RPO(採用アウトソーシング)とは?BROとの違い、導入メリット・デメリットを解説

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RPO(採用アウトソーシング)とは?BROとの違い、導入メリット・デメリットを解説

2025/8/29

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RPO(採用アウトソーシング)とは?BROとの違い、導入メリット・デメリットを解説 こんにちは。求人広告代理店・採用代行の「株式会社ONE」です!

近年は、採用活動の複雑化により採用担当者の負担は格段に増えたため、マンパワー不足にお悩みの企業も多いでしょう。
RPO(採用アウトソーシング)は、効率的な採用活動を実現できるサービスのため、年々注目度が高まっているサービスです。

この記事では、委託できる業務やメリット・デメリットなど、RPOについて詳しく解説していきます。
また、RPOを導入すべき企業の特徴や導入時の注意点、依頼先を選ぶポイントについてもご紹介いたしますので、是非ご覧ください。

【1】そもそもRPO(採用アウトソーシング)とは?

そもそもRPO(採用アウトソーシング)とは?

RPOとは「Recruitment Process Outsourcing(リクルートメント・プロセス・アウトソーシング)」の略で、採用の業務を外部に委託すること です。

近年は、インターネットの普及や少子高齢化などの影響により、採用手法の多様化や採用活動の長期化が進んでいます。
応募者を獲得するには、トレンドに合った採用手法を取り入れる必要がありますが、新しい採用手法を取り入れると、その分採用担当者の手間や負担は大きくなります。
また、採用活動が長期化すれば、必然的に採用担当者の業務も増えるため、マンパワーが必要となるでしょう。

RPOは、採用担当者の負担を減らし、採用戦略や面接といったコア業務に注力できるようサポートするサービスなのです。

1-1BPOとの違い

RPOとBPOとの違いは、カバーしている業務範囲です。
BPO(Business Process Outsourcing)とは、経理や人事、IT、カスタマーサービスなど企業の業務プロセス全般を外部委託できるサービスです。

BPOが「業務全般の効率化」を目的とするのに対し、RPOは「採用活動の質向上と効率化」に特化しています。

採用に特化したサービスを提供することで、より専門的で戦略的な採用支援を実現しているのがRPOの特徴です。

1-2RPOを導入する2つの目的

RPO導入の主な目的は、以下の2つです。

  • 採用工数の削減
  • ノウハウや知見不足の解消

それぞれ解説します。

採用工数の削減

RPO導入により、採用業務の工数削減が実現できます。

採用活動では求人掲載から内定者フォローまで膨大な業務が発生し、特に応募者対応や書類選考は時間と労力を消費します。RPOの活用は、ノンコア業務を手放し、担当者がコア業務に集中するために有効です。

コア業務とは、たとえば以下のような業務を指します。

  • 面接
  • 候補者対応
  • 内定者フォロー

人的リソース不足解消も期待できるため、採用担当者の負担軽減にもつながるでしょう。

ノウハウや知見不足の解消

RPO活用により、自社だけでは得られない専門的な採用ノウハウと知見を得られます。

採用ノウハウや最新トレンドへの理解がないために、採用課題を解決できない企業は少なくありません。

RPO会社は、さまざまな業界や職種に関する豊富なノウハウを蓄積しています。そのため、採用トレンドや効果的なアプローチ手法、求職者の動向分析などを把握したうえで的確にサポートしてくれるでしょう。

採用担当者や現場責任者向けのトレーニングを実施するRTOもあわせて活用すると、企業の採用力強化が可能です。

【2】アウトソーシングできる採用業務

アウトソーシングできる採用業務

アウトソーシングできる業務例を

  • 採用計画
  • 母集団形成
  • 選考
  • 内定

に分けてご紹介いたします。

2-1採用計画

採用計画とは「どのような人を、いつまでに、どの部署へ、何人採用するか」予算、求人手法など採用活動の指針となる計画のことです。

【業務例】

  • 費用対効果や課題の分析
  • 採用競合の調査
  • 採用計画の立案
  • 採用ブランドの立案
  • 選考フロー設計
  • 面接官トレーニング 他

戦略的な採用活動を行うには、事業計画と連動した採用計画の策定が欠かせません。
また、面接官トレーニングでは座学やロープレを受けられるため、面接官の力量を底上げできます。

2-2母集団形成

採用を成功させるには、母集団(自社の求人に興味を持つ人達)の量と質を確保する必要があります。

【業務例】

  • 求人媒体の選定
  • 求人原稿作成
  • 出稿
  • ダイレクトメール(DM)/スカウトメールの作成・返信対応
  • SNSの更新・運営管理
  • インターンシップの企画立案・運営
  • 企業説明会の企画立案・運営
  • 問い合わせ対応 他

プロに母集団形成を委託すれば、ターゲット層に近い人材をより多く確保できるため、効率よく採用活動を進められます。

2-3選考

選考段階では、応募者対応や書類選考のスクリーニングといった、ノンコア業務が多いため、この部分を委託すれば採用担当者の負担を大幅に削減できるでしょう。

【業務例】

  • 書類選考のスクリーニング
  • 応募書類の管理
  • 筆記試験の実施・成績管理
  • 面接の日程調整
  • 応募者対応
  • 面接会場での受付
  • 面接代行・同席
  • リマインドメールの送信
  • 合否連絡 他

応募者対応の遅れは、辞退率増加につながります。
スピーディーかつ丁寧な対応が求められるため、応募者対応をアウトソースする企業が多いです。

2-4内定

せっかく内定を出しても、必ず入社してくれるとは限りません。
内定辞退されてしまうと、これまで掛けてきた手間とコストが無駄になってしまうため、内定者の不安や疑念を払しょくする内定者フォローが重要となります。

【業務例】

  • 内定通知書の送付
  • 内定者への連絡
  • 内定辞退者へのアンケート実施
  • 内定者懇談会や入社前研修などの企画・実施
  • 内定者限定サイトの運営・管理 他

委託先によっても異なりますが、RPOではご紹介したように多様な業務を依頼できます。
自社の課題に応じて業務を依頼すれば、採用担当者の負担を大幅に減らしつつ、効率的に採用活動を進めることができるでしょう。

2-5振り返り

RPOの採用管理システムを活用すると、選考通過率や内定承諾率といったデータの振り返りが容易になります。

データ取得や分析はノウハウがないと難しいため、さまざまなKPIを可視化する振り返り業務を外部に依頼できるメリットは大きいでしょう。

数値改善や施策のアドバイスを受けると、採用活動の精度向上と効率化を実現できます。

【3】RPOを導入するメリット

RPOの導入を検討するには、メリット・デメリットの両面を把握することが重要です。
まずは、RPO導入の具体的なメリットを見ていきましょう。

質の高い採用活動が実現する

RPOを請け負っている企業は、様々な企業の採用活動に携わってきたため、採用に関する豊富な知識やノウハウを保有しています。
その年の採用市場やトレンド、企業の課題、求める人物像などを考慮した上で、適切な採用活動を提案してくれるため、質の良い母集団を形成できます。

また、評価基準の設定や面接のトレーニングを受ければ、優秀な人材の取りこぼしを防ぐことも可能でしょう。
このように、RPOを導入すると質の高い採用活動が実現します。

選考・内定辞退率を低下させられる

採用は時間との勝負です。
なぜなら、対応が遅いと他社が先に応募者へ接触したり、応募者を不安にさせたりしてしまうため、選考辞退や内定辞退をされやすくなるからです。

面接の日程調整や合否通知といった、応募者対応をプロに任せれば、迅速にきめ細かい対応をしてもらえるため、選考・内定辞退率を低下させることができます。

コア業務に専念できる

採用計画から内定まで採用活動には様々なプロセスがあり、その業務は多岐に渡ります。
企業の規模によっては、採用関連業務を一任されることもあるため、採用担当者は非常に多忙です。

応募者対応などのノンコア業務に圧迫されて、採用計画立案や内定者フォローといったコア業務に支障をきたしているケースも少なくありません。
誰にでもできるノンコア業務を外部へ委託すれば、時間を創出できるようになるため、採用担当者はコア業務に専念できるのです。

採用業務のノウハウを学べる

採用のプロであるRPO企業が自社の採用活動に携わることで、効率的な採用プロセスや採用業務のノウハウを学ぶことができます。

また、RPOを請け負う企業の中には、

  • 課題の分析方法
  • 面接官トレーニング

などのコンサルティングサービスを提供しているところもあるため、自社に合った採用活動を知ることもできるでしょう。

【4】RPOを導入するデメリット

RPOには多くのメリットがあることが分かりました。
では、どのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。

委託先によって成果が変わる

日本ではRPOサービスの歴史はそこまで長くなく、規模や能力に差があります。
委託先の規模によっては、依頼業務を捌ききれないこともあるため、その分を自社で対応せざるを得ないこともあるのです。

また、企業や担当者によって得意な業界・業務も異なるため、実績やサポート体制を確認した上で、委託先を選ぶようにしましょう。

認識のズレが生じることもある

求める人物像や委託する業務内容の範囲を明確にし、認識を統一しておかないと、トラブルの原因になります。

例えば、求める人物像の認識が一致していなければミスマッチ採用に繋がりますし、業務範囲を明確にしていないと「実は依頼内容に含まれておらず、進んでいない」などの事態が生じるでしょう。

こうしたトラブルを防止するには、委託先と密接に連携を取り合い、認識を統一させることが重要です。

応募者や内定者との接点が減少する

RPO業者に応募者対応や内定者フォローを一任すると、応募者や内定者との接点が減ってしまいます。
自社の社員ではなく、委託先の担当者と信頼関係ができてしまい、入社後にその人がいないことで不信感を持たれるケースもあります。

応募者や内定者と積極的にコミュニケーションを取り、委託先に丸投げしないようにしましょう。

ノウハウが蓄積されない

RPOは採用業務の一部または、全部を外部に委託できるサービスです。
プロが採用業務に携わるため、効率的に採用活動を進められますが、委託先に丸投げするのはおすすめできません。

なぜなら、外部で採用活動を行っている状況になり、採用のノウハウが自社に蓄積されないからです。
利用する目的によっても異なりますが、自社の課題改善や面接官トレーニングなど、サポートとしてRPOを利用すれば、ノウハウを蓄積していけるでしょう。

【5】RPO導入に掛かる費用

RPOは、委託する業務内容やボリューム、担当者が常駐するかどうかによっても料金が変わるため、一概にいくら掛かるとは言えません。
あくまで参考として、RPOの料金体系や業務別の料金例をご紹介していきます。

5-1料金体系

RPOの料金体系は、

  • 従量課金制
  • 定額制
  • 成果報酬制

の3種類に分けられます。

従量課金制…業務内容×ボリュームによって料金が算出されます。
⇒必要な業務だけ依頼したい企業におすすめです。

定額制…「月額○○円で、こういう業務を請け負う」など、料金が決められています。
⇒予算が決まっていて業務量の多い企業におすすめです。

成果報酬制…採用決定時など委託先が設定した条件に達した際「1人当たり○○円」で料金が発生します。
⇒内定者の質を確保したい企業におすすめです。

5-2業務別の料金例

従量課金制では、業務内容ごとに料金が設定されており、ボリュームに応じて加算されます。

  • 面接日程調整(応募受付時):5万円~/月
  • 会社説明会の欠席者フォロー:2万円~/月
  • 面接実施:1万円/回
  • 評価シート作成:3千円/回
  • 面接の欠席者フォロー:2万円~/月
  • 合否通知:2万円~/月
  • 面接日程調整(2次面接以降):2万円~/月
  • 入社意思の確認:2万円~/月
  • 内定通知書発送:2万円~/月

委託できる業務内容や料金はRPO業者によって異なります。
また、依頼するボリュームによっては、追加料金が発生する場合もあるため、必ず見積もりを取ってから契約するようにしましょう。

【6】RPOを導入すべき企業の特徴

ここでは、RPOサービスの導入に向いている企業の特徴をご紹介いたします。

6-1マンパワーや採用力が不十分な企業

マンパワーや採用力が不足している企業は、採用計画~選考段階のサービスを利用するのがおすすめです。
外部にノンコア業務を委託すれば、採用担当者の負担が減少するため、コア業務への注力が実現します。

また、プロが採用業務に携わるため、採用に関するノウハウを学ぶことも可能です。 採用力が底上げされれば、ITエンジニアなどの採用難易度が高い職種において、成果を出すこともできるでしょう。

6-2応募者が多い企業

応募者の書類を一つずつ確認していく作業は、非常に手間と時間が掛かります。
そのため、応募者の多い企業は、書類選考のスクリーニングや応募者管理など、選考段階での導入がおすすめです。

採用のプロがスクリーニングを行えば、自社にマッチする人材を効率的に絞り込むことができるため、その後の面接通過率が高まります。

6-3大量採用する企業

内定者を確保するには、内定者と密接にコミュニケーションを取り合い、信頼関係を構築する必要があります。
内定者が多い程フォローの手間と時間が掛かるため、大量採用する企業は、内定段階でRPOを利用するのがおすすめです。

ただし、業者に一任すると内定者との繋がりが希薄になるため、内定者面談は自社で行うなど、積極的にコミュニケーションを取りましょう。

【7】RPOを導入する際の注意点

RPOを導入する際の注意点は、

  • 委託する業務の範囲を明確にさせること
  • 丸投げしないこと

の2点です。

7-1委託する業務の範囲を明確にさせること

RPOは採用業務を外部に委託するサービスです。そのため、「どの業務をどこまで委託し、自社ではどういった業務を行うのか」業務分担を明確にさせておかないと、後々トラブルが発生します。

また、提供しているサービス内容は委託先によって異なるため、事前にサービス内容を確認しましょう。 後で「サービスに含まれていなかった」とならないよう、委託する業務の範囲を明確にさせることが重要です。

7-2丸投げしないこと

プロに採用業務を委託できるからといって、丸投げにするのは得策とは言えません。委託先に丸投げすると認識のズレが生じていても、トラブルに気づきにくくなるため、業務の抜け漏れやミスマッチ採用が発生しやすくなります。

そのため、互いの認識をすり合わせ、現状を正確に把握することが重要です。
委託先から提案された施策の妥当性についての検討や進捗状況の把握など、当事者意識を持って、密接にコミュニケーションを取り合いましょう。

【8】RPOの依頼先を選ぶポイント

RPOの依頼先を選ぶ際は、まず「何の業務を委託したいのか」をはっきりさせることが重要です。

その上で、

  • 委託する業務の実績が豊富
  • 取得した情報に対する秘密保持体制がしっかりしている
  • 定期的なミーティングがある
  • 進捗状況を確認しやすいシステムを利用できる
  • 自社のルールに従って業務を進めてくれる
  • 見積もりが分かりやすい

といったポイントで選びましょう。

【9】RPOの導入成功事例

PROを導入し、採用活動を成功させた企業がいくつかあります。

実際に、PROの導入に成功した事例を紹介していくので、参考にしてみてください。

9-1IT企業の採用プロセス改善

あるIT企業では、RPOを導入して採用プロセスを改善する施策を導入しています。

高度なITスキルを持つ人材の確保が困難で、採用に時間がかかっていたため、専門のRPOパートナーと協力して採用戦略を再設計しました。

明確な要件定義とターゲティングをおこない、採用ツールとデータ分析を活用した結果、採用率が20%向上し、採用サイクルが30%短縮しています。

この改革により、効率的に優秀な人材を確保し、コスト削減にも成功しました。

【課題】

  • 高度なITスキルを持つ人材の採用が困難。
  • 採用にかかる時間が長く、求職者が他社に流れてしまう。
  • 応募者の質が低く、選考が長引く。

【施策】

  • RPOパートナーを導入し、採用戦略を専門家に委託。
  • 明確な人材要件の定義とターゲティングに基づいた採用プロセスの再設計。
  • 候補者の発掘と面接のスピードアップを図るため、採用ツールとデータ分析を活用。

【効果】

  • 高度なスキルを持つ候補者が増加し、採用率が20%向上。
  • 採用サイクルが平均30%短縮され、早期に優秀な人材を確保。
  • 採用にかかるコストが削減され、リソースの効率化に成功。

9-2小売業の新規店舗開店に伴う人材確保

ある小売業の企業は、新規店舗開店に向けてRPOを導入し、大量の人材を短期間で確保しました。

地方の店舗での人材集めが課題となっているため、RPOパートナーと協力して地元の採用マーケットに合ったターゲティング戦略を展開しています。

また、面接プロセスの効率化を図り、迅速に応募者対応をおこなった結果、予定より早く人材を採用し、開店準備をスムーズに進行させました。

【課題】

  • 新規店舗開店に向けて大量の人材を短期間で確保する必要があった。
  • 地方の店舗では人材が集まりにくい。
  • 応募者の質が低く、適切な人材の選定が難しい。

【施策】

  • RPOを導入し、採用活動の全体をアウトソーシング。
  • 地元の採用マーケットに合わせたターゲティング戦略とブランド認知向上活動を実施。
  • 面接プロセスを効率化し、応募者に迅速に対応できる体制を整備。

【効果】

  • 必要な人材を予想より早く採用でき、店舗の開店準備がスムーズに進行。
  • 採用された人材の定着率が高く、業務の効率化が実現。
  • 採用にかかるコストが20%削減され、ROIが向上。

【10】RPOは採用活動の心強い味方

RPOを利用すると採用計画から内定の段階まで、豊富な知識やノウハウを持つプロが採用業務に携わるため、採用ノウハウを学び、効率的に採用活動を進めることができます。

ただし、当事者意識を持って密接に連携を取り合わないと、トラブルが発生しやすくなるため、注意が必要です。 RPOを利用する際は、導入の注意点や依頼先を選ぶポイントを参考にしてください。

監修・執筆:ONEライターチーム

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こんにちは、ONEライターチームです。私たちは人事・採用に携わる担当者様向けに様々なお役に立ち情報を発信しています。

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