RPO(採用アウトソーシング)とは?導入メリット・デメリット、BPOとの違いを解説

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RPO(採用アウトソーシング)とは?導入メリット・デメリット、BPOとの違いを解説

2025/12/17

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RPO(採用アウトソーシング)とは?導入メリット・デメリット、BPOとの違いを解説 こんにちは。求人広告代理店・採用代行の「株式会社ONE」です!

近年、採用活動を外部の専門家に委託するRPO(採用アウトソーシング)が注目を集めています。

採用市場の変化や競争の激化で、自社だけでは対応が難しい企業も少なくありません。

本記事では、RPOの基本やサービス内容、メリット・デメリット、関連サービスとの違い、導入事例までわかりやすく解説します。
また、RPOが自社の採用課題に役立つかを見極めるための参考情報をお届けします。

【1】そもそもRPO(採用アウトソーシング)とは?

そもそもRPO(採用アウトソーシング)とは?

RPO(採用アウトソーシング)は、企業の採用活動の一部、または全部を外部の専門企業に委託するサービスです。

単なる業務代行にとどまらず、企業の採用パートナーとして戦略的に機能し、採用プロセス全体の最適化を支援します。

このセクションでは、RPOの基本的な定義から、関連サービスとの違い、そして企業が抱える採用課題をどのように解決できるのかを詳しく解説していきます。

1-1採用アウトソーシングの明確な定義

RPOは「Recruitment Process Outsourcing」の略称で、企業の採用活動におけるひと連の業務を、外部の専門企業が継続的に代行するサービスを指します。

これは単に人材を紹介してもらう人材紹介とは異なり、採用戦略の立案から入社後のフォローアップまで、採用プロセスの全体または特定のフェーズを最適化するパートナーシップがRPOの核心です。

RPOプロバイダーは、クライアント企業の一員として採用チームと密接に連携します。
採用要件の定義、求人票作成、応募者対応、選考日程調整、面接代行、内定者フォローといった多岐にわたる業務を遂行することで、企業は自社の採用リソースを補完し、採用活動の効率化と質の向上を実現できるのです。

特に、採用市場の状況が日々変化する現代において、RPOは企業の採用力を強化するための戦略的な手段として注目されています。
専門的な知見と豊富な経験を持つ外部の力を活用することで、企業は求める人材をより確実に、そしてスピーディーに確保することが可能になります。

1-2RPOとBPOの違い

RPOとBPOとの違いは、カバーしている業務範囲です。
BPO(Business Process Outsourcing)とは、経理や人事、IT、カスタマーサービスなど企業の業務プロセス全般を外部委託できるサービスです。

BPOが「業務全般の効率化」を目的とするのに対し、RPOは「採用活動の質向上と効率化」に特化しています。

採用に特化したサービスを提供することで、より専門的で戦略的な採用支援を実現しているのがRPOの特徴です。

1-3人材紹介や委託募集との違いは?

RPOは人材紹介や委託募集と混同されがちですが、これらはそれぞれ目的、関与範囲、料金体系が異なります。

人材紹介は「特定のポジションに合致する人材をピンポイントで紹介する」サービスで、成功報酬型が一般的です。
企業は紹介された候補者の中から採用を決定し、入社が確定した場合に料金を支払います。
人材紹介会社は候補者のデータベースを持ち、企業の求める条件に合った人材をマッチングさせる役割が中心です。

項目 RPO
(採用アウトソーシング)
人材紹介 委託募集
(求人広告代理店など)
主な目的 採用プロセス全体の最適化と、採用力の強化 特定ポジションに合致する人材の紹介 求人媒体への出稿による母集団形成
関与範囲 採用戦略立案、求人作成、応募者対応、選考設計、面接代行、内定者フォローなど、
一連の流れすべて、または特定の広範なフェーズ
候補者データベースからのマッチングと紹介 求人広告の作成、媒体選定、出稿管理、運用代行(一部)
業務の種類 業務委託型(採用チームの一員として機能) 成果物(人材)の紹介 広告出稿代行、運用代行
料金体系 月額固定型、または業務量連動型が多い 成功報酬型が一般的(入社時支払い) 掲載費用型、または成功報酬型
企業が得られるもの 採用ノウハウ、工数削減、採用成功率の安定化 求める要件に合う「人材」 応募者(母集団)

一方、委託募集(求人広告代理店の業務など)は、主に「求人媒体への出稿や運用を通じて母集団形成の一部を担う」サービスです。
企業から依頼を受けて求人広告を作成・掲載し、応募者を集めることが主な業務となります。こちらも成功報酬型や掲載費用型などがあります。

これらに対し、RPOは「採用プロセス全体を管理・実行する業務委託型サービス」です。
単に候補者を紹介したり、求人広告を掲載したりするだけでなく、採用計画の策定、採用ブランディング、選考フローの設計、応募者対応、面接代行、内定者フォロー、さらには入社後の定着支援まで、採用活動の一連の流れに深く関与します。

料金体系も月額固定型や業務量連動型が多く、採用活動のパートナーとして企業の採用力を強化することを目指します。

1-4RPOを導入する2つの目的

RPO導入の主な目的は、以下の2つです。

  • 採用工数の削減
  • ノウハウや知見不足の解消

それぞれ解説します。

採用工数の削減

RPO導入により、採用業務の工数削減が実現できます。

採用活動では求人掲載から内定者フォローまで膨大な業務が発生し、特に応募者対応や書類選考は時間と労力を消費します。RPOの活用は、ノンコア業務を手放し、担当者がコア業務に集中するために有効です。

コア業務とは、たとえば以下のような業務を指します。

  • 面接
  • 候補者対応
  • 内定者フォロー

人的リソース不足解消も期待できるため、採用担当者の負担軽減にもつながるでしょう。

ノウハウや知見不足の解消

RPO活用により、自社だけでは得られない専門的な採用ノウハウと知見を得られます。

採用ノウハウや最新トレンドへの理解がないために、採用課題を解決できない企業は少なくありません。

RPO会社は、さまざまな業界や職種に関する豊富なノウハウを蓄積しています。そのため、採用トレンドや効果的なアプローチ手法、求職者の動向分析などを把握したうえで的確にサポートしてくれるでしょう。

採用担当者や現場責任者向けのトレーニングを実施するRTOもあわせて活用すると、企業の採用力強化が可能です。

【2】アウトソーシングできる採用業務

アウトソーシングできる採用業務

アウトソーシングできる業務例を

  • 採用計画
  • 母集団形成
  • 選考
  • 内定

に分けてご紹介いたします。

2-1採用計画

採用計画とは「どのような人を、いつまでに、どの部署へ、何人採用するか」予算、求人手法など採用活動の指針となる計画のことです。

【業務例】

  • 費用対効果や課題の分析
  • 採用競合の調査
  • 採用計画の立案
  • 採用ブランドの立案
  • 選考フロー設計
  • 面接官トレーニング 他

戦略的な採用活動をおこなうには、事業計画と連動した採用計画の策定が欠かせません。
また、面接官トレーニングでは座学やロープレを受けられるため、面接官の力量を底上げできます。

2-2母集団形成

採用を成功させるには、母集団(自社の求人に興味を持つ人達)の量と質を確保する必要があります。

【業務例】

  • 求人媒体の選定
  • 求人原稿作成
  • 出稿
  • ダイレクトメール(DM)/スカウトメールの作成・返信対応
  • SNSの更新・運営管理
  • インターンシップの企画立案・運営
  • 企業説明会の企画立案・運営
  • 問い合わせ対応 他

プロに母集団形成を委託すれば、ターゲット層に近い人材をより多く確保できるため、効率よく採用活動を進められます。

2-3選考

選考段階では、応募者対応や書類選考のスクリーニングといった、ノンコア業務が多いため、この部分を委託すれば採用担当者の負担を大幅に削減できるでしょう。

【業務例】

  • 書類選考のスクリーニング
  • 応募書類の管理
  • 筆記試験の実施・成績管理
  • 面接の日程調整
  • 応募者対応
  • 面接会場での受付
  • 面接代行・同席
  • リマインドメールの送信
  • 合否連絡 他

応募者対応の遅れは、辞退率増加につながります。
スピーディーかつ丁寧な対応が求められるため、応募者対応をアウトソースする企業が多いです。

2-4内定

せっかく内定を出しても、必ず入社してくれるとは限りません。
内定辞退されてしまうと、これまで掛けてきた手間とコストが無駄になってしまうため、内定者の不安や疑念を払しょくする内定者フォローが重要となります。

【業務例】

  • 内定通知書の送付
  • 内定者への連絡
  • 内定辞退者へのアンケート実施
  • 内定者懇談会や入社前研修などの企画・実施
  • 内定者限定サイトの運営・管理 他

委託先によっても異なりますが、RPOではご紹介したように多様な業務を依頼できます。
自社の課題に応じて業務を依頼すれば、採用担当者の負担を大幅に減らしつつ、効率的に採用活動を進めることができるでしょう。

2-5振り返り

RPOの採用管理システムを活用すると、選考通過率や内定承諾率といったデータの振り返りが容易になります。

データ取得や分析はノウハウがないと難しいため、さまざまなKPIを可視化する振り返り業務を外部に依頼できるメリットは大きいでしょう。

数値改善や施策のアドバイスを受けると、採用活動の精度向上と効率化を実現できます。

【3】RPOを導入するメリット

RPO(採用アウトソーシング)は、多岐にわたるメリットをもたらします。

このセクションでは、RPOを導入することによって企業が得られる具体的なメリットを、採用の質向上、業務効率化、そして自社へのノウハウ蓄積といった側面から深掘りして解説します。

質の高い採用活動が実現する

RPOの導入は、企業の採用活動の質を飛躍的に向上させます。

RPOプロバイダーは、長年の経験と様々な企業での採用支援を通じて、採用市場に関する深い知見と、効果が実証された最新の採用手法を豊富に持っています。

これらの専門知識を活用することで、自社だけでは到達し得なかったレベルでの採用戦略の立案・実行が可能になります。

採用ブランディングの向上にもつながる、優秀な人材からの応募を増やせる可能性も高まるでしょう。

選考・内定辞退率を低下させられる

RPOの導入は、選考中や内定後の辞退率を低下させるうえでも非常に有効です。

RPOプロバイダーは、候補者ひとりひとりに対してきめ細やかでスピーディーな対応をおこなうことで、候補者体験(Candidate Experience)を向上させます。レスポンスの速さや丁寧なコミュニケーションは、候補者に企業への好印象を与え、エンゲージメントを高める重要な要素につながります。

特に内定後のフォローアップは、候補者の入社意欲を維持し、他社への流出を防ぐうえで非常に重要です。

結果として、選考途中での離脱や、内定後の辞退といったリスクを効果的に低減できるでしょう。

コア業務に専念できる

RPOを導入する最大のメリットのひとつは、採用担当者が「コア業務に専念できる」環境が整うことです。

採用活動には、応募書類のスクリーニング、面接日程調整、合否連絡、各種データ入力といった膨大なノンコア業務が伴います。

これらの定型的な業務をRPOプロバイダーにアウトソーシングすることで、採用担当者は日々のルーティンワークから解放されます。

採用業務のノウハウを学べる

RPOは単なる「業務の肩代わり」ではありません。

RPOプロバイダーとの協業は、貴社に採用ノウハウを蓄積し、自社の採用力を飛躍的に向上させる「人材育成の機会」につながります。

RPOプロバイダーは、最新の採用市場の動向、効果的なダイレクトリクルーティングの手法、候補者との円滑なコミュニケーション術、データに基づいたプロセス改善方法など、さまざまな専門知識を持っています。

採用担当者は、RPOプロバイダーが実際に採用活動を進める様子を間近で見たり、定期的な情報交換を通じて、これらの最先端の知見を実践的に吸収できます。これは、将来的な貴重な財産につながります。

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【4】RPOを導入するデメリット

RPO(採用アウトソーシング)は多くのメリットをもたらしますが、導入を検討する際には潜在的なデメリットや注意点も理解しておくことが不可欠です。

RPOを効果的に活用するためには、良い面だけでなく、起こりうる課題にも目を向け、適切に対処する準備が必要です。

このセクションでは、RPO導入において企業が直面しうるデメリットを具体的に解説します。

委託先によって成果が変わる

RPOの導入効果は、どの提供企業に委託するかによって大きく左右されるという点は、重要なデメリットのひとつです。

RPOサービスをおこなう企業は数多く存在しますが、それぞれ得意とする業界、職種、企業規模、さらにはサービス品質やノウハウにばらつきがあります。

たとえば、ITエンジニアの採用に強みを持つ提供企業もいれば、特定の業界に特化している提供企業も存在します。自社の業界や募集職種に関する知見が乏しい委託先企業を選んでしまうと、期待したような採用成果が得られないリスクが高まります。

そのため、委託先企業選定のプロセスは非常に重要であり、複数の提供企業から情報を収集し、自社のニーズに最も合致するパートナーを見極める難しさが、結果としてデメリットにつながります。

認識のズレが生じることもある

RPOの導入において、委託元企業とRPOプロバイダーとの間で認識のズレが生じるリスクも考慮すべきデメリットです。

特に、採用したい人物像や自社の企業文化、採用活動における優先順位といった定性的な情報が十分に共有されていない場合に、このズレは顕在化しやすくなります。

たとえば、RPO側が良かれと思って進めた選考プロセスや候補者へのアプローチが、実は企業の意図や求める人材像とは異なっていた、というケースもおこり得ます。

定期的なミーティングや密な情報共有を怠ると、ミスマッチな候補者ばかりが選考に進んでしまったり、入社後に早期離職につながったりする可能性も否定できません。

このような事態を避けるためには、初期段階での丁寧なすり合わせと、その後の継続的なコミュニケーションが極めて重要になります。

応募者や内定者との接点が減少する

RPOによって採用プロセスの一部または全体を外部に委託することで、応募者や内定者と自社の社員との直接的な接点が減少するというデメリットも発生しえます。

特に、選考の初期段階における応募者対応や面接日程調整といった業務をRPOに全面的にアウトソースした場合、候補者が企業に触れる機会が少なくなってしまう可能性があります。

これにより、候補者に自社の魅力を直接伝えきれなかったり、入社後の関係構築の土台を築きにくくなったりするリスクが考えられます。

このデメリットを軽減するためには、たとえRPOを活用していても、選考プロセスのどこかで必ず自社社員が候補者と対話する機会を設けるなど、意識的な工夫が求められます。

ノウハウが蓄積されない

RPOに過度に依存した場合、最も懸念されるデメリットのひとつが、社内に採用ノウハウが蓄積されにくくなるという点です。

RPOに業務を「丸投げ」する形になってしまうと、自社の採用担当者が採用市場の動向、効果的な採用手法、候補者とのコミュニケーション術などを学ぶ機会が失われ、結果として自社で採用活動を遂行する能力が育ちません。

RPOの契約が終了した際、自社に採用に関する知識や経験がほとんど残らない状態では、採用力がゼロに戻ってしまうリスクがあります。

このような事態を避けるためには、RPOを単なる業務代行者ではなく、「採用パートナー」と位置づけ、積極的にノウハウを吸収しようとする意識が不可欠です。

RPOとの協業を通じて、最新の採用手法やデータ分析の方法を学び、それを自社の資産として蓄積していく姿勢が、長期的な採用力強化につながります。

【5】RPO導入に掛かる費用

RPOは、委託する業務内容やボリューム、担当者が常駐するかどうかによっても料金が変わるため、一概にいくら掛かるとはいえません。
あくまで参考として、RPOの料金体系や業務別の料金例をご紹介していきます。

5-1料金体系

RPOの料金体系は、

  • 従量課金制
  • 定額制
  • 成果報酬制

の3種類に分けられます。

従量課金制…業務内容×ボリュームによって料金が算出されます。
⇒必要な業務だけ依頼したい企業におすすめです。

定額制…「月額○○円で、こういう業務を請け負う」など、料金が決められています。
⇒予算が決まっていて業務量の多い企業におすすめです。

成果報酬制…採用決定時など委託先が設定した条件に達した際「1人当たり○○円」で料金が発生します。
⇒内定者の質を確保したい企業におすすめです。

5-2業務別の料金例

従量課金制では、業務内容ごとに料金が設定されており、ボリュームに応じて加算されます。

  • 面接日程調整(応募受付時):5万円~/月
  • 会社説明会の欠席者フォロー:2万円~/月
  • 面接実施:1万円/回
  • 評価シート作成:3千円/回
  • 面接の欠席者フォロー:2万円~/月
  • 合否通知:2万円~/月
  • 面接日程調整(2次面接以降):2万円~/月
  • 入社意思の確認:2万円~/月
  • 内定通知書発送:2万円~/月

委託できる業務内容や料金はRPO業者によって異なります。
また、依頼するボリュームによっては、追加料金が発生する場合もあるため、必ず見積もりを取ってから契約するようにしましょう。

【6】RPOを導入すべき企業の特徴

ここでは、RPOサービスの導入に向いている企業の特徴をご紹介いたします。

6-1マンパワーや採用力が不十分な企業

マンパワーや採用力が不足している企業は、採用計画~選考段階のサービスを利用するのがおすすめです。
外部にノンコア業務を委託すれば、採用担当者の負担が減少するため、コア業務への注力が実現します。

また、プロが採用業務に携わるため、採用に関するノウハウを学ぶことも可能です。 採用力が底上げされれば、ITエンジニアなどの採用難易度が高い職種において、成果を出すこともできるでしょう。

6-2応募者が多い企業

応募者の書類を一つずつ確認していく作業は、非常に手間と時間が掛かります。
そのため、応募者の多い企業は、書類選考のスクリーニングや応募者管理など、選考段階での導入がおすすめです。

採用のプロがスクリーニングをおこなえば、自社にマッチする人材を効率的に絞り込むことができるため、その後の面接通過率が高まります。

6-3大量採用する企業

内定者を確保するには、内定者と密接にコミュニケーションを取り合い、信頼関係を構築する必要があります。
内定者が多い程フォローの手間と時間が掛かるため、大量採用する企業は、内定段階でRPOを利用するのがおすすめです。

ただし、業者に一任すると内定者とのつながりが希薄になるため、内定者面談は自社でおこなうなど、積極的にコミュニケーションを取りましょう。

【7】RPOを導入する際の注意点

RPOを導入する際の注意点は、

  • 委託する業務の範囲を明確にさせること
  • 丸投げしないこと

の2点です。

7-1委託する業務の範囲を明確にさせること

RPOは採用業務を外部に委託するサービスです。そのため、「どの業務をどこまで委託し、自社ではどういった業務をおこなうのか」業務分担を明確にさせておかないと、後々トラブルが発生します。

また、提供しているサービス内容は委託先によって異なるため、事前にサービス内容を確認しましょう。 後で「サービスに含まれていなかった」とならないよう、委託する業務の範囲を明確にさせることが重要です。

7-2丸投げしないこと

プロに採用業務を委託できるからといって、丸投げにするのは得策とは言えません。委託先に丸投げすると認識のズレが生じていても、トラブルに気づきにくくなるため、業務の抜け漏れやミスマッチ採用が発生しやすくなります。

そのため、互いの認識をすり合わせ、現状を正確に把握することが重要です。
委託先から提案された施策の妥当性についての検討や進捗状況の把握など、当事者意識を持って、密接にコミュニケーションを取り合いましょう。

【8】RPOの依頼先を選ぶポイント

RPOの依頼先を選ぶ際は、まず「何の業務を委託したいのか」をはっきりさせることが重要です。

その上で、

  • 委託する業務の実績が豊富
  • 取得した情報に対する秘密保持体制がしっかりしている
  • 定期的なミーティングがある
  • 進捗状況を確認しやすいシステムを利用できる
  • 自社のルールに従って業務を進めてくれる
  • 見積もりがわかりやすい

といったポイントで選びましょう。

【9】RPOの導入成功事例

PROを導入し、採用活動を成功させた企業がいくつかあります。

実際に、PROの導入に成功した事例を紹介していくので、参考にしてみてください。

9-1IT企業の採用プロセス改善

あるIT企業では、RPOを導入して採用プロセスを改善する施策を導入しています。

高度なITスキルを持つ人材の確保が困難で、採用に時間がかかっていたため、専門のRPOパートナーと協力して採用戦略を再設計しました。

明確な要件定義とターゲティングをおこない、採用ツールとデータ分析を活用した結果、採用率が20%向上し、採用サイクルが30%短縮しています。

この改革により、効率的に優秀な人材を確保し、コスト削減にも成功しました。

【課題】

  • 高度なITスキルを持つ人材の採用が困難。
  • 採用にかかる時間が長く、求職者が他社に流れてしまう。
  • 応募者の質が低く、選考が長引く。

【施策】

  • RPOパートナーを導入し、採用戦略を専門家に委託。
  • 明確な人材要件の定義とターゲティングに基づいた採用プロセスの再設計。
  • 候補者の発掘と面接のスピードアップを図るため、採用ツールとデータ分析を活用。

【効果】

  • 高度なスキルを持つ候補者が増加し、採用率が20%向上。
  • 採用サイクルが平均30%短縮され、早期に優秀な人材を確保。
  • 採用にかかるコストが削減され、リソースの効率化に成功。

9-2小売業の新規店舗開店に伴う人材確保

ある小売業の企業は、新規店舗開店に向けてRPOを導入し、大量の人材を短期間で確保しました。

地方の店舗での人材集めが課題となっているため、RPOパートナーと協力して地元の採用マーケットに合ったターゲティング戦略を展開しています。

また、面接プロセスの効率化を図り、迅速に応募者対応をおこなった結果、予定より早く人材を採用し、開店準備をスムーズに進行させました。

【課題】

  • 新規店舗開店に向けて大量の人材を短期間で確保する必要があった。
  • 地方の店舗では人材が集まりにくい。
  • 応募者の質が低く、適切な人材の選定が難しい。

【施策】

  • RPOを導入し、採用活動の全体をアウトソーシング。
  • 地元の採用マーケットに合わせたターゲティング戦略とブランド認知向上活動を実施。
  • 面接プロセスを効率化し、応募者に迅速に対応できる体制を整備。

【効果】

  • 必要な人材を予想より早く採用でき、店舗の開店準備がスムーズに進行。
  • 採用された人材の定着率が高く、業務の効率化が実現。
  • 採用にかかるコストが20%削減され、ROIが向上。

【10】RPOは採用活動の心強い味方

RPO(採用アウトソーシング)は、単に企業の採用業務を外部に委託するだけでなく、採用戦略を根本から見直し、事業成長を加速させるための戦略的なパートナーとなり得ます。

本記事でご紹介したRPOのメリット・デメリットを正しく理解し、自社の採用課題や目的に合致したプロバイダーを慎重に選定することが何よりも重要です。

RPOプロバイダーは、採用市場に関する豊富な知識とノウハウ、そして多様なツールを活用し、貴社の採用活動を強力にサポートします。特に、採用担当者のリソース不足や採用ノウハウの欠如といった課題を抱える企業にとって、RPOは即戦力として機能し、採用力の底上げに貢献するでしょう。

RPOを最大限に活用するためには、「業務を丸投げ」するのではなく、自社とRPOプロバイダーが密に連携し、二人三脚で採用活動を進める姿勢が不可欠です。

ぜひRPOの導入を検討し、採用活動を次のステージへと進めてみてください。

監修・執筆:ONEライターチーム

監修・執筆:ONEライターチーム

こんにちは、ONEライターチームです。私たちは人事・採用に携わる担当者様向けに様々なお役に立ち情報を発信しています。

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