転職成功させるなら！採用・人事の本音とは？独自インタビュー

就職活動・転職活動を行っている方は、採用担当者からどのようなポイントを見られているのか、気になったことがあるのではないでしょうか。

実際に、人事や採用担当者が注目しているポイントを押さえることは選考通過をする上で有利に働くこともあります。

そこで今回は、東海ビジネスサービス株式会社で現役の採用担当として勤務されている武部さんに独自インタビューを行いました。

選考時に重視するポイントや好印象を残すコツなどについても伺ったので、参考にしてみてください。

【採用・人事目線】選考時に重視するポイントとは？

採用・人事目線として書類選考の際に重視していることはありますか？

書類選考は、企業が求める社会人としてのボーダーに引っ掛かっていないかどうかを判断する工程だと考えています。

また学歴は正直そこまで重視していないのですが、地頭のよさを判断したい際には大学の偏差値よりも高校の偏差値を重視するようにしています。

採用・人事目線として面接の際に重視していることはありますか？

コミュニケーション能力を重視していますが、特に傾聴力と語彙力は大事だと考えています。

傾聴力が優れていれば他者との摩擦は起こりにくいと考えており、また語彙力が優れていれば表現や情報伝達に齟齬が発生する可能性が低くなると考えているためです。

取材協力者：武部さん

加えて、弊社はIT企業であるため「ITへの熱意・愛情」は見たいポイントであり、重視しています。

ITは常に多くの情報を主体的に掴み取り、自身のスキル・知識にしていく必要があります。

やはり、そういったアクションはITへの思いが強くないと続けるのが難しいため、経験が浅い方であればあるほど熱意や愛情は感じたいポイントになります。

では、転職者にはどのように面接を受けてほしいですか？

初歩的な観点になってしまうのですが、真の考えはともかく、面接を受けていただく時だけでも「弊社が第一志望である」「これからのキャリアをIT業界で築いていきたい」というマインドセットはしてきて欲しいです。

それに加えて、上でも記載したコミュニケーション能力への意識を持って頂ければと思います。

面接の際どのような質問を転職へしていますか？

キャリアプランを明確にして面接に挑んでほしいと思います。

よくある「初年度は～、3年後には～、5～10年後には～。」という典型的な答えではなく、ITエンジニアとして携わっていきたい業務やスキルについて答えて頂けた際には良い印象を受けます。

採用担当に好印象を残すコツ

採用担当から好印象な転職の「志望動機」や「転職のきっかけ」はありますか？

弊社の目指している方向性や企業としての考え、もしくは弊社代表の考え方に共感していただけた時にはとても嬉しく思います。

そういった志望動機をお話し頂けると弊社の成長を支えてくれる人財であると考えるので、面接時でも採用担当とより深く色々なお話しができるかも？しれないです。

未経験業種への転職で好印象を残すコツはありますか？

とにかくITエンジニアの仕事内容を理解し、またIT分野の学習をすることだと思います。

また第二新卒の方など若手の方であれば、ITパスポートからでも全然問題ないので資格取得に向けた学習を行っていただき、その旨をお話しいただければそれだけで印象は良くなると思います。

採用担当からの評価が高い人とあまり良くない人の特徴はありますか？

色々な要素が考えられますが、大きく占めているのは第一印象の違いではないかと考えます。

やはり第一印象が良くない場合、その後どれだけ良いアピールが出来ても第一印象で受け取ったネガティブなイメージに引っ張られてしまい、ネガティブな要素にばかり注視してしまうことが起こりえます。

取材協力者：武部さん

そのため、とにかく第一印象を企業の求める人物像に合わせるようにしていただくと良いのではないかと思います。

内定の決め手

内定を出す際の決め手はなんですか？

これまで記載させていただいた内容に沿う方、と言ってしまうと簡単ですが、一番はやはり企業の考え方や方針、方向性に共感していると面接官側に伝えることが出来るかどうかになるのではないでしょうか。

今回お話を伺った武部さんの東海ビジネスサービス株式会社

出典：公式サイト