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ダイレクトリクルーティングの費用はどのくらい?料金形態や平均費用を解説
こんにちは。求人広告代理店・採用代行の「株式会社ONE」です!
企業自ら求職者にアプローチするダイレクトリクルーティングは、自社に合う人材を確保できると近年注目が高まっています。
新卒・既卒問わずに利用できる点や、人材紹介や求人メディアに比べ、コストを抑えられる点が魅力です。
そこでこの記事では、実際に利用する際の具体的な費用を中心に、導入する際のポイントやおすすめのサービス7社を比較して解説します。ダイレクトリクルーティングの導入を検討している方は、ぜひご一読ください。
\注目サービスの取り扱いも/
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目次
ダイレクトリクルーティングとは、企業が積極的に求める人材を探し出し、直接アプローチする「攻めの採用手法」です。
欲しい人材のみにピンポイントでアプローチするため、選考に集中できる点やコストを低く抑えられる点が人気の理由と言えます。
ダイレクトリクルーティングは、
先述の通り、ダイレクトリクルーティングは、「企業が提供するサービスを利用するか」「自社のみで行うか」の2つのパターンがあります。
「成功報酬型」「定額型(先行投資型)」の2種類の料金形態に大別されます。
自社で完結する場合と比較するとコストはかかりますが、人材データベースを活用できたり、サポートを受けられたりすることで業務の負担が抑えられる点が大きなメリットです。
初めてダイレクトリクルーティングを行う際や、効率的な採用活動を行いたい場合にはサービスを利用すると良いでしょう。
専門の企業を介さないため、大幅にコストを抑えられる点がメリットです。
しかし、データやノウハウがゼロの状態から人材を探し出すのは難しく、担当者の業務負担も大きいため、あまりおすすめできません。
自社で行う場合はSNSを用いた採用活動に知見があるときや、採用候補者をある程度確保できている状態で行うようにしましょう。
成功報酬型とは、採用1人当たりの値段が定められており、採用人数によって最終的な費用な変動する料金形態のことです。
費用が発生するのは、採用候補者が内々定を承諾したタイミングが一般的で、地域によって金額が異なることもあります。
なお、内々定を辞退された場合は返金されるケースが多いですが、採用の可否に関わらず初期費用や利用料は別途必要になるので、注意しましょう。
成功報酬型で新卒採用した場合の相場は、1人当たり約30~40万円です。
例えば、
初期費用:30万円、成功報酬:30万円、採用人数:10名だった場合、
かかる計算になります。
中途採用の場合、1人当たりの固定料金ではなく、「利用料金+採用者の年収の何割か」で料金が発生するケースが一般的です。
報酬の相場は年収の15%程度からが多く、スキルや待遇、経験などで変動する場合もあります。
例えば、
初期費用:10万円、年間データベース利用料:60万円、成功報酬:15%、採用人数:6名(年収450万円)だった場合、
かかる計算になります。
定額型とは、月額や年額などで料金が決まっている料金形態のことです。
先行投資型とも呼ばれ、主に人材データベースを提供するサービスで用いられています。
プランに応じてスカウトできる件数が決まっているものや、低学年(大学1・2年生)にアプローチできるものなど様々です。
なお、夏のインターンシップなどで低学年にアプローチする場合、早期利用料がかかることもあります。
定額型は、採用人数が多いほど採用単価が下がります。
新卒採用の費用相場は、年間60~100万円程度です。
例えば、
年額プラン料:80万円、採用人数:10名だった場合、
の費用がかかります。
中途採用の場合、年間300~400万円のサービスが一般的です。
例えば、
年額プラン:300万円、採用人数10名だった場合、
の費用がかかります。
中途採用向けサービスの中には、長期的な目線で人材を探す企業をターゲットとしたものもあり、データベース利用料だけで、年間数千通のオファーメールを送れる場合もあります。
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ダイレクトリクルーティングを導入する際には、意識すべき4つのポイントがあります。
従来までの採用手法と異なるため、事前に全容を把握してから活用しましょう。
PDCAとは、
の頭文字を取ったものです。
「Plan→Do→Check→Action」を繰り返すことで、より効率的な業務の改善が行える技法として浸透しています。
「Plan」は課題に対する目標と、それを達成するためのプランを立てるフェーズです。
5W2Hの要素と数字を意識し、誰が見ても分かりやすい目標・計画を作ることが重要になります。
「Do」では、Planで立てた計画を実行・試行していきます。
計画を実行する際は、目標に対しての進捗や達成度を記録したり、時間を計って定量的な結果が残せるように行動したりするようにしましょう。
計画を実行したことで判明した、疑念や改善点を記録しておくことも必要です。
「Check」は、設定した目標が達成できたかどうかを評価するフェーズです。成功した場合も失敗した場合もその原因を分析し、数値目標を検証します。
「Action」のフェーズは、Checkで判明した分析・検証課題をもとに、改善点や改善策を考えます。
引き続き同じ計画で進めていくのか、一部分を変更するのか、計画を中止・延期するのかなど、選択肢を広く持ってこれからの課題を検討しましょう。
このサイクルを繰り返すことで、課題を発見しやすく、やるべきことが明確になるため、効率的な業務改善が可能になるのです。
ダイレクトリクルーティングは、この「PDCA」を回しやすく、使うほどに成功率を高められる採用手法だとされています。
採用候補者の選定や、メッセージ文面などもPDCAを回すべき業務だと言えます。
まずは採用目標から逆算して、面接人数や返信人数の目標を設定しましょう。
1つの基準やテンプレートを使い続けるのではなく、ルールごとに目標を立てて、実行・評価して改善することが大切です。
母集団の質向上や返信率の向上はもちろん、ノウハウを得ることも期待できます。
こうした1つ1つの業務に対して、トライ&エラーを繰り返すことで、ターゲットの内定率を上げることができるのです。
ダイレクトリクルーティングは母集団の形成を自社で行う必要があります。
そのため、採用候補者の選定や送付するメッセージの作成にリソースを確保することで、他の採用手法よりもターゲットの意識を惹きつけやすくなるのです。
例えば、メッセージを送る際には一律の文面ではなく、一人ひとりに合わせた要素を盛り込むと良いでしょう。
メッセージを送った理由や、魅力を感じたポイント、候補者にマッチする自社の魅力などを盛り込むことで、候補者の既読率・返信率に差がつきます。
これらの工程は母集団の質や採用人数といった結果に大きく関わるため、運用リソースを確保して着実に取り組みましょう。
ダイレクトリクルーティングには、全社を挙げた協力体制が欠かせません。
企業側から声をかける特性上、求職者に自社の魅力を効果的に伝えることが内定率向上の近道であるためです。
ネームバリューのない企業は、特に社内で団結する必要があります。
具体的には、自社の魅力を知り尽くした経営陣と候補者との面談を設定、第一線で活躍する先輩社員との座談会を催すなどの企画を行ってみましょう。
また、メッセージに現場の声を取り入れることで、返信率が高まりやすくなります。
採用担当者だけでなく、全社員が自社の採用課題はもちろん、強み・弱みを把握して採用活動に協力することが重要なポイントです。
ダイレクトリクルーティングを効率的に活用するためには、情報を誰にでも見やすく管理しておくことが重要です。
具体的には、
といった、採用候補者の情報をまとめておきましょう。その後のアプローチ方法を検討する上での参考になります。
また、それぞれの候補者の状況を一元管理し、転職潜在層だったターゲットがいつ顕在層になっても対応できるよう準備しておくと、タイミングを逃さずアプローチできます。
取り出しやすいデータの構築や、担当者不在でも別の社員がすぐ対応できる環境、セキュリティ面も安全な状態を確保し、徹底的に情報を管理しましょう。
データ管理向けサービスもあるため、導入を検討するのも手です。
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広告代理店ONEでは、求人メディアはもちろん、多様なサービスで採用を支援しています。
取り扱っているダイレクトリクルーティングサービスは、
ここでは、おすすめのダイレクトリクルーティングサービスを7つご紹介いたします。
ダイレクトリクルーティングサービスについては、「人事必見!ダイレクトリクルーティングの媒体(メディア)22選」でも詳しく解説しています。
dodaキャンパスは利用学生数20万人以上を誇る、新卒向けダイレクトリクルーティングツールです。
旧帝大や早慶など有名大学の学生はもちろん、採用が難しい理系学生も8,000人以上登録しており、学生の幅が広いことが特徴です。
また、学生の基本情報だけでなく、自己PRや性格・思考力診断の結果などから検索ができるため、学歴にとらわれない採用活動を行うことができます。
OfferBoxは、1学年10万人以上が登録する新卒向け人気ダイレクトリクルーティングサービスです。
OfferBoxでは、企業と学生の双方にオファー流通制限を設けることで、学生が受け取るメールの総数を減らし、開封してもらえるよう工夫しています。
開封率87%と、高確率で目当ての学生にオファーメールを見てもらえるため、知名度に左右されない採用活動が可能です。
また、独自の適性検査を活用した検索機能も利用できるため、マッチ度の高い人材と出会いやすくなります。
キャリオクは、自身のキャリアシートをオークションにかけ、企業側が入札していくという新しいシステムの転職支援サイトです。34歳以下の登録者が約5割を占めます。
入札とは採用時の条件を提示する行為を指し、入札が候補者側に承認されれば面接のオファーが可能になる仕組みです。
キャリオクでは、事前にポイントを購入します。候補者が企業の入札を承諾するとポイントが消化されます。
Wantedlyは給料などの条件ではなく、やりたいこと・目指すものといったやりがいを共通認識として求職者と採用担当者をつなぐ、新しいビジネスSNSです。
エンジニアなどの若手IT系人材をメインの利用者とし、仕事を楽しみたい若者を中心に利用者が増えています。
Wantedlyでは、いきなりエントリーではなく、直接会って話す機会を設けています。求職者の心理的ハードルを下げることで、より多く母集団形成することが可能です。
dodaダイレクト は、パーソルキャリアが運営する中途採用向けダイレクトリクルーティングサービスで、多様なスキルや経験を持った人材が多く登録しています。
国内最大級のデータベースを誇り、時間がかかる求人票の作成も、手引きやサポートシステムがあるため、利用開始日から最短1日で初回の面接設定が可能です。
Greenは、登録者の約8割が20代~30代という、若手IT・Web系人材をメインとした中途採用向け求人サイトです。
「更新料なし」「一律の成功報酬型(地域によって変わる)」の料金形態が特徴で、スカウトの上限はありません。
エンジニアやクリエイティブ職の若手人材を採用したい企業におすすめです。
SCOPEはアスタミューゼ株式会社が運営する、エンジニアなどの技術職・専門職に特化した中途採用向けダイレクトリクルーティングサービスです。
企業側が公開した、社内で解決したい課題や目指す姿を求職者が閲覧でき、共感した人材を採用できる仕組みになっています。
自社の将来展望・事業単位でマッチする人材を確保したい企業におすすめのサービスです。
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先ほどご紹介したサービスの内容を一覧にまとめましたので、ぜひご活用ください。
会員数 | 料金 | 特徴 | 初期費用 | |
---|---|---|---|---|
dodaキャンパス | 約20万人 | 定額型:36万円~ | 新卒向け 幅広い職種・業種 |
× |
Offer Box | 約17万人 | 定額型:75万円~ 成功報酬型:38万円 |
新卒向け 幅広い職種・業種 |
× |
キャリオク | 約32万人 | 定額型:25万円~ オファー承諾時にポイント消化 |
中途向け 営業系をメインに 幅広い職種・業種 |
× |
Wantedly | 約300万人 | 定額型:月額4.5万円~ | 新卒・中途 若手IT人材が多数登録 |
× |
dodaダイレクト | 約202万人 | 定額型 (成功報酬なし) |
中途向け 幅広い職種・業種 |
〇 |
Green | 約70万人 | 成功報酬型:30~90万円 更新料なし |
中途向け IT・WEB系が多数登録 |
〇 |
SCOPE | 不明 | 定額型 | 中途向け エンジニアなどの技術職 |
△ プランによる |
上記7つの中では、Wantedlyが最も会員数が多く、約300万人を誇る職種・業種の幅が広いサービスです。
他のサービスにはない「ビジネスSNS」という特徴から、転職潜在層の利用も多く会員数を伸ばしています。20・30代の利用がメインで、新卒・中途問わず採用できる点も大きな魅力です。インターン生の募集にも向いています。
次点で「dodaダイレクト
」の会員数が多く、約202万人です。
料金は成功報酬のない定額型で、ライト・スタンダード・プレミアムの3プランが展開され、スカウト通数と利用期間で分けられています。中途採用向けダイレクトリクルーティングの王道と言えるでしょう。
新卒採用であれば、「dodaキャンパス」「OfferBox」が人気を集めています。
会員数はどちらも国内最大級で、幅広い職種・業種を志望する学生が登録しています。料金形態は定額型か成功報酬型かの違いがあるため、目標採用人数から選ぶのもおすすめです。
約32万人の会員が利用している「キャリオク」は、セールス系や事務職の人材が多いです。スキルに自信がある会員が多いため、優秀な人材を確保したい場合におすすめのサービスになります。
「Green」「SCOPE」は得意な職種・業種がともにIT系ですが、Greenは永年利用可能な成功報酬型であるのに対し、SCOPEは定額型と料金形態が異なります。
じっくり優秀な人材を見極めて採用していきたい場合はGreen、できるだけ多く採用したい場合はSCOPEという選び方をされても良いでしょう。
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ダイレクトリクルーティングを導入する際は、企業が提供するサービスを活用するのが一般的で、料金形態は成功報酬型、定額型の2種類に大別されます。
他の採用手法と比べて、低コストでの採用活動が期待できることもあり、近年人気が高まっています。
ただし、サービスによってターゲット層や料金形態が大きく異なるため、比較検討の上で自社に合うサービスを利用しましょう。
また、ダイレクトリクルーティングは、採用担当者の業務負担が大きく、全社を挙げての協力が必要不可欠です。
中・長期的な視点で採用力を上げる覚悟を持ち、ダイレクトリクルーティングを導入しましょう。
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