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アルバイトの採用単価について、コスト削減方法も紹介します
こんにちは。求人広告代理店・採用代行の「株式会社ONE」です!
アルバイトの採用単価にどのくらいかかっているか、把握していますか?
近年は、少子高齢化などの影響から人材確保の難易度が高まり、特にアルバイトの採用単価は高騰傾向にあります。
アルバイトの採用単価を削減するには、求人方法の工夫などを行う必要がありますが、その前に採用市場や自社の現状を把握しておかなくてはなりません。
この記事では、採用単価の概要や計算方法、アルバイト採用市場の現状、コストの削減方法について解説いたします。
コストパフォーマンスの媒体についてもご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
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目次
採用単価とは、1人あたりの採用にかかった費用のことです。
採用単価を見ることで、採用活動が効率よく行われていたかどうかを判断することができます。
例えば、採用費用の総額が500万円かかったとして、
となり、コストパフォーマンスに大きな違いが出ていることに気づくことができます。
採用コストとは、人材を採用するのにかかった費用のことです。
採用コストは「外部コスト」と「内部コスト」の2種類に分けられます。
外部コストは、採用活動にあたって社外に支払う費用です。
例えば、
などが挙げられます。
内部コストは、採用活動にあたって自社従業員を活用した際にかかる費用です。
例えば、
といった費用が内部コストにあたります。
支払う費用が明確な外部コストに比べ、作業時間と人件費の把握が必須となる内部コストは、正確な金額を導き出しづらいです。
採用単価の計算方法は、
採用単価(1人あたりの採用コスト)= 採用費用の総額(採用コスト)÷ 採用人数
です。
先述の通り、採用単価を算出すると採用活動の効率性を判断できるため、採用コストより重視されることもあります。
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まずは、アルバイトの採用市場の現状を把握しておきましょう。
引用:パーソルキャリア「労働市場データ(2019年3月号)」
少子高齢化による労働力人口(15歳~64歳)減少などの影響から、多くの企業がアルバイトの人材確保に苦戦しています。
2019年1月時点でのパートタイムの有効求人倍率は1.79倍と、アルバイト求職者1人を2社近い企業が取り合っている状態です。
上図の求人倍率が右肩上がりに推移していることからも明らかなように、アルバイトの採用難易度は年々高まっています。
採用競争の激化により、採用活動の長期化や広告費の増大などが起こったため、アルバイトの採用単価が高騰傾向にあるのです。
つづいて、アルバイト1人あたりにかかる平均採用コストを見ていきましょう。
ネオキャリアの調査によると、アルバイトの平均採用単価は約6.4万円です。
株式会社ツナグ・ソリューションズの調査によると、アルバイトの平均採用単価は、2009年時点で約2.9万円だったのに対し、2013年には約5.2万円まで上昇しています。
この結果からも、アルバイトの採用単価が高騰していることは明らかです。
採用単価はあくまで全国・全業種の平均なので、採用競争の激しいエリアや業種の場合、10万円を超えることも珍しくありません。
参考:アルバイト・パート1名の採用コストは4年で1.7倍上昇! 人材確保のポイントは「応募時の対応」。
では、業種によってアルバイトの採用単価はどの程度違うのでしょうか。
業種 | 採用単価 | 平均時給 |
---|---|---|
フード(キッチン) | ¥50,000 | ¥1,127 |
販売(アパレル) | ¥47,000 | ¥1,243 |
イベント派遣 | ¥12,000 | ¥1,315 |
警備員 | ¥136,000 | ¥1,156 |
仕分け・シール貼り | ¥22,000 | ¥1,063 |
配達・配送・宅配便 | ¥69,000 | ¥1,242 |
施設内介護・看護 | ¥101,000 | ¥1,519 |
塾講師・チューター | ¥73,000 | ¥1,607 |
引用:ネオキャリア「アルバイトの平均採用単価|採用コストの削減方法も徹底解説!」
警備員や介護といった採用難易度の高い職種では、採用単価が10万円を超えており、アルバイト先として人気のあるアパレルなどは採用単価が低めです。
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アルバイトの平均採用単価を見て「高い」と感じた採用担当者も多いのではないでしょうか?
採用コストの大部分を占めている項目を重点的に絞って、コスト削減を目指しましょう。
アルバイトを採用するには、
といった工程が発生するため、これらを担当する従業員の人件費がかかります。
アルバイトの場合、応募者の面接や研修を現場の社員が担当していることが多いため、担当する社員はその間は働けません。
アルバイトの入れ替わりが激しいと、こうした業務が頻繁に発生するため、人件費の増大や生産性の低下を招きます。
よって、人件費を削減するには、職場とのマッチ度の高い人材を採用することが重要です。
また、受け入れ体制や教育体制を整えると職場への定着が見込めるため、人件費の削減につながります。
求人広告は、Web媒体と紙媒体の2種類に大別され、それぞれにメリット・デメリットがあります。
求職者に向けて素早く情報を届けられるため、大半の企業が求人広告を利用しています。
その反面で、多くの企業が利用しているからこそ、多くの求人の中から選ばれる工夫が必要になります。
例えば、原稿内容の工夫や給料見直しの他、求人サイトなら「オプションで露出度を高める」求人フリーペーパーなら「写真掲載可能なプランにする」などが挙げられます。
こういった露出を高めるオプションプランなどを利用すると、コストは高くなってしまう場合があります。
また、求人サイト一つとっても「マイナビバイト」「バイトル」「Indeed」など、多様なメディアがあります。
メディアによって特徴や強みは異なるため、自社に合った求人媒体・メディアを選定することが重要です。
ちなみに、求人広告費1人あたりのコストは、
求人広告コスト単価 = 求人広告費用総額 ÷ 採用人数
の計算式で算出できます。
利用している求人広告ごとに単価を算出すると、費用対効果が一目で分かるため、原稿修正の必要性やアプローチ方法を検討しやすくなるでしょう。
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採用コストの大部分を占める人件費や求人広告費を削減するには、具体的にどういった方法があるのでしょうか。
ここでは、採用コストを削減する方法についてご紹介いたします。
リファラル採用とは、自社従業員から人材を紹介してもらい、採用する方法です。
従業員が自分の知人や友人を紹介するため、ミスマッチが起こりづらく、紹介された側も新しい職場に馴染みやすいのが特徴です。
従業員の人脈を活用するため、外部に支払う費用は発生しません。
とはいえ、紹介者に全くメリットがなければ、期待する紹介を得ることができませんので「入社〇ヶ月後、紹介者に〇万円支給」など、インセンティブを設けている企業がほとんどです。
ただし、必ずしも必要な時期に紹介してもらえるとは限らないため、一般的には他の採用手法と組み合わせてサブ的に利用されています。
採用コストを削減するには、離職率を低下させる必要があります。
アルバイトが離職する主な原因は、
の3つです。
アルバイトは、入社前にイメージしていた仕事内容と実態とのギャップで離職する人が多いです。
そのため、募集時の求人原稿にしっかりと仕事内容を明記した上で、面接時にプラスαの説明をして入社後に感じるギャップを低減させましょう。
アルバイトに限ったことではありませんが、職場環境は離職率に大きく影響します。
特に、人間関係やシフトの柔軟性は「働きやすさ」に直結するため、積極的なコミュニケーションや教育体制を整えることが重要です。
また、アルバイトは条件面を重視する傾向にあるため、高待遇な職場が見つかるとそちらに流れてしまうこともあります。
仕事内容と給料を比較してアンバランスになっているようなら、給料の見直しも必要でしょう。
まずは、同じエリアにある同業他社の給料や待遇を調査し、平均の水準を把握してみてください。
大学や専門学校の掲示板に求人情報を掲載する方法で、基本的に無料利用させてもらえるところが多いです。
アルバイトのメインターゲットである学生にピンポイントでアピールできますが、アピールできる範囲は限定的です。
どれくらい応募を集められるか予想を立てにくく、急募対応にも向いていないため、他の採用手法と組み合わせて活用しましょう。
TwitterやInstagram、FacebookといったSNSを活用して採用活動を行う方法です。
SNSは企業側からの情報発信だけでなく、「いいね」などのリアクションやコメントで求職者とコミュニケーションを取ることもできます。
また、応募者のSNSから人間性や志向を把握できるため、事前にある程度のスクリーニングを行うことも可能です。
しかし、SNSのアカウントがある程度フォロワーがいなければ、応募は期待できないため1年程度かかることを前提に、根気強く定期的に運用し続けることが重要です。
採用代行サービスは、採用に関する業務を企業の代わりに行うサービスです。
すべての採用業務もしくは、一部の業務を委託することができるため、採用代行サービスを利用すれば、採用担当者の負担が大幅に減少します。
空いた時間はコア業務や採用業務以外の仕事に充てられるため、作業効率も向上するでしょう。
また、採用のプロに業務を委託することで、抜け漏れやミス、対応の遅れを防止できるため、採用率の向上も期待できます。
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「Indeed」のような、求人情報専門の検索エンジンに自社求人を掲載する方法です。
「Google検索」や「Yahoo!検索」と同じようにキーワードを検索すると、Web上にある求人情報の中から、キーワードに合致するものが表示される仕組みです。
求人サイトごとにログインして検索する必要がない利便性の高さから、利用者が増加しています。
求人検索エンジンには、無料掲載と有料掲載の2種類があり、有料掲載にすると自社求人の露出度を高めることができます。
クリックされたときのみ料金が発生する「クリック課金型」を採用しているため、広告費用の削減につながります。
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ここでは、アルバイト採用におすすめの「求人サイト」「求人検索エンジン」と「Google for Jobs」についてご紹介いたします。
【特徴】
掲載件数 |
1,369,765件 ※2021年4月時点 |
更新日 | 月曜日~金曜日 |
掲載料金 |
20,000円~ (首都圏/1週間) |
提供企業 | ディップ株式会社 |
【特徴】
掲載件数 |
179,429件 ※2021年4月時点 |
更新日 | 月曜日~金曜日 |
掲載料金 |
20,000円~ (1週間) |
提供企業 | 株式会社マイナビ |
【特徴】
無料掲載 |
可能 (直接投稿/クローリング) |
有料掲載 |
可能 (クローリング) |
料金 | クリック課金型 |
クリック単価 | 15円~1,000円 |
掲載期間 | 制限なし |
運営会社 |
Indeed Japan株式会社 (リクルートホールディングス傘下) |
【特徴】
無料掲載 |
可能 (直接投稿/クローリング) |
有料掲載 |
可能 (直接投稿/クローリング) |
料金 | クリック課金型 |
クリック単価 | 25円~1,000円 |
掲載期間 | 制限なし |
運営会社 | 株式会社カカクコム |
【特徴】
無料掲載 |
可能 (直接投稿/クローリング) |
有料掲載 |
可能 (クローリング) |
料金 |
クリック課金型 (デバイスごとに設定可能) |
クリック単価 | 30円~1,000円 |
掲載期間 | 制限なし |
運営会社 | 株式会社スタンバイ |
引用:「Google Japan Blog」(渋谷 バイトでの表示例)
【特徴】
料金 | 無料 |
掲載期間 | 制限なし |
運営会社 | Google LLC |
株式会社ONEでは、Googleしごと検索(Google for Jobs)へ対応した自社サイト、採用サイト制作などを行っております。詳しくは、「採用サイト制作・作成|株式会社ONE」をご覧ください。
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アルバイトの採用コストは年々高騰しており、少子高齢化が進行する今後は、さらに深刻な状況に陥るでしょう。
こうした中で、少しでも採用コストを削減するには、求人募集時にかかる広告費の削減だけでなく、アルバイトの離職率を低下させることも重要です。
アルバイトの採用コストにお悩みの企業は、ご紹介した内容を参考にしてみてください。
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