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採用イベントは必須?イベント出展のメリットやポイントを解説
採用イベントは会社説明会やインターンシップ、面接など、求職者と企業が出会うための場を指します。
求職者に自社を知ってもらう目的や、自社が求職者を選定する意図でも用いられる採用手法ですが、やみくもに出展しても他社との差別化を図ることはできません。
この記事では、採用イベント出展のメリットからイベントの種類、出展するにあたってのポイントまでを分かりやすく解説します。採用担当者の方、採用業務を任されている方はぜひご一読ください。
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目次
会社説明会や面接などの採用イベントは、多くの企業で行われているスタンダードな採用活動です。こういったイベント出展が実際に必要なのかどうか、昨今の労働人口減少の観点から確認してみましょう。
1990年代後半から2000年代前半の就職氷河期時代や、リーマンショックの影響により新卒の就職が難しくなっていた2010年ごろは、企業側が多くの求職者の中から優秀な人材を選ぶ「買い手市場」でした。
しかし、現在は求職者側が多くの企業の中から就職先を選べる「売り手市場」です。
厚生労働省が発表した平成29年の報告書内において、有効求人倍率の上昇について触れられている点からも、そのことは明らかでしょう。
こうした現状から、求職者に向けたアピールが重要であることはもちろん、深刻化する少子高齢化社会を見据えた、労働人口の減少も視野に入れておく必要があるでしょう。
減少していく若年層の人材をどれだけ確保できるかが、自社の将来を左右するといっても過言ではありません。
そのため、会社説明会やインターンシップなどの採用イベントを効果的に活用することが重要になります。新卒・中途採用ともに、「自社の魅力をどれだけ求職者に伝えられるか」が採用活動成功のカギになるのです。
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企業と求職者をつなぐ目的で行われる採用イベントの中にも、さまざまな種類が存在します。今回は「会社説明会」「インターンシップ」「オリエンテーション」「面接」の4つのジャンルに分けて詳しく解説します。
会社説明会は、大人数に向けて自社の企業理念・仕事内容・求める人材などの基本情報を伝えられる場です。母集団形成において最初のアプローチになることも多いため、きちんと魅力を伝えるための工夫が必要となります。求職者に興味を持ってもらうためにも、自社に合った形式の説明会を選んで開催しましょう。
「合同企業説明会」「個別企業説明会」「訪問・学校説明会」の3種類の説明会を詳しく解説していきます。
合同企業説明会とは、複数の企業と合同で行う説明会のことです。
全業界を対象として開催されるタイプや、業界・職種を絞って開催されるタイプなどに分けられます。
ターゲットとなる求職者像を明確にした上で、どちらを利用するか決定しましょう。
合同企業説明会のメリットとしては、接触できる求職者の人数が多いことが挙げられます。
特に全業界対象の説明会であれば、現時点で自社を知らず、業界に興味がない求職者にもアピールできる点が大きな魅力です。
また、リクナビ・マイナビなど大手メディアを利用すれば、より大規模な合同企業説明会に参加することができます。
合同企業説明会は目標採用人数が多く、母集団形成に力を入れたい企業におすすめしたい手法です。
個別企業説明会は、自社のみで行う企業説明会を指します。
自社への志望度が高い求職者のみが参加する点、より時間をかけた丁寧な説明ができる点が、合同企業説明会との大きな違いです。
時間的にも自由度が高く、質疑応答の時間を長く取ることもできるため、求職者との距離を縮めやすい形式といえるでしょう。
訪問・学内説明会は、学内で行う企業説明会を指します。
ターゲットに設定した大学の学生に直接アピールできる点や、学生側の参加ハードルが低い点が魅力です。
大学関係者と信頼関係を構築することで、優秀な学生を紹介してもらえるケースもあります。
過去に採用した優秀な人材の出身校へのアプローチは、自社にマッチした学生を確保しやすい手法です。対象を大学1・2年生にするなど、早い時期の動き出しにも適しています。
オリエンテーションは、会社説明会に比べ質疑応答の時間を多く取った形式の採用イベントです。
一方的な説明になりがちな説明会とは異なり、双方向のコミュニケーションを図れる点が大きな魅力といえます。オリエンテーションの中でも、「座談会」を詳しくご紹介します。
座談会は、求職者と社員が交流できる場のことを指します。
人事担当者はもちろん、現場で働く社員や役員なども交えることが重要です。説明会では伝わりにくい会社のイメージ・雰囲気を感じ取ってもらいやすくなります。
座談会を通して参加者の不安や疑問に向き合い、解消していくことにより、選考へ誘導できます。自社にマッチした人材を獲得するために効果的な採用イベントです。
働くイメージをリアルにつかんでもらうことで、内定辞退・早期離職のリスクを減らす効果が期待できます。
インターンシップは、企業説明を主とした説明会・座談会等とは異なり、参加者に業務を体験してもらい、その過程・結果をもとに参加者の適性を見定められる点が大きな特徴です。
実施期間もさまざまで、「1dayインターンシップ」と呼ばれる1日のみのケースや、3日・1週間、1か月以上などのケースも存在します。
また、本格的な就職活動を始めていない優秀な学生を、早い段階で確保できるという点も魅力の1つです。インターンシップの内容によって、参加する学生の傾向が大きく変わるため、他社のインターンシップも参考にしながら検討することをおすすめします。
「長期インターンシップ」と、「1dayインターンシップ」の2つについて、詳しくみていきましょう。
長期インターンシップとは、実際の職場で1か月以上就業体験を行う有給のインターンシップです。企業や仕事への理解が深まるため、ミスマッチの防止に高い効果を発揮します。
例えば、国内でも有数のIT ベンチャー企業であるサイバーエージェントでは、さまざまな部署・職種を対象とした就業型インターンシップを行っています。
約1か月という長期にわたり、原則週3日以上の出社、能力に応じた時給を支払う形での実施です。
就業先での実務だけでなく、部署をまたいだランチ会も企画され、実際にサイバーエージェントに就職したような経験を得られます。
「一部の選考をスキップできる可能性がある」など、インターンシップへの参加特典が用意されており、優秀な人材はもちろん、志望度が高い人材の応募も期待できます。
学生だけでなく、既卒の人材も募集対象になっているため、多様な応募を想定したインターンシップです。
1dayインターンシップとは、1日で完結するインターンシップのことです。
実施期間の短さもあり、深い業務理解を図ることは難しいですが、そのぶん多くの人材と交流を持てます。日程も合わせやすいため、母集団の形成におすすめの採用イベントです。
近年ではオンラインでの開催も一般化し、より参加者を募りやすくなっています。
説明会では伝えきれなかった実際の業務内容を参加者に体験してもらうことで、働くイメージをつかんでもらいやすくしましょう。
開催方法は職種別がスタンダードですが、広く会社の雰囲気を知ってもらうために、部署をこえてのインターンシップ開催もおすすめします。
スカウトイベントは、合同企業説明会から面接に移行する形式の採用イベントです。
開催元によって流れは異なりますが、参加者側と企業側が短時間の自己PRを行い、質疑応答の時間を設けた後に、マッチする参加者と面談できるケースが挙げられます。
質疑応答まで行った時点で終了し、後日企業側が採用候補者にコンタクトを取って面接・選考を行うケースも存在します。
スカウトイベントでは、他の採用イベントと比べ短期間で人材とマッチできる点が大きなメリットです。
優秀な人材を見つけた場合、担当者側からアプローチすることも可能なため、スピード感を持って採用活動を行いたい企業におすすめです。
セミナー・ワークショップは、特定の職種に必要な知識を教えたり、就職活動のサポートになるようなイベントを開催したりすることで、求職者と交流を図るイベントを指します。
「未経験でもチャレンジしたい」という熱意ある人材や、仕事内容を理解することで志望度が高まった人材との出会いが期待できます。
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説明会・インターンシップなどの採用イベントに出展した際のメリットについて、詳しく解説します。
採用イベント実施のメリットは、ブランディング効果です。
会社における今後の展望・理念・求める人材を明確にし、採用イベントで発信することにより、自社のブランディングを図れます。
ブランディングは採用活動だけでなく、自社の発展にも大きく影響を与える役割を持ちます。
競合他社との差別化もメリットの1つです。
現在、説明会・面接を行う企業は多く存在しますが、自社に合ったやり方を見極め、何度も採用イベントを実施している企業は多くありません。
採用目標やターゲット層を明らかにし、より効果的なイベントを運営することが重要なポイントです。競合他社との差別化を図り、優秀な人材を確保しましょう。
採用イベントの実施は、採用コストの削減につながります。
一人ひとり面接していく方式では、時間的・金銭的にコストがかかりますが、採用イベントで説明会から面接まで行えば、一度にまとめて選考を行えます。
採用を担当されている方の中には、人事や労務などの業務も兼任されている方も少なくありません。他の業務に支障を出さず、円滑に進めるためにも、採用イベントの実施をおすすめします。
大学1・2年生などの就職活動を本格的に始めていない層に、早い段階で接触できる点も大きなメリットです。
売り手市場の昨今、優秀な人材をいかに早期の段階で確保できるかが採用活動成功のカギになっています。
自社の魅力が伝わるような採用イベントを実施することで、学生との早期接触を図りましょう。
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採用イベントはメリットが多くあり、うまく活用できれば採用活動をよりスムーズに行える手法ですが、効果的に活用できない可能性も十分に考えられます。
そこで、採用イベントを成功させるためのポイントを3つご紹介します。活用をお考えの担当者さまはぜひご一読ください。
採用イベントを実施する前に、自社の採用計画を明確に設定しておく必要があります。
過去の採用実績・今後の事業計画をもとに、現状の採用課題を洗い出しましょう。そして、求める人材や採用目標人数、ターゲット層を定めてから、その計画に合う採用イベントを検討することをおすすめします。
例えば、自社の知名度が低く応募者数が少ない見込みであれば、求職者が集まりやすい合同企業説明会への参加が効果的です。
また、毎年、目標採用人数に足りていない場合には、早い段階から学生と接触できるインターンシップの開催も視野に入れるべきでしょう。
自社のニーズに合った採用イベントを実施するために、綿密な採用計画を立てることから始めてください。
採用イベントを成功させるために、採用コンサルティングの利用も検討してみましょう。
例えば、採用活動の経験やノウハウが蓄積されていない企業の場合、やみくもに採用活動を行うよりも、コンサルティングを活用する方が成功の近道になることもあります。
市場調査・分析から採用計画の立案、採用業務やイベントの実行など、包括的にサポートしてくれるサービスもあるため、必要なサービスを見極めて活用することをおすすめします。
採用活動だけでなく、今後の企業経営を円滑に行うためにも、自社にとってよりメリットが大きい手段を検討しましょう。
イベントに参加する学生が求めるものを把握することは、イベント実施において非常に重要なポイントです。
例えば、インターンシップを開催するにあたって、「本選考前の腕試し目的」か「早期内定を求めている」のか、この2つにおいてもイベントの内容が大きく変わります。
なお、早期内定を求める学生の中には、本命企業の選考が始まる前に内定を獲得しておきたいケースも考えられます。
その場合、内定を出したとしても、入社する可能性が高くないことを念頭に置いておく必要があります。
学生が求めるものを意識することは、イベント企画だけでなく採用活動全体に必要な考え方です。
自社の採用計画をもとに、「ターゲット層の学生が求めるイベント」を意識してみましょう。
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採用イベントとは、求職者と企業をつなぐ場のことで、「売り手市場」の現状や少子高齢化による労働人口の減少から、採用活動において必要な手法です。
知名度向上や、業務停滞の解消、就職活動が本格化する前に求職者との接触をすることで、スムーズな採用活動が可能になります。
採用イベントを成功させるためには、自社の採用課題・採用目標・求める人材を明確にすることが重要です。参加する学生が求めるものを意識し、必要に応じて採用コンサルティングサービスの利用も検討してみましょう。
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