【面接官必見】採用面接の質問12選!今すぐ使える選考別の事例もご紹介します

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【面接官必見】採用面接の質問12選!今すぐ使える選考別の事例もご紹介します

2023/11/13

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人材紹介サービス採用活動において、面接は非常に重要な役割を担っています。どんなに求人広告や採用サイトが良く、応募者が集まったとしても、入社につながらなければ意味がありません

応募者を適切に見極め、入社に導く面接の質問方法と、実際に使える質問について詳しくご紹介します。

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【1】採用面接前に心得ておきたい面接官の役割

人材紹介サービス

テレビや映画のワンシーンで登場する面接官は、いかにも重役といった雰囲気の人物が、応募者に対して偉そうに質問している様子を描くことが多いと思います。
しかし、実際の面接であのような態度をしていたのでは、応募者を正しく見抜くことも、優秀な人物を入社に導くこともできません

そもそも、面接官の役割とは、

  • 応募者を適切に見抜く事
  • 採用条件を満たした応募者に対して、入社したいという動機付けを行う事

ではないでしょうか。

しかし、面接官の多くは、応募者を見抜くことに注力し、入社につながる動機付けまで行えていません。
実際の面接を行う前に、『面接官の役割』について正しく認識しておきましょう

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【2】求職者の本音を引き出す面接の流れとコツ

先ほど、紹介した面接官の役割を果たすためには『面接の流れ』はとても重要です。
面接の流れが悪ければ、適切に見抜く事も、入社したいと思わせることも簡単ではないでしょう。

面接はアルバイト、新卒採用、中途採用問わず以下のような流れが理想的です。

1つずつ、ポイントと目的を確認します。

2-1アイスブレイク

アイスブレイクとは緊張をほぐしたり、場を和ませたりする会話のことです。

応募者は面接という場に対して、少なからず緊張しています。
緊張状態で面接をスタートすると、応募者の本音を引く出しづらくなるばかりか、会社に対しての悪い印象をもたせてしまうことも。

アイスブレイクでは

  • 天気
  • 当日の来社方法

といった、当たり障りのない質問で会話をしましょう。

重要なことは、面接とはあまり関係のないテーマで会話をし、緊張をほぐすという事です。

2-2自己紹介、会社の説明

続いて、面接官自身の自己紹介や、会社に関する簡単な説明をしましょう。

誰もが知る有名企業でもない限り、応募者は会社についておそらく3割も理解していません。
『普通なら自分が応募する会社について、調べてくるものはずだ!』
という意見もあるでしょう。
しかし、1次面接の時点では応募者からしても“候補のうちの1つ”にしかすぎない事を理解しておきましょう。

自己紹介では、

  • 名前
  • 役職
  • 担当業務

といった内容を。

会社説明では、

  • 設立してからの沿革
  • 主要な事業について
  • 今後の展望

等を、簡潔に伝えるようにしましょう。

これらの事をするだけで、双方が話すべきことが整理され会話がスムーズに進むだけではなく、
「丁寧な会社」という印象を与えることもできます。

2-3履歴書、経歴書からの質問

アイスブレイクで会話をする雰囲気が整ったら、いよいよ履歴書や経歴書等から質問をします。
場当たり的に質問をするのではなく、事前にこれだけは!という質問を整理し、聞き忘れのないようにしましょう

2-4応募者からの質問

面接官からの質問が終わったら、応募者からの質問も受け付けましょう。
ここで、応募者の疑問点をできる限り解決しておかないと、あとで「○○が不安だから辞退しよう」という事にもなりかねません

この時、「何か質問はありますか?」と聞くだけではなく、面接中の会話から
「もし、必要であれば後程○○について説明しましょうか?」と事前に言っておくことも良いでしょう。

2-5事務確認

最後は、事務的な確認をして終了です。
事務的な質問とは、入社日、希望年収、アルバイトであればシフト等です。

以上が面接の理想的な流れです。

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【3】今すぐ使える面接質問集

人材紹介サービス

面接官をするときに使える50個の質問について紹介します。
シーン別に紹介していますので、目的に合わせて利用してください。

3-1面接序盤(アイスブレイク)で使える質問

面接の序盤では、具体的に何かを回答させるというよりは、世間話のような内容で、アイスブレイクを行いましょう。 あくまでも、雰囲気を作るための質問ですので、仕事内容や面接の内容にかかわらない質問が良いでしょう。

質問例

  • 室温は大丈夫ですか?(暑い、寒いなど)
  • 外は暑い(or寒いなど)ですね。体調大丈夫ですか?
  • オフィスには何時ごろに到着されましたか?
  • 今日はここまで何を使って来ましたか?
  • 今日はどこから来られましたか?(会社or自宅など)
  • 当社まで何分ぐらいかかりましたか?
  • 来社される際、迷いませんでしたか?
  • 緊張していますか?
  • 今日はお休みですか?
  • 当社のことはご存じでしたか?
  • 会社説明会はどうでしたか?

以上のような質問が、面接序盤には最適です。
この時、ハラスメントと受け取られかねない家族や恋人、休日の過ごし方等の質問をしてしまわないように注意が必要です。

回答例

Q1. 迷いませんでしたか?

A. 本日は、お忙しいところお時間をいただきありがとうございます。 はい、マップを見ながら来たので迷わずに来れました。お気遣いいただき、ありがとうございます。

Q2. 緊張していますか?

A. 本日は、お忙しいところお時間をいただきありがとうございます。 はい、実はとても緊張しています。ただ、御社の〇〇に惹かれているので本日の面接を心待ちにしておりました。

アイスブレイクは、応募者の緊張を和らげるために行う雑談です。
よほど非常識な態度や受け答えでない限り、選考結果に影響することはありませんので、あまり身構えずに対応しましょう。

3-2過去の経歴を確認する質問

続いて、これまでの経歴を確認するための質問例です。

経歴について質問をする際は、何を問いたいのか相手にわかりやすい質問であることが重要です。
そのため、特に意味のない専門用語等は避け、誰でもわかる表現を心がけましょう。


質問例

  • (これまでの経歴を含めて)自己紹介をお願いします。
  • こちらの大学(専門学校など)を選ばれた理由を教えてください。
  • 経歴の中で、最も成長できたと感じる時期について詳しく教えてください。
  • 前職で担当されていた業務について教えてください。
  • これまでで最も大きな成果を得た出来事と、その成果の為にどのような努力をしたのかを教えてください。
  • ○○に関する知識はもっていますか?
  • ○○の経験は何年ほどありますか?
  • ○○といった仕事をお任せした場合、業務を遂行することはできますか?
  • 会社から与えられていた目標はどのようなものでしたか?
  • 仕事を通じて(表彰、抜擢など)評価をされた経験を教えてください。
  • 自社内ではどのようなメンバーと仕事をしていましたか?(関わっていたメンバーの数や役割)
  • 前職では、どのような目標・目的をもって仕事に臨んでいましたか?
  • 新しい環境や業界に挑戦したい理由を教えてください。
  • 最も困難だった課題やプロジェクトは何ですか?どのように取り組みましたか?
  • 前職での失敗の経験はありますか?その後、どのように対処しましたか?
  • クライアントや上司からのフィードバックを受けた経験はありますか?具体的な例を教えてください。
  • 前職でのチームメンバーや上司との関係性について教えてください。

回答例

Q. 自己紹介をお願いします。

A. 〇〇 〇〇と申します。広告代理店の社内SEとして3年間従事しております。

新規部署の立ち上げ時には、△△などの言語を用いて新規システムの開発に携わりました。
チームメンバーと協力して改善点の洗い出しや検証といった、PDCA を回し続けてシステムを構築していきました。

現在は××や★★の言語も習得しております。
新サービス●●の提供をスタートされた御社でも、即戦力としてお力になれるのではないかと考えております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

過去の経歴や自己紹介は、面接の前半でよくある質問です。

いろいろと伝えたくなるでしょうが、要点を押さえて簡潔に伝えてください。 1~3分程度で仕事内容や実績、スキル経験など、面接官が興味を持ちそうな内容を伝えるよう、あらかじめまとめておくとスムーズです。

3-3転職理由・退職理由に関する質問

定着率やストレス耐性などを見抜く上で重要な退職理由ですが、転職者なら確実に回答を用意している為、聞き出す質問にも工夫が必要です。

「前職を退職した理由を教えてください。」というオーソドックスな質問にプラスして以下のような質問を使ってみましょう。


質問例

  • なぜ、今転職をしようと考えたのですか?
  • 前職の同僚や後輩たちは○○さんの転職についてどう感じていると思いますか?
  • 先ほど、退職理由で述べられていた○○を前職で得られるとしたら、続けていましたか?
  • 今後、また転職をするとしたらどのような理由だと思いますか?

転職理由に関して、本音を引き出すためのコツは「共感しながら話を聞くこと」です。

転職活動をしている方は、多かれ少なかれ、前職に対して不満があったはずです。
しかし、面接の場面では前向きな理由に聞こえるように、オブラートに包んで話をします。

この時、
「それは大変でしたね」
「私も同じような経験があるので、お気持ちはわかりますよ」
というように、共感する姿勢を持っていれば、建前の裏にある本音も話してくれやすくなります。

回答例

Q. なぜ今転職しようと考えたのですか?

A. キャリアプランを実現するには、転職する必要があると考えたためです。
現在、朝9時~夜11時までの勤務が常態化していたため、上長に改善提案をしたものの受け入れてもらえませんでした。
将来は〇〇の分野に携わり、△△をしたいと考えているので、今のうちから学ぶ時間をしっかり確保したい想い、転職を決意しました。

面接官は、退職理由に関する質問から早期離職リスクを見極めようとしています。
不満があるのは面接官も承知しているので、第三者が聞いても納得する理由であれば、無理にネガティブな面を隠す必要はありません。
ただし、愚痴っぽくなってしまうと面接官の心証を損ねるので、伝え方には注意が必要です。

3-4志望理由・入社意欲に関する質問

志望理由や入社意欲に関する質問は、タイミングが重要です。
先述のとおり、一次面接段階では応募者側も「話を聞いてみたい」程度の動機しかない場合もあります。

そういった温度感の応募者に、「志望理由を教えてください」、「なぜ、当社なのですか」といった質問を投げかけても、高圧的な印象となり、志望度を下げてしまう原因になりかねません。
したがって、相手の温度感を見ながら、質問の仕方を変えるといった工夫も合わせて行いましょう。


質問例

  • 志望理由を教えてください。
  • 当社では具体的にどんな業務に携わってみたいですか?
  • 会社選びで重視していることを教えて下さい。
  • 当社でどのような経験、スキルを身に着けたいですか?
  • 今受けている企業の中で、当社の志望度は何番目ですか? また、その理由は?
  • いつまでに、転職先を決めたいですか?
  • 転職を通じて、当社に期待することはどのようなことですか?
  • 「やりたい仕事だけど給料が安い」「給料は良いけどやりたい仕事ではない」という状況ならどちらを選びますか?
  • 自由に選べるとしたら、どんな会社で働きたいですか。
  • 当社について、知りたいことは何かありますか?

回答例

Q. 志望理由を教えてください。

A. 御社は、〇〇業界の中でも△△の分野に特化した開発を行っているかと存じます。
これまで社内SEの仕事に従事し、独自システムの開発にも携わる中で△△の分野に強い興味を持つようになりました。

△△の分野は、今後さらに多様な業界に必要とされると考えられます。
△△のパイオニアである御社においては、使用言語などの開発環境が自分の持つスキルと合致しているため、お役に立てると思いました。

また、将来は●●への進出も検討されているとのことですので、これまで培ってきた知識やスキルはもちろん、新たな技術も習得して御社に貢献したいと思い応募いたしました。

面接官は志望動機から、入社意欲の高さや長く働いてくれそうかどうかを見極めようとしています。 「他社ではなく応募企業を選んだ理由」を伝えることが重要となるため、しっかりと企業研究を行ったうえで、その企業の強みを見つけましょう。
自分のキャリアと結び付けた回答ができると、面接官の印象がさらに良くなります。

3-5性格や価値観に関する質問

応募者を見極めるためには、性格や価値観に関する部分も考慮する必要があります。
しかし、性格や価値観といった部分を引き出すための質問は難しく、質問の仕方次第ではセクハラ、モラハラともとられかねません

そのため、以下の質問例を参考にしていただき、注意しながら活用してみてください。


質問例

  • 友人はあなたについて、どのような人だと言いますか?
  • 友人や周囲の人から、どのような人だと言われたいですか?
  • 会社の同僚は、あなたのことをどう評価していると思いますか?
  • これまでに挫折した経験はありますか?それは、どのような出来事ですか?
  • あなたの強み・弱みは何ですか?
  • 何か苦手なことはありますか?
  • 苦手なタイプ(人物的に)はいますか?それはどのような人ですか?
  • 前職で、最もストレスを感じたことは何ですか?
  • 3年後(もしくは5年後)のビジョンを教えてください。
  • 将来の夢や目標を教えてください。
  • どんな時にモチベーションが上がりますか?
  • 仕事以外でチャレンジしてみたいことはありますか?

回答例

Q.あなたの強み・弱みは何ですか?

A. 私の強みは勉強熱心なところです。
理解できないところがあれば、さまざまな角度からアプローチし、理解できるまでトライし続けることを意識しています。今でも継続的に学び続けており、現在は××の言語習得に向けて勉強中です。

短所は、何でも1人でやろうとするところです。
何か起きた時も自分でどうにかしようと思ってしまうのですが、システム開発の経験を経て仲間の大切さを学びました。
素早く正確に仕事を進めるためにも、チームメンバーと協力して取り組んでまいります。

強みや弱み、性格、価値観を知ることで、業務への適性や自社との相性を把握しようとしています。
自分の言動や行動の振り返り、他者からの評価などをもとに自己分析を行い、面接官に人物の魅力を伝えましょう。

また、弱みを伝える時は「こういう点は弱みだが、今後はこうしていく」のように、ネガティブな情報だけで終わらせないことがポイントです。

3-6面接官が人柄を見抜く方法

応募者の人柄を見抜くことができないと、高いスキルを持った人材を採用できたとしても、企業理念や社風や価値観があわず早期退職の原因となってしまいます。

入社後のミスマッチを防ぐためにも、応募者の答えの背景を深堀することで、発言の真偽を確かめるだけでなく、応募者の価値観や考えをより深く知ることができます。

そのため、以下の質問例を参考にしていただければと思います。


質問例

  • どうしてそう思うのですか?
  • 具体的なエピソードはありますか?
  • なぜその経験をしようと思ったのか?
  • その経験から何を学びましたか?
  • 学んだことはどのように仕事に活かしましたか?
  • これまで褒められたことで一番うれしかったことは何ですか?
  • 仕事でやりがいを感じるのはどのような状況ですか?
  • これまで影響を受けた人物やその理由を教えてください。

回答例

Q.仕事でやりがいを感じるのはどのような状況ですか?

A. 自分たちが開発したシステムを納品した後に「使いやすい」「業務がスムーズになった」といってもらえたときはやりがいを感じます。
また、システムトラブルの際も「迅速に対応してもらえて助かったよ」「いつも本当にありがとう」など、感謝の声をいただけたときも嬉しいです。苦労することも多いですが、報われるような気分になります。

人柄や価値観に関する問いかけは、面接の後半によくある質問です。
面接官は、あなたが自社で活躍できそうかどうかを見極めるために質問しています。
応募者の相性を測ろうとしているので、過去を振り返って転職先の仕事と連動しそうなところを答えましょう。

3-7自己PRを求める質問

応募者の自己PRは、自社の文化や業務内容、募集ポジションに適しているかどうかを判断するための重要な要素です。

これまでやり取りしてきた内容に、過剰な表現や嘘偽りがないかどうかを確認しながら、具体的な質問をして掘り下げていきます。

質問例

  • あなたの強みと弱みを教えていただけますか?
  • 周囲からどのような人間であると言われることが多いですか?
  • 集団においてあなたはどのようなポジションに立つことが多いですか?
  • あなたの強みを当社でどのように活かすつもりですか?
  • あなたを採用するメリットはなんだと思いますか?
  • 入社後、当社に貢献するためにしたいことは何ですか?
  • あなた自身をモノに例えると何だと思いますか?
  • あなたの喜怒哀楽のタイミングを教えてください。
  • 今までの人生の中での挫折経験を教えてください。
  • あなたのモチベーションの源は何ですか。

回答例

Q.あなたの強みを教えてください。

A. 私の強みは、専門的な情報を顧客に対して分かりやすく説明できる能力です。
例えば、AIを利用した業務プロセス改革についてクライアントに説明する際、『これまで聞いた中で最も分かりやすい説明だった』というフィードバックを受けたことがあります。

Q.あなた自身をモノに例えると何だと思いますか。

A. 自分をモノに例えると「クッション」です。
圧力をかける具合によって自由自在にカタチを変えられるように、他の人の意見もしっかり聞き入れ、柔軟に対応できることが私の強みと感じています。

3-8募集内容・採用条件を確認する質問

面接の後半で、募集内容や条件についての認識を共有しておくことは、入社後のミスマッチ防止につながります。

応募者の中には、業務内容や条件について正しく理解していない場合もあるかもしれません。

条件や要件に関して応募者としっかり調整を行い、面接時に双方の合意を得ておくことが重要です。

質問例

  • 月に約20時間の残業が発生する可能性がありますが、問題ありませんか?
  • 土曜日の出勤が社内カレンダーに含まれていますが、出勤可能ですか?
  • ご希望の年収額はございますか?
  • 希望する部署への配属が叶わない場合、どのように対処する予定ですか?
  • 地方への転勤や海外への赴任について、どうお考えですか?
  • 自宅でのリモートワークが可能な環境はありますか?
  • 募集要項に掲載されている給与や報酬に納得していますか?
  • 業務内容の中には力仕事も含まれていますが、問題ありませんか?
  • リモートワークでも朝のミーティングへの参加が必要ですが、問題ありませんか?
  • 来客対応のため休日出勤がある場合がありますが、ご対応は可能でしょうか?

回答例

Q.月に約20時間の残業が発生する可能性がありますが、問題ありませんか?

A. はい、問題ありません。前職で長時間の残業に慣れており、ウェブデザインの仕事には時間をかける必要があることを理解しています。特別な事情がない限り、残業への対応は可能です。

Q.ご希望の年収額はございますか?

A. 基本的には御社の規定に従いますが、今の年収である600万円か同等以上を希望しています。

3-9逆質問を促す際の質問

採用面接の終盤には、必ず「何か質問はありますか?」と応募者に逆質問を促します。熱意を示す質問や優れた洞察を持つ質問をする応募者は、優秀な人材である可能性が高いです。

一方で、インターネットで簡単に調べられる情報を尋ねてくる応募者や待遇にばかり焦点を当てる応募者には注意が必要です。

質問例

  • 何か質問や疑問点はございますか?
  • 何か最後に伝えたいこと、共有したいことはありますか?
  • 弊社のHPや求人票をご覧になりましたか?何か不明点などはありますか?
  • 最後に「ここだけはアピールしたい」と思うことはありますか?

回答例

Q.最後に何か質問や疑問点はありますか?

A. 御社の◯◯という事業に将来性を感じているので、もし機会があれば関わりたいと思っています。将来的に自分の努力次第で関わるチャンスはありますでしょうか?

Q.最後に一言ありますか?

A. 私は小学生の頃から海外に対する憧れを抱き、英語の学習に力を注いできました。
高校時代には本格的にTOEICの試験に挑戦し、大学1年の段階で830点のスコアを達成しました。
現在も英会話スクールに通い、ビジネスコミュニケーションのスキルを向上させています。
今後もスキルを更に磨き、御社の業務に貢献できるように努力し続けたいと考えています。

3-10中途面接でよくある質問

中途の採用面接でよくある質問・回答例をご紹介します。

質問例

中途採用の面接では、必ず退職理由・転職理由を確認しましょう。
応募者の退職理由や転職理由が分かれば、自社の状況と照らし合わせて、目の前の応募者にどれくらい離職リスクがあるかを判断できます。

  • これまでの職務経歴を教えてください。
  • これまでの業務で特に力を入れていたことは何ですか?
  • 前職ではどのような実績をあげられていますか。

退職理由・転職理由からは、応募者のストレス耐性や価値観を把握できます。
納得のいかない理由であっても、途中で遮らずに最後まで聞いたうえで、深掘りすると良いでしょう。

回答例

Q.前職の退職理由は何ですか?

A. これまで身につけてきたスキルを活かし、作業者としてだけでなく、PMとして活躍するためにキャリアアップしたいと考えたため、転職を決意しました。

Q.マネジメント経験はありますか?

A. 前職は役職が少ないフラットな職場だったため、マネジメント職には就いておりません。 しかし、後輩の育成には随時かかわってまいりました。
具体的には、システムエラー発生時の対応マニュアル作成や、新規システムの設計・開発にまつわる〇〇、△△などです。

30代以降になると、マネジメント能力を求める企業が増えてきます。
管理職経験がない場合は、新人教育やプロジェクトのリーダーといった経験をアピールすると良いでしょう。

3-11新卒面接でよくある質問

つづいて、新卒の採用面接でよくある質問・回答例をご紹介します。

質問例

新卒採用では学生が対象となります。 社会人として働いた経験がないため、学生時代に取り組んでいたことを中心にヒアリングします。

  • 尊敬する人はいますか?
  • 大学ではどんな勉強をしてきたのか教えてください。
  • 卒業研究の内容を教えてください。

学業だけでなく、部活動やアルバイトなどの課外活動について把握することで、就活生のパーソナリティや行動特性が見えてきます。

回答例

Q.学生時代に取り組んできたことは何ですか?

A. 大学時代は学業だけでなく、アルバイトにも打ち込みました。
学業と生活を両立させるため、勉強のスケジュールを立てたうえで、シフトを入れておりました。
計画的に実行した結果、学業ではA+~Bまでの成績を収め、4年間続けたアルバイトではリーダーを任せられるまでになりました。
御社でも粘り強く仕事に取り組み、活躍出来る人材に成長したいと考えています。

Q.弊社に就職したら、どんなことがしたいですか?

A. 〇〇の開発に携わり、△△△△を成し遂げたいと考えています。
現在は××について勉強しており、個人でスマホアプリの開発を行い、リリースもしています。知識やスキルを高めていき、将来的にはPMとして活躍していきたいです。

学生時代に注力したこと(ガクチカ)は、よく聞かれる質問です。
「なぜそれに注力し、どんな工夫をしたのか」を伝えると、面接官はあなたの仕事に取り組む姿勢をイメージしやすくなります。

また、就職後にやりたいことを聞かれた際は、その企業に入社したら達成したいことを具体的に伝えましょう。
「売上ランキング1位獲得」のように明確な目標を伝えたり、「〇〇を勉強している」と達成するために今から取り組んでいることを伝えたりすると、本気度が伝わりやすいです。

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【4】採用面接中に気を付けたいモラル・ルール

応募者にとって“会社の顔”でもある面接官は、モラルやルールに特に注意をして応募者と接する必要があります。

近年、企業口コミサイト等も数多く、SNSでもすぐに情報が拡散します。
うっかり、モラルに反した発言や行動をしてしまい大炎上、業績にも影響を与えてしまったという事も大げさな話とは言い切れません

面接中にタブーな話題として

  • 政治
  • 宗教
  • スポーツ

等が有名です。
これらはそれぞれの頭文字を取って『3S』と呼ばれます。
なぜ、3Sがタブーなのかというと、これらは個人の思想を反映しやすく、対立が起こりやすいといわれているからです。

また、

  • 家庭環境や家族
  • 恋愛、恋人
  • 性別
  • 出生地
  • 年齢や容姿

といった話題も、状況によってはセクハラに当たる場合もあるため注意しましょう。

面接は、面接官側にその気がなくとも、“圧力をかけられた”、“不快な質問に回答させられた”と応募者が感じてしまいやすいシチュエーションです。
いつもより少し気を引き締め『相手が不快に感じる可能性のあることは極力しない』という事を心がけましょう。

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【5】まとめ

自社に適した人材を採用するためには、適切な質問で応募者の本音を引き出す必要があります。そのため「質問事項」については、事前に社内で入念な検討をしなくてはなりません。

しかし、30分~60分といった短い時間で応募者を見極めるのは難しいでしょう。応募者を適切に評価するためにも、面接の進行や質問のポイントなど、「質問事項以外のスキルやコツ」も身に着ける必要があります。

ミスマッチなどの課題でお悩みの企業は、ご紹介した内容をもとに質問事項を作成してみてはいかがでしょうか。

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監修・執筆:ONEライターチーム

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