新卒採用マニュアル!メリデメ・スケジュールを徹底解説

求人広告代理店事業TOP > 求人広告活用ノウハウ > 新卒採用マニュアル!メリデメ・スケジュールを徹底解説

求人広告活用ノウハウ

新卒採用マニュアル!
メリデメ・スケジュールを徹底解説

  • シェア
  • ツイート
  • G+ Share
  • はてなブックマーク

欠員補充などのタイミングで中途採用を行う機会はあっても、新卒採用は難易度が高く、何からはじめればいいのかわからないとお悩みの企業様も多いでしょう。
中途採用に比べて、新卒採用はポテンシャル重視になるため、選考や教育に時間をかける必要があります。その反面、新卒入社社員は定着率や愛社精神が高くなる傾向があり、企業の成長を支えるコア人材として将来の活躍が期待できます。通年の採用スケジュールも一度組んでしまえば、毎年定期的に人材を確保することが可能になります。新卒採用のメリットやスタートする前に準備しておくべきこと、スタート後のフォロー面や選考で注意すべき点をまとめましたので、ぜひ参考にしてください!

[1] 新卒採用と中途採用、大きな違いとは?

スケジュール・採用コスト・選考期間・選考フロー・入社式・内定者の対応…など、新卒採用は中途採用と何もかもが違います。中途採用の経験をお持ちの方も、中途採用とはまったく別物として臨むと良いでしょう。
新卒採用と中途採用の大きな違いをご紹介します。

新卒採用/中途採用比較表
  新卒採用 中途採用
採用期間 通年 2~3ヵ月程度
採用コスト 比較的安価 職種やスキルによって異なる
内定~入社 内定後、4月入社まで期間が空く 内定後、すぐに入社も可能
評価基準 熱意・ポテンシャル・人柄 職種・業種経験、知識、人柄

中途採用ノウハウは「中途採用のイロハ」でご紹介しているので、ご覧ください。

1-1採用スケジュールの違い

新卒採用は学校を卒業したばかりの学生が採用ターゲットとなり、毎年4月に一斉入社します。ポテンシャル採用となる新卒採用は、選考に時間をかける傾向が強く、採用活動は通年となることが多いです。
年間スケジュールの立て方や詳細は、「3-2. 採用スケジュールを立てる」で詳しくご紹介しますので参考にしてください。

中途採用の場合は、欠員や増員など採用のニーズがでたタイミングで募集を行います。期間も職種や人数などによって異なりますが2~3ヵ月程度で採用まで至ることが可能。
必要なタイミングで採用できる一方で、入社のタイミングが採用した人のスケジュール次第になってしまうという側面もあります。

1-2採用コストの違い

新卒採用は一定期間にまとめて採用を行うため求人広告費などの採用コストを抑えることができます。1名あたりの採用単価は45万円程度と言われています。
会社説明会や面接が集中する時期は、採用担当の人的コストがかかってしまいがちなため、人的余裕が無い場合は、「採用代行(アウトソーシング)」を利用するのも一手です。
中途採用の場合は、求めるスキルや経験、年齢によって採用コストが異なりますが、ハイスキルや幹部層の採用や不人気職種になると1名あたりの採用に50~100万円程度かかることも珍しくありません。

※出典:東洋経済ONLINE(http://toyokeizai.net/articles/-/141909

1-3内定~入社後の違い

中途採用の場合、内定者が内定承諾をしたらすぐに入社日の調整を行います。内定者の状況次第ではありますが、内定から入社までは比較的短期間となるでしょう。経験者であれば入社後、即戦力として活躍可能です。
新卒採用の場合は内定を出した後、4月まで入社を待たなければいけません。その間も連絡をこまめに取り、せっかく内定を出した学生が他社に流れてしまった、ということがないようにフォローが必要です。
入社後には社会人のマナーなど基本的なところから研修を行います。採用後も戦力となるまで時間がかかるという認識を持っておくと良いでしょう。

新卒採用マニュアル!メリデメ・スケジュールを徹底解説TOPへ

[2] 新卒採用にこだわる目的 ~メリット・デメリットのご紹介~

中途採用に比べ、マンパワーのかかる新卒採用。ではなぜ企業はそんなに新卒採用にこぞって力を入れているのでしょうか。優秀な人材を低コストで採用できることや企業の文化継承、同期という仲間がいるため定着率があがりやすいなど、新卒採用ならではのメリットがたくさんあります。
企業が長期的に成長するために、新卒採用は必要不可欠と言えるでしょう。

    新卒採用 中途採用
コスト 採用費
教育費
人材戦略 幹部候補の可能性
戦力化までのリードタイム
組織・企業文化 忠誠心
定着率
多様性
2-1コストからみるメリット・デメリット

同時期にまとめて採用を行うため、ひとり当たりの採用単価を考えると安価に抑えられるメリットの他、固定費も低いため人件費を抑えられます。その分、内定者フォローや教育にコストがかかってしまいがちです。
教育コストはかかりますが、新卒入社社員の指導を担当する従業員の知識やスキルが高まるなどの相乗効果にも期待できます。

2-2人材戦略からみるメリット・デメリット

新卒採用は大きな母集団の中から、優秀な人材や自社の求める人物を採用することができます。将来の幹部候補となる人材を見極め採用し育成していくことも可能。同時入社した同期の存在が早期離職を防ぐ役割を担うことも多々あります。

その一方で、戦力になるまでのリードタイムが長いというデメリットがあります。就労経験がないため、「想像していた仕事内容と違った」と早期離職に繋がるリスクもあり、フォローが欠かせません。

2-3組織・企業文化形成からみるメリット・デメリット

就労経験の無い学生は、初めて入社した企業の文化を素直に受け入れてくれやすいというメリットがあります。上手に育ててれば、愛社精神・忠誠心を強く持つロイヤリティの高い人材へと成長していくでしょう。
また、定期的に新卒採用を行えば従業員の年齢構成のバランスがとりやすくなります。

新卒採用だけを行う場合、均質な人材ばかり集まってしまい、多様性に欠けてしまうリスクがあります。新卒採用とあわせて、中途採用も行うと自社に足りない知識、スキルや感性を持つ人材を採用でき、企業内の多様性を高めることができます。

新卒採用マニュアル!メリデメ・スケジュールを徹底解説TOPへ

[3] いざ新卒採用をやろう!という前に、準備しておきたいこと

新卒採用は1サイクル、1~2年が基本となります。長期の採用プロジェクトとなるため、何名採用するのか、どういう選考フローを取るか、面接は誰が担当するかなど、事前の準備・用意が欠かせません。
就職活動を行う学生は、迷いや戸惑いを多く持っているものです。企業がしっかり内定までの道筋やフローを明示し、迷わせないようにしましょう。

3-1新卒採用の目的・ゴールを明確化する

いざ、はじめようとすると時間・労力・コストのかかる新卒採用。採用した後もなかなか戦力にならなかった、早期離職してしまうというリスクもあります。「5年後に幹部候補となる人材を採用して育成する」など目的を明確にし、社内で共有するようにしましょう。

目的を決めたら、

  • 採用ターゲットと採用基準の策定
  • 選考方法の選定
  • 採用スケジュールの計画
  • 社内体制の調整

など、具体的なターゲット像や採用の手順を決めて事前準備を進めます。

3-2採用スケジュールを立てる

学生が一斉に行う日本の就職活動。企業側も学生の動きにあわせ採用活動を行うため、タイミングが重要になります。新卒採用の大まかな年間スケジュールは下図をご覧ください。

採用スケジュール

① 広報開始・エントリー受付

就職ナビサイトがオープンするのは3月1日。3月から広報開始する企業が多くなります。
エントリーした学生を、会社説明会や書類選考に誘導します。

② 会社説明会

3月~4月に会社説明会が集中して行われます。この時期にどれだけ母集団を形成できるかが勝負。
会社の魅力が伝わる会社説明会を心がけましょう。

③ 書類選考・面接

4~5月に書類選考、グループワーク、面接と選考を重ねていきます。
学生は複数社、並行して選考を受けているため、なるべく早く結果を伝え、「先に結果のでた他社」に学生が流れないように気をつけましょう。

④ 内々定・内定

早ければ6月1日に内定をもらう学生も現れます。多くの会社が毎年10月に内定式を行うため、10月が新卒採用の一区切りのタイミングになります。

①~④が1サイクルとなりますが、1回で採用目標人数まで至らなかった場合は①~③のステップを繰り返すことになります。

⑤ インターンシップ

8~9月の学生の夏休み期間や、10~2月の期間に次年度の新卒採用に向けてインターンシップを開催する企業が増えています。学生が就業前に企業で働く経験を持つことで採用のマッチング率を高めることができます。
早期から母集団形成できるメリットがあり、インターンシップを採用スケジュールに取り入れるのも一手です。

新卒採用のスケジュール詳細やスケジュールの立て方も詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【2019年卒版】新卒採用のスケジュール
3-3面接準備と聞くべき質問項目

新卒採用の場合、人柄を見極めるために、面接を複数回設けることが多いでしょう。
各面接ごとに目的は異なり確認すべきポイントも変わってきます。
それぞれの面接で聞いておきたい質問例をご紹介します。

1次面接

チェックポイント:基本的なコミュニケーション能力

質問例

  • あなたの長所と短所を教えてください
  • 学生時代に一番力を入れたことは何ですか?
  • 弊社を志望した理由は何ですか?

最初はありきたりな質問で問題ありません。
質問に対してきちんと回答できているかどうかを確認します。

2次面接

チェックポイント:会社や仕事に対する理解

質問例

  • なぜこの業種/職種を希望したのですか?
    その理由をもう少し具体的に教えてもらえますか?
  • 弊社の強みと弱みはそれぞれどこだと思いますか?

それぞれの回答に対して、「具体的には?」「なぜ?」と繰り返し問い掛けを行い深掘りすることで、学生の業界や企業に対する知識や理解度をはかることができます。

最終面接

チェックポイント:本音と熱意

質問例

  • 最後に聞いておきたい質問はありますか?
  • 入社後はどのように活躍していきたいと思いますか?
  • 他社の内定はお持ちですか?

最後に学生の志望度を確認することも忘れずに。優秀な学生は、複数社の内定を保有しているものです。入社してほしいと思ったら、企業側も熱意を持って入社後のメリットを伝え、学生の志望度を高める努力が必要です。

新卒採用マニュアル!メリデメ・スケジュールを徹底解説TOPへ

[4] 新卒採用をスタートした後にやるべきこと

売り手市場と言われる現在、学生は複数の内定を保有しており、複数社と比較検討した上で、入社企業を決める傾向がより強くなっています。
また、初めて就職する先がこの企業で大丈夫なのか…?と不安を抱える学生も多く、入社前後の適切なフォローを怠ると内定辞退や早期離職に繋がってしまいます。
内定者懇親会や課題提出、メンター制度などのフォローは新卒採用活動の一環とも言えるでしょう。モチベーションを高く持った状態で入社してもらうことで、定着率を向上させるメリットもあります。
ここでは内定者フォロー、入社後フォローの具体例をご紹介します。

4-1内定者フォロー
事例1:eラーニングの導入(IT企業/A社)

ITベンチャー企業であるA社では内定者にeラーニングを通じて事前教育を行っています。基本的なビジネスマナーの他にもプログラミングの基礎などを学んでもらい内定者一人ひとりの進捗状況を確認し、フィードバックやフォローを実施。
入社前準備を丁寧に行っているという安心感を学生に与え、入社後にスムーズに職場や仕事になじめるようにフォローしています。

事例2:先輩従業員と内定者懇親会を実施(介護/B社)

全国の内定者が一堂に集うB社の内定者懇親会では、先輩従業員も参加してもらい立食パーティ形式で実施しました。先輩従業員は名前と部署、仕事内容を書いたネームプレートを着用。内定者との話のきっかけにするとともに、各部署の仕事内容やキャリアについて内定者からの質問に答えられるよう準備を行いました。
先輩従業員を巻き込んだ懇親会を企画したことで、内定辞退率が前年と比べ50%程度減少という結果がでています。

4-2入社後フォロー
事例1:メンター制度(医療機器メーカー/C社)

人事担当や、配属部署の責任者のフォローだけでは足りないと判断したC社はメンター制度を導入。新卒入社社員一人ひとりにメンターをつけ、定期的な面談などのフォローを実施しました。
メンターの選出の基準は①入社3~5年の新卒入社社員と年齢層が近い先輩従業員、②新卒入社社員とは別部署の所属の2点に絞り行いました。
世代が近く相談しやすいだけでなく、別部署の先輩従業員の客観的なアドバイス・指導が功を成し、メンター制度導入後は定着率が大幅に改善されました。

新卒採用マニュアル!メリデメ・スケジュールを徹底解説TOPへ


新卒入社社員は愛社精神も強く、将来の幹部候補になったりするなど会社にとって財産となる人財です。
メリットも大きい分、企業様にとって時間も手間もかかる新卒採用。これからはじめたい、新卒採用を行っているが上手くいっていないなどございましたら、求人広告代理店ONEにお気軽にご相談ください。
貴社の発展を担う人材の採用を徹底サポート致します。
その他、採用に関することでご不明な点やお困りの点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

新卒採用マニュアル!メリデメ・スケジュールを徹底解説TOPへ

関連ページ

求人募集の方法とメリット・デメリット
押さえておくべき7つの求人募集方法と人材募集成功の秘訣

応募が来ない原因と対策
求人募集しているのに応募が来ない3つの原因と対策

その他、今日から使える採用ノウハウやあらゆるお悩みが解決できるコンテンツをご用意しています。ぜひご参考にしていただければと思います。

新卒採用マニュアル!メリデメ・スケジュールを徹底解説TOPへ