝刊記事

回顧2019児童虐待

ゆとり失う親 欠かせぬ支援~改正防止法成立 福祉人材の拡充 課題

掲載日:2019年12月26日(木)

※プレイフルキャリア研究所の主催イベントが記事として取り上げられ、代表五十嵐のコメントが掲載された。

五十嵐郁一さんへのインタビュー

五十嵐 郁一さんインタビュー※オンラインにて実施

ーー国家資格キャリアコンサルタントを取った理由は何ですか?

以前勤めていた会社で、キャリア形成に携わっていたので、そういった仕事で培ったスキルを改めて体系的に整理するためにも、取ったほうがいいかと思い資格取得にチャレンジしてみました。

国家資格キャリアコンサルタントは、ハローワークや厚生労働省の労働施策などに関わるときに必要です。

ーー今のお仕事をしている理由は何ですか?

新しい発見やワクワク感があるためです。

以前勤めていた会社を退職したのち、ハローワークなどで実施されている求職者訓練に携わりました。具体的には、キャリアカウンセリングや求職者の雇用される価値を高めるための研修を行いました。

また、学歴が中卒までの方や家庭に入ってブランクがある女性といった、大企業では出会えなかった方々の強みを引き出すことにも従事しました。サラリーマン時代には経験できなかったので、そういった仕事も面白いと感じました。

その他にも、開業した当時は、今回のようなWeb記事の監修など想定していませんでした。記事監修という仕事もあるんだということも新しい発見の一つです。

ーー今の仕事をしていて良かったことは何ですか?

キャリアカウンセリングで、「もやもや感」に囚われ悩んでいる相談者の方が、前向きな「スッキリ感」に変わってくれることです。

最近、自分らしいキャリアを実現できずに、生きづらさを抱えている人が増えているような感じがします。

そんな人に対して、ありのままの自分の気持ちに気付き新たな一歩を踏み出すサポートができるのが、一番うれしいことですね。

五十嵐郁一氏の監修記事