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警備員の募集方法は?採用率を上げるための対策も紹介
こんにちは。求人広告代理店・採用代行の「株式会社ONE」です!
警備員の採用について「応募がこない」「理想の人材が見つからない」と、このような悩みをお持ちではありませんか。
工事現場や商業施設など、さまざまな現場で警備員の需要は高まる一方で、採用に苦戦するケースも少なくありません。
本記事では、警備員の採用率を上げるためのポイントや有効なツール、おすすめの求人サイトを紹介します。
目次
警備員の有効求人倍率は、全職種の中でも特に高い水準にあります。
厚生労働省のデータによれば、2022年12月時点での保安業の有効求人倍率(パート含む)は7.43倍となり、全体平均の1.45倍を大きく上回りました。
保安業は従来から高い求人倍率が特徴で、以下のように推移しています。
年度 | 保安業の有効求人倍率 | 全体平均有効求人倍率 |
---|---|---|
2019年 | 8.32倍 | 1.45倍 |
2020年 | 6.83倍 | 1.18倍 |
2021年 | 6.11倍 | 1.14倍 |
2022年 | 7.43倍 | 1.45倍 |
2022年はコロナ禍からの経済回復により、有効求人倍率が再び上昇したと考えられるでしょう。
※保安業には施設警備員や道路管理員・交通誘導員だけでなく、自衛官や消防官、警察官や海上保安官なども含まれます。
警備員の採用が難しい主な理由は、以下の通りです。
警備業務は長時間の立ち仕事や夜間勤務が多く、体力的な負担が大きい点が挙げられます。
また、給与水準が他業種に比べて低く、キャリアアップの機会が限られがちです。
さらに、責任能力や健康状態が厳しく求められるため、採用基準が高くなり求職者が絞られる傾向にあります。
加えて、「厳しい」「きつい」といったネガティブなイメージが強く、求職者から敬遠されやすいことも要因です。
これらの要因が重なり、警備員の採用は他職種と比べて難しい状況が続いています。
警備員の求人では、応募してほしいペルソナ(求める人物像)を明確にすることが重要です。
たとえば、50代・60代を採用したい場合は、求人雑誌を活用します。
また、20代や30代の若手を対象とするならインターネット媒体で求人を出すなど、ペルソナに応じた媒体選びが効果的です。
このように、ペルソナの年齢に合わせた内容で求人広告やチラシを作成することで、応募率を高められるでしょう。
ただし、雇用対策法や男女雇用機会均等法により、年齢や性別を限定する文言を広告に記載することは禁止されています。
そのため、法令を遵守しつつ柔軟な表現でアピールしなければなりません。
応募者が思うようにこない場合は、自社や業務内容の魅力をアピールして警備業界へのイメージアップを図る必要があります。
ここからは、自社の魅力や条件の見せ方について、具体的に見ていきましょう。
ペルソナを明確にしたら、求職者層に向けて自社の魅力を伝えましょう。
たとえば、以下のようなポイントです。
成長が期待される事業展望や業界での評価、経営者の能力や実績、安定した経営基盤を強調することで、企業への信頼感を高められるでしょう。
これにより、求職者に好印象を与えるだけでなく、応募への安心感も提供できます。
自社の強みを具体的に示すことで、求職者の関心を効果的に引きつけましょう。
警備員の未経験者にとって、充実した研修制度や公平な評価制度が整っている企業は大きな魅力となります。
具体的な研修内容や評価基準が明確であれば、働き始めた後も安心して業務に取り組め、モチベーションを維持しやすくなるでしょう。
また、勤続年数だけで出世が決まらない仕組みや人間関係、企業独自のルールに関するサポート体制が整っていることも、中途入社のハンディキャップを軽減するポイントです。
こうした制度の充実をアピールすることで、求職者にとって魅力的な職場として認識されやすくなるでしょう。
企業で自身のキャリアを実現できるかを重視する求職者は少なくありません。
そのため、待遇や環境の魅力を明確に伝えることが重要です。
たとえば、高い給与水準や早い昇給、手厚い福利厚生、有給休暇の取得しやすさ、土日休みなどの労働条件は求職者に安心感を与えます。
また、幹部候補への道が開かれていることや、社員同士の結束力、経営者との距離の近さなども魅力的な要素です。
これらの特徴を積極的にアピールすることで、企業の魅力を効果的に伝えられます。
警備の仕事について興味を持ってもらうには、仕事の意義や魅力を伝えることが重要です。
警備員の仕事は施設や路上など、多岐にわたり人々や環境を守る役割を担います。
そのため、感謝される場面も多く社会的なやりがいを感じられる職種です。
また、頑張りが給与に反映されるため、金銭的な満足感も得られることが期待できます。
具体的な業務内容や、その意義を伝えることで、警備の仕事に興味を持つ人を増やすきっかけになるでしょう。
警備員の仕事に対するネガティブなイメージを払拭することで、応募のハードルを下げることができます。
たとえば、「現場に休憩場所が整備されている」「警備員が快適に働けるよう、経営側が顧客と事前に調整をおこなっている」などのポイントを説明すれば、警備員を大切にしている職場であることをアピールできるでしょう。
また、制服デザインにも工夫が必要です。
定期的なデザインのリニューアルなどをおこなうことで、見た目の良さだけでなく企業の信頼感や認知度の向上にもつながります。
求人を出すためのツールは数多くありますが、警備員の募集方法として効果的なものはなんでしょうか。
ここでは、警備員採用に役立つツールとして自社採用サイトと採用管理システム(ATS)を効果的に活用する方法を紹介します。
自社採用サイトとは、採用活動を目的とした自社独自のWebサイトです。
アクセス履歴が残るため、サイト訪問者の動向を解析し、どの検索ワードや流入経路が有効かを把握できるメリットがあります。
効果的なアクセス解析により、ターゲット層に合わせた検索対策が可能となり、応募率を改善できるでしょう。
また、自社採用サイトで採用できれば外部広告費を削減し、採用単価を下げられます。
さらに、テンプレートや文字数制限がなく、文章に加えて画像や動画を使って社風や仕事内容を詳しく伝えられることもメリットです。
採用管理システム(ATS:Applicant Tracking System)は、採用活動の業務や応募者の個人情報を一元管理できる便利なツールです。
応募者数や個人データ、面接の日程を効率的に管理でき、応募者と直接連絡を取ることも可能です。
さらに、採用チームや面接官と応募者の情報を共有すれば、履歴書のコピーを配布する手間が省け、面接後の評価や進捗状況を企業内で簡単に共有できます。
採用管理システムは、警備員採用において業務負担を軽減し、情報の透明性とスピード感を向上させる効果的なツールです。
おすすめ記事:「採用管理・支援システム(ATS)とは?」最後に、警備員を採用するのに有効な求人サイトを5つ紹介します。
無料で求人掲載可能なサイトもありますので、ぜひチェックしてみてください。
Indeedは無料で求人掲載が可能で、掲載期間の制限もありません。
有料プランでは、自社採用サイトへのリンクを設置し、求職者を誘導することもできます。
Indeed:https://jp.indeed.com/%E6%B1%82%E4%BA%BA%E5%BA%83%E5%91%8A
ケイサーチ!は警備員専門の求人サイトです。
日本全国の求人情報を掲載しており、警備の仕事に詳しいカウンセラーの相談サービスも提供しています。
そのため、多くの求職者に利用されています。
ケイサーチ!:https://www.keibi-baito.com/home
セキュリティーワークは、警備員専門の求人サイトです。
関東エリアの求人を中心に掲載し、寮完備の求人も数多く取り扱っています。
セキュリティーワーク:https://securityguard-work.com/
ケイビーベイビは、警備専門求人サイトです
施設警備や交通警備の正社員、契約社員、アルバイトの求人情報を幅広く掲載しています。
ケイビーベイビ:https://keibee-babe.com/
警備ジョブは警備業界専門の転職サイトです。
警備の中でも首都圏の施設警備、交通警備の求人を得意としています。
警備ジョブ:https://keibi-job.com/
株式会社ONEでは、大手求人メディアや地元密着型求人、若手採用やハイキャリア人材に強みを持つ求人媒体まで幅広く取り扱っています。
また、採用代行や人材紹介、採用サイト制作、人事ツールの提供など、採用から人材定着・活躍までをワンストップでサポートいたします。
16,000社以上をサポートしてきたONEの豊富なノウハウを活かし、採用ニーズや課題に合わせたご提案をおこないます。 採用活動でお困りのご担当者様は、「ONE」へお問い合わせください。
警備員の採用は、ターゲットのペルソナを明確にし、企業や警備業務の魅力を的確に伝えると成功につながりやすくなります。
求職者のニーズと自社の強みをマッチングさせることで、長期的に働く人材の確保も期待できるはずです。
自社採用サイトや採用管理システム、求人サイトなどのツールを効果的に活用し、採用活動に役立てましょう。
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