【面接官向け】面接での質問例一覧!採用面接で今すぐ使える質問を紹介

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【面接官向け】面接での質問例一覧!採用面接で今すぐ使える質問を紹介

2025/5/23

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人材紹介サービス採用活動において、面接は非常に重要な役割を担っています。どんなに求人広告や採用サイトが良く、応募者が集まったとしても、入社につながらなければ意味がありません。

応募者を適切に見極め、入社に導く面接の質問方法と、実際に使える質問について詳しくご紹介します。

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【1】採用面接前に心得ておきたい面接官の役割

人材紹介サービス

テレビや映画のワンシーンで登場する面接官は、いかにも重役といった雰囲気の人物が、応募者に対して偉そうに質問している様子を描くことが多いと思います。
しかし、実際の面接であのような態度をしていたのでは、応募者を正しく見抜くことも、優秀な人物を入社に導くこともできません。

そもそも、面接官の役割とは、

  • 応募者を適切に見抜く事
  • 採用条件を満たした応募者に対して、入社したいという動機付けを行う事

ではないでしょうか。

しかし、面接官の多くは、応募者を見抜くことに注力し、入社につながる動機付けまで行えていません。
実際の面接を行う前に、『面接官の役割』について正しく認識しておきましょう。

【2】求職者の本音を引き出す面接の流れとコツ

先ほど、紹介した面接官の役割を果たすためには『面接の流れ』はとても重要です。
面接の流れが悪ければ、適切に見抜く事も、入社したいと思わせることも簡単ではないでしょう。

面接はアルバイト、新卒採用、中途採用問わず以下のような流れが理想的です。

1つずつ、ポイントと目的を確認します。

2-1アイスブレイク

アイスブレイクとは緊張をほぐしたり、場を和ませたりする会話のことです。

応募者は面接という場に対して、少なからず緊張しています。
緊張状態で面接をスタートすると、応募者の本音を引く出しづらくなるばかりか、会社に対しての悪い印象をもたせてしまうことも。

アイスブレイクでは

  • 天気
  • 当日の来社方法

といった、当たり障りのない質問で会話をしましょう。

重要なことは、面接とはあまり関係のないテーマで会話をし、緊張をほぐすという事です。

2-2自己紹介、会社の説明

続いて、面接官自身の自己紹介や、会社に関する簡単な説明をしましょう。

誰もが知る有名企業でもない限り、応募者は会社についておそらく3割も理解していません。
『普通なら自分が応募する会社について、調べてくるものはずだ!』
という意見もあるでしょう。
しかし、1次面接の時点では応募者からしても“候補のうちの1つ”にしかすぎない事を理解しておきましょう。

自己紹介では、

  • 名前
  • 役職
  • 担当業務

といった内容を。

会社説明では、

  • 設立してからの沿革
  • 主要な事業について
  • 今後の展望

等を、簡潔に伝えるようにしましょう。

これらの事をするだけで、双方が話すべきことが整理され会話がスムーズに進むだけではなく、
「丁寧な会社」という印象を与えることもできます。

2-3履歴書、経歴書からの質問

アイスブレイクで会話をする雰囲気が整ったら、いよいよ履歴書や経歴書等から質問をします。
場当たり的に質問をするのではなく、事前にこれだけは!という質問を整理し、聞き忘れのないようにしましょう。

2-4応募者からの質問

面接官からの質問が終わったら、応募者からの質問も受け付けましょう。
ここで、応募者の疑問点をできる限り解決しておかないと、あとで「○○が不安だから辞退しよう」という事にもなりかねません。

この時、「何か質問はありますか?」と聞くだけではなく、面接中の会話から
「もし、必要であれば後程○○について説明しましょうか?」と事前に言っておくことも良いでしょう。

2-5事務確認

最後は、事務的な確認をして終了です。
事務的な質問とは、入社日、希望年収、アルバイトであればシフト等です。

以上が面接の理想的な流れです。

【3】今すぐ使える面接質問集

人材紹介サービス

面接官をするときに使える50個の質問について紹介します。
シーン別に紹介していますので、目的に合わせて利用してください。

3-1面接序盤(アイスブレイク)で使える質問

面接の序盤では、具体的に何かを回答させるというよりは、世間話のような内容で、アイスブレイクを行いましょう。 あくまでも、雰囲気を作るための質問ですので、仕事内容や面接の内容にかかわらない質問が良いでしょう。

質問例

  • 室温は大丈夫ですか?(暑い、寒いなど)
  • 外は暑い(or寒いなど)ですね。体調大丈夫ですか?
  • オフィスには何時ごろに到着されましたか?
  • 今日はここまで何を使って来ましたか?
  • 今日はどこから来られましたか?(会社or自宅など)
  • 当社まで何分ぐらいかかりましたか?
  • 来社される際、迷いませんでしたか?
  • 緊張していますか?
  • 今日はお休みですか?
  • 当社のことはご存じでしたか?
  • 会社説明会はどうでしたか?

以上のような質問が、面接序盤には最適です。
この時、ハラスメントと受け取られかねない家族や恋人、休日の過ごし方等の質問をしてしまわないように注意が必要です。

3-2過去の経歴を確認する質問

続いて、これまでの経歴を確認するための質問例です。

経歴について質問をする際は、何を問いたいのか相手にわかりやすい質問であることが重要です。
そのため、特に意味のない専門用語等は避け、誰でもわかる表現を心がけましょう。

質問例

  • (これまでの経歴を含めて)自己紹介をお願いします。
  • こちらの大学(専門学校など)を選ばれた理由を教えてください。
  • 経歴の中で、最も成長できたと感じる時期について詳しく教えてください。
  • 前職で担当されていた業務について教えてください。
  • これまでで最も大きな成果を得た出来事と、その成果の為にどのような努力をしたのかを教えてください。
  • ○○に関する知識はもっていますか?
  • ○○の経験は何年ほどありますか?
  • ○○といった仕事をお任せした場合、業務を遂行することはできますか?
  • 会社から与えられていた目標はどのようなものでしたか?
  • 仕事を通じて(表彰、抜擢など)評価をされた経験を教えてください。
  • 自社内ではどのようなメンバーと仕事をしていましたか?(関わっていたメンバーの数や役割)
  • 前職では、どのような目標・目的をもって仕事に臨んでいましたか?
  • 新しい環境や業界に挑戦したい理由を教えてください。
  • 最も困難だった課題やプロジェクトは何ですか?どのように取り組みましたか?
  • 前職での失敗の経験はありますか?その後、どのように対処しましたか?
  • クライアントや上司からのフィードバックを受けた経験はありますか?具体的な例を教えてください。
  • 前職でのチームメンバーや上司との関係性について教えてください。

3-3転職理由・退職理由に関する質問

定着率やストレス耐性などを見抜く上で重要な退職理由ですが、転職者なら確実に回答を用意している為、聞き出す質問にも工夫が必要です。

「前職を退職した理由を教えてください。」というオーソドックスな質問にプラスして以下のような質問を使ってみましょう。

質問例

  • なぜ、今転職をしようと考えたのですか?
  • 前職の同僚や後輩たちは○○さんの転職についてどう感じていると思いますか?
  • 先ほど、退職理由で述べられていた○○を前職で得られるとしたら、続けていましたか?
  • 今後、また転職をするとしたらどのような理由だと思いますか?

転職理由に関して、本音を引き出すためのコツは「共感しながら話を聞くこと」です。

転職活動をしている方は、多かれ少なかれ、前職に対して不満があったはずです。
しかし、面接の場面では前向きな理由に聞こえるように、オブラートに包んで話をします。

この時、
「それは大変でしたね」
「私も同じような経験があるので、お気持ちはわかりますよ」
というように、共感する姿勢を持っていれば、建前の裏にある本音も話してくれやすくなります。

3-4志望理由・入社意欲に関する質問

志望理由や入社意欲に関する質問は、タイミングが重要です。
先述のとおり、一次面接段階では応募者側も「話を聞いてみたい」程度の動機しかない場合もあります。

そういった温度感の応募者に、「志望理由を教えてください」、「なぜ、当社なのですか」といった質問を投げかけても、高圧的な印象となり、志望度を下げてしまう原因になりかねません。
したがって、相手の温度感を見ながら、質問の仕方を変えるといった工夫も合わせて行いましょう。

質問例

  • 志望理由を教えてください。
  • 当社では具体的にどんな業務に携わってみたいですか?
  • 会社選びで重視していることを教えて下さい。
  • 当社でどのような経験、スキルを身に着けたいですか?
  • 今受けている企業の中で、当社の志望度は何番目ですか? また、その理由は?
  • いつまでに、転職先を決めたいですか?
  • 転職を通じて、当社に期待することはどのようなことですか?
  • 「やりたい仕事だけど給料が安い」「給料は良いけどやりたい仕事ではない」という状況ならどちらを選びますか?
  • 自由に選べるとしたら、どんな会社で働きたいですか。
  • 当社について、知りたいことは何かありますか?

3-5性格や価値観に関する質問

応募者を見極めるためには、性格や価値観に関する部分も考慮する必要があります。
しかし、性格や価値観といった部分を引き出すための質問は難しく、質問の仕方次第ではセクハラ、モラハラともとられかねません。

そのため、以下の質問例を参考にしていただき、注意しながら活用してみてください。

質問例

  • 友人はあなたについて、どのような人だと言いますか?
  • 友人や周囲の人から、どのような人だと言われたいですか?
  • 会社の同僚は、あなたのことをどう評価していると思いますか?
  • これまでに挫折した経験はありますか?それは、どのような出来事ですか?
  • あなたの強み・弱みは何ですか?
  • 何か苦手なことはありますか?
  • 苦手なタイプ(人物的に)はいますか?それはどのような人ですか?
  • 前職で、最もストレスを感じたことは何ですか?
  • 3年後(もしくは5年後)のビジョンを教えてください。
  • 将来の夢や目標を教えてください。
  • どんな時にモチベーションが上がりますか?
  • 仕事以外でチャレンジしてみたいことはありますか?

3-6面接官が人柄を見抜く方法

応募者の人柄を見抜くことができないと、高いスキルを持った人材を採用できたとしても、企業理念や社風や価値観があわず早期退職の原因となってしまいます。

入社後のミスマッチを防ぐためにも、応募者の答えの背景を深堀することで、発言の真偽を確かめるだけでなく、応募者の価値観や考えをより深く知ることができます。

そのため、以下の質問例を参考にしていただければと思います。

質問例

  • どうしてそう思うのですか?
  • 具体的なエピソードはありますか?
  • なぜその経験をしようと思ったのか?
  • その経験から何を学びましたか?
  • 学んだことはどのように仕事に活かしましたか?
  • これまで褒められたことで一番うれしかったことは何ですか?
  • 仕事でやりがいを感じるのはどのような状況ですか?
  • これまで影響を受けた人物やその理由を教えてください。

3-7自己PRを求める質問

応募者の自己PRは、自社の文化や業務内容、募集ポジションに適しているかどうかを判断するための重要な要素です。

これまでやり取りしてきた内容に、過剰な表現や嘘偽りがないかどうかを確認しながら、具体的な質問をして掘り下げていきます。

質問例

  • あなたの強みと弱みを教えていただけますか?
  • 周囲からどのような人間であると言われることが多いですか?
  • 集団においてあなたはどのようなポジションに立つことが多いですか?
  • あなたの強みを当社でどのように活かすつもりですか?
  • あなたを採用するメリットはなんだと思いますか?
  • 入社後、当社に貢献するためにしたいことは何ですか?
  • あなた自身をモノに例えると何だと思いますか?
  • あなたの喜怒哀楽のタイミングを教えてください。
  • 今までの人生の中での挫折経験を教えてください。
  • あなたのモチベーションの源は何ですか。

3-8募集内容・採用条件を確認する質問

面接の後半で、募集内容や条件についての認識を共有しておくことは、入社後のミスマッチ防止につながります。

応募者の中には、業務内容や条件について正しく理解していない場合もあるかもしれません。

条件や要件に関して応募者としっかり調整を行い、面接時に双方の合意を得ておくことが重要です。

質問例

  • 月に約20時間の残業が発生する可能性がありますが、問題ありませんか?
  • 土曜日の出勤が社内カレンダーに含まれていますが、出勤可能ですか?
  • ご希望の年収額はございますか?
  • 希望する部署への配属が叶わない場合、どのように対処する予定ですか?
  • 地方への転勤や海外への赴任について、どうお考えですか?
  • 自宅でのリモートワークが可能な環境はありますか?
  • 募集要項に掲載されている給与や報酬に納得していますか?
  • 業務内容の中には力仕事も含まれていますが、問題ありませんか?
  • リモートワークでも朝のミーティングへの参加が必要ですが、問題ありませんか?
  • 来客対応のため休日出勤がある場合がありますが、ご対応は可能でしょうか?

3-9逆質問を促す際の質問

採用面接の終盤には、必ず「何か質問はありますか?」と応募者に逆質問を促します。熱意を示す質問や優れた洞察を持つ質問をする応募者は、優秀な人材である可能性が高いです。

一方で、インターネットで簡単に調べられる情報を尋ねてくる応募者や待遇にばかり焦点を当てる応募者には注意が必要です。

質問例

  • 何か質問や疑問点はございますか?
  • 何か最後に伝えたいこと、共有したいことはありますか?
  • 弊社のHPや求人票をご覧になりましたか?何か不明点などはありますか?
  • 最後に「ここだけはアピールしたい」と思うことはありますか?

3-10中途面接でよくある質問

中途の採用面接でよくある質問・回答例をご紹介します。

質問例

中途採用の面接では、必ず退職理由・転職理由を確認しましょう。
応募者の退職理由や転職理由が分かれば、自社の状況と照らし合わせて、目の前の応募者にどれくらい離職リスクがあるかを判断できます。

  • これまでの職務経歴を教えてください。
  • これまでの業務で特に力を入れていたことは何ですか?
  • 前職ではどのような実績をあげられていますか。

退職理由・転職理由からは、応募者のストレス耐性や価値観を把握できます。
納得のいかない理由であっても、途中で遮らずに最後まで聞いたうえで、深掘りすると良いでしょう。

3-11新卒面接でよくある質問

つづいて、新卒の採用面接でよくある質問・回答例をご紹介します。

質問例

新卒採用では学生が対象となります。 社会人として働いた経験がないため、学生時代に取り組んでいたことを中心にヒアリングします。

  • 尊敬する人はいますか?
  • 大学ではどんな勉強をしてきたのか教えてください。
  • 卒業研究の内容を教えてください。

学業だけでなく、部活動やアルバイトなどの課外活動について把握することで、就活生のパーソナリティや行動特性が見えてきます。

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【4】採用面接でのNG質問集

採用面接では、以下のような質問はNGとされています。

  • 本籍地や出生地に関する質問治
  • 家族構成や結婚予定の有無
  • 宗教や政治的信ツ
  • 資産状況や借金の有無
  • 妊娠・出産・育児の予定
  • 交際相手や恋人の有無
  • 性的指向に関する内容
  • 容姿や体型に関するコメント
  • 年齢や生年月日の詳細
  • 年齢推定につながる質問

これらの質問は、応募者の個人情報に不必要に踏み込み、差別やハラスメントと受け取られるリスクがあります。

また、厚生労働省が定める「公正な採用選考の基本」にも抵触する可能性があるため注意が必要です。

公平で安心できる面接環境を整えることが、信頼される企業への第一歩です。

【5】採用面接で心がけるべきポイント3選

  • 採用基準を意識しておく
  • 応募者が話しやすい雰囲気づくりに気を配る
  • 応募者の本音を引き出せる深掘りをする

この3つを意識することで、面接の精度が上がり、採用ミスマッチのリスクを減らすことができます。

面接官の姿勢ひとつで実践可能なポイントです。

5-1採用基準を意識しておく

面接をおこなう際は、あらかじめ定めた採用基準をもとに評価を進めることが不可欠です。

評価軸が曖昧だと、面接官の主観が入りやすくなり、ミスマッチを招く恐れがあります。

たとえば「主体性」「協調性」「基本的な対人スキル」など、職種や企業文化に合った項目を明確にしておくことで、判断がぶれにくくなります。

また、キラー質問を基準に沿って設計することで、応募者の価値観や行動パターンを的確に引き出すことが可能です。

公平で納得感のある選考を実現するには、基準の可視化と共有がカギとなります。

5-2応募者が話しやすい雰囲気づくりに気を配る

面接で応募者の素の姿を引き出すには、緊張を和らげる環境づくりが大切です。硬い空気のままでは、本音が出づらく、実力を正しく評価できないことがあります。

開始時には「今日はお越しいただきありがとうございます」「緊張されていませんか?」といった一言を添えましょう。

また、表情や相づち、姿勢などからも、安心感を与えられます。特に高校生など面接経験が少ない応募者には、声のトーンやスピードも丁寧さを意識することで、話しやすさが格段に上がります。

5-3応募者の本音を引き出せる深堀をする

一問一答のやり取りでは、表面的な情報しか得られません。
大切なのは、回答の背景にある思考や価値観に踏み込むことです。

「なぜそう思ったのですか?」「その時どう感じましたか?」といった質問を重ねることで、応募者の人柄や仕事観が見えてきます。

たとえば、志望動機に対して「ほかにも同じような企業がある中で、なぜ当社を?」と聞くと、本気度を測るヒントになります。

深掘りは、ミスマッチを防ぎ、入社後の活躍を見抜くための有効なアプローチです。

【6】採用面接で面接官が見るべきポイント5選

  • 時間通りに面接が始められる状態だったか
  • 服装・身だしなみは適切か
  • 面接の前後の態度はどうか
  • 自社への志望度はどれくらいか
  • 表情や話し方など、コミュニケーション能力は十分か

これらの視点は、応募者の人柄や社会性を見極めるうえで欠かせません。

書類だけではわからない部分を丁寧に観察しましょう。

6-1時間通りに面接が始められる状態だったか

応募者が面接開始の時間にきちんと間に合っているかは、時間管理能力や誠実さの表れです。

遅刻があった場合は、事前にメールなどで連絡があったか、謝罪や理由の伝え方に誠意があるかも確認しましょう。

オンライン面接であれば、接続準備や静かな環境を整えているかも評価ポイントです。
時間への意識は、日々の業務にも直結する重要な判断材料になります。

6-2新規 服装・身だしなみは適切か

面接時の服装や身だしなみは、応募者のビジネスマナーや職場への適応力を映す要素です。清潔感のあるスーツ、整った髪型、無駄のない装飾などが好印象につながります。

一方、業界によってはカジュアルなスタイルが許容されることもあるため、業界・職種とのバランスを見極めることも大切です。
見た目だけで判断せず、目的意識を持った装いかどうかを意識して確認しましょう。

6-3面接の前後の態度はどうか

応募者の印象は、面接中だけでなく前後の振る舞いにも表れます。
受付時の挨拶、控室での姿勢、面接終了後の一礼や一言など、小さな行動から人柄が見えることも多いです。

たとえば、面接後に感謝の言葉が自然に出る人は、職場でも良好な人間関係を築ける傾向があります。

一貫して丁寧な態度を取れているかを、面接全体を通して見ておくことがポイントです。

6-4自社への志望度はどれくらいか

自社に対してどの程度の関心や熱意を持っているかは、採用後の定着や活躍に大きく関わります。
会社のビジョンや事業内容をどれだけ調べているか、志望動機が具体的かどうかを通じて見極めましょう。

たとえば「御社の○○事業に魅力を感じた」といった発言があるかどうかが判断材料になります。

表面的な志望動機だけでなく、企業理解や価値観の一致にも注目することが大切です。

6-5表情や話し方など、コミュニケーション能力は十分か

職場で円滑に仕事を進めるには、基本的なコミュニケーション力が欠かせません。
面接では、話す内容だけでなく、表情・声のトーン・聞く姿勢など、非言語の部分も評価対象となります。

たとえば、笑顔で話す人やアイコンタクトを取れる人は、周囲と協力しやすい傾向があります。
また、質問に対して整理された回答ができるかどうかも重要です。

特に、準備が難しいキラー質問に対しての対応は、臨機応変な対応力や本音を見極めるうえで大きなヒントになります。

スムーズな受け答えができるかを、総合的に確認しましょう。

【7】まとめ

自社に適した人材を採用するためには、適切な質問で応募者の本音を引き出す必要があります。そのため「質問事項」については、事前に社内で入念な検討をしなくてはなりません。

しかし、30分~60分といった短い時間で応募者を見極めるのは難しいでしょう。応募者を適切に評価するためにも、面接の進行や質問のポイントなど、「質問事項以外のスキルやコツ」も身に着ける必要があります。

ミスマッチなどの課題でお悩みの企業は、ご紹介した内容をもとに質問事項を作成してみてはいかがでしょうか。

監修・執筆:ONEライターチーム

監修・執筆:ONEライターチーム

こんにちは、ONEライターチームです。私たちは人事・採用に携わる担当者様向けに様々なお役に立ち情報を発信しています。

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