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求人広告代理店事業TOP >Indeed(インディード)とは?求人の仕組み・掲載方法・特徴などを解説
Indeed(インディード)
Indeedは2009年に日本で運用を開始して以降、様々な採用ツールがあるなか現在では主要な採用ツールの一つとなりました。
2024年1月にはIndeed PLUS(インディードプラス)のサービスが開始して、国内主要求人サイトの利用者の最大7割*¹にリーチが可能な求人サイトになります。
これまでの求人媒体とは基本的な仕組みや特徴、料金形態が大きく異なるため、活用方法が理解できず、採用活動に活かせていないという企業様も多いのではないでしょうか。
本ページでは、Indeed(インディード)の仕組みや特徴、利用するメリットについて詳しくご紹介し、採用活動に生かす方法をお伝えします。
ONEはIndeedの認定パートナー企業です!
ONEはIndeedから認められた認定パートナー企業になります。
Indeedでの運用実績や採用実績もたくさんありますので、気軽にご相談やお見積もりなどお問い合わせください。
*¹. 株式会社ヴァリューズ 「シェア調査」 2023年6月 (日本国内の主要求人サイトを1年に2日以上利用しているユーザーのうち、 Indeed・タウンワーク・リクナビNEXTを利用しているユーザーの割合)
目次
【12】Indeed(インディード)に求人掲載する際の注意点
そもそも、Indeedとは、求人情報特化型の求人サイトです。
『職種』や『会社名』などのキーワードと『勤務地』などを指定すると、様々な求人サイトに掲載されている求人情報を集約して表示し、Indeedを介して各求人情報へアクセスできる仕組みになっています。
この仕組みによって、求職者は様々な求人サイトを訪問する必要がなくなり、効率的に求人情報を入手することができます。また、企業側は、様々な求人広告を利用しなくてもIndeedにさえ掲載されるように対策をしていれば、効果的な採用活動を行えるようになりました。
また、求人情報特化型求人サイトIndeedを運営する「Indeed, Inc.」は2004年にアメリカで設立した企業です。
2009年に日本版のIndeedの運営を開始し現在に至ります。ご存じない方もいるかもしれませんが、2012年にもともと株主であったアメリカニューヨークタイムズ社が日本の大手人材サービス企業であるリクルートホールディングスに保有株式を売却しました。そのため、現在ではリクルートホールディングスが、アメリカIndeed, Inc.の主要株主、そして、Indeed Japan株式会社の運営会社となっています。
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Indeed(インディード)は、一般的な大手転職サイトとは違い、求人特化型の求人サイトです。
具体的な仕組みとしては、Web上にある様々な求人サイトや採用サイト等の求人情報を、クローラーと呼ばれるロボットが自動収集しIndeedに掲載、検索できるようにしているのです。
Indeedはこのような仕組みとなっているため、一般的な大手転職サイトなどと違い膨大な情報量が掲載されているのです。
2024年1月30日に提供を開始したIndeed PLUS(インディードプラス)により、スポンサー掲載することでさらに多くの求職者へアプローチが可能になりました。
Indeed PLUS(インディードプラス)について詳しく見る
Indeed(インディード)で使用される検索軸は、基本的には「キーワード」×「勤務地」です。
シンプルだからこそ、企業と求職者のマッチ度が高まるという効果があります。
一般的な転職サイトでは、比較的細かく検索軸を設定しますが、Indeedなら検索軸がシンプルで自由度が高いため、検索結果が一部の企業に偏りづらく企業と求職者のマッチ度が高まりやすいという効果があります。
一般的な求人広告は、掲載課金型が多く、求人情報の掲載に対して費用を支払う必要があります。つまり、求人広告の運営会社は、企業から求人掲載料をもらい収益を得ています。
その点Indeedは、求人掲載自体は無料ですが、求人検索画面の有料広告を販売しています。
有料広告を利用すると、費用が掛かる代わりに無料掲載と比較して、露出が増え、求職者の目に留まりやすくなります。
Indeedは求人の掲載料金ではなく、Indeed内の広告を販売して利益を得ているのです。
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※similar web当社調べ(2019年3月)
テレビ、インターネット広告などで馴染みのある主要転職メディアは月間利用者数500万~700万人程度が多い中、Indeedの月間アクセスは約2,000万人超と圧倒的なユーザー数を誇っています。
これは単純計算で労働人口の約3人に1人が利用している計算になります。
Indeedは無料での掲載も可能ですが、具体的なニーズがある場合は有料掲載(スポンサー求人)を利用する企業がほとんどです。有料掲載は、クリック課金型の契約の為、広告の運用次第では、採用ターゲットからのクリック率を上げることも可能です。
Indeedの有料掲載(スポンサー求人)は、前述のとおりクリック課金型の運用広告です。ターゲットの行動を分析し、そのキーワードに求人情報が届くように運用すれば、ターゲットに近い人物に適切に情報を伝えることができ、採用のミスマッチを減らすことが可能です。
求人広告は掲載期間、価格、掲載サイズなどがあらかじめ決まっている為、本来ならもう一つ上の企画を利用するべきだけど予算が合わなくて…と違う企画に掲載。その結果、結局採用ができなかった。
という事もあるのではないでしょうか。
Indeedなら、掲載期間という概念はそもそもなく、自社の採用サイトを使って採用活動を行うことが可能なため、採用活動の機関や予算に合わせて最適なプランで運用することが可能です。
当サイトを運営する「株式会社ONE」なら、豊富な運用実績により、Indeedのメリットを生かした広告運用が可能です。Indeedを使った採用をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。
Indeedは無料でも求人掲載を行うことが可能です。
無料掲載の方法はIndeedの管理画面上から直接求人広告を作成する直接投稿と、自社の採用ページをIndeed上に転載させるクローリングの2つの方法があります。
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Indeedの広告掲載ステップはとても簡単です。
アカウント開設はメールアドレスがあれば後はアカウント解説画面に沿って情報を入力していくだけです。
通常、求人広告を掲載する場合、応募があってもなくても広告費用を支払う必要があります。
しかし、Indeedの有料広告は求人広告がクリックされたときに課金される“クリック課金型広告”のため、運用次第では広告費用を大幅に抑えることができます。
Indeedに“掲載期間”はありません。クリック単価や予算を設定し、事前にチャージした金額がなくなり次第掲載終了となるため、同じ予算でも、短期間で集中して掲載予算を使ったり、細く長くゆっくりと予算を使ったりと、応募状況に合わせて柔軟に掲載期間を決めることができます。
Indeedは自社で制作したオリジナルの採用サイトとも連携することが可能です。そのため、記載する情報に制限のある求人広告とは違い企業の雰囲気など100%伝えることが可能です。
また、応募前に企業の情報をしっかり確認できるので、入社後のミスマッチ防止になります。
前述のとおりIndeedには有料掲載、無料掲載があります。無料掲載は有料掲載と比べると、仕組み上ユーザーの目に留まりにくく、効果が出づらいことがあります。
Indeedの有料掲載(スポンサー求人)は、効果測定によってクリック単価を調整したり、求人情報を変更するなど、費用対効果を上げるための運用が必要です。これらは運用型広告の経験がある担当者でなければ、非常に難しい作業となります。
当サイトを運営する株式会社ONEは、求人広告代理店として培ったノウハウを使った、採用サイトの制作も行っております。詳しくは「採用サイト制作について」をご覧ください。
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Indeedの有料掲載(スポンサー求人)はクリック課金型の料金形態です。
Indeedも一般的なクリック課金型の広告と同様、1クリックの価格をあらかじめ設定し有料掲載を開始します。
掲載開始後は、求職者が求人情報を検索し一覧から自社の求人をクリックしたタイミングで費用が課金されます。
1回のクリックの価格(=クリック単価)は15円~1,000円の間で自由に設定することができ、クリック単価が高いほど求人情報は求職者の目に留まりやすくなります。
また、Indeedの販売代理店などに運用代行を依頼する場合の料金は代理店ごとによって異なりますが、一般的には運用料金の20%程度ほどを手数料として支払うことが多いです。初回費用なども代理店ごとに異なるため、事前に確認が必要となります。
Indeedには、「無料求人(無料掲載)」と「スポンサー求人(有料掲載)」の2種類があります。
無料求人は、Indeedに直接投稿または、自社採用サイトなどをクローリングさせて求人募集する方法です。
Indeedへの掲載はもちろん、採用に成功しても報酬は発生しません。
一方、スポンサー求人はIndeedが用意している「クリック課金型」の有料プランです。
検索画面上の表示回数が増えるため、よりユーザーの目に留まりやすく、応募効果の向上を期待できるでしょう。
また、クリック課金型はユーザーから閲覧されて初めて料金が発生する仕組みなので、求人に興味を持ったユーザーに対してのみお金をかけられます。
効率的に予算を使えるため、予算が少なくてもチャレンジしやすいでしょう。
Indeedの料金については「Indeed(インディード)の掲載料は?無料掲載と有料掲載の違いについて」をご覧ください。
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実際にIndeedを活用することになった際の準備について紹介します。
Indeedを利用するためには、Indeedで表示をさせるページを用意する必要があります。
ページを用意するには大きく分けて3つの方法があります。
まずは、自社のホームページや採用サイトをクローリングさせる方法です。
先に述べた通り、Indeedは求人情報に特化した求人サイトです。
そのため、インターネット上にある様々なホームページや求人サイトを「クローラー」と呼ばれるロボットで巡回し掲載できそうなページを探しています。
クローラーに巡回してもらいページを掲載してもらうためには、掲載基準を満たしたページを作成する必要があります。
ホームページを修正したり、採用サイトを利用したりしなくても、直接Indeed上に求人ページを作成し掲載することも可能です。
具体的には、IndeedのTOPページにある求人掲載(無料)というリンクから、直接求人情報を作成することができます。
上記以外の方法として、Indeedと提携している求人広告を利用することで、掲載する方法があります。
具体的には、有料求人媒体がIndeedと提携しており、求人情報が転載されるといったケースです。
この方法では、結果的にIndeedへ求人を掲載することができますが、自社でコントロールすることができません。
あくまで求人広告を利用する際の補助的な機能と考えたほうがよいでしょう。
Indeedには掲載基準が設けられており掲載基準に満たしていない求人は、掲載されなかったり、修正の要請が来たりします。
そのため、Indeedを利用する際は、掲載基準を満たすよう細心の注意を払って求人情報を登録するようにしましょう。
そもそも、Indeedが掲載基準を設けている理由は、サービスの品質向上のためです。
求職者の立場に立ち、わかりやすい求人内容、使いやすい求人サービスになるように基準が設けられています。
以下の掲載基準を守り、質の高い求人情報となるように心がけましょう。
【Indeedの掲載基準】
引用:【公式】求人広告を掲載 | Indeed (インディード)
Indeedの掲載基準は多岐にわたり、自社だけで対策をするのは簡単ではありません。
そういった場合は、Indeedの運用代理店や、Indeedに詳しいWeb制作会社に依頼するといったことも検討するとよいでしょう。
これらの会社を利用することで、掲載基準を順守した原稿制作を依頼することができます。
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Indeedの管理画面上から直接求人広告を作成する直接投稿では、採用ページをお持ちでない方でも短時間で無料で求人の掲載を始めることができます。
Indeedでは、無料掲載でも求人の投稿と編集を行うことができます。
求人の投稿が完了し、審査を通過すると最大で72時間で求人の掲載をすることができます。投稿した求人内容は、何度でも編集することができます。
求職者が記入する応募フォームをカスタマイズすることができます。
求職者に記載してほしい情報を「必須記入項目」として設定することが可能です。
Indeed内に自社の企業ページを無料で作成することができるので、企業ページを通じて求職者に自社の魅力をアピールすることができます。
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Indeedに無料で求人を掲載する手順を紹介します。
求人掲載画面にアクセスし、ページ上部の「求人を掲載」をクリックし、アカウント作成画面に進みます。その後、メールアドレスとパスワードを入力、もしくはSNSアカウントを連携してアカウントを作成し、貴社の情報を入力します。
登録したメールアドレス宛にIndeedからメールが送られてくるので、メールの案内に従いメールアドレスを承認すればアカウントが完成します。
画面案内に従って求人の基本情報を登録します。Indeedでは、以下の項目が登録できます。必須項目を入力したら、プレビュー画面で内容を確定しましょう。
無料掲載を希望する場合は「無料で投稿する」をクックしてください。
無料で投稿を行っても、後日有料に変更することも可能です。
求人登録が完成したら、求人票の審査が開始されます。審査は数時間~最大72時間で完了します。
投稿した求人の内容に問題がなければ、Indeedに求人情報が掲載することができます。
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スポンサー求人の運用は、
を行います。
キャンペーンとは、スポンサー広告に掲載する求人をグループ化する機能です。
具体的には、複数の求人を「職種」「地域」「雇用形態」などの要素でグループ分けできます。
グルーピングしたキャンペーンごとに、広告の配信や停止、予算やクリック単価を設定できるため、募集ニーズやクリック単価の相場に合わせた管理が可能です。
例えば、アルバイトの募集に力を入れたい場合、アルバイトの求人が含まれるキャンペーン予算を個別に設定することもできます。
また、データもキャンペーン単位で蓄積されるため、仕事内容や勤務地など関連性の高い求人をグルーピングすると良いでしょう。
運用型広告はPDCAを回すことが重要なので、運用を開始したら定期的にパフォーマンスを確認しましょう。
パフォーマンスレポートや採用市場レポートから、表示回数やクリック数、応募数、採用難易度スコアといった項目を確認できます。
レポートの結果をもとに、「予算の調整」「原稿の改善」など、現状の改善にはどういった施策が最適なのかを検討し、実施しましょう。
とはいえ、運用型広告の知見がないと「何の指標がどうなっていたら、どんな調整を行うのか」が分からず、成果も出にくいです。
そのため、「運用型広告を利用したことがなく、知見がない」という企業は、広告代理店に依頼するのがおすすめです。
株式会社ONEでは、豊富なノウハウを持つ運用担当者やライターが運用します。採用担当者の負担を軽減しつつ、応募数アップを期待できますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。
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雇用形態や職種、募集エリアによっても異なりますが、求人サイトなら数万円~数十万円、人材紹介なら数十万円~100万円程度の採用コストがかかります。
一方、Indeedへの掲載は基本無料ですし、有料掲載にすれば予算に応じて自社求人の露出を高めることができます。
Indeedの有料掲載は、クリックされたときのみ費用が発生する「クリック課金型」です。
一般的な求人サイトのように、掲載自体に費用がかかるものではないので、興味のある求職者にだけに無駄なく費用を使うことができます。
また、求人サイトと合わせて掲載すれば、コストを抑えつつ採用経路を増やすことができるため、成果も出やすくなるでしょう。
一般的な求人サイトは、「2週間の掲載で〇万円」など、期間に応じた掲載費用が設定されています。
そのため、掲載期間が長いほど採用コストは高くなります。
Indeedであれば、“無料”で“期間の制限なく”求人を掲載することができるため、年間通して求人募集を行っている企業に最適です。
また、無料掲載と有料掲載の切り替えも自由に行えるため、
のように、採用ニーズに応じて柔軟に対応することもできます。
一つの会社がIndeed上に何件求人を出しても、無料掲載なら一切費用はかかりません。
一般的な求人サイトのように、1職種ごとに掲載費用が発生することはないですし、全職種・全雇用形態に対応しています。
そのため、Indeedは複数職種の求人募集を行う企業に適しています。
主要求人サイトの月間利用者数は、500万人~700万人程度ですが、Indeedの月間利用者数は2,000万人を超えています。
Indeedは非常に多くの利用者がいるため、Indeedに切り替えるだけで露出アップが期待できます。
さらに、IndeedはSEOに強いという特徴があります。そのため、Google検索やYahoo!検索で、他の求人メディアよりも上位表示されることが多いです。
求人サイトの場合、掲載できるエリアが限定的であったり、都市部中心の構成になっていたりするため、地方採用では思うような効果を得られないこともあります。
Indeedは掲載エリアを制限していません。また、基本的に検索軸は「勤務地×キーワード」のみです。「勤務地×キーワード」で検索した場合、採用競合は勤務地の近い企業のみとなるため、企業数が少ない地方ほど、求職者から発見してもらいやすくなります。
また、Google検索などで「勤務地×キーワード」と検索した際、Indeedが上位表示されることが多いため、地元で働きたい求職者に求人情報が届きやすくなっています。
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Indeed(インディード)は、2009年に日本で運用が開始されて以降、企業、求職者ともに年々利用者数が増加しています。
各種メディアを活用したプロモーション効果もありますが、Indeedならではの仕組みや特徴も要因の一つとなっています。
ここでは、Indeedがこれまでの求人サイトと比較してどこが凄いのかについて紹介します。
そもそもIndeedは、求人情報を専門に取り合う「求人サイト」であり、一般的に使われている求人サイトとは求人情報を掲載する仕組みが異なります。
一般的な求人サイトが有料掲載のみであるのに対して、Indeedは無料掲載、有料掲載に加え、インターネット上の求人情報を自動的に引用し掲載する仕組みとなっています。
そのため、一般的な求人サイトと比較して求人掲載数がかなり多く、約100万件を超える求人情報が掲載されています。
求人情報が多いと様々な求職者のニーズを満たせ、結果的に求職者数が多くなります。
求職者数が多くなると、それだけ自社の求人が目に触れる機会が増えますので、応募を獲得しやすくなるのです。
従来、求職者が仕事探しをする際には、求人サイトA、求人サイトB、求人サイトC…と複数の求人サイトに登録し、それぞれのサイト内で求人情報をチェックする必要がありました。
また企業側としても、多くの求職者にアプローチするためには、複数の求人サイトを同時に利用する必要があり多くのコストがかかっていました。
しかし、先に紹介した通りIndeedは求人特化型の求人サイトです。
そのため、求人サイトA、求人サイトB…と様々な場所にある求人情報を集めて、一か所に掲載しています。
このことから、求職者は複数の求人サイトに登録することなく、様々な求人サイトの情報を一括して閲覧することができます。
また企業としても、予算の都合でどれか一つの求人サイトしか利用できないといった状況でIndeedを利用すれば、求人サイトという縛りを超え多くの求職者にアプローチすることが可能になりました。
その結果、従来の方法では出会うことがなかった求職者と企業が、Indeedを介して出会えるようになったのです。
一般的な求人サイトでは、検索方法として「キーワード」「勤務地」「職種」などはもちろん「各種求人特集」「おすすめ求人」など様々な検索方法が用意されています。
複数の検索方法があると様々な角度で仕事探しができる反面、オプションサービスを利用して露出を高められる、資金力のある企業に注目が偏りやすいという点もあります。
Indeedは検索画面を開くと、基本的には「キーワード」「勤務地」の2つの検索ボックスが表示されるだけです。
求職者は、自身の興味のあるキーワードと、勤務地と想定しているエリアを検索するだけですので、オプションサービスの利用状況などに影響を受けにくく、精度の高いマッチングを実現することができます。
Indeedは中小企業の採用に向いているといわれることがありますが、こういった特徴が理由といえます。
Indeedは現在、日本国内で最も月間訪問者数が多い求人サービスとなっており、1か月の訪問者数は約3,900万人とその他のサービスに2倍以上の差があります。
利用者数が多いということは、それだけ1度の求人掲載で多くのユーザーにアプローチできるということでもあります。
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Indeedは他の多くの求人媒体とは異なり、直接投稿なら自分で原稿を作成することができます。また、クローリング掲載の場合でも、求人詳細ページを作成した制作会社が必ずしも求人掲載、人材募集に関する知識があるとは限りません。
このようなことから、Indeedに求人掲載する際に知っておかなければいけない注意点があります。
Indeedに求人を掲載する際には、Indeedが定めている「求人掲載に関するガイドライン」をまもった求人原稿の作成、掲載をする必要があります。
求人掲載に関するガイドラインには、以下のような内容が記載されています。
本ガイドラインは、採用企業と求職者に Indeed の掲載基準に関する情報を提供する目的で作成されています。Indeed は求人を検索する求職者に最高の顧客体験を提供できるよう努めています。また、各業界や市場間に大きな相違があることを理解しており、本ガイドラインは、各業界や市場に特有の相違を踏まえた内容になっています。本ガイドラインが遵守されない場合、サイト上で掲載求人の表示に影響する可能性があります。
引用:Indeed「求人掲載に関するガイドライン」
ガイドラインに記載があるように、このガイドラインが守られていない場合、求人掲載がされない場合もあるため注意しましょう。また、ガイドラインに沿って求人を作成しても、求人掲載の内容によっては掲載自体できない場合もあります。
具体的に掲載できない求人広告には以下のようなものがあります。
下記に該当する求人は掲載をお断りしております。
1.法律に抵触する、または求職者に犯罪をそそのかすもの
2.他人の権利を侵害する内容を含んだもの
3.その他、当社が不適切と判断したもの
- 求人内容に虚偽性のある求人
- 求職者への費用負担が発生する求人
- 年齢・性別・国籍・社会的身分などについて差別的な表現が含まれる求人
- 求人募集ではい協力会社募集・一人親方募集・フランチャイズ・代理店などのビジネスパートナー募集など
- 成人向けまたは性的な商品・サービスに関わる求人
- 連鎖販売取引(マルチレベルマーケティング・ネットワークビジネスへの勧誘など)関連の求人
- いわゆる「求人広告」ではない合同企業説明会などのイベント告知
- 過度に個人情報を求める求人(クレジットカード情報、マイナンバーなど)
- 転売ビジネス・インターネットオークション・オンラインショップ運営に関する在宅勤務の求人
- 治験・覆面調査の求人
- ポイント払いなど金銭以外で報酬が渡される求人
引用:Indeed「Indeed 掲載規定に沿わない求人情報」
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Indeedの成功事例を紹介します。
「若手社員(20代)を低コストで採用したい」という課題を持つ建築土木業界のお客様です。
Indeedへの「20代が活躍するイメージを持てる求人掲載」を提案しました。具体的には、掲載する写真に20代の在籍者を起用する、未経験者の不安を取り除く紹介をする、といった提案内容です。
20代の在籍者を見せることで、視覚的に若手が活躍できることを訴求し、研修内容を詳細に記載することで、安心感を持てるよう工夫しました。
予算を使い切るまでに、4名から応募があり、2名の採用に成功しています。求人サイトに対する採用単価の低さにも満足いただきました。
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せっかくIndeedに求人掲載するなら、上位表示したいものです。
Indeedのアルゴリズムは公開されていませんが、求職者の検索ニーズにマッチする求人ほど上位表示される仕組みになっています。
「検索キーワード」「行動履歴」「求人ページの充実度」が重要となるため、Indeedで効果を出すには求職者のニーズにマッチした原稿を作る必要があります。
Indeedは、ユーザーが検索したキーワードとマッチ度の高い求人ほど、上位表示されやすいです。
そのため、人気のキーワードを求人原稿に入れ込めば、ユーザーとのマッチング率向上が期待できます。
ただし、発見性が高まっても、採用ターゲットに見てもらえなければ意味がありません。
よって、Indeedで効果を出すには、
を求人に散りばめることが重要です。
例えば、小さな子どもを持つママさんがターゲットなら「土日休み」「短時間」などのキーワードを入れ込むと、興味を持たれやすいでしょう。
Indeed内の分析機能「採用市場レポート」や、検索時にそのキーワードと合わせてよく検索されるキーワードが表示される「サジェスト」機能を利用すると、ヒントが得られます。
応募率を高めるには、求職者に働く姿をイメージしてもらう必要があるため、求人情報を詳細に書くことが重要です。
職種名は、求職者が最初に目にする項目であり、求人のタイトルです。
求職者はタイトルを見て、その求人を閲覧するかどうかを決めているため、どんな仕事かイメージできるようなタイトルにしましょう。
例えば、営業職と一口に言っても「個人or法人」「新規or既存」で内容は異なりますし、扱う商材も様々です。
そのため、職種名に「営業」とだけ書かれていても、求職者の興味を引くことはできないでしょう。
職種名を設定する際は、
のように、明確に記載することがポイントです。
【ポイント】
仕事内容は、求人原稿のメインです。
社内用語などの一般的でない表現や、抽象的な表現をするとわかりづらいだけではなく、求職者に誤解を与える可能性があります。
求職者が具体的なイメージを持てるよう、明確な内容を記載してください。
例えば、
「医療機器を既存取引先の病院に提案する仕事で、飛び込みなどの新規開拓営業は一切ありません。直行直帰OKです。売り上げ目標はありますが、個人ノルマはありません。」
のように、記載すると分かりやすいです。
「一日の仕事の流れ」や「業務内容(パワーポイントを使った資料作成など)」を記載するのも良いでしょう。
また、アピールポイントをまとめておくと、自社求人のメリットが求職者に伝わりやすくなります。
【ポイント】
労働条件が明確に記載されていないと、求職者は応募の判断ができません。
入社後のトラブルを回避するためにも、明確に記載しましょう。
例)
勤務時間:9:00~18:00(実働8時間)
※月の残業時間は平均〇時間。残業はほぼありません。
【ポイント】
Indeedでさらに効果を出すためには、会社ホームページや採用サイトをしっかりと制作することが効果的です。
そもそも多くの求職者は、Indeedで見つけた求人にそのまま応募するのではなく、会社ホームページを見たり、採用サイトを見たりして、企業について理解を深めてから応募をします。
そのため、Indeed上の求人原稿がどんなに良くても、会社ホームページや採用サイトがイマイチなら応募を踏みとどまってしまうことがあります。
また、Indeedでみられる求人情報はテキストがメインで、画像や動画などの情報はあまり掲載できません。
このような問題を解決し、さらに効果を出すためには、Indeedの原稿で興味を持ってくれた求職者をしっかりと応募につなげるため、会社ホームページや採用サイトを作りこむことが重要なのです。
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Indeedは無料で掲載ができるため、個人事業主や中小企業などあまり求人経験がない企業様も多く利用しています。
しかし、無料で掲載はできても、効果も簡単に出せるかというとそうではありません。
企業の求人活動で結果を出すためには、媒体選びもそうですが、求人原稿の内容や募集内容、掲載時期など様々な要素が必要になります。
確かにIndeedは無料で掲載することができたり、予算の設定さえすれば自社で運用することもできますが、効果の出る原稿制作や広告運用はノウハウがなければできません。
有料掲載を検討している場合は、せっかくかけた費用を無駄にしないためにも、Indeedの運用代理店に依頼することがおすすめです。
Indeed(インディード)とは?求人の仕組み・掲載方法・特徴などを解説 TOPへ
Indeedに掲載期間という概念はありません。
チャージ料金がなくなり次第掲載終了となるため、クリック単価や予算設定などで、掲載期間を調整します。
募集内容や募集条件などにもよるため、一概に効果の有無はわかりません。
また、無料掲載の中にも表示されるポジションが上位~下位まであるため、その順位によっても効果は大きく変動します。
したがって、効果を計るためには、実際に運用しデータを取ることが必要です。
有料掲載は、1クリックごとにチャージ金額から引かれていくシステムです。
チャージ金額がなくなるまでは掲載されるため、1クリックの金額や1日の消費金額設定、1ヶ月の消費金額といった予算管理を行い、求人情報の露出を調整します。
有効なアクセスを集めても、採用ページの質によって応募数は大きく変動いたします。
そのため、採用ページのキャッチコピーや条件の打ち出し方などを改善します。
ONEでは初期費用なしで掲載が可能です。
募集職種・業種・勤務地などに合わせて最適なご予算をご提案させていただきます。
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Indeed(インディード)の掲載料金
Indeedの掲載料金について解説しています。無料掲載と有料掲載の違いなどについても解説しています。
Indeed(インディード)の掲載方法
Indeedの仕組みと合わせて、掲載方法や運用方法について詳しく解説しています。Indeedで求人掲載するメリット・デメリット、代理店を利用する判断基準についてもご紹介しています。
Indeed(インディード)の運用方法
Indeedの運用方法について解説しています。業界別の成功事例などについても解説しています。
Indeed(インディード)が地方採用に強い理由
Indeedが地方採用に強い理由について解説しています。地方での活用事例なども紹介しています。