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優秀な社員が仕事を辞める理由とは?前兆や対策について解説
こんにちは。求人広告代理店・採用代行の「株式会社ONE」です!
採用難の昨今、費用と労力を投じて新たな人材を採用しても、既存の社員が辞めてしまい、人材が充足しないという悩みを良く耳にします。しかも、辞めていくのはなぜか優秀な社員ばかりで、業績にも影響が出てしまうという事も。
なぜ、優秀な社員ばかり辞めてしまうのでしょうか。今回は、優秀な社員が会社を辞めてしまう際の兆候から、退職者を見抜く質問、優秀な社員を辞めさせない為の対策について紹介します。
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目次
「優秀な社員ほど辞めていく」
「辞めて欲しくない人に限って辞めてしまう」
というのは、業界や会社規模に限らずよく耳にする話です。
なぜ、優秀な社員ほど会社を辞めてしまうのでしょうか。
優秀な社員ほど、自身のキャリアについてよく考えています。
また、終身雇用の崩壊や、転職に対する意識の変化もあり、社内でのキャリア形成だけではなく、社外に出た場合のキャリア形成についても考慮しています。
その結果、最も転職しやすい”ある程度、実績を残したところ”で次のステップへ転職をしてしまい、会社側からすると、また優秀な社員が辞めてしまったと感じてしまうのです。
会社組織において”優秀”と言われる人物は、当然、他の方よりも優れた成果を残しているはずです。
しかし、年功序列の慣習が残っていたり、正当な評価制度がない組織の場合、
『自分よりも明らかに劣っている人が、年上という理由で出世した』
『ライバルの○○さんよりも、2倍以上売上を上げているのに、給料はほとんど変わらない』
といった、理不尽は評価に遭遇することは珍しくありません。優秀な人物であれば、
『だったら、正当な評価をしてくれる会社にいくまで』
と会社を辞めしまうのです。
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周囲よりも優れた成果を残す人物というのは、他のメンバーよりも努力をしていたり、もともと適正があるなど、その仕事の習熟度が早く上げられる人でもあります。
習熟度が高くなるのに比例して、仕事から得られる刺激は減少。
その結果、他のメンバーよりも早く仕事に飽きてしまうのです。
そして、新しいフィールドを求めて、離職してしまいます。
例えば、いつも同じ時間に帰る二人がいたときに、要領の良いAさんは10個のタスクを担当し、要領が良くないBさんは5個しかタスクを担当していない、というような状況があった時、公平な評価を行えるでしょうか。
おそらく、ほとんどの企業はそこまで管理、評価できていないと思います。
優秀な社員と言われる方は、要領良く仕事をこなして行きます。
その結果、他の社員よりも多くの仕事を任される事になり、『自分だけたくさんの業務をこなしている…』という不満につながってしまうのです。
入社して間もない頃や、若手の時は、目の前の業務に夢中で、会社のビジョンを意識する場面も多くはありません。
しかし、実績を残し周囲からも優秀と認められるようになった頃には、この会社で「どうなって行くべきか」というような事も考えるようになります。
このような場面で、
会社のビジョンや方向性に違和感を感じたり、そもそも、共感できないと判断した場合、
優秀な社員は退職を考え始めてしまいます。
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優秀な社員が辞める兆候とは? 退職を見抜く質問、対策について
優秀な社員が辞めてしまうと、リスクやデメリットがいくつも発生します。
ここでは、
・仕事の質と生産性が低下する
・残された社員のモチベーションが低下する
・他の社員の退職リスクも高まる
特に注意したい3点について解説します。
優秀な人材が退職すると、仕事の正確性やスピードが低下し、会社の業績にも影響を与えることがあります。
そのため、優秀な社員が退職すると、仕事の質や生産性が低下する可能性が高いです。
人員が減るだけでも残された社員の負担は増しますが、辞める社員が優秀な場合、その影響はさらに大きくなるでしょう。
優秀な人材は会社に大きく貢献し、周囲の社員にも影響を及ぼします。
例えば、外資系コンサルティング企業の中には短期間で生産効率を向上させるため、優秀な人材の能力を引き上げる教育から始めます。
優秀な人材の能力引き上げを重点的に行うことで、チーム全体の能力向上につながるため、全員がスキルアップするまで待つよりも効果的な方法とされています。
このように、仕事の質と生産性に影響を与える優秀な社員の退職は、企業にとって大きな損失といえるでしょう。
優秀な人材の退職は、残った社員に大きなショックを与える場合があります。
「会社にどんな不満があったのか」「将来性に問題があったのか」など、残された社員は優秀な人が辞めた理由を推測します。
その結果、社内に不安や不信感が広がり、残った社員のモチベーションにも悪影響を及ぼす可能性が高まるでしょう。
また、残された社員の仕事量が増加し、長時間労働を余儀なくされるケースも考えられます。
超過勤務が続くと、心と身体に大きな負担がかかり健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
モチベーションが低下し、心身の不調を訴える社員も出てくるかもしれません。
優秀な人材の退職は、人事の問題だけでなく、会社全体の雰囲気や労働環境、残された社員のモチベーションも低下させることがあります。
優秀な社員が退職すると、他の社員も連鎖して退職してしまう可能性が高まります。
というのも、優秀な社員が退職すると、残された社員は「会社の運営に何か問題があったのだろうか」と疑念を抱く場合があり、会社を辞める理由を考えるきっかけとなるからです。
また、優秀な社員は部下や同僚からの評価が高く、人望も厚い傾向にあります。そのため、退職理由に共感すると「尊敬する人について行きたい」と考えるだけでなく、実際に離職する人も出てくるでしょう。
連鎖退職が始まると、残された社員の労働負荷が増します。人材不足も深刻化し、最終的には、会社の業績にも影響を及ぼして倒産する可能性もあります。
突然のように思える退職の告白も、そこに至るまでに様々な兆候があります。
ここでは、引き留めができるレベルから、引き留め不能なレベルまで3段階にわけて兆候を紹介しています。
思い当たる人物がいる場合、あてはまる兆候はないか思い出しながら確認してみてください。
退職に至るまでには、退職するべきか、続けるべきかと悩んでいる期間が少なからずあるはずです。
そんな、自分の進退について悩んでいる時の兆候について紹介します。
悩んでいた自分の進退について結論が出始め、具体的に「退職」を意識し始めると、引き留めも簡単では無くなってきます。
ここでは、引き留めの難しくなってくる時期の兆候について紹介します。
ここまで来てしまうともう引き留めは不可能なレベルという兆候について紹介します。
優秀な社員が辞める兆候とは? 退職を見抜く質問、対策について
退職者を減らす為には、まず、退職予備軍に気づく必要があります。
しかし、「退職を考えていますか?」と直接聞いても、おそらく本音は教えてくれませんので何か別の方法で質問をする必要があります。
では、どのような質問をすれば、退職者に気が付くことができるのでしょうか?
それは「最近、仕事はどう?」という質問です。一見、日常会話でも使いそうなこの言葉が、退職者に気が付く為には最も効果があります。
退職者を見抜く為には、できるだけ腹を割った話しができる状況を作る必要があります。
また、上司と部下の関係であれば「何か困ったことがあれば力になるよ」というスタンスも必要です。
このような関係性の上で「最近、仕事はどう?」と質問をすれば、正直に悩みや不満、考えている事を打ち明けてくれる可能性が高まります。また、悩みや不満を直接口にせずとも、不満や悩みを抱えていれば雰囲気で感じ取ることもできるはずです。
前述のように、質問や日常会話によって退職予備軍を見抜く事は可能ですが、日頃からの「信頼関係」が重要であることは言うまでもありません。
日頃からある程度の信頼関係があれば、何かあった時に、相手から相談がくるかもしれません。そこまででは無くとも、一声掛ければ、『実は…』と退職を考えている事を打ち明けてくれるかもしれません。もし、辞められたら困るという優秀な人物がいる場合、話やすい雰囲気を作り、本音を引き出せるように接してみましょう。
優秀な社員が辞める兆候とは? 退職を見抜く質問、対策について
エン・ジャパンが行った『退職を考え始めたきっかけを教えてください』というアンケートによると、
▶ 700万人を超える求職者に選ばれる!転職サイト『エン転職』
参考:エン・ジャパン『8,600名に聞いた「退職のきっかけ」調査。』
以上のような結果になりました。
この結果をみると、『給与が低かった』、『残業・休日出勤など拘束時間が長かった』、『待遇(福利厚生など)が悪かった』など、すぐに改善することが難しいような内容もあります。
一方で、『やりがい・達成感を感じない』、『人間関係が悪かった』、『自分の成長が留まった・成長感がない』、『社風や風土が合わなかった』など周囲の行動次第で、改善できそうな項目も多数あります。
例えば、『やりがい・達成感を感じない』という点については、日頃からコミュニケーションをしっかりと取り、どのような時にやりがいや達成感を感じる人物なのかという傾向を掴んでいれば”退職”という意思が固まるまでに対策を打てるかもしれません。
また、人間関係についても、人間関係の改善につながるイベントの立案、意見交換を行うようなMTGの実施といった対策を講じる事もできるのではないでしょうか。
このように、退職につながる原因をすべて排除する事はできなくとも、日頃からのコミュニケーションで改善できる部分はあるはずです。
離職率の高さや、優秀な社員の離職で悩んでいるという方は、上記のような点に着目し、対策を行ってみてはいかがでしょうか。
社員が会社を辞めそうな気配を察知したら、まずは本人の話をしっかりと聞きましょう。
ただし、いきなり直接的な質問をすると、警戒されてしまうため「最近元気ないけど何かあった?」などの声かけから始めます。
理由を話してくれたら、否定せず相手の立場に立ってよく聞くことが重要です。
そのうえで、本人が納得できるまで解決策を考えましょう。
仕事を辞めようとしている人を引き止めるのは、簡単ではありません。
まずは、なぜ辞めようと思ったのか理由を聞いてみましょう。
とはいえ、いきなり理由を聞いても、教えてくれない可能性が高いです。
そのため、自分の不満や悩みを開示してから、相手の悩みや不満に感じていることをざっくばらんに聞きましょう。
「辞めないでほしい」と率直に伝えるのも良いですが、気持ちだけでは不十分です。必ず待遇改善や部署移動を提案しましょう。
また、引き止めが相手の負担になっては意味がありません。
終業後に時間を取ったり、無理に飲みに連れて行ったりするのは避け、ランチなどの時間を使うと良いでしょう。
優秀な社員が辞める兆候とは? 退職を見抜く質問、対策について
ミスマッチという言葉をご存知でしょうか。
採用におけるミスマッチとは、採用の前段階で既に『企業』、『応募者』の間に、認識のズレや勘違いが生じており、それが原因で早期離職が発生するような状態を指します。
なぜミスマッチが発生するのかというと、主な原因は、求人原稿に記載する情報や、面接で応募者に伝える情報にあります。
実は、ミスマッチの原因になるのは、ちょっとしたウソや何気ない一言であることが多いです。例えば、面接で『社内はどのような雰囲気ですか?』と質問された時、なんとなく『仲よいですよ。和気あいあいとしている雰囲気です。』と答えたとします。
社内の雰囲気や人間関係の話しは、面接官側もあまり深く考えずに答えることも多いのではないでしょうか。しかし、社内の雰囲気を聞いた真意は『前職が人間関係悪かったから、新しい職場では人間関係が良いところを選ぼう』と思っていたとするとどうでしょう。
入社後、応募者の期待する雰囲気では無かった時『面接でウソをつかれた』、『こんな雰囲気と知っていたらそもそも入社しなかったのに』という不信感が生まれ、それがきっかけで離職につながってしまうかもしれません。
面接だけでは無く、求人広告に記載する情報も同様です。
採用難が続く昨今、とにかく応募数を集めるために、事実と異なる事を記載してしまいがちです。しかし、重要な事は事実をしっかり伝えながら、応募を獲得する方法です。
関連記事:応募が来ない原因と対策
そのためには、企業の良い部分と悪い部分はしっかりと分析し、ターゲットに響くキャッチコピー、文章、写真作り、1つの求人原稿に落とし込まなければいけません。
これには、求人広告の知識はもちろんの事、業界知識、求職者理解といった様々な技術や知識が必要になります。
ミスマッチ採用を防ぐための採用のコツを知りたい方はこちらをご覧ください。
採用に強い会社は知っている採用成功3つのコツ
株式会社ONEでは、全国10,000社以上の採用支援実績があり、業界・業種問わず多数の採用実績があります。
優秀な社員の離職や、ミスマッチにお悩みの方はまずは、お気軽に問い合わせください。
優秀な社員が退職すると、仕事の質と生産性の低下をもたらし、会社に悪影響を及ぼす可能性が高まります。
また、残された社員のモチベーション低下や長時間労働が発生し、健康状態も悪化させる要因となります。
さらに、優秀な社員の退職は他の社員の連鎖的な退職につながる可能性があるため、早急に対処することが必要です。
具体的には、
・自社とマッチング度の高い人材を採用して、離職リスクを低減させる
・退職の兆候をいち早く察知して改善を図る
など、ご紹介した内容を参考に対策してみてはいかがでしょうか。
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