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求人広告代理店事業TOP > 中途採用 > 中途採用の市場はどうなる?市場の動向を解説!
こんにちは。求人広告代理店・採用代行の「株式会社ONE」です!
採用活動を成功させるには、市場の動向を把握する必要があります。
2020年上半期に起きた新型コロナウイルスの感染拡大は、雇用状況にも大きな影響を与えたため、中途採用市場の動向に注視している担当者も多いでしょう。
そこで、この記事では、それらを踏まえた中途採用市場の現状と今後の動向について解説していきます。
また、中途採用が注目されている理由や転職志向の高い職種、おすすめの中途採用媒体についてもご紹介したしますので、是非ご覧ください。
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目次
採用活動を行う上で、市場動向の把握は欠かせません。
まずは、雇用の現状と有効求人倍率を確認しましょう。
総務省統計局が公表した「労働力調査(基本集計) 2020年(令和2年)8月分結果」によると、
就業者数⇒6,676万人
雇用者数(雇われている労働者)⇒5,946万人
完全失業者⇒206万人(完全失業率3.0%)
です。
就業者は75万人減、雇用者は79万人減と、いずれも前年同月(2019年8月)と比較すると減少しており、完全失業者は49万人も増加しています。
引用:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和2年8月分)について」
求職者1人当たりにどれくらい求人があるかを示す有効求人倍率見てみると、
2019年8月時点⇒1.59倍
2020年8月時点⇒1.04倍
と、1年間で大幅に水準が低下しました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け、これまで続いていた求職者有利の「売り手市場」から「買い手市場」へシフトしたことが分かります。
マイナビ転職の発表した新型コロナウイルスが転職市場に及ぼす影響についてによると「1求人当たりの平均応募数は、前年同月比で1.2倍に増加」という結果が出ています。
求人数の減少によって、これまで採用の難しかった職種でも採用できる可能性が高まると考えられるため、採用活動を継続する企業にとっては好機になるかもしれません。
中途採用については「中途採用に最適な募集時期・採用時期は?求人タイミングの悩みを解決」こちらの記事もご覧ください。
つづいて、今後の中途採用市場の動向について見ていきましょう。
下記の図は、株式会社ビズリーチが2020年4月10日~4月13日の間、「ビズリーチ」を導入している企業を対象に、今後の中途採用活動の展望に関するアンケート調査を行った結果です。
【中途採用活動の展望】
短期的展望 | 長期的展望 | |
---|---|---|
変わらない | 50.20% | 49.50% |
縮小 | 38.40% | 27.60% |
拡大 | 8.90% | 21.60% |
参考:株式会社ビズリーチ「中途採用活動の実態調査アンケート」
この調査結果から「新型コロナウイルス感染拡大以前と同等もしくは拡大」と捉えている企業は、
短期的展望⇒約6割
長期的展望⇒約8割
となるため、先行きが不透明な状況下においても、企業側の採用マインドはそれほど落ち込んでいないことが分かります。
ただし、職種によって採用状況は異なります。
マイナビ転職の新型コロナウイルスが転職市場に及ぼす影響についての発表によると、新卒を含めた正社員の採用計画は、
などの職種では「これまで通り採用する」と回答した企業が約半数を占めた一方、
などの職種では、4割近くの企業が「縮小・中止」と回答しました。
したがって、エンジニアや営業、施工管理といった採用ニーズの高い職種では、引き続き激しい人材獲得競争が続くと言えるでしょう。
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職種による違いはあるものの、多くの企業が中途採用に積極的な姿勢を見せているのはなぜなのでしょう。
ここでは、中途採用が注目されている理由をご紹介します。
社会人経験のない新卒の場合、業務に関する教育はもちろんのこと、PCの基本操作やビジネスマナーといった、基礎的スキルも教える必要があるため、手間やコストが掛かります。
しかし、中途採用者の場合は社会人として働いた経験があるため、基礎的スキルは身についていますし、職種経験者であれば大まかな仕事内容を理解しています。
したがって、中途採用は教育・研修に掛かる手間やコストを最小限に抑え、即戦力となる人材を確保できるため、注目されているのです。
日本では終身雇用や新卒一括採用など独自の雇用慣行が続いていたため、同じような経験・価値観を持つ人材の集まる企業が多いです。
しかし、近年日本では、市場の縮小化やインターネットの普及などにより、急速にグローバル化が進んでおり、日本企業を取り巻く環境は大きく変わりました。
そうした中、単一的な経験や価値観でグローバル競争を勝ち抜いていくことは困難になったため、中途採用で多様な経験・価値観を持つ人材を招き入れようと考える企業が増えているのです。
日本では、終身雇用制度の崩壊や価値観の多様化などの影響から、人材の流動化が進んでいます。
ワークライフバランス重視の働き方やキャリアアップ目的で転職する人が増え、転職へのハードルが下がったことで、経験豊富なベテラン層や優秀な人材も転職市場に出てくるようになりました。
こうした人材が離職してしまった場合、未経験者で補充することは難しいため、流動化した転職市場で同等レベルの人材を求める企業が増えているのです。
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ここでは、転職に前向きな労働者が多い職種をご紹介します。
マイナビ転職が行った職種別 転職ポジティブ度調査によると、
で働く人たちは、転職に対して肯定的な傾向にあることが判明しました。
保育・教育・通訳の職種に携わる人たちは、転職に対して「収入の増加」や「前向きな行動」「仕事ができる」など、ポジティブなイメージを持っている傾向にあることが分かりました。
企画・経営の職種では「新たな仕事を習得できる」「転職が簡単」「ポジティブな印象を持たれる」といった、転職に肯定的な意見が多く見受けられます。
医療・福祉では「経験を活かせる」「やりたいことができる」「前向きな行動」などの考えやイメージを持つ人が多い結果となりました。
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転職に前向きなマインドを持っている人材の多い職種が分かったところで、どういった職種が転職先として人気なのか、見ていきましょう。
【職種別求人倍率】
職種 | 求人倍率 | 前年同月比 |
---|---|---|
営業系 | 1.29 | -1.32 |
企画・管理系 | 1.26 | -0.93 |
技術系(IT・通信) | 6.91 | -3.92 |
技術系(電気・機械) | 2.63 | -2.31 |
技術系(メディカル) | 1.5 | -0.42 |
技術系(化学・食品) | 0.88 | -0.66 |
技術系(建築・土木) | 4.6 | -1.44 |
専門職 | 5.99 | -1.92 |
クリエイティブ系 | 1 | -0.9 |
販売・サービス系 | 0.48 | -0.72 |
事務・アシスタント系 | 0.18 | -0.13 |
参考:doda「転職求人倍率レポート(2020年8月)」
上記の職種別有効求人倍率をみると、
の職種で転職希望者が増加傾向にあるようです。
ちなみに、有効求人倍率は求職者1名に対して、求人がいくつあるかという指標です。
つまり、事務・アシスタント系(0.18倍)は、求職者1名に対して、わずか0.18件しか求人が無い状態ということになります。
職種によっても、有効求人倍率が大きく異なることがわかります。
では、転職希望者が少ないのは、どういった職種なのでしょう。
先ほどご紹介した表を見てみると、全ての職種で前年同月比よりも求人倍率は低下しています。
しかし、依然として
と高い水準を保ち、売り手市場が続いています。
上記のような専門的な知識やスキルが必要となる職種は、母数自体が少ない上「知人の紹介」や「ヘッドハンティング」などで転職するケースも多いため、転職希望者は少ない傾向にあるのです。
また、エンジニアなどの技術系(IT・通信)職種は、あらゆる産業でDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されていることもあり、様々な企業で採用ニーズが高まっています。
採用活動を成功させるには、各媒体の特徴を把握し、ニーズに合った媒体を選ぶ必要があります。 ここでは、おすすめの中途採用媒体とその特徴をご紹介していきます。
【特徴】
【求人掲載件数】 約23,000件以上(2024年1月時点)
【更新曜日】
火・金
【特徴】
【求人掲載件数】
約236,000件以上(2024年1月時点)
【更新曜日】
月・木
【特徴】
【求人掲載件数】
約4700件以上(2024年1月時点)
【更新曜日】
月・木
【特徴】
【求人掲載件数】
約2400件以上(2024年1月時点)
【更新曜日】
火・金
【特徴】
【求人掲載件数】
約2300件以上(2023年4月時点)
【更新曜日】
火・金
新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け、失業者や求職者は増加傾向にある一方、採用活動を縮小している企業も少なくありません。
職種によっても異なりますが、全体的には買い手市場にシフトしています。
採用活動におけるライバル企業が少ない時期は大きなチャンスでもあるため、優秀人材の獲得に向けて動いてみてはいかがでしょうか。
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